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2017/03/10

シェムリアップ⑦→バンコク⑧


2017.03.08


今回の旅で一番長く滞在したシェムリアップ。

そんな街とも今日でお別れ。

ちょっと寂しい。。。


先日、チケットを買った時に


8:00発のバスなので、7:30にはバス会社に来てね。


に言われてたので、7:30にはバス会社に到着。

プノンペンや他の場所に行くバスが停まっていたけど、バンコク行きのバスは見当たらなかったので、椅子に座り昨日の夜買っておいたパンを食べながらバスを待つ。

他のバスを見ていると15分くらい遅れて出発している様子。


8:00過ぎ


バンコク行きのバスが並んだ。

荷物を預け、バスに乗り込む。

プノンペン行きよりかは小さめのバス。


シェムリアップから国境の町のポイペトを経由し、バンコクへ向かう。



8:15


他のバス同様、15分遅れで出発。

ちょこちょこ途中でピックアップしたり、5分間のトイレ休憩を2回挟んだりして、なかなか進まず。


11:30過ぎ


国境の街、Poipet (ポイペト)に到着。

バスから荷物を降ろし、荷物を持って歩いてボーダーへ向かう。

20分くらいでカンボジアを出国。

バイバイ、カンボジア。


カンボジアとタイの国境は歩いて越える。

国境付近にはカジノがあるが、遊ぶほどのお金と時間もないので、先を急ぐ。



この旅で3回目のタイの入国審査


1回目は船でリペ島へ。

2回目は飛行機でバンコクへ。

3回目はバスで。


全部バラバラだけど、どこもタイに入国するのは時間がかかる。


イミグレは長蛇の列


1時間待ちは覚悟して並ぶ。

約1時間後、やっと順番が回って来た。

今回で3回目の入国なので、パスポートをパラパラと何度も見返してる。

少し質問をされたけど、サクッとタイ入国完了。

ボーダーを出たところで、タイ側のバン待ち。

カンボジア側で渡されたシールを貼っているので、おっちゃんに声を掛けられ、


ここで待つように。


と指示されたところでしばし待ち。


暫くして、人数が集まったところで移動。

ソンテウに乗り込む。

一番最後に乗ったので、荷物が入らず、一番後ろ(車内と言うより、外のステップ)に置いた荷物を現地のおっちゃんがずっと持って支えてくれた。


おっちゃん、紳士


5分くらいのところにある、バスターミナルで降りる。

ここでミニバンに乗り換える。

荷物を乗せ、定員オーバー状態のミニバン

うちらは一番後ろの席に座れたけど、後から乗ったヨーロピアンは


荷物が多過ぎて、こんなんじゃ座れない。


いやいや、大丈夫。


と言うタイ人のスタッフと揉めている。

ヨーロピアン達はイライラしたまま出発。

案の定、荷物が崩れ(一番上に乗せられた私の荷物が崩れて降って来た)、走り出して10分後にはガソリンスタンドに寄り、荷物を積み直す。

気を取り直して出発。

ドライバーは飛ばしまくるので、怖いから寝る。

スピードを緩めることなく進むので、ちょいちょい車が飛ぶ。

その衝撃で強制的に起こされる。

首がムチウチになる。。。

それを繰り返すこと数時間。



バンコクから70km手前のガソリンスタンドでトイレ休憩。

バンコクへ近付くと車が増え、渋滞が始まる。



シェムリアップを出発してから


10時間後


やっとバンコクのバスターミナルへ到着。

今回も宿から一番近いバスターミナルに奇跡的に着いたので、意外と早く宿へ。

チェックインし、荷物を置き、夕食を食べに外へ出る。

移動でお昼を食べてなかったので、2人ともお腹がぐぅぐぅいってる。

久しぶりのタイフード♪

地元の人で賑わっている路上の店で夕食。


春雨のような麺に蒸し鶏とパクチーがのっている。

スープは辛くないので、自分でチリソースを入れたら、汗が止まらなくなった。

やっぱり美味しいタイフード♪

35B (¥110)


帰りに宿の近くのセブンで旦那はんはビールを購入。


大したことしてないのに国境越えは疲れる。

特にタイ入国は時間がかかるので…




久しぶりに体重計のある宿。

2人して体重を測ってみる。


2人とも旅に出る前の体重に戻ってる!!!!


最初にタイに来た時にガッツリ落ちていた体重が


元に戻ってる!!!!



アジアはご飯が美味しくて食べ過ぎたのと、旦那はんはビールが安いと飲み過ぎて、私は暑いからとマンゴーシェイク、激甘なコーヒーを飲みまくったのが原因だろう…


ふりだしに戻る。。。


アジアも残すところ数日。

心残りのないように食べて、飲んで、今後のアフリカで痩せようと誓った夜でした。


2017/03/08

シェムリアップ⑥


2017.03.07


6:00起床

シェムリアップでのんびり過ごすつもりだったが、遺跡が多過ぎてちっともゆっくりできない。

今日も早起きして遺跡巡り。


朝ご飯を食べに行く前に、コンビニの前のコーヒースタンドでコーヒーを買ったら、なぜだか顔なじみになってしまったトゥクトゥクのお兄ちゃんに声をかけられ、しばらく話をする。


今日こそトゥクトゥクで湖に行こうよ〜。


今日はレンタルバイクあるから自分で行けるよ〜。」


ってな感じのやり取りをコーヒーを飲んでいる間中ずっと。

コンビニで水も買ったので、OLD MARKET内にあるいつものお店で朝ご飯。


行った時には満席御礼状態

しばらく待つ。

笑顔の素敵なおばちゃんも忙しそう。

旦那はんは安定のボッボー。


私は隣のお姉ちゃんが食べていた焼いた米粉麺に野菜や鶏肉、冷たいスープをかけたものを注文。

隣のお姉ちゃんとお店のママに名前聞いたけど忘れた〜。


苦手なタデの葉っぱが入っていたので、それだけ避けて食べる。

タデがなければ美味しい。

葉っぱ以外は完食。





昨日、1日延長したので、今日もレンタルバイク。

のどかなハイウェイを進む。

今日は薄曇り。

晴れると暑くてしんどくなるから、目的地に着くまでは曇っていてくれ〜っ!!!!


街から北へ約40kmのところにある遺跡を目指す。

1時間以上はかかるかと思ったけど、45分で到着。





Banteay Srey (バンテアイ・スレイ)


アンコール遺跡の一つで、ヒンドゥー教の寺院遺跡。


967年、ラージェンドラヴァルマン王の元着工。
息子のジャヤーヴァルマン5世の代に完成。

アンコール朝の衰退によって忘れ去られていたが、1914年に再発見される。
1923年にフランス人のアンドレ・マルローがデヴァター像を盗み出し逮捕される。
マルローは後にこの体験を元に小説「王道」を記している。




バンテアイ=砦、スレイ=女

女の砦” という意味。

大部分が赤い砂岩によって建造されている。

小さめの遺跡だが、美しい彫刻が全面に施されていて、見どころたっぷり。

「アンコール美術の至宝」と賞賛されていて、中でもテヴァターの彫像は「東洋のモナリザ」と呼ばれている。




すでに人がいっぱい。


入り口の東門のレリーフがすでに凄くて感動。





この遺跡には豊富な動物神が彫られている。


参道は約150m。


参道の両端にはリンガを模した像が並ぶ。




参道の途中に向かい合うように建っている門。


地面に花のレリーフ。


門にはナンディンに乗ったシヴァ神とその妻ウマ。




反対側の門にはナラシンハが阿修羅王を組み伏しているらしい。



門は小さめ。




外では何やら板を切っている。


門の左側では中国人3人組が白と赤のワンピをひらひらさせながら、何度も写真を撮っていた。

遠目に見ても目立つ。



塔門の破風の先端が渦を巻くスタイルが、この遺跡の特徴。

蛇をモチーフにしているらしい。




また別の花のモチーフ。




上だけ切り取られている。

シヴァ神が乗っていたナンディン像。


第三周壁の中は立ち入り禁止なので外から眺めるだけ。



それにしても細か過ぎる。

凄い技術。







中央祠堂


東洋のモナリザ


近付けないので目一杯ズームしてこれが限界。。。









ナーガの歯、1本1本まで細かく彫られている。





遺跡を一通り見て回ったのに、まだ紅白の中国人のおばちゃん達の撮影会は終わらず。。。


遠目に遺跡の全体像を眺める。

ついでに紅白のおばちゃんの動きも遠目に眺める。




今回みたアンコールワットの遺跡群の中で一番好きかもしれない。

本当に美しい寺院だった。

小さな寺院だけど、レリーフが細かいのでじっくり見ていたら、1時間くらいかかった。

アンコール遺跡群はバンテアイ・スレイで終了〜




来た道を戻る。

途中にある

Landmine Museum (アキラ地雷博物館)

に寄る。


シェムリアップの観光地を調べている時に見つけたもの。

何と無く気になっていて、バンテアイ・スレイの帰り道にあるというのもあり寄ってみた。

入り口で$5支払うと、目の前には不発弾が。




こんなものが落ちて来たら死ぬわなぁ。。。


“アキラ”というのは地雷撤去活動家でここの博物館の館長さんの名前。

アキラさんは少年期にクメールルージュやベトナム軍の少年兵として従軍し、20歳になって国連平和維持軍に雇われ、地雷処理を始める。1997年以降は単独で地雷撤去や不発弾処理を続けてきたらしい。

博物館にはいろんな種類の地雷が展示されている。

対人用の地雷は、わざと足を吹き飛ばす程度の威力にとどめてあり、兵士を負傷させることで、両側からの支えが必要となり、3人の兵士を戦えなくすることができる。


生かさず、殺さず。


アキラさんが処理してきた地雷や不発弾、約5000個が展示されている。





展示されている人形がちょっとシュール。



少し気持ちは重くなったけど、見学して良かった。

まだまだカンボジアには地雷が埋まっているので、良かったとは言えないけど。。。






街に戻ってくると、ちょうどお昼を回ったところだったので、いつものかき氷屋さんに行く。

今日は前から気になっていたものを頂くことに。

旦那はんはマンゴーとパッションフルーツのフレンチトースト。


$5


私はマンゴーのパンケーキ


$5

どちらもフルーツソースたっぷりで凄く美味しかった♪

混んでいる時間に行ってしまったのに、オーナーさん達が気にかけてくれてちょこちょこ顔だしてくれた。

明日の朝のバスでシェムリアップを去ることを伝え、お別れを言ってお店を後に。

こういうお店に行くと海外で何かお店をやるのも面白そうと思う。

実際にやるのは大変だと思うけど。




遺跡巡りも完結したので、宿に戻って、今日もプールでぱちゃぱちゃ。


顔は怖いけど、これでも浮き輪で遊んではしゃいでる旦那はん。

プールサイドのビールは旦那はんの。

私は近所のCafeからTake away したカフェモカを飲みながら、ハンモックに揺られる。

1時間くらいプールサイドでまったりし、部屋に戻って、旦那はんはお昼寝。

良い生活だ。





夕方、ATMに行ったり、明日の移動のために朝ご飯用のパンや水を買ったり、バイクを返したり、ちょこちょこやることはあるので街へ出かける。

出かけたついでにいつものローカル食堂で夕飯。


毎晩食べているグリーンペッパーの炒め物。

今日はエビ。


明日からグリーンペッパーが食べられなくなるのは寂しい。

$2.5


パイナップルのサワースープ


$2.5

タマリンドとトマトの酸味とパイナップルの甘み、レモングラスや生姜などの風味も効いていて、言葉で説明するのが凄く難しい味だけど、うちらが凄く好きな味。

お気に入り。


豚の生姜焼き


$3

生姜はすりおろしではなく、切って一緒に炒めるらしい。

噛むと生姜の風味がダイレクトにくる。

久しぶりに豚の生姜焼きを食べたけど、カンボジアの生姜焼きも美味しかった。



旦那はんがお昼寝からの寝起き状態でクレジットカードが入ったパスポートケースごと部屋に忘れたので、ATMに寄れず、一旦宿に戻り、再び街へ。

用事を全て済ませ、宿に戻る。

旦那はんは今日も晩酌。


今日も一日よく動いた。

遺跡もほぼほぼ見たので満足。