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2017/12/26

クタ⑥


2017.12.24


気がついたら9時。

外はザァザァ降り。

初日みたいな降り方。

外に朝ご飯を食べに行く気力がなくなり、宿で朝食をお願いすることに。

オムレツとフルーツたっぷりの朝ご飯。


部屋の外のテラスで食べているとまた雨が。

屋根はあるけど、吹き込んでくるくらい強い雨。

何もする気が起きない。

今日はチェックアウトするので、パッキング。

気が乗らないので、パッキングもなかなか進まず。

結局、チェックアウトの時間ギリギリに。

ちょうど雨も止んだので、チェックアウトし、荷物を預ける。

スタッフのお姉ちゃんたちが一生懸命何かを作っていたので、見せて貰うとセレモニーに使うのもだと教えてくれた。


椰子の葉を編んで作った入れ物に米を入れて行く。


雨が止んでいるうちに出かけましょう。

宿の前に今日はいつもと違う色の花のチャナンがおかれていた。


今日は昨日行けなかったタナロット寺院へ行こうと思う。

こちらも公共交通機関がない為、カーチャーターしなければならない。

とりあえず、旅行代理店へ向かう。


こちらの要件は

ツアーではなく、カーチャーターでタナロット寺院へ行きたい。

滞在時間は30分くらいで十分。


さて、まず一番宿から近いところで交渉開始。

いきなり、昨日のウルワツ寺院より高い金額を提示して来た。


タナロットの方が距離が短いんですけど。。。


お兄ちゃん、だいぶ乗せて来ましたね!?


じゃあ、その金額で。


という訳にはいきません。

その半額で行ってもらいたいのよ、こちらとしては。

お兄ちゃんには決定権はないようで、オーナーと相談すると。


女ボス現る。


何やらどこかに電話している。


今度はおっちゃん現る。


どうやらドライバーっぽい。

うちらの提示した金額より高い金額を言っている。


いやいや、その金額では乗らないよ。


女ボスは完全にドライバーに交渉権を渡したらしく、何も言ってこない。

じゃあ、ドライバーのおっちゃんと直接交渉といきましょう。


ってか、それなら最初からおっちゃん出してよ。

何人も同じ話するのめんどいわ。

しかも、また同じところからの金額交渉って。

おっちゃんも引き下がらないので、こちらも意地になる。


「下がらないなら他あたるので、もう良いよ。」


と店を出て歩き出すと、ついにおっちゃんが折れた。


「分かった、その金額で良いよ、乗りな。」


と。

念のため、もう一度金額を確認して、車に乗り込む。

おっちゃんはうちらが日本人と分かると少しだけ日本語の単語を並べながら話を振って来た。

悪い人ではないんだろうけど、ふっかけ過ぎよ。

うちらも大体の相場を調べて話をしているので、大きく値下げを要求しているわけではないから、お互いにギリギリラインなんだろうなと思うけど、譲れないものは譲れない。

タナロット寺院までは片道20km弱。

たいした距離ではないが、必ず渋滞にハマるので、軽く1時間以上はかかってしまう。

途中、また物凄い雨が降り、テンションは下がる一方。


約1時間後


Pura Luhur Tanah Lot (タナロット寺院) に到着。


駐車場の料金所で駐車代と入場料を一緒に払う。

おっちゃんと待ち合わせ場所を確認し、一旦、お別れ。

土産物屋が並ぶ通りを通り、寺院を目指す。

観光客があまりいない。。。

うちらはどうやら一本裏通りを歩いていたらしい。



フラフラ寺院を目指しながら歩いていると、、、

こんなところで


ジャコウネコに遭遇っ!!!!


だいぶ眠そう。。。

眠いのか眠らされているのか分からないけど、少し動いただけで、ずっとこのままだった。


タナロット寺院の入り口が見えて来た。


良く分からないおっちゃんの像があった。




Wikiさんによると


タナロット寺院は、インドネシア・バリ島中西部の海岸にある寺院でバリ六大寺院のひとつ。

干潮時には陸続きとなり、歩いて渡ることができる。

夕暮れ時には美しいシルエットを形成し、多数の観光客が訪れている。

エルニーニョ現象による海面の上昇などが原因で、海岸の浸食が進んでいたが、日本のODAによる景観を再生するプロジェクトが行われている。

名前の由来は、真ん中の土地という意味のトゥンガ・ロットが変化したものといわれている。

また、通称ロックテンプルとも呼ばれている。



門の先には寺院が。




行った時間はちょうど潮が満ちている時間だったらしく、歩いている人は誰もいなかった。


浮島のようになっている。


反対側に回り、引きで見てみる。


荒々しい波が時より寺院のある岩に打ち付ける。


とりあえず、記念写真。


雨が降る前に退散っ!!!!


帰り際にチラッと反対側も見てみる。


ポッカリ岩に穴が空いている。


さて、帰ろう。

車に乗るとまた凄い雨が。

今日はついているのかいないのか。

帰りにクタまで戻らず、途中のスミニャックで降ろして貰い、おっちゃんとサヨナラ。

降りたは良いけど、青山ばりのおしゃれな店が多く、特に買う物もなかったので、フラフラとショッピングモールに辿り着く。

久しぶりに見かけたよ、これ。


ショッピングモールにも特に用事はなかったので、ちょっと気になった店に入り、休憩。


店内はおしゃれでコーヒーも美味しかった。


Wi-Fiを拾い、Uberで車を呼ぶ。

スミニャックも渋滞。

勿論、クタも大渋滞。

歩いた方が早いくらい。

バリの渋滞は本当に凄い。

エジプトの次くらいか!?


クタの街中に入り、如何にもこうにもならない感じだったので、車を降りることに。

ドライバーのお兄ちゃんはもうすぐだよと言わんばかりだったけど、


「歩いた方が早いから降りるよ。」


と車を降りた。

昼と夜のご飯を一緒にと昨夜食事をした店に。


ショーケースに並んでる品を選んでビールのあてに。


チキンテンペ


どれも甘い味付けだったけど、それはそれで美味しかった。

MIE GORENG


BIHUN GORENG


やっぱりここのご飯がバリで食べた中では一番美味しかった気がする。

お腹も満たされたので、宿に戻る。

時間は早いが、道も混んでいるし、早めに空港に行くことに。

Uberで車を呼ぶが、1人目は空港行きと分かると断られた。

2人目は


「道が混んでるから現金でRp100払うなら行く。」


と言う。


「クレジット払いなのに、なんで現金でも払わなきゃいけないの?」


と返すと、


「それならキャンセルしてくれ。」


と。

訳が分からん。

キャンセル料が発生するのに嫌だわ。

何度かやり取りするが、だんだんメールすらめんどくさくなって来たので、キャンセルする。

キャンセル料がかかるくらいなら、最初から宿でTAXIをお願いすれば良かったわ。

勉強代と思うしかないか。

結局、スタッフにTAXIをお願いすることに。


「20分かかるみたいだけど。」


と言われたけど、どこで何を頼んでも変わらないので、お願いすることにした。


30分弱でTAXIが到着。

出発するもクタは相変わらずの渋滞っぷり。

何時に着くか分からないけど、着けば良いや。

TAXIのドライバーには


「夜中のフライトならもっと遊んでいけば良いのに。」


と言われたけど、この渋滞にハマったら意外と時間ないのよ。


それに、


もうバリ島はイナフッ!!!!


早いとこ空港に向かいましょう。


渋滞にはまりながら、約1時間かかり空港に到着。

空港に着くなり、TAXI攻撃にあう。


いや、今街から空港に着いたばかりなんですけど。。。


まだ少し時間はあるので、最後にビールを飲む。


残ったお金を両替し、両替出来なかった分はコンビニで使い切った。

チェックインには少し早い時間だったけど、ダメ元でカウンターに行くと荷物を預けられたので、そのままサクサク出国。

旦那はんとしばしお別れをし、ラウンジに飲み物を調達に。

日付が変わる頃に旦那はんと再び合流。



2017/12/25

クタ⑤⇄ウルワツ


2017.12.23


昨日は日焼けもしてしまったので、どっと疲れが出たのか、今朝はなかなか2人とも起きれなかった。

最近、頑張ると疲れがすぐに抜けないお年頃のようで。。。

しかも、昨日の夕飯の揚げ物で


絶賛胸焼け中。


食欲が湧かず。

でも、コーヒーは飲みたいので、気になっていたカフェへ。

客はうちらだけ。

2ヶ月前にオープンしたばっかりの店らしい。


店内は綺麗でコーヒーも美味しかった。

今日はサンセットとケチャダンスを見ることにしたので、宿に戻る途中、旅行代理店的なブースへ立ち寄る。

最初のブースで


「タナロット寺院ではケチャは見れない。

ケチャはウルワツ寺院でしかやらない。」


と言われる。

急遽、ウルワツ寺院行きに変更。

どのみち公共交通機関がないので、往復のカーチャーターをしなくてはならない。

何軒か聞いて回るが、皆さん、結構、ふっかけて来るのね。

相場の倍値以上のところもあった。


エグイな。。。


交渉するのもめんどくさくなって来るが、言い値だと高いので、こちらも頑張るしかない。

4軒目で


「ツアーはいらないし、帰りにディナーにも寄らなくて良い。

往復だけしてくれれば良いんだけど。」


と話して、交渉。

ここでダメならTAXIと交渉しようかと思ったら、お兄ちゃんが


「いくらなら良いんだ?」


と。

ダメ元で金額を伝えると、少し悩んだ様子だったが、


「もう、それで良い。」


と。


交渉成立。


3時に集合と話がまとまったので、一旦、お別れ。

一旦、宿に戻る。

やる事が決まったので、早めにランチへ。

胃もたれはしたけど、美味しかったので昨夜行った店へ。


フレッシュマンゴージュース


Spring Roll


Mie Goreng


Fish Curry


昨日のは美味しかったけど、今日食べたものは意外と普通。

正直、揚げ物以外は、、、って感じだった。


気を取り直して、帰りに食後のデザート。


日本でもちょっと前から見かけるアイス。

コーヒー味をオーダー。

インスタントコーヒーにクリームを。


混ぜ混ぜ。


延ばす。



生クリームを投入。


端から巻いて行く。




容器に詰めて、トッピング。

完成。


甘さ控えめで大人な味でした。

味よりかはパフォーマンス重視なのかな?


さて、宿に戻りましょう。

昨日に引き続き、今日も晴れたので、旦那はんは暑いから宿のプールに入ると。


ゴーグルを付けて本気で泳ぎまくる旦那はん。


小さなプールなので、すぐにUターン。


泳いでいる時、凄く生き生きしている旦那はん。


暑いので私は部屋へ避難。

その後も時間になるまで泳いだり、水中ウォークを楽しむ旦那はん。

少しはクールダウン出来たらしい。


約束通り、3:00前にはブースへ。

先ほど対応したお兄ちゃんがリュックを背負って待っていた。


あれ? このお兄ちゃんがドライバー?


言われるがままについて行くと駐車場に。

やはりこのお兄ちゃんと行くらしい。

時間通り出発。

この時間でもクタの街は大渋滞。

もう、渋滞しない時はないらしい。

小道を抜け、明らか逆方向に。


あれ? 行く場所分かってるよね?


少し心配になるが、行き先は分かっているらしい。

どうやらGSに行きたかったらしい。

しかし、一軒目のGSで給油出来ず。

別のGSに向かう。

その間にも渋滞にハマりまくる。


二軒目。

またお目当の物がないのか、ここでも給油出来ず。

お兄ちゃん舌打ち。

何やら独り言も増える。


三軒目。

ようやく給油出来そうな雰囲気。

行列に並ぶ。

うちらが先ほど払ったお金で支払うつもりっぽい。


自転車操業ですかね?


何とか給油出来たらしい。


ここまでで1時間経過。


早く出た意味。。。


その後も渋滞にハマる。

むしろ渋滞は酷くなっている。

しかも、そんな時に限って行きたい方向は道路が封鎖されていたりする。

お兄ちゃんの舌打ち&独り言は増える。

Uターンも出来ず、行きたい方向からはどんどん離れ、終いには最初の場所に戻る。


振り出しに戻る。


お兄ちゃん、焦りからか封鎖を無視し、ショートカット。

クラクション鳴らしまくり、何なら凄いスピードで対向車線を走行。

対向車に正面衝突する勢い。

怖過ぎて私は旦那はんの手をずっと握りっぱなし。

手のひらは汗だくです。

終いには怖過ぎて正面を見るのを止めた。


こんなところで死にたくない。


そんな想いは完全に無視でガンガン突き進むお兄ちゃん。

ハンドルを握ると性格が変わる人代表になれるよ。


17:00過ぎ


何とかサンセットには間に合う時間にPura Luhur Ulu Watu (ウルワツ寺院) に到着。

急いでチケット売り場に向かう。

ここではどの人も腰布を巻かなくてはいけないらしく、レンタルの布を巻き入場。


ドライバーのお兄ちゃんがケチャのチケットを買って来る間に寺院や景色を見て来るように言われる。

急いで見に行く。


階段を駆け足で登る。


何の修行ですか?



到着。


Wikiさんによると、

ウルワツ寺院(Pura Luhur Ulu Watu)は、インドネシア・バリ島のバドゥン半島南西端の海岸沿いに位置する寺院で、海の霊がまつられている。

11世紀にジャワの僧ウンプ・クトゥランによって建立され、16世紀に高僧ダン・ヒャン・ニラルタが増築を行ったとされる重要な寺院。

晩年のニラルタはウルワツに隠遁し、解脱に達したという。


ウルワツ寺院の位置するバドゥン半島の海岸沿いは絶壁となっており、近くにはスルバン海岸がありサーフ・ポイントともなっている。

ウルワツ寺院の入り口は、ガネーシャ像が脇を固めるアーチ状の門となっており、このなかでは、珊瑚の壁面一面に、バリ神話の聖獣がところせましに彫られている。

内部の小院はヒンドゥー教徒しか立ち入ることが許されていない。


ダッシュで登ったけど、異教徒は内部への立ち入りは禁止なので、中に入る事は出来ず。

チラッと見るだけで、あっさり終了。

ケチャの席取りもあるので、急いで降りましょう。

ドライバーのお兄ちゃんとの待ち合わせ場所に向かうと猿が。

誰かのメガネを強奪したらしい。。。


ドライバーのお兄ちゃんと合流。

うちらがあまりにも早く降りて来たのでビックリしたらしい。

ケチャのチケットを受け取り、会場へ。

振り返ると寺院が見えた。


地味。


ドライバーのお兄ちゃんオススメの席を確保。


まだ人の入りは疎ら。

遠くに寺院も見える。

徐々に客席が埋まり始めて来た。


そうこうしているうちに舞台の中心でお祈りをする人が現れた。


火が灯される。


サンセットは今日は微妙かなぁ。



18:00


お姉さんが何やら話し始めるが、海風が強過ぎて何も聞こえず。


たくさんのメンズが登場。

始まると同時に夕陽が顔を出した。








ケチャ (kecak) とは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。

一切楽器を使わず、数十人の男性の声だけで独特のリズムを刻み、ヒンドゥー教の創世神話の一部が踊り手たちによって演じられる。

男性の声がサルをイメージさせる事から、“モンキーダンス”と呼ばれることもある。

元々は悪霊を祓う為の儀式舞踏だったが、1930年代にドイツ人画家のウォルター・シュヒーズによりヒンドゥー神話が組み合わせられ、現在の舞踏劇となったと言われている。


途中から舞踏劇が始まった。

ストーリーは長いので割愛。



































































猿、旦那はんの隣に座る。






突然、松明を持って現れる。




着火っ!!!!


海風が強過ぎて、想像以上に燃え広がる。


ケチャダンスの人も逃げる。


逃げ惑う観客たち。


明らかに事故だよ、これ。


フツーに危ないわ。

火が消えたところで、終わり。


どんな終わり方だよっ!?


終わると同時に一気に皆さん帰り始める。

行きも渋滞したので、この波に乗り遅れると帰りも酷い渋滞に巻き込まれるので、急ぎましょう。

ケチャに夢中になっている間に完全に陽が落ちました。


サンセットも見に来たのに、サンセットを見逃した。

まぁ、ケチャを楽しめたからよしと。


エントランス付近でドライバーのお兄ちゃんと合流。

お兄ちゃん、かなり良いポジションに車を停め直してた。

車に乗り込むとお兄ちゃんの態度が豹変。

クラクションを鳴らしまくり、歩行者を轢く勢いでガンガン突き進む。

しかし、目の前はすでに渋滞。

帰りは急いでないので、大人しくするかと思いきや、


また対向車線を走行っ!!!!


正面から迫る対向車。


恐怖、再び。


もう、前は見ない。

心を無にする。


無謀な運転を繰り返したので、渋滞にハマりながらも想像より早くクタに戻って来た。

久しぶりに胃酸が上がって来た。

命がいくつあっても足りないので、途中で降りることに。


疲れがどっと出た。。。


宿に戻る前に夕飯を食べに。


フレッシュマンゴージュース


BIHUN GORENG


MIE KUAH SPECIAL


どちらも今まで食べた中で一番美味しかった。

旦那はんは帰りにビール。


宿に戻ると緊張の糸が完全に切れた。

シャワーを浴びた後、気絶するように寝た。