2025/07/16

烏魯木斉②→→→バクー①

 2025.06.06

00:15

やっと機体から脱出。
ウルムチ地窩堡国際空港は今年の4月にリニューアルしたばかりなので、どこもかしこもピッカピカ。


深夜なので開いている店は殆ど無い。
とりあえず、荷物をピックしに行きましょう。

めちゃくちゃ広い。


何故だか私のバッグは秒で出て来た。
ちゃんとプラケースに入れてくれた。


旦那ちゃんのバックパックはなかなか出て来ない。。。

ロスバケか?

と思い諦めた頃、一番最後に出て来た。
バックパックは最初か最後に出てくる確率高し。

荷物も無事ピック出来たので、次はトランジットアコモデーションの手続きをする為、中国南方航空のカウンターを探す。

空港がリニューアルしてしまった為、どこにあるのかさっぱり分からない。

トランジットエリアに行ってもないし、空港職員に聞いても分からないと言われる。
外に出てしまうと中に戻れなくなるので、むやみやたらに外に出る訳にもいかないので、悩ましい。。。
深夜の空港をグルグルしまくったけど、見つからないので、諦めて到着ロビーに出てみた。

全力でお出迎えな看板。

その看板の前に探していた中国南方航空のカウンターを見つけたっ!!!!


カウンターに着くなり、受付のお姉さんに

「パスポート」

とだけぶっきらぼうに言われた。
一通り確認が終わると、パスポートと一緒にシールを渡されて。
目立つところに貼るよう言われた。
近くには黄色とピンクのシールを腕に貼った人がいる。
きっとシールの色によって連れて行かれるホテルが違うのだろう。


迎えが来るまでカウンターの近くにいるように言われた。
暇なので、ちょっとだけフラフラ。
この国は看板は大きめがお好きらしい。

突然、ツアー客を歓迎する舞が始まった。


深夜の空港で音楽を奏で、踊る人たち。
夜中の1時近くだけど元気いっぱい。


ツアー客に紛れて踊りを見る。


5分くらいで終わった。
終わったと同時にお迎えが来たので、ついて行く。
建物の外にバンが横付けされていたので、乗り込む。
全部で5人が深夜のウルムチをドナドナされて行く。
と思ったら、ドライバーさんの運転が荒くて煽り運転しまくるし、スネーク走法でギリギリを抜きまくるし、全然、外の夜景を堪能出来ず、ホテルに到着。
あ〜、怖かった。。。

本日のお宿はこちら。

Atour X Hotel Urumqi Railway Bureau Satellite Plaza


3つ星ホテルがタダで泊まれる〜♪

航空会社が手配してくれたホテルだけど、受付は自分でしなきゃいけないので、眠いけどもう少し頑張りましょう。
レセプションのお姉ちゃんが英語は話せないようなので、スマホの翻訳を駆使して色々聞いてきます。


便利な世の中になったなぁ。
何度も

「ビザのページはどこ?」

って聞かれたて、何度もトルクメニスタンのビザのページを見てたけど、

日本人は、2024年11月30日から2025年12月31日までの間、30日以内の商用、観光、親族訪問、交流訪問のために中国へ渡航する場合、

ビザは免除されるんじゃーっ!!!!

となかなか伝わらず、暫し待つことに。


2:00

やっとルームキーを貰うことができて、部屋へ。
角部屋だぁ〜♪


マカオのホテルと一緒で部屋に入るなりカーテン開いたよ〜
むしろ夜中だからカーテン開かなくて良い〜


タダなのに良いお部屋だぁ〜♪


中国はお茶にもこだわるのかしら?
茶器セット完備。


ティーパックではなく、ちゃんと茶葉が置いてあった。
しかも、緑茶と紅茶。
素敵♪


枕元にUSB
近くにあるのありがたい。


一通り部屋の中を見て、ロビーへ。
セルフのお茶とお茶菓子が置いてあった。


綺麗にびっしり。


ホテルの隣がコンビニだったので、ビールとお茶を買いに。
先にシャワーを浴びた旦那ちゃんが1人晩酌開始〜


軽めのテイストらしい。


缶をクルクル回すと反対側の表示がひっくり返ってる。


どっち向きに陳列しても大丈夫って事?

どうしても冷たいお茶が飲みたくて買ったけど、海外のお茶って甘いものが多いからドキドキしながら買ってみたが、

甘くなかった〜っ!!!!

どちらもめっちゃ美味しいお茶だった。



3:30

ようやく寝れる。。。
流石に疲れた。。。


7:00

睡眠時間は短かったけど、がっつり寝た。
ホテルに着いたのが夜中だったので外の景色が全く分からなかったけど、大きな通りに面していたらしい。


8:00

朝食バイキングも付いているので、いざ会場へ。


素敵な雰囲気。


パンコーナー

ホットフード

蒸し物も充実

サラダの種類も沢山

フルーツとヨーグルト


ヨーグルトは謎に飲むヨーグルトだった。

豆花は自分好みに味付け出来るらしい。

麺はその場でスタッフさんが作ってくれる。


中国語は全く分からないのに、そんなことは気にせずガンガン中国語で話しかけてくるおばちゃんず。
どの国もおばちゃんはグイグイ来る。
ジェスチャーで応戦。
何とか伝わるもんです。

朝からもりもりのご飯を食べます。


麺も2種類あるというので、どちらもお願いした。


麺もスープも美味しかった。
朝から幸せ〜♪

ドラゴンフルーツと洋梨とヨーグルト。


さて、お腹も満たされたので、出かけましょう。
ホテルの入り口でDiDiで車を呼ぶ。
ホントどの国でも配車アプリがあるので、旅しやすくなったと思う。
毎回、TAXIと行き先や金額で揉めるのは疲れるのでね。

約20分で新疆国際大ザールに到着。

セキュリティーゲートを抜けると新疆の看板。


その先には、高さ70mを超えるシルクロードタワーが見える。


テーマパーク感強め

タワーの方に行ってみたが、思いっきり逆光なお時間。


ラクダのオブジェもあった。


この店のキャラクターなのかな?
良く分からないけど、一緒に撮ってみた。


バザール内部へ。


スパイスと言うのか漢方薬と言うのか生薬が沢山売っていた。


見た事ない大きさのナツメも売ってた。
スマホと大きさを比べてみた。


まだオープンしたばかりだったからか、バザール内は空いている。


お土産の置き物。


キラキラしたランプやラクダは砂漠の近くではほぼ必ず見かけるお土産。

バザールの外側には飲食店が立ち並ぶ。


店先で実演していた。
中央アジアも近いので、去年、ウズベキスタンで良く見かけたプロフもあった。
こちらではポロと呼ばれるらしい。


ウルムチはヨーグルトも名物らしい。


ウイグル人は美人が多い事でも有名。
可愛いヨーグルト売りのお姉さん。


そんなお姉さんオススメのイチジクヨーグルト。


ナッツやレーズンなどたっぷり乗っていた。
ヨーグルトのお店のキャラクターと一緒のポーズで。


ヨーグルトはトロトロ系。
美味しかったけど、ボリュームが凄かった。
お腹いっぱい。

ナンのオブジェも。


ちなみに公共トイレの前。
色んな所にキャラクターの置き物がある。

特に欲しいものも無いので、大バザールを出る。


大バザール向かいにあるフードコートへ。


かなり広い。
昼時だったので、だいぶ賑わっている。


ここでは一通りウイグル料理が食べれる。

羊の丸焼き


焼き魚も食べるらしい。


ジク・カワープ


串焼肉

自動でお茶が出続けていて、グラスに入ったナツメがクルクルと回っていた。


ムスリムだけど、お酒もあるよ。


きっとゆで卵。


肉や野菜を生地で包みあげ蒸すマンタを作るマダムたち。


一通り店を見て歩き、ジク・カワープを食べる事に。


部位の違う肉を串に刺している。
食べたいものを指差しで注文出来るので、言葉が分からなくてもジェスチャーで何とかなる。


串が焼けたら教えると言われたので、店の近くの席で待っている間に、旦那ちゃんはビールを買いに。


これでスモールサイズと言われたらしい。
サイズ感おかしいだろ。。。


ビールと先に買っておいたマンタ。
ジク・カワープも焼けたので取りに行く。


ウルムチ名物、ナンコーヒーの店へ。


“ナン”をカップがわりにするらしい。


エスプレッソマシーンで入れてくれるみたい。


ラテアートもしてくれる。


完成〜。


コーヒーは普通に美味しい。
ナンも齧ってみたけど、ナンはあんまり美味しくなかったので、食べるものでは無いのかもしれない。
私がコーヒーを飲んでいる最中、旦那ちゃんはジク・カワープをお代わりしてた。


お腹も満たされたので、宿へ戻りましょう。
フードコートを出てすぐの所に地下鉄の入り口。
せっかくなので地下鉄に乗ってみる事に。


階段で地下へ。


チケットはこちらの機械で買う。


カードにチャージされている。


2019年に完成したばかり。
まだ一つの路線しかないけど、空港からバザールまで行けるので便利。


降りる駅を確認。
12個目の駅で降りる。



ホームの感じは台北やソウルと変わらん。


ホテルの最寄駅に到着。
地上に出たところでDiDiで車を呼ぶ。


宿に戻り、荷物をまとめ、少し早めにチェックアウト。
TAXIを呼んでくれたので、乗り込む。
至れり尽くせり。

15時間ぶりにウルムチ地窩堡国際空港に戻って来た。


タダでホテルに泊まれて、街も観光も出来て大満足の烏魯木斉滞在でした。
だいぶ楽しめた〜♪

さて、空港の中へ。


大半が国内線なので、国際線はFカウンターのみらしい。


まだ誰もいない。。。


国際線はこれだけしかないらしい。

少なっ!!!!


国内線は沢山飛んでいたけど。
まだチェックイン出来ないので、空港内を探索。


2階のフードコートにも行ってみる。
エスカレーターを登った所に何やらオブジェが。


ナッツやドライフルーツで出来てた。


2階から見た空港。
広いな。


16:30

カウンターに行くもまだ殆ど人がいない。


せっかちな現地の方が多いみたいで、グランドスタッフが来た段階で、カウンターにへばりつく人多し。
並んで大人しく待つと言う選択肢は皆無。
チェックインはあっさり終了。

保安検査所でモバイルバッテリーでほぼ全員再検査される。
もれなくうちらも引っかかる。
旦那ちゃんは何故だか財布も引っかかり、
「これは何だ?」
「財布だよ。」
ってやりとりしているのを見かけた。

問題は出国。
出国は普通はサクッと終わるものなのに、まさかのここでもトルクメニスタンのビザのせいで詰められる事態に。

「次はどこに行くんだ?」→アゼルバイジャン
「何しに行くんだ?」→観光だよ
「仕事は何してるんだ?」→カレー屋だよ!!!!

これ以上、何か文句あるのか?
カレー屋が旅しちゃいけないのかーーーーーっ!!!!

ジャーナリストとかテロリストとか期待してんのか?

もう、トルクメニスタンのビザ破り捨てたいっ!!!!

とりあえず、一悶着あったけど、無事?出国っ!!!!

出国した先にあったのは、BURGER KING


これまた漢字表記。
リニューアルしたてなので、出国エリアに何もない。


カフェもない。
簡易の売店で水を買う。
やる事もないので、大人しく座って待つ。


とりあえず、ゲート近くで待ちましょう。


本日の機体はこちら。


搭乗を待つ間、

旦那ちゃんのクレジットカードが不正利用とみなされ止められるハプニングがっ!!!!

旅はまだ始まっていないんだよってタイミングで、カード止められるのは困る!!!!
解除する為に、必死で日本とやりとりをする。
次から次へと色々起こる。。。
必死にやり取りした結果、とりあえず、カードは使えそうと言うので、一安心。

定刻通りのフライト。
今回は私の両隣の席が中国人なので大人しくブログの下書きをしながら過ごす。
旦那ちゃんは斜め後ろの席。

機内食はブレずにチキン。


あまりお腹も空いていなかったので、食べきれず。
左下のヨーグルトはスプーンではなく、ストローがついてきた。
飲むヨーグルトって事らしい。
烏魯木斉は飲むヨーグルトが主流なのか?

ちなみに旦那ちゃんはビーフにしたらしい。


食べたら寝る。


21:00

バクー・ヘイダルアリエフ国際空港に到着

約5時間のフライトで時間通り、アゼルバイジャンに到着しました。

日本国籍の人は、ヘイダル・アリエフ国際空港で入国時に一次有効のビザ(滞在期間30日)を無料で取得出来るので、空港職員に案内されるまま機械を操作し、サクッとビザゲット〜。
ビザはこんなレシート見たいな紙で出国まで無くさないか心配になる。


ちなみに陸路、海路で入国する際はe-Visaが必要らしい。
なので、今回、1番最初に入国した。
他は陸路で行く予定なので。

ビザは秒でゲット出来たけど、問題はここから。

中国入国時に面倒な事になったので、アゼルバイジャン入国も心配。。。

結果は無事入国出来ましたが、一筋縄ではいかなかった。。。
イミグレでパスポートを出したまでは良かった。
超新日国なので、ニコニコ笑顔でハロ〜みたいな感じだったのが、パラパラとページをめくると、、、見てはいけないトルクメニスタンのビザのページ。
一気に笑顔から般若顔へ。。。

顔芸ですか?

あ〜、終わった。。。

その後もページをめくっていく。
(イランやイスラエルのスタンプは敢えて押されていないけど、内心ヒヤヒヤ。)

初の別室行きが頭をよぎる。

夜だし、早く宿に行きたいから、それだけは避けたい。
旦那ちゃんと少し離れたブースだったので、向こうがどんな状況か分からないので、ひたすら沈黙とめっちゃ睨みを効かせた熱い視線に耐える。

「髪を耳にかけろ」

と言われ、

何じゃそりゃ!?

と思ったけど、耳の形って固有のものなので、パスポートを拡大したであろうパソコンの画面と耳の形をひたすら見比べている。
数分後、耳の形が一致したと判断らしく、スタンプが押された。

長い時間だった。。。
その頃、旦那ちゃんはあっさりスタンプを押されていたらしく、少し先の所で待っていたらしい。

いつもの逆パターン!!!!

私に似ている犯罪者でも出てきたのかしら?

何とか到着ロビーに。


まずはATMでキャッシング。
大きな紙幣は使いづらいので、銀行に行き小額紙幣に換えて貰った。

空港の建物の外に出てバスのカードを買う。


こちらの機械で買うのだが、アゼルバイジャン語オンリーなのね。


YouTubeやブログなどを読み漁っていたので、問題ないけど、普通なら分からんて。
せめて英語表記も欲しい。

とりあえず、チャージ式のカードの方を選び、お金を入れる。
お釣りが出ないので、最低限のお金を入れる。
このカードを買う為に小額紙幣にして貰ってた。


エアポートバスで市内へ向かう。
ちょうどエアポートバスが待機していたので、荷物を預け乗り込む。


乗って5分くらいで出発。
タイミング良き。
もう一つのターミナルに寄るらしい。


だいぶギラついてます。


約30分で市内の終点へ。
バスを降り、荷物を受け取ると、バスのドライバーさんがカタコトの英語で

「SIMはあるのか?TAXIは呼べるか?」

と聞いてきたので、

「ないよ。」

と言ったら、

「通りの反対側に携帯会社があるから一緒に行こう。」

と店まで一緒に行ってくれた。
お店の人にも何やら説明してくれたらしく、あっさりSIMカードもゲット。
お店のお兄さんは過去一のスピードでアクティベートしてくれた。

店に入って、5分くらいでSIMカードも手に入れた。


空港と値段があまり変わらないと思ったら、5Gだった。
調べていたのは4Gだったから少し割高にはなったけど、ネットサクサクなのでまぁ良いか。

スマホも使えるようになったので、Boltで車を呼ぶ。
混んでいる時間なのか、少しお迎えに時間がかかるようだけど、夜でも子供が外で遊んでいるくらい治安が良いので、道端で待っていても怖くはない。

宿が旧市街の城壁の中にあるので、車は基本中には入れない。
城壁の外の駅の近くで降ろして貰った。
こちらの入り口から旧市街へ入る。


イランやモロッコみたいな路地。


旧市街は石畳。
歩いて5分くらいで宿に到着。
カフェも併設しているので、宿に入ってすぐカフェ。


チェックインし、ようやく部屋へ。
旧市街なので、レトロな雰囲気。


バス・トイレはこんな感じ。
少し狭い。


勝手にエアコンを使っちゃダメらしいので、少し暑いが問題ないくらい。
荷物を置き、水などを買いにスーパーへ行くことに。

旧市街の中には猫ちゃんがたくさんいる。


街全体で飼われている感じ。
子猫ちゃんもいっぱいいる。


旧市街を出て、少し歩くとスーパーが。

Bravo


海外のスーパー大好き。


カラフルな野菜や果物を綺麗に並べている感じとか凄く好き。
平べったい桃、去年、ウズベキスタンで食べたけど美味しかった。


アゼルバイジャンは乳製品大国なので、ヨーグルトもおかしな種類置いてある。
端から端まで全部ヨーグルト。


アゼルバイジャンのビールも売ってた。


ザクロワインも名物。


水とビールと小腹が空いたので飲むヨーグルトを買って宿へ戻る。

宿へ戻る途中のライトアップされた街並みがヨーロッパな感じ。


城の向こうにフレイムタワー


コロコロ色が変わる。


23:30

やっと宿へ戻った。
すんなりいかないイミグレに身も心も疲弊した1日だった。