2025.06.14
日付が変わる頃、車掌さんに叩き起こされた。
「もうすぐジョージアの国境だよ。」
暫くすると電車が停まった。
どうやらイミグレに到着したようだ。
パスポートを持って降りる。
寝起きで完全に寝ぼけたまま。
うちの車両はみんな降りるのが早いみたいで、イミグレの列の初めの方に並んだ。
ファミリー層は他の車両に多かったみたいで、後から続々と目をこすりながら皆んな列に並ぶ。
出国は何か聞かれる事もなく、あっさりスタンプを押されて終わり。
また電車に乗り込む。
だいぶ列が長かったので、しばらく出発を待つ。
睡魔には勝てず、ウトウトしているといつの間にか出発したらしい。
また暫くすると車掌さんに
「アルメニアの国境近くだから起きて。」
と再び起こされた。
今度はイミグレ職員が乗り込んでくるようなので、パスポートの用意だけするよう言われた。
パスポートを持って待っているとイミグレ職員が席までやって来た。
先に私のパスポートを手に取った。
パスポートのページを1枚1枚ゆっくりめくる。
もう嫌な予感しかない。
アルメニアと仲の悪いアゼルバイジャンのスタンプがあると色々聞かれると言う前情報もあったので、気が気じゃない。
イミグレ職員:「アルメニアは何日滞在するの?宿はどこ?」
私:「明日のフライトで出るよ。(宿は聞かれるの前提でスクショしておいた画面を見せながら)ここに泊まる。」
イミグレ職員は無言で宿のデーターを持参した機械に打ち込む。
パソコンでもない謎の機械だった。
写真を撮ったら100%怒られるので、撮れず。
何度かパスポートの写真と私を見比べたが、意外とあっさりスタンプを押してくれた。
次の旦那ちゃんも一緒だと分かるとあっさりスタンプを押してくれた。
意外とすんなり入国出来た。
出発を待つ。
まだかなぁなんて呑気に待っていたら、何だか物々しい感じの人たちが乗り込んで来て、真っ直ぐうちらの元へ。
なんすか?
どうやら密告された様子。
先ほどのイミグレ職員の上司っぽい感じの偉そうなおっさんに
「そこの2人、バッグの中を見せろ。」
と言われた。
えー、夜中の2時に荷物検査!?
しかも、他の乗客の前でフルオープンなのーーーーーっ!?
洗濯物とかも入ってるのに。。。恥ずかしいじゃないのよ、もぅっ!!!!
ガサガサと私がバッグを開けていると、旦那ちゃんは
「君、タイ人?」
って聞かれてた。
え?パスポート見たよね、君たち。
ちょっと面白いけど。
今、その件、今いらない。
そんなこんなで見せろと言うので、全部見せましたよ。
割れないように服で何重にも包んだワインとか美味しかったからと買ったザクロのソースとか、ハチミツとかお土産用に何個も買ったチュルチヘラとか。。。
旦那ちゃんは実家用に買ったマグネット数個などなど。
どう見てもお土産ばっかりよ。
それでも、怖い顔でマグネットを何度もチェックしたりするもんだから、ちょっと面白くなってしまった。
夜中だし、変なテンション。
ねぇ、これコントなの?
結局、人の荷物を荒らした割にはやましいものが何も無く、つまらなくなったのか
「もう良い。」
と言って、ご一行様は去って行った。
その様子を見ていた他の乗客から
「大丈夫?ずっとお土産見てたよねー。」
って言われた。
皆んな思っていることは一緒だったっぽい。
麻薬の密売人でもテロリストでもジャーナリストでもなく、ただのツーリストでごめんね。
トルクメニスタンとウイグル自治区とアゼルバイジャンはマジでいかんね。
めんどくさい要素しか無い。
でも、無駄に土産物買っていて良かったわ。
色々買う前だったら、もっと質問攻めにあっていた事でしょう。
まぁ、色々聞かれたとしても、ただの旅行者に変わりはないんですけどね。
あ〜、疲れた。
とりあえず、荒らされた荷物をパッキングし直す。
その間に出発した。
アルメニアに入国出来たから、もう何でもいいや。
流石にもう邪魔されないだろうと、再び眠りにつく。
5:30
目が覚めた。
電車の音や揺れは全然気にならず、爆睡してた。
窓の外は既に明るくなり始めていた。
遠くにうっすら富士山そっくりなアララト山が見えた。
5,137mあるので、富士山より高い。
旧約聖書の中の「創世記」のノアの箱舟が大洪水の後、流れ着いたとされるアララト山をこの山に見たて、12世紀以降にヨーロッパ人が命名したらしい。
近くに見えるけど、アララト山はアルメニアではなく、お隣トルコにある。
6:50
定刻より少し早くYerevan Railway Stationに到着。
ホームからロビーへ。
振り返るとI♡ARMENIA
何にも無い。
改札すらない。
天井が高くて広々とした感じ。
ちょっとウズベキスタンの駅に似ている。
TAXI攻撃をガン無視し、駅の外へ。
メトロの入り口を探す。
控えめな看板。
有人のカウンターでチケットを買う。
QRコードの付いたレシートのような紙が切符。
改札を入る時だけ必要。
アルメニアの駅構内は写真撮影禁止。
見付かると結構ヤバイらしいので、流石に撮らず。
Republic Squareまで2駅。
駅を出てすぐに共和国広場。
“ピンクシティー”や“ローズシティー”と呼ばれる事もあるエレバン。
建物がピンクっぽくて可愛い。
Main Post Office
Government of the Republic of Armenia
アルメニア歴史博物館
観光は後ほどゆっくり。
まずは荷物を置きに宿へ向かう。
エレバン滞在は1泊だけなので、利便を重視し、共和国広場からすぐの宿にした。
朝早いのでチェックインは出来ない。
荷物だけ預け、街歩きスタート。
8:10
Northern Ave
エレバン歌劇場
多分、こっちは裏側。
“剣の舞”で有名なハチャトリアンの像が表にあった。
Alexander Tamanian Statue
エレバンの街を設計したタマニャンの像。
カスカードの前の広場にはアート作品がある。
Roman Gladiator
見覚えのある感じと思ったら、コロンビアのボテロの作品。
Shadows
こちらのボテロの作品。
旦那ちゃんはコロンビアで作品を見れたけど、ペルーで死にかけて強制送還になった私はコロンビアに辿り着けず、作品が見れなかったので、エレバンで出会えて嬉しい♪
いつか絶対にコロンビアで作品を見るぞ。
奥に見えるのはカスカード。
Cascade Complex
フランスで“滝”を意味するカスカード。
中に入ることも出来る。
無料のエスカレーターで上まで行ける。
エスカレーター入り口近くにあったキウイ。
カスカード内へ。
エスカレーターの横にはアルメニアの大富豪が集めたアート作品。
段々になっているエスカレーターを乗り継ぎ、カスカード上部へ。
エレバンの街を見下ろす。
先ほど通ってきたNorthern Aveが真っ直ぐ伸びる。
カスカードの最上部。
なぜここまでエスカレーターを作らなかったんだーーーーーっ!!!!
フェンス越しにTopを眺める。
しばし街を眺め、帰りも自力で降りる気は全くないので、エスカレーターで。
道端で売られていた花。
綺麗に箱詰めされた物や花束になって売られていた。
アルメニアは水が豊富な国。
噴水の如く流れっぱなし。
日本と同じでこのまま飲める。
スタンドのコーヒー屋さんへ立ち寄る。
大人気。
写真もあるので選びやすい。
英語があまり通じない国と聞いていたけど、さすがに観光客慣れしていて、店員さんは英語でした。
ラテアートも♪
美味しかった〜♪
さて、アルメニアは時間がないのでサクサク観光しに行きます。
エレバン郊外の観光地を数箇所回る予定なので、TAXIをチャーターするのに共和国広場に戻る。
共和国広場のすぐ近くにいるTAXIは完全に足元を見ているので、思いっきり吹っかけてくる。
少し離れたところにいるTAXI狙いで行きましょう。
下調べはもちろんしているけど、何人か値段交渉し、相場を探る。
ちなみにチャータータクシーは、車に観光地が乗っているシートをマグネットで貼っているので、すぐに分かる。
このシートは出発する時に剥がして車の中にしまうらしい。
うちらが行きたい主な観光地は、
ゲガルド修道院、ガルニ神殿、エチミアジン
エチミアジンは方向が違うので、本来、抱き合わせでは行ってくれない場所。
でも、時間がないので、今日中にまとめて行きたいから少し金額を上乗せするからと交渉。
ほぼネットで調べた金額を提示してきたおっちゃんの車で行く事に。
本日のドライバーさんはサンベル。
めっちゃ良いおっちゃんだった。
最初に写真を撮らせてくれる人はやましい心がない人と思ってる。
ぼったくろうとしている人は写真は却下されるから。
さて、出発〜♪
まずは街を出る。
行く途中に拙い英語で
「これは大学だよ。ここは病院だよ。」
など色々教えてくれた。
街を出て10kmくらい行ったところに景色が素敵な所があると車を下ろされた。
降りてすぐに野良牛に遭遇。
結構、近くまでやって来る。
大きいのでちょっと怖い。
何頭もいる。
皆さん、お食事中。
車が来ていてもお構いなしで道路を横断する。
Charents' Arch
石造のアーチ型のモニュメント。
小学生の団体様が居て、大混雑。
天気が良いとアーチからアララト山が見えるらしいが、ガスっていてうっすらしか見えなかった。
さて、時間もないので、先を目指しましょう。
ゲガルド修道院
土曜日だからか駐車場から既に激混み。
世界遺産。
301年に歴史上初めてキリスト教を国教と定めたアルメニアでも古い歴史を持つ修道院。
初期キリスト教時代にはすでに開設されていたらしい。
洞窟修道院とも呼ばれ、院域のいくつかは岩盤を穿って造られた洞窟となっている。
「ゲガルト」は槍を意味する言葉で、キリストの脇腹を突いた聖槍の一部がここで発見されたことにちなむ。
今はエチミアジン聖堂内の宝物庫にある。
中央聖堂は、1215年から1283年にかけて建設されたもの。
僧院や礼拝堂、食堂などは、中央聖堂北側に接する岩盤を穿って造られ、天井はイスラーム建築のムカルナスの影響によると思われる鍾乳石装飾で覆われている。
僧院内には、十字架を彫った石盤がいたるところに設置されている。
拝廊(ガヴィト)
アルメニア教会に見られる特徴的な建造物。
メインの聖堂内へ入る玄関のようなもの。
ガヴィト内部は黒を基調としていて、蝋燭の灯りと天井からの一筋の光が神秘的だった。
かつてゲガルド修道院内に篭って修行をしていた修道僧たちは、差し込む光の角度を見て時間を把握していたらしい。
修復中
あらゆる病が治ると言う湧水のある泉の礼拝堂はペットボトルを持った人でごった返していたので、外の水を飲む。
冷たくて美味しい。
階段を登りアッパー・ジャマトゥンへ。
アッパー・ジャマトゥンへ向かう通路。
内部は薄暗い。
柱に掘られた十字架に天井から降り注ぐ光が神秘的。
アッパー・ジャマトゥンは霊廟として利用されていたらしい。
中世アルメニア王国時代の王子が眠っているとの事。
とにかく激混みで人に酔いそうだった。。。
子供が多かったけど、今日は何の日なんだ?
車に乗り込み、少しだけ移動。
Garni Canyon
300ドラム(¥120)
“シンフォニー・オブ・ストーンズ”と呼ばれる奇跡が見られる事で有名な場所。
人工的な物ではなく、全て自然が作り上げた造形美。
蜂の巣みたい。
集合体恐怖症の旦那ちゃんはこれを見てちょっと気持ち悪い。。。と言ってた。
こんな石の壁を見ながら遊歩道を歩く。
綺麗に同じ形。
自然の力、恐るべし。
遠くの岩も全部同じ形の岩。
今にも落ちてきそうな岩。
このスケール、伝わるかな?
かなり大きいし、広いのよ。
あまりの暑さに売店で水を買ったら、この地方のミネラルウォーターだった。
冷たいお水を飲みながら元来た入口を目指す。
再び車に乗り込み今度は近くにあるガルニ神殿を目指す。
ガルニ神殿
1500ドラム (¥580)
1世紀に古代ギリシャ様式で作られたもの。
キリスト教以前の建物は破壊されているものが多い中、なぜか破壊されずに残った。
しかし、1679年の大地震で倒壊し、現在あるものは19世紀に再建されたもの。
建物は左右対称で、屋根は24本の柱に支えられている。
神殿の入り口。
内部は質素な感じだった。
天井部の細工が美しい。
ランチも食べずに観光していたら、ドライバーのサンベルがアイスを買ってくれた。
お金払うよ〜と言ったら、いらないから早く食べなって。
マジで良い人、サンベル。
アイスを食べながら次の場所へ向かう。
途中にあったAzat lake viewpointで写真休憩。
天気が良ければ、アララト山が見えるらしいが、ここでもうっすらしか見えなかった。
暫く車に乗り、本日2つ目の観光エリアへ。
今度はエレバンの西側にあるエチミアジンを目指す。
エチミアジンは、アルメニアにある同国第四の都市。
アルメニア使徒教会の総本山があり、長のカトリコス(ローマ法王的な存在)が居る。
首都エレバンの西20kmに位置し、アルマヴィル地方では最大の都市である。
Saint Gayane Church
世界遺産です。
290年頃にローマ帝国からやって来た40人の修道女のリーダー格ガヤネが当時のアルメニア国王のトルダット3世の求愛を断り、拷問の末に殺害され、埋葬されたのがここらしい。
(国王、振られたからって酷いじゃないの!!!!)
ちなみに残りの修道女ものちに全員殺害したらしい。
ハチュカル(石の十字架)
17世紀に増設された門。
門越しの聖堂。
聖ガヤネ教会の聖堂。
内部はシンプルな造り。
ちょうど結婚式が始まる所だった。
新婦はめっちゃご機嫌斜めな様子だった。
何があったのかしら?
まぁ、私も挙式当日の朝、ぶちキレてたけどね。
親族と一緒に拍手しながら眺める。
新婦さん、怒っていても綺麗よ。
招待された人だけではなく普通にお祈りしている人もいるし、うちらみたいな観光客もいる中で行われる結婚式。
たまたま遭遇したけど、良いものが見れました。
ちなみに地下には聖ガヤネの棺が安置されているらしい。
気が付かなかったので、見に行かなかったけど。
さて、お次はエチミアジンのメイン、エチミアジン大聖堂へ。
タクシーを路駐し、中へ。
と思ったら、路駐したのはサンベルがトイレに行きたかったかららしい。
King Tiridates III and Gregory Illuminator relief
大聖堂エリア東側の門。
メインエントランスの聖グレゴリウス門。
入り口から既に素敵。
啓蒙者グレゴリウスとトルダット3世
グレゴリウスはアルメニアでキリスト教布教に努めた人。
国王トルダット3世は301年にキリスト教を国教とした人。
門が異様にデカイ。
聖職者用の建物は内部の見学は出来ないので、外観を眺めるのみ。
ハチュカルもいっぱい建っている。
Saint Etchmiadzin - Armenian Apostolic Holy Church
門から真っ直ぐ行った所にあるのが、エチミアジンのメイン、アルメニア使徒教会の総本山、エチミアジン大聖堂。
世界遺産です。
303年に完成。
キリスト教が国境になってすぐで建てられた。
世界で最古のキリスト教建造物。
元々、神殿があった場所に神殿を取り壊して造ったらしい。
オリジナルは無くなってしまったが、現存するものは1441年に再建されたもの。
聖堂の入り口から凄い。
扉の周りまで細かい細工が施されている。
天井画も綺麗。
良く見ると顔、顔、顔。
聖堂内部。
柱や天井に描かれたフレスコ画。
Saint Vardan and Saint Hovhannes Chapel-Baptistry
変わった外観の教会。
中もモダンな造り。
こちらではちょうど葬儀の真っ最中。
外に出ると、目の前にはエチミアジン大聖堂。
どの角度から見ても素敵。
敷地内にはいくつか建物があるが、どれもカッコイイのです。
Holy Archangels Church
巨大な塔のような建物も教会。
2011年に完成したばかりの教会。
新しいものもあるのね。
十字架が天井付近に嵌め込まれている。
日曜の朝はここでミサが行われるらしい。
残念ながら土曜の午後だった。
さて、再びTAXIに乗り込み、次の場所へ。
聖リプシメ教会
世界遺産。
エチミアジン最古の教会。
618年完成。
聖ガヤネ教会より古い。
最も古いキリスト教建造物の一つ。
何やら混んでいると思ったら、こちらは多分、葬儀の真っ最中。
今日は結婚式や葬式に当たる日ね。
ガヤネと同じく、290年頃にローマ帝国からやって来た40人の修道女の中の1人。
めっちゃ美人さんだったらしく、最初に国王から求愛されたのはこちらに眠るリプシメ。
でも、求愛を拒絶しちゃったもんだから国王に拷問の末、殺害されたらしい。
リプシメを殺害したから、次にガヤネって。。。国王、どんだけ身近なところに声かけるの?
そして、どんだけモテないの?
この奥にリプシメの棺があったらしい。
知らずにスルーしました。
外側から見た聖リプシメ教会。
きっとこちらが正面ね。
横から見ても素敵。
本日最後の観光場所へ。
エチミアジンの街から数キロほどの所にある。
Zvartnots Temple
ズヴァルトノツ大聖堂の古代遺跡へやって来た。
この教会はカトリコス・ネルセス3世によって643年から652年にかけて建てられた。
聖ゲオルゲの荘厳な大聖堂を持ち、アルメニア王ティリダテス3世と啓蒙者グレゴリオスとの間で会談が行われたこともあった。
しかし930年の地震で教会は倒壊し、20世紀初頭に発見されるまで埋もれていた。
1900年から1907年にかけて行われた調査によって、大聖堂の基礎のみならずカトリコスの宮殿やワイナリーも発掘された。
屋内の3つの通路にはギリシャ十字の、外側の壁には32角形(ほぼ円)の文様のフレスコ画が描かれていた。(Wikipediaより)
かつての1階部分だけかろうじて残っている。
アルメニアっぽくない建築様式。
ほぼほぼ倒壊してしまっている。
かつてはこんな3階建ての建物があったらしい。
見てみたかったなぁ。
うちらが見学している間、サンベルは駐車場近くでアプリコットを収穫していたらしい。
ビニル袋いっぱいにとったアプリコットをくれた。
採れたて。
食べながらエレバンへ戻る。
甘くて美味しかったけど、勝手に採って良かったの?
共和国広場に戻り、本日の半日観光は終了!!!!
凄く良くして貰ったので、チップ文化のないアルメニアだけど、チップを上乗せしてお支払いしたら、めちゃくちゃ喜んでくれた。
袋いっぱいのアプリコットをお土産に貰い、サンベルとバイバイ。
荷物を預けっぱなしにしていた宿に戻り、チェックイン。
お部屋はこんな感じ。
綺麗なお宿です。
まずはスーパーへ。
ビールがズラリ。
アルメニアはブランデーの国なので、スーパーですらブランデーがずらっと並んでいる。
専門の店員もいたりして、色々説明してくれる。
一通りチェックし、夕飯へ。
土曜の夜と言うのもあり、有名店は予約なしでは入れないと振られ、3軒目にしてようやく入れた。
個室しか空いていないと言われ、予約なしで個室へ通された。
お腹が空き過ぎた。。。
メニューを見る目が真剣。
まずはアルメニアのビールで乾杯。
ビーツのサラダ
スパス
ヨーグルトベースの酸味のあるスープ。
好き嫌い、好みが分かれそうな味。
うちらは大好き♪
ホロバツ
牛肉のハンバーグみたいな感じ。
間違いなく美味しい。
アルメニアの揚げヒンカリに胡椒を振ってくれる。
今回の旅の中で一番美味しいヒンカリだった。
エレバン風トルマ
ロールキャベツの原型らしい。
せっかく来たのだからとブランデーも飲む。
飲み納めだろうからとザクロワインも飲む。
昼抜きだったけど、これだけ食べればお腹はいっぱい。
満足。
うちらが日本人と分かると最後に店長さんがやって来た。
どうやら昔、仕事で筑波にいたことがあるらしく、まさかのエレバンで筑波の話で盛り上がる。
去年、ウズベキスタンに行った時も筑波大学に行くのが夢と語っていた大学生に会ったが、筑波は世界でも知られているよ。
東京じゃなくて、筑波が真っ先に出てくるなんてびっくり。
店の外に出るとおかしな電柱を発見。
電線、これで大丈夫?
お腹いっぱいだったので、フラフラお散歩していたら古着屋を発見。
何となく入ってみた。
何故だかパンツを4本も買ってしまった。
遊びに来ていた店長さんのお友達が日本のアニメが大好きって事で、かなり熱く日本のアニメについて語られたけど、最近のアニメが分からな過ぎた。
日本人より海外の人の方が詳しいよ、最近。
勉強不足で申し訳ないと思った。
そんなこんなで共和国広場に戻って来たら、ちょうど噴水ショーが始まった所だった。
10分くらいで終わるのかと思いきや、ずーっとやってた。
かなり見応えがあった。
噴水ショーを見届け、建物の近くへ。
どの建物もライトアップが素敵。
広場の中はお祭り状態。
きっと毎晩、こんな感じなんだろうな。
カスカードのライトアップも観に行ってみた。
観光名所?なトンネル。
誰もいな過ぎてちょっと怖いので、すぐに退散。
22:30
Dargett Craft Beer
アルメニアのクラフトビールの醸造所&レストランへ。
テラス席で飲んでいる人が多かったけど、店内の雰囲気が良さそうだったので、店内で飲むことに。
テラス席は大混雑だけど、店内は空いている。
地下に醸造所。
ビールの種類が豊富。
クラフトビール好きにはたまらんね。
飲みたいビールが多過ぎて、テンションが上がり追加オーダーする人。
その向かいで眠過ぎて白目を剥きながらチビチビ飲む人。
いっぱい観光し、お腹いっぱい食べ、最後の最後にビールを飲んだので、宿に戻りシャワーを浴びたら、2人ともスイッチが切れた。



































































































































































