2025.06.09
昨夜は、耳栓のお陰で爆睡出来た。
7:30
旅先恒例の朝のお散歩に出掛ける。
殆ど街に人がいない。
ひっそりと道の端にあった顔ハメパネルを見つけ、顔をはめてみる。
写真では全く伝わらないけど、パネルの裏の草の生い茂り具合と岩のゴツゴツがやばく、2人とも足の置き場に困る。
それでも何故か写真を撮る。
右足が同じ位置にあるのはそこにしか足が置けないから。
左足は裏で頑張ってる。
朝から無駄な体力を使った。
お肉屋さんの店先には捌きたての羊さん。
綺麗に捌きますな。
シェキの街は煉瓦作りの建物が沢山ある。
アーチ型の窓が素敵。
昨日訪れたキャラバンサライも朝は大きなドアは閉まっている。
小さなドアから出入りは可能。
パン屋さんは開店前らしく忙しそう。
ピティ用の壺。
大小、色んなサイズがある。
宿に戻り朝食。
昨日のディナーを食べた所がそのまま朝食会場に。
チーズの種類が豊富。
野菜はやはりきゅうりとトマト。
今日は国境越えなので、また昼食抜きかもしれないので、たくさん食べておく。
ん?日本語が聞こえると思ったので、
「おはようございます。」
と声をかけたら、もの凄いびっくりされた。
朝からびっくりさせてスミマセン。
でも、この声をかけたのがきっかけで、後ほど一緒に行動することに。
お腹もいっぱいになったので、部屋に戻る前に中庭を見に行くことに。
素敵な中庭。
でも、中庭を見る事が目的ではない。
中庭をグルグルするも見つからないと思ったら、最後に見たスペースに居たっ!!!!
常温のザクロだったので、ぬるかった。。。
放し飼いだと思っていたら、日中以外はこの中にいるっぽい。
メスは奥の方にいた。
しばらく眺めていたけど、羽は広げてくれなかった。
狭いから仕方ないか。
部屋に戻り、パッキング。
国境に行くバスは早い者勝ちと言うので、早めにバスターミナルに向かうためにフロントに行くと、先ほどの夫婦がいた。
最後まで名前を聞くことはなかったので、Aさんとしましょう。
Aさん:「これからどちらへ行くんですか?」
うちら:「今日はジョージアに行くので、これから国境へ行きます。」
Aさん:「バスですか?私たちも国境へ行くんですが、Boltで行こうかと思って。」
うちら:「バスで行くつもりです。」
Aさん:「もし良かったら、もうすぐ車が来るので、一緒に行きませんか?」
4人でBoltなら1人当たりの金額はバスとあまり変わらない。
しかも、今から行けば、かなり早い時間に国境に着くから、一緒に行けるなら行きたい。
何よりもぎゅうぎゅうの乗合バスで行くより快適っ!!!!
私:「もし乗れる大きさの車だったら、乗せてください!!!!」
バスで行くか少し割高でもBoltで行こうか迷っていた私にはありがたいお誘い。
断るわけがない。
旦那ちゃんの意見を聞く前にOKを出してた。
来た車はセダンタイプだったので、4人の荷物が乗るかちょっと心配な大きさだった。
車が来るなり、ドライバーとAさんが何やら揉めている。
どうやらドライバーは
国境まで行くならもう少しお金を貰わないと嫌っ!!!!
いやいや、配車アプリだから距離と金額が最初に出てるし、それでOKして迎えに来たの貴方じゃ〜ん!!!!
着いてからゴネるなよ。
と思ってたら、Aさんがゴネゴネドライバーと一生懸命交渉している。
奥様曰く、「うちの旦那さん、交渉大好きなの。」
と。
それなら任せましょう。
英語で話し続けるAさん。
英語が全く分からないドライバー。
これは長くなるかなと思って、バスターミナルに行くしか無いのかなぁ?とバスターミナルまでBoltで車を呼んだ瞬間、話がまとまったらしい。
Aさん曰く、
「最初の金額で国境まで行ってくれる。」
との事。
渋々、トランクを開けるドライバー。
荷物も入りそうなので、私のBoltをキャンセルし、シェアさせて貰う事に。
国境までは1時間弱くらい。
ドライバーのおっちゃんは車内で日本語で話しているのが嫌だったのか、大音量でYouTubeを流し始めた。
そして、タバコをバカスカ吸い始めた。
こちらの国の喫煙率の高さよ。
おっちゃん達は殆どの人が吸っている。
後ろに乗っている人に副流煙が行こうがお構いなし。
そして、ぐんぐんスピードを上げ、スネーク走行で対向車がいてもお構いなしに前の車を抜いて行く。
久しぶりにここまで荒い運転。
車を抜くたびにぶつかりそうになり、奥様と私がギャーギャー言ってると
え?なに?
見たいな顔をする。
そして、助手席にいるAさんに「危ない運転をするな!!!!」とキレられてもお構いなし。
言葉が分からないって強いな。
スピードカメラがある所だけスピードを緩めるが、それ以外は飛ばしまくるので、もう窓の外を見ることに。
無駄に正面を見ていると神経がすり減るので。
さすがに正面衝突はしないだろう。
とドライバーを信じるしかない。
ギャーギャー言ったり、キレたりしながらも道中、旅人あるあるなお互いの話をしながら国境まで過ごす。
Aさんご夫妻はバングラディシュに駐在員として滞在中。
今年で4年目になるらしい。
休暇を利用してアゼルバイジャンとジョージアに旅行に来た。
アルメニアも行きたかったけど、今回は時間がないので断念したらしい。
今まで駐在員として色んな国に行っていたらしい。
いつ日本に戻るのかは謎との事。
以前、彼らが住んでいた国にうちらも行った事があり、そこでの体験談など話していたら、楽しんで貰えたようで、こちらも嬉しかった。
旅先で出会った人の話を聞くのは面白い。
話をしたり、景色を眺めたり、ギャーギャー言ったりしているうちに、1時間はかかると思っていた道のりを40分くらいで国境まで来てしまった。
オイオイ、予定よりだいぶ早いよ。
だいぶ飛ばしたなぁ。
バスだったら今頃シェキのバスターミナルを出発したくらいの時間かも。
国境のゲートが見えると車は停まった。
車を降りると野良牛がいた。
ゲートの中までは車では行けないので、歩いて向かう。
もう少しゲート近くまで車で行ってくれても良かったのに〜っ!!!!
だいぶ手前で降ろされたよ。
前を行くAさん夫妻。
こんなに広い場所なのに、落ちていた牛の糞をピンポイントで踏んだ奥様。
もってるね。
ゲートにいた強面のお兄さんにパスポートを見せ、ゲートの中へ。
先には緩やかな長い階段が見える。
スロープはあるけど、スーツケース泣かせな道。
時間が早かったのもあり、殆ど人が居なかったので、すんなりアゼルバイジャンを出国。
バイバイ、アゼルバイジャン。
楽しかったよ〜
ガーマルジョパ、ジョージア!!!!
Gamarjoba (გამარჯობა)
“ガーマルジョパ”はジョージア語で“こんにちは”って意味。
普通に聞いたら覚えにくいけど、が〜まるちょばって言うパントマイム・アーティストのコンビのおかげですんなり覚える事が出来た。
アゼルバイジャンからジョージアの国境は川にかかる橋を渡って入る。
陸路の国境越えはこんな感じ。
中国とアゼルバイジャンの入国が思いの外、すんなり行かなかったのでドキドキしながら行ったけど、ニコニコ愛想を振り撒いていたら、ジョージアのお兄ちゃんもニコニコしてくれたの
で、
ヨシ、これはイケる!!!!
と確信。
「ようこそ。」
と笑顔でスタンプをポンと押して楽チン入国〜♪
そうそう、これよ。
あっさり入国するの、普通は。
Aさんも旦那ちゃんもあっさり入国。
あれ?奥様は?
と思ったら、どうやら奥様はベトナム国籍らしく、ジョージアもビザが必要とのこと。(ちなみに日本人はビザなしで入れる。)
Aさん曰く、一緒に旅行に行っても旅の目的や滞在先、所持金、預金残高など色々聞かれるらしい。
酷い時は2時間くらい待ちぼうけする事もあるとか。
国際結婚カップルが旅をするって大変なんだなぁと思った。
奥様を待つ間、トイレに行ったり、ATMでお金をおろしたりしながら待つ。
30分もかからない位で奥様が現れた。
奥様曰く、今回も色々聞かれたけど、日本人の夫が一緒と言ったら、大したことはなかったらしい。
過去には裸にされたり、ポリグラフ検査にかけられた事もあったらしい。
人としてどうなの?その扱い。
つくづく日本のパスポートって最強なんだなぁと思った。
旅する人にとってはありがたい。
それなのに、過去に何度も別室送りになっている旦那ちゃんって。。。
さて、無事、ジョージアに入国出来たので、まずは両替。
残ったアゼルバイジャン・マナトをジョージア・ラリに変えましょう。
国境近くにある古びた建物で両替してくれるとの情報を元に行ってみる。
ポツンとあった建物。
レートは思ったほど悪くない。
小銭まで全部出して両替して貰ったので、手持ちのアゼルバイジャン・マナトはなくなった。
さて、ここからが大変。
国境付近ではBoltは使えないので、街までの車は交渉しなければならない。
明らかアジアンなうちらは目立つので、すぐにおっちゃん達が寄って来た。
おっちゃん:「街まで乗せて行くよ。」
うちら:「いくら?」
おっちゃん:「80ラリ。」
まぁ、吹っかけてくるのは想定内。
でも、60ラリで行けることは下調べ済みなのよ、こちらは。
さて、交渉開始しますか。
Aさんが交渉好きと聞いてたけど、こちらから仕掛けてみた。
私:「1人10ラリで、40ラリでどうよ?」
おっちゃん:「あ〜、ムリムリ。70ラリなら良いよ。」
おっ!!!! 意外とあっさり下げてきたぞ。
これは下がる可能性大!!!!
私:「う〜ん、70ラリは高いよ。50ラリでどうよ?」
おっちゃん:「いや、70ラリだな。」
私:「じゃあ、60ラリでどう?」
おっちゃん:「いや、70ラリだ。
私:「じゃあ、他の人にするから良いよ。バイバイ。」
おっちゃん:「60ラリで良いよ。」
あれ?思ったより簡単に60ラリになったよ。
他の人にしても同じやり取りするだけだから、おっちゃんを落とす気満々だったけど、あっさり落ちてくれました。
もう少し揉めるかなと思ったけど。
おっちゃんが車を持ってくるから、ここで待ってろと言うので、日陰で待つ。
思ったより大きな車で来たよ。
他の国なら、もう少し人数集まらないと出発しないと言いそうな感じだけど、荷物を乗せ、乗り込んだらすぐに出発した。
途中、ガソリンスタンドに寄った。
¥130/Lくらい。
アゼルバイジャンは¥90/Lくらいだったので、資源がある国とない国ではだいぶ違うなぁと実感した。
車のエンジンを切ると暑いので、外の日陰で待機。
国境から約1時間でシグナギの街に到着。
Aさん夫妻は今日トビリシまで向かうらしい。
シグナギの街は何も下調べをしていないと言うので、下調べ済みの旦那ちゃんがミニバス乗り場まで案内。
うちらも明日のトビリシまでの時間を確認する。
Aさん夫妻とはここでお別れ。
なかなか楽しい国境越えでした。
ありがと〜
またどこかで〜
Aさん夫妻と別れ、メインの通りへ戻る。
予め調べておいた携帯会社が一番目立つ所にあった。
午前しか開いていなかったと言う情報もあったが、13時前だけど店が開いていそうなので駆け込む。
閉店10分前だったが、ギリギリSIMカードをゲット。
しかし、何故だか私のスマホがまたアクティベート出来ず、しばし店員さんと一緒に色々試す。
何とかアクティベート完了し、お店を出た。
SIMカードを手に入れたので、これでジョージアの旅も何とかなりそう〜♪
とりあえず、宿を目指す。
石畳の道をゴロゴロしながら進む。
歩きやすそうな道を見つけ、脇道を歩いていると建物の上の方から女性の声が聞こえた。
「宿を探しているの?」
と聞かれたので、旦那ちゃんが宿の名前を言ったら、その女性は
「ここよ。」
と。
あっさり宿発見!!!!
声を掛けてきた宿のオーナーさんはめっちゃシーツを干していた。
宿の入り口。
建物の上から声を掛けてきたオーナーさんが笑顔で迎え入れてくれた。
オーナー:「あなた達はカップル?」→「そうだよ。」
オーナー:「予約はツインルームだったけど、広めのダブルルームが空いたから、そちらにアップグレードしてあげるね。」
と。
そんなこんなで清掃が終わったばかりの上の階のダブルルームの部屋に案内された。
今夜のお宿はこちらです。
入り口の向かいにユニットバス。
オーナーさんから宿を出て左に行くとヤバイ犬がいるから通らない方が良いとか近隣の情報を一通り聞いたので、サクッと観光へ出かける。
シグナギの滞在時間は約半日なので、急ぎましょう。
城壁に向かう道には土産物屋がたくさん並んでいる。
Signagi city gate
Sighnaghi Wall
人がやっとすれ違えるくらいの幅。
遠くまで続いている城壁。
23の塔があり、約4.5kmの長さがある。
ジョージア最大の城壁。
城壁の先には広大な景色。
アラザニ盆地と大こーかさずの山並みを見ることが出来る。
結構狭い。
そして、結構、高い。
先に見える塔に登ってみる。
塔から眺めた景色。
結構な高さなので、階段を降りる人も腰が引けてる。
城壁の一部だけ通れる感じなので、大した距離ではない。
また狭い道を戻るよりかは、下の側道を歩いた方が良いかなと側道を歩き、元来た道へ。
アゼルバイジャンでは見かけなかったレトロな車もジョージアに入ってからは見かけるようになった。
街に雰囲気に合ってる。
暑いし、喉も渇いたので、道端の生搾りザクロジュースを買ってみた。
オーダーしてからザクロを絞ってくれる。
溢れそうなくらい入れてくれた。
でも、甘くて美味しかった。
きっと怒られる。
国が変わり、通貨が変わったばかりでイマイチ良く分からないで買ったけど、そこそこ良い金額だった。
後から考えたら確か¥750くらいだった。
意外と高かった。
美味しかったから良いか〜。
反対側から見たゲート。
Sighnaghi Viewpoint
家の前にレトロな車が停まってた。
車の上にはワインの甕(クヴェヴリ)が乗っていた。
Cafe "Medea"
暑いので、素敵な景色が見えるカフェへ。
ジョージア名物ワインアイスを食べる。
バニラアイスに自家製赤ワインがかかっている。
葡萄の実も少し入ってた。
これが凄く美味し〜ぃっ!!!!
ハーゲンダッツやレディーボーデンみたいなちょっとリッチなバニラアイスに赤ワインをかけて食べようと心に誓った。
少しクールダウンしたので街歩き再開。
公園の中を通る。
誰かの像。
Signagi Municipality Administration
市役所
通りかかっただけで、中には入らず。
街から少し外れた街並み。
煉瓦造りの建物と石畳の道が続く。
暑くて歩いている人はほぼいない。
Kerovani Winery
お目当ての店へ。
シグナギはジョージアワインの有名な産地。
フリーのワインツアーがあるワイナリーへやって来た。
少し待っててと言われたので、日陰のベンチで待つ。
約10分後
「ツアーを始めるわ」
とお店の人がやって来た。
うちらと偶然にも日本人カップルの二組。
どこか別の施設に行くのかと思ったら、店の隣にあるらしい。
流暢な英語でバァーッと説明してくれる。
各家庭の地下にこのような陶器の甕(クヴェヴリ)が埋められていて、そこにブドウの果汁のみならず、果皮や種まで全て入れて放置するらしい。
そこから生まれる白ワインは琥珀のような色合いから“アンバー・ワイン”と呼ばれる。
クヴェヴリによるワイン醸造法は、2013年ユネスコの無形文化遺産に登録された。
懐中電灯で中を照らすと中に液体が見えた。
きっとワイン。
ボトルもたくさん積んであった。
外は暑いけど、中はひんやり。
クヴェヴリに落ちないように部屋から出る。
結構深いので、落ちたら大変。
10分くらいでツアーは終わり。
そのまま帰っても良いらしいが、せっかく来たので、ここのワイナリーのワインを頂く。
4つのワインのテイスティングで45ラリ(¥2,500)
9種類の中から選べるけど、家主のパパのオススメの4種にした。
左から
SPARKLING WINE
HILLSIDE RKATSITELI (Dry Amber)
KESANE (Dry White)
SAPERAVI (Dry Red)
ワインは詳しくないけど、どれもかなりキレッキレ。
辛口ってあんまり飲まなかったけど、スッキリしていて飲みやすい。
きっとまだ他にもワイナリーに行くと思ったので、私は少しだけ飲んで殆ど旦那ちゃんが飲み干した。
シグナギの街は結構傾斜がキツイところもある。
雨が降ったら滑りそうで怖いわ、この道。
Sighnaghi Fountain
街の中心部に戻って来た。
ちょっと歩いて街が一望できる場所へ向かう。
また坂道。。。
10分くらいテクテク坂道を歩き、ビューポイントへ。
ちょうど着く頃に中国人を乗せたバスが到着。
撮影会に巻き込まれた。
きっと嵐はすぐに去るだろうと静観する。
5分くらいで嵐は過ぎ去った。
やっとゆっくりシグナギの街を眺められる。
シグナギの別名は “天空の街”
凄い所に町を造ったもんだなぁ。
しばし街を眺める。
気が済んだので街に戻ろうとしたら
牛
一応、飼い主はいるらしい。
更に坂道を登る感じで去って行った。
昼抜きだったので、お腹が空きました。
早めの夕食へ。
Host of Signagi Restaurant
店先に自家製ワインやワインウォッカやグレープウォッカの別名もあるジョージアの蒸留酒の“チャチャ”やジョージアの伝統菓子のチュルチヘラやトゥクラピなどが並んでいた。
色んな味のチュルチヘラがぶら下がっていた。
チュルチヘラとは、糸で繋いだ胡桃などのナッツを煮詰めた果汁に浸し、乾かし、蝋燭のような形にしたジョージア伝統のお菓子。
とりあえず、お店の自家製ワインで乾杯。
5ラリ (¥270)
ワインがおかしいくらい安い。
旦那ちゃんはDryを。
私はSemi Dryを。
楽しみにしていたジョージア伝統料理 シュクメルリ
20ラリ(¥1,100)
シュクメルリは松屋でも一時期あったメニューなので、知っている人も多いと思う。
私は松屋では食べなかったけど、謎に一度、家で旦那ちゃんがクックパッドを見て作った事がある。
ジョージアの郷土料理で、鶏肉をニンニクとチーズの効いたクリームソースで煮込んだ料理。
鶏肉は煮込む前に皮をガッツリ焼いていた。
「世界一ニンニクをおいしく食べるための料理」
と言われているらしい。
ニンニクがこれでもかっ!!!!って言うくらい入っていて、次の日仕事だったら食べれないかもって感じだけど、ワインやビールのお供に最高〜って感じの料理。
ハチャプリ
17ラリ (¥900)
チーズがたっぷり入ったパン。
ジョージア語で「ハチャ」はチーズ、「プリ」はパンを意味する。
地域によって形や具材が異なり、様々なバリエーションがある。
ジョージアの国民食。
色んな名前のハチャプリがあるけど、これはアジャリア・ハチャプリと言って、舟の形をしており、中央にチーズと卵、バターをのせて焼く。
カロリーの暴力
パンの中のチーズとバターを混ぜ混ぜ。
結構、塩味強め。
ヒンカリ
1.5ラリ (¥80)/個 Min5個から注文
ヒンカリは大きな水餃子または小籠包のような料理。
これもジョージアの郷土料理。
強力粉で作った皮で、ひき肉やハーブ、スパイスなどを包み、茹でて食べる。
肉汁がたっぷり入っているのが特徴で、食べる時は、ひだの部分をつまんで、肉汁をこぼさないように食べる。
ひだが集まってるところは硬くて食べれないので、そのまま残す。
小籠包と違ってかなり皮が厚めなので、1つ食べただけでもお腹いっぱい。
一気に小麦粉食べまくったので、お腹がパンパンに。
ジョージアのご飯は量が多めだ。
17時過ぎなのに、まだ15時くらいの日差しな感覚。
暑いのでまたワインを飲みに。
Wine Shop Винный Магазин
輸出されていない希少なジョージアワインのテイスティングが出来るお店。
ちなみに右から2番目のラベルは撮っちゃダメと言われた。
まとめて撮ってしまったけど。
「どんなワインが好き?」
と聞かれたから
「甘いの」
って答えたら、
「アジア人はみんな甘いのって言うーーーーーっ!!!!」
って呆れられた。
「私から言わせれば、甘口は子供のジュースよ。」
ですって。
子供はワインを飲んではいけません。
旦那ちゃんは何でも飲めるので、次から次へとテイスティングではない量のワインが注がれる。
私はそのペースで飲んだら殺されると思い、一口ずつだけ貰う。
終いにはチャチャまで出て来た。
チャチャは45度もあるので、私は一口で撃沈。。。
チャチャも後味がピーチだったりプラムだったりメロンだったり色んなテイストの物があって、飲んでみたいと言っていた旦那ちゃんは大喜び。
ピーチが気に入ったらしい。
最後にブランデーも出て来た。
ストップと言うまで永遠テイスティングさせてくれる店。
旦那ちゃんは次から次へとテイスティングしていた。
ご機嫌でスーパーへ。
またおかしなサイズの酒を見つけた。
2.5Lのビール。
ちなみにこれで¥700くらい。
こんな量の酒を毎日飲んでいたら脳みそ溶けるよ、ジョージア人と心配になる。
ビールのサイズも色々。
2.5Lの大きさのビールも色んな種類がある。
たらふくワインのテイスティングをした後だったので、ビールは買わず。
水飲み買って宿へ戻る。
宿の窓から見える景色。
たまたま宿で日本人のチャリダーさんに会ったので、旦那ちゃんは話をしている間にシャワーを浴びようと思ったら、秒でシャワーヘッドが取れた。。。
シャワー運のない女
はめてもすぐに取れるし、もう体も濡れてしまったので、諦めてホースのお湯のみでシャワーを浴びる。
お湯が出るだけ、まだマシ。
何とかシャワーを浴び終わった頃、旦那ちゃんが部屋に戻って来たので、
「シャワー壊れたーっ!!!!」
って話したら、すぐに宿のオーナーさんを呼びに行ってくれた。
動画を見せたらすぐにシャワーヘッドを持ってオーナーさんが来てくれて、新しいのに付け替えてくれた。
旦那ちゃんは問題なくシャワーを浴びれましたとさ。
オーナーさんが部屋を出る時に
「シャワーごめんねー、自家製ワインあるから後で飲みに来てね〜。」
って。
宿のフリードリンクが自家製ワインと自家製チャチャ。
赤とアンバーとチャチャ。
ジョージアに居続けたら肝機能やられるわ。
チャリダーのお兄さんと昔の旅話に花を咲かせていたら、ゲリラ豪雨。
さっきまで晴れてたのになぁ。
雨のおかげか一気に涼しくなった。
今日は国境越え付きの移動からの観光もしたので、ちょっと疲れたので、日付が変わる前には就寝。