2025/08/01

トビリシ②↔カズベキ

 2025.06.11


何時に寝ても6時前には目が覚めるらしい。
ベッドでスマホをいじりながらゴロゴロ。
今日は現地ツアーでお出かけなので、朝の散歩も兼ねて早めに宿を出る。

8:00

宿を出ようと思ったら、朝食の準備が出来ていた。

あれ?昨日、チェックインした時は朝食は9時からって言ってたと思うけど?と思ったが、準備が出来ているなら食べてから出掛けよう。


大判焼きのようなパンケーキもある。


朝日がガンガン照らすテラスで朝食。


めっちゃ陽が当たってる。


あまりの暑さに食堂へ逃げ込む。
テラスは無理だぁ。

軽めに朝食を済ませ、予定通り少し早めに宿を出ます。
朝のお散歩は気持ちが良い。


St. Virgin Mary temple of Norashen


通り道にあったアルメニア教会。

8:35

集合場所に到着。


I ♡ TBILISI のモニュメントが伸びた木の枝に隠れてるけど、ここであってるはず。
ミニバスが沢山いるけど、窓に何も書いていないので、どれが自分の参加するツアーの車なのか全く分からない。
そこにいる観光客がみんな車を探してウロウロしている。
もれなくうちらも彷徨う。
適当に色んな人に声を掛けたら、3人目くらいで

「うちのツアーだね。車はこれだよ。」

と案内された。


本日の車はこちら。
まだ誰も乗っていない。


この車で合っているのかも分からないけど、置いていかれる訳にもいかないので、大人しく待つ。
徐々に人が集まって来て、ほぼ満席に。
出発前に再度ガイドと思われる男性に行き先を確認された。
でも、予約のバーチャーなどは見せていないけど良いのか?

9:00

ほぼ定刻に出発。
ガイドの近くの席だったけど、出発早々、

「ワインは飲める?」

と聞かれ、旦那ちゃんが即答で飲めると答えたら、めっちゃ喜んでた。
最初に酒飲めるか?って聞かれるツアーって。
後でその意味を知る事となる。

出勤ラッシュなのか道は混んでいた。
ガイドが誰かと電話で話していたが、何だか深刻そうな感じ。
すると、どうやらこの先の道も混んでいるらしく、手前から観光するルートではなく、一番遠いところに先に行って、戻りながら観光するルートに変更すると告げられた。

予告通り、目的地のだいぶ手前から大渋滞に巻き込まれる。
車窓には羊の群れ。


羊のお散歩をしているおじさん

ではなく、この羊はこの後、捌かれ、食される。


カズベキって所に行くツアーに参加したのだけれど、その道中にあったLomisa Churchに行き、その後、家族など皆で羊を捌いて食べるって言う年に1度のイベントDayに当たってしまったらしく、激しめの渋滞に巻き込まれたらしい。
途中、ガッツリ事故ってる車もあったりして、さらに渋滞が渋滞を呼ぶ事態に。
車が多過ぎて警察も機能しないし。

そんな日は最初からツアーをやらないでと思った。

きっと観光客全員思っていたはず。
毎年の事じゃん、このイベント。

そんなこんなでだいぶ渋滞にはまった後、やっと休憩。
ミニバスを降りるなり、ガイドが45度もあるチャチャをカップに注ぎ始め配り始めた。

何やらジョージアの乾杯の掛け声と共に謎の一気飲み。


自家製チャチャはペットボトルに入っていて、飲むと次から次へとジュースの如く注がれていく。

わんこ蕎麦方式なの?


目的地に着く前にガイドにつぶされる。。。
怖いよ、このガイド。

その場にいるとチャチャを注がれてしまうので、1人で逃亡。


施設の裏には鉢の巣箱が沢山置かれていた。
この辺りはハチミツも名産品。


チャチャの酒盛りが終わるのを見計らい、ツアーの輪に戻ると次はハチミツの実演販売が始まった。
土産用のハチミツが積んである。


本物のハチミツは水と混ざらないんだよ〜っと実演しているところ。


色んなハチミツを試食させてくれた。
売るはずのお兄さんが一番蜂蜜を食べていたけど。
クルミのハチミツとローカルフラワーのハチミツを買った。
最初からジョージアのハチミツを買う気で来ているので、ちょうど良かった。
酔っ払いガイドには
「大きい瓶で買った方がお得なのに〜。」
って言われたけど、持ち運んでいる最中に瓶が割れたら嫌なので、小さいので良いんです。
他にもワインの瓶もバックパックの中に入ってるしね。

さて、時間もないので、先を目指します。
徐々に山が近づいて来た。


目的地の近くまでやって来た。
ここでミニバスからデリカに乗り換える。
ビックリするくらい、この先は全部デリカ。
ジョージアで三菱車、大人気。


2021年以降、土砂崩れにより舗装した道路が使えなくなった為、4WDで行くしかないらしい。
以前は未舗装だったらしいけど、だいぶ舗装されていた。
ヘアピンカーブだらけなので、車酔いする人にはしんどい道かも。

本日のメインイベント
ゲルゲティ三位一体教会


ステパンツミンダの標高2170mにある教会。
外側は修繕中の所もあった。


14世紀に無名の建築家によって建てられた、クヘヴィで唯一の十字形の教会。
中はシンプルな造り。
静かで素敵な雰囲気の教会。


18世紀の学者ヴァフシティ・バグラティオニは、聖ニノの十字架を含むムツヘタの貴重な遺物が緊急時にこの教会に運ばれたと書いている。
ソビエト時代はすべての礼拝が禁止されていたが、教会は依然として人気のある観光地であった。
現在、この教会ではグルジア正教会が活発に活動している。
(Wikipediaより)

少し離れた所から見る教会は素敵。
しかも、ずっと厚い雲がかかっていたのに、写真を撮った時だけ、青空が見えた。


こんな高い所に造るの大変だっただろうなぁ。


三位一体教会からの景色が最高。
山に囲まれて天空の街みたいだった。


ジョージアの国旗


帰りも渋滞だろうけど、辿り着けて良かった。


ミニバスの待つ駐車場へ。
見事にデリカだらけ。


16:00

渋滞にはまってランチも出来なかったので、急遽、駐車場の脇のレストランでランチと言われた。
帰りも渋滞なので、元々行く予定だったレストランには行けないらしい。
空腹ピークが過ぎてしまったので、うちらはレモネードだけ。


17:45

ロシア・グルジア友好のモニュメント


軍用道路から絶景を見ながら歩いていくと、ロシア・ジョージア友好モニュメントが現れる。
ソ連統治下の1983年に建設された記念碑。
ジョージア東部がロシア帝国の保護領となった200年目を記念したもの。
ソ連が崩壊しジョージアが独立したのはその5年後。


両国の文化や歴史が描かれたモザイクアート。



かなり大きい。




アーチの間から、悪魔の谷と山々を見渡せる。

アナヌリ教会


20:30だが、大渋滞だったせいで、こんな時間でも明るいのでまだ観光は続く。

数多くの戦いの舞台となった、歴史ある城塞の複合施設。
城塞の中に17世紀に建てられた2つの教会がある。







Zhinvali Water Reservoir


本日最後の観光スポット。
トビリシの水源となっているジンヴァリ貯水湖。

20:30くらいに日が暮れるので、ギリギリ見える明るさ。



行きも帰りも大渋滞だったので、ツアー時間は4時間延長
帰りはガイドも含め、ほぼ皆寝ていた。
ドライバーさん、お疲れ様でした。

街に戻って来たのは23時くらい。
さすがにお腹が空いたけど、空いている店が殆どない。
今からがっつり夕飯も食べたくないと思っていたら、アイス屋さん発見!!!!

Lumier’s Chimney Cake


23時過ぎなのに行列が出来ている。
これしか食べないから少しくらいハイカロリーでも良いや〜

シナモンシュガーをまぶしたコロネ状のパンにチョコソースと苺&パインが入っていて、バニラアイスが乗る。
さらにチョコソースをかける。


パンが焼きたてなので、早く食べないとアイスが溶ける。


カロリーの暴力

2人で半分こしたけど、満たされた。
ヘロヘロになりながら宿に戻り、シャワーを浴び即寝。
バスの中でも寝ていたのに、余裕で寝れた。