2024/06/26

タシュケント②→→→ブハラ①

 2024.06.08


5時起床

外は既に暑そう。
部屋からチョルスー・バザールタシケントタワーが見えた。


朝の新幹線で移動するので、7時きっかりに朝食会場へ。

誰もいない。

椅子の柄が可愛い。


朝食はビュッフェスタイル


朝から盛り沢山


ウズベキスタンはドライフルーツ天国なので、ドライフルーツもたくさん置いてあって、朝から私のテンションはブチ上がった。


コーヒーメーカーはDe'Longhi


移動するので、朝からしっかり食べます。


ポリッジが今まで食べた中で1番美味しかった。

ウズベキスタンのポリッジ好き♪

予定通り15分で食べ切り、ホテルをチェックアウト。
Yandex(配車アプリ)で車を呼ぶとすぐに迎えに来てくれた。
前回のブルネイはひたすら待ち続けたけど、ウズベキスタンはすぐにマッチングされる。

昨夜は激混みだった道も朝はスイスイ。
30分足らずでタシケント駅へ。

タシケント駅


荷物検査の機械を通し、駅舎の中へ。


素敵な造り


入口抜けてすぐにコーヒーショップが立ち並んでいる。


まだ時間があるのでコーヒーを飲みながら待つことに。


パンの種類も豊富。

ウズベキスタンも去年行ったイランもコーヒー文化が進んで来ているので、ちゃんとしたマシーンを使う。


メニュー表がなく、スマホで金額出して来たから、観光客価格だったっぽい。
コーヒーにしてはだいぶ高値と言っても2つで80,000スム(約¥1,000)なので、日本なら安いくらい。
倍値だったかな。
美味しかったから良いか。

待合室でしばし待ち。


こちらの電車はアナウンスが全く無いので、少し早めにホームへ。

乗る予定のアフラシャブ号
ウズベキスタンの新幹線。

大人気でチケットは争奪戦!!!!

当日は買えそうもないので、日本からアプリで購入。
45日前から買えるとの事だったけど、買えたり買えなかったり。。。

アプリもサイトも結構不安定。

アプリの画面が開けなかったら、乗車出来ないかもしれないので、念の為、チケットをプリントアウトしておいた。

ほぼロシア語で良く分からん。。。


336,000スム(約¥4,300)

アフラシャブ号と旦那ちゃん


アフラシャブ号はスペインのタルゴをベースにした車両。
最高時速250kmだそうです。


こちらの車両に乗る。


一両一両、入口に駅員さんがいるよ。


今回は5号車 ブハラ行き


入口の駅員にチケットを見せ、中へ。
扉の模様が可愛い。


入ってすぐにスーツケースなどの大型の荷物を置く棚がある。


シートは足元広々


やはりアナウンスなく定刻発車

何のアナウンスもない電車は初めてかも。
言ってる事は分からなくても何かしらアナウンスがある国の方が多いから。

すぐにお菓子や飲み物の車内販売開始〜


無料のお茶とネスカフェとクロワッサンが配られた。


クロワッサンのパッケージはアフラシャブ号〜♪


コーヒーはお湯を貰い溶かして飲む。


アイスの車内販売


半分溶けてる。。。

他にもフルーツ盛り合わせやモヒートの車内販売もあった。

外は荒野


約4時間後 ブハラ駅へ到着


暑い。。。溶けそう。。。

駅の敷地から出てからYandex を呼ぶつもりで歩いていると、安定のTAXI攻撃に遭う。

いざ車を呼ぼうかと思ったら、

目の前にローカルバスがっ!!!!

市街地へ行くか確認すると行くと言うではありませんか。

じゃ、乗ってみましょう。

そんなに大きなバスではない。
バックパックもあるので、一番後ろの席へ。


ハイ、ドアを開けたまま走行〜。

海外あるある

アルク城の前で降りた。
刺すような日差し。
暑さが苦手な私はバテバテで歩いていると電動カートのお兄ちゃんが声を掛けて来た。

お兄ちゃん:「旧市街の中心部まで$10で行くよー」
旦那:「高っ!!!!要らない!!!!」

ボッタクリも良いところだわ

とプリプリしながら歩き始めると再びカートで追いかけて来た。

お兄ちゃん:「$5でどう?」
旦那:「ムリ」
お兄ちゃん:「$2でいいよ」

それなら乗るかと、乗ることに。

オイオイ、5倍ふっかけてきたの?

流石にやり過ぎよ。
吹っかけてきたお兄ちゃんは下の黒いカートの子ね。
お小遣い稼ぎは他所でやってちょうだい。


旦那ちゃんは真ん中の列に
荷物の大きな私は一番うしろの席へ
しかも後ろ向きに乗る。

道の状況が全く分からないので、当然の揺れに荷物を落としそうになる。
それでも動画を撮りながら乗る。

旧市街の中心部は車が入れないので、数100m歩く。
迷路みたいな小道が続く宿街。

見つけたっ!!!!


と思い、中へ入ると中にいた人に

「探してる宿はもう少し先だ」

と言われた。

こっち。


近くに同じ名前の宿やめて!!!!

間違うわ。
レセプションへ行くと

予約の名前が見付からないらしい。

電車の都合上、一度、日にちを変更したからかもしれない。
暫く探すとようやく見つかったらしく、無事、チェックイン。

焦ったじゃないの。

今、部屋の掃除をしているので、20分待てば部屋に入れるとの事。
エアコンガンガンのレセプションでクールダウンしながら待ちましょう。

20分後、部屋へ


いや〜ん、可愛い♪

素敵な部屋
ベッドカバーは伝統的なデザインの布、アトラス。


この壁の部屋に泊まりたかったので嬉しい♪


シャワールームも広々


部屋の前でもくつろげるが

暑くてムリ!!!!


さて、時間もないので、サクサク観光へ出掛けましょう。

水道管が上にある。


水道管が気になって仕方ないお年頃。

去年、何度も家の前の水道管が破裂したからねー

38℃くらいなので、暑くて誰も歩いていない。


大きな通りに出て、Yandexを呼ぶ


目の前の道はガラガラ。
歩いている人は皆無なので、ドライバーからジロジロ見られる。


スィトライ・マサ・ホサ宮殿


ブハラ・ハン王国の王アリム・ハンの夏の宮殿。
ロシアの建築家と地元の建築家の共同作業で建てられた。
外観はロシア、内装はロシアと同様のハイブリッド。



天井まで模様が続いている。


“白の間”と呼ばれる諸見室

宮殿のシャンデリアを点灯するために中央アジア最初の発電機が据えられたらしい。



ステンドグラスが原色系。



調度品には日本の陶器もある。


さすがシルクロード。



出口にはライオンの像


傾いている塔


登れるみたいだけど、怖いのでスルー

資料館みたいなところ。


壁の模様が可愛い。


外には孔雀がたくさんいた。
暑いので日陰で寝てる方が多かった。


数羽ほど園内を散歩しているのもいた。
時々、大きな声で鳴くからビックリ。


警戒しているのか、そこまで近づいては来ない。


Yandexのお兄ちゃんが
「本当にここに行くの?」
と言った理由が分かった気がする。
特に何もない。

気を取り直して、次の目的地へ。
再びYandexで車を呼ぶ。

イスマイール・サーマーニー廟に向かう途中に見つけた

ミッキーもどき


暑くて誰もいなかったけど、クオリティ。。。
色々考えてしまう。


イスマイール・サーマーニー廟


中央アジア史に現存する最古のイスラーム建築。


モンゴル来襲時、土に埋もれていた為、破壊を免れ、1925年にロシアの考古学者に発掘された。



イスマイール・サーマーニーが父の墓として作ったが、作った本人と彼の孫もここに眠ることに。


ここの周りを3回周ると幸せになれる

と言うので、3回周る事に。
途中、幸せそうなカップルに何してんの?って目で見られた。

負けないっ!!!!

3回周りきって気が済んだので、次へ。


ボロハウズ・モスク


歴代ブハラ・ハン専用のモスク。


クルミの木に彫刻を施した柱が特徴的。


池の反対側からパシャリ。


モスク内部には入れなかった。


アルク城


古代ブハラ発祥の地に建つ城。
最初に城が建設されたのは2500年以上前。
13世紀にチンギス・ハーンに一度完全に破壊され、その後も外敵との攻防を繰り返し、破壊と再建が繰り返された。


天井の模様も素敵

世界最古のコーランだと思って見ていたけど、後から違うと知る。。。


これはこれで凄いんだろうから、ヨシ。



城の上からブハラの旧市街が一望出来る。


発掘途中っぽい。


暑くて誰もいない。





暑いのでサクサク次へ行きましょう。


カラーン・モスクが見えて来た。


ブルーの玉ねぎがステキ♪


カラーン・ミナレット


カラーンとはタジク語で大きいを意味する。
1127年カラハン朝の王によって高さ46mの大きなミナレットが建設された。
砂漠を渡る隊商の道しるべになっていたらしい。

ブハラの街を破壊したチンギス・ハーンが、この塔の前で帽子を落とし、それを拾う時に
「この塔は私に頭を下げさせた立派な塔だ」
と言い、破壊を免れたと言う伝説が残っている。


塔のすぐ横に1514年建造のカラーン・モスクがある。
288の丸屋根を持つ回廊と巨大な中庭では最大1万人の信徒が祈りを捧げる事ができる。


中庭から見たカラーン・ミナレット




回廊



ドーム型の屋根を持つタキ


タキはキャラバンサライ(隊商宿)やバザールの建物


中には土産物屋が立ち並ぶ。


ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ


門に描かれているのは、鳳凰、鹿、人面太陽


イスラムは偶像崇拝を禁止しているので、これは珍しいタイル画。

1622年建造のメドレセ(イスラム神学校)


最初はキャラバンサライを建てていたが、王が素晴らしいと絶賛し、急遽、メドレセになったらしい。

メドレセの前の公園には

フィッジャ・ナスレッディンの像


神学者
今でも人気があるらしい。
ウズベキスタンの人たちがひっきりなしに写真を撮っていた。

少し早いけど、夕飯に。

チャイハナ・チナル


暑いので、まずはビール


ビーツとキャベツと人参と豆のサラダ


ディルとパクチーもたんまり入ってて、ビネガーも効いているのでさっぱり。
ウズベキスタンのビーツは甘くて美味しい♪
がっつき過ぎてベージュのワンピにビーツを落とした。。。


チュチュヴァラ


マンティの小型版
羊肉の茹で餃子
ヨーグルトソースで食べる。
ヨーグルトソースには甘味や塩気はない。
純粋にヨーグルト。

餃子にヨーグルト、意外と合うんだわ、この組み合わせ。


プロフ


ブハラのプロフは赤と黄色の人参とレーズンを入れる。
肉は羊肉。
米は比較的長めの長粒種。
芯がだいぶ残っている感じ。
お皿に油が結構溜まるくらいオイリーだった。


カザンケバブ


羊肉とともにじゃがいもを蒸し焼きにした料理だが、この店はフライドポテトだった。
お肉がとろとろで美味しい。


シャシリク


羊と牛の串焼き
結構塩味濃いめなので、ビールのアテに最高〜♪


それなりに大きめだけど、ペロッと食べれちゃう。

お腹もいっぱいになったので、再び街を散策。
ウエディングフォトを撮ってたカップル発見。


ウエディングドレスを着るのが意外だった。
民族衣装じゃないのね。


ラビハウズ


旧市街の中心。
ハウズとは“池”と言う意味。
46m×36m


水鳥が池の辺で休憩していた。


池の西側にある

ナディール・ディヴァン・ハナカ


土産物屋を眺める

シュールな人形


陶器のおじさん


日本語表記のスザニショップ


スザニとは中央アジアの遊牧民が作ってきた刺繍布。


クッションカバーやバッグなど色々ある。
手縫いなので、柄や刺繍のクオリティは店それぞれ。


日本語が上手なお姉さんがいたけど、イマイチこれという物が見つからず、店を出た。


アブドゥルアジス・ハン・メドレセ


入口のムカルナスが美しい。


日が暮れてきたので、ライトアップされたカラーン・ミナレットとカラーン・モスクを見に行く。


だいぶカラフルにライトアップされてる。




ラビハウズのライトアップバージョンも見に行く。


池の孔雀がお下品にライトアップされていた。


疲れたので、私は宿へ。


旦那ちゃんは食べすぎたので、食後の運動と言いながらお散歩へ出かけた。

先ほど行ったレストランも光り輝いていた。


チョルミナル


チョル=4、ミナル=ミナレットと言う意味。


住宅街にあるが誰もいなかったらしい。

再びカラーン・ミナレットとカラーン・モスクを見に。



カラーン・モスクが神々しい。


旦那ちゃんも➕1時間の散歩を終え、宿に戻って来た。
シャワーを浴び、さっさと寝た。

朝から移動に観光にハードな1日だったので、今日も疲れた。。。