今年もやって来ました、この時期が。
バタバタと出かける準備をして、予定通りの時間に出発!!!!
車を走らせる事、10数分。
旦那ちゃんが突然
『ゴメン!!!!』
と言うので、咄嗟に嫌な予感しかしないと思ったら
『GORE-TEXを家に忘れました。』
と。
出たーっ!!!!
今年も忘れ物ーーーーっ!!!!
天気が変わりやすい山の方に出かける予定も予定もあるので、
家に戻るしかない。クソッ!!!!
高速道路に乗る前だったのが救いです。
出発してから30分後には家にいるよ。
はぁ〜
GORE-TEXを取りに帰り、仕切り直し。
ハイ、今度こそ出発ーーーーっ!!!!
何とか無事、成田空港へ到着。
今のところ時間通りに飛びそう。
まずは腹ごしらえ。
いつもの❝えん❞で朝ごはん。
DEAN&DELUCAでコーヒーを飲みながら、チェックインカウンターが開くのを待つ。
T-シャツが旦那ちゃんの気分を物語ってる。
“VACANCE”
ご機嫌です。
さて、チェックインが出来る時間になったので、カウンターへ。
今回の行き先はコーカサスだが、中国経由で行く。
ただでさえ今回は厄介なチェックインなのに、
新人のグランドスタッフさんに当たったーっ!!!!
なかなか大変そう。
先輩スタッフに色々教えて貰いながらの入力作業。
瀋陽と烏魯木斉でトランジットするが、どちらも航空会社は中国南方航空だが、面倒なのは
2回とも荷物をピックアップしなければならない。
しかも、瀋陽のトランジットは3時間。
入国審査からの荷物ピック、そして、またチェックイン。
間に合うのか?
不安しかない。。。
カウンターで色んなステッカーを貼られながらもバックパックは預けたので、保安検査とイミグレへ向かう。
日本出国は問題なし。
時間が早めなので、ゲート前はガラガラ。
本日、お世話になるのはこの機体。
3✖︎3シート
モニターはない。
でも、充電は出来るので、スマホに取り込んでおいた電子書籍で暇つぶししながら向かいます。
瀋陽までは約3時間。
朝早かったので、離陸にも気付かず、寝続けた。
目が覚めたら空の上だった。
ドリンクサービスと機内食の時間だけ起きていて、他は寝ているスタイル。
機内食はだいたいチキンを選ぶ私とチキン意外を選ぶ旦那ちゃん。
なんで機内食ってご飯とパンと両方付くんだろう?
米あるならパンはいらんと毎回思う。
チキンは思いのほか、ニンニクがっつり。
ビーフは甘めの牛丼。
どちらも美味しくて完食。
食後にはハーゲンダッツ。
アイス大好き旦那ちゃんのテンションが上がる。
食後はまた寝る。
そうこうしているうちにあっという間に瀋陽桃仙空港に到着。
ここからが時間との戦い!!!!
この空港は皆荷物をピックしなければならないので、まずは急いでイミグレへ。
乗り継ぎの人はあまりいないらしく、乗り継ぎのカウンターは思いのほか空いていた。
イミグレは旦那ちゃんと隣同士のカウンター。
パスポートを開くなり、険しい顔に。
嫌な予感しかしない。。。
何度もパラパラとページを開いては、必ず去年行った
トルクメニスタンのVISAのページで手の動きが止まる。
ここからQ&A開始
『中国へは何しに来た?』→ただのトランジット
『次は何処の国へ行く?』→アゼルバイジャン
『最後はどこから帰るんだ?』→アルメニア
『中国での滞在はどこ?』→いや、トランジットだからホテルは取ってないし、基本、泊まらんて
などなど、色々聞かれ、答えを聞く度に険しい顔に。
もう、何て答えれば合格点なの?
『地獄の門を観にトルクメニスタン行っただけだよ。』
と言ったとしても、彼らには意味不明なんだろうなぁ。
彼らからしてみれば、トルクメニスタンに観光って何よ?って感じだろうし。
瀋陽の後に行くのが烏魯木斉ってのも引っかかる要因だったんだろう。
色々、裏目に出てる。
別室送りは免れたけど、夫婦ともども暫く捕まってた。
トランジット3時間しかないんだから、早く解放してーっ!!!!
睨まれながら質問攻めにあい、それでも渋々入国スタンプを押してくれた。
やっと解放され、お次は荷物をピックアップ。
こちらはアッサリ回収出来た。
荷物を持って急いでトランジット専用のチェックインカウンターに向かう。
カウンターには誰も並んでいなかったが、なかなか時間がかかった。
成田で貰ったチケットの隣は同士ではなかったが、烏魯木斉まで隣同士にしてくれると言うのでお願いした。
無事荷物も預け、新しいチケットもゲット。
トイレに行こうと思ったら、トイレの近くにWi-Fiのパスワード発行の機械があった。
しかも、日本語に変換される。
パスポートをかざすだけで、パスワードをくれる。
eSIMも入れているが、中国の分は1日分しか買っていないので、瀋陽では使わないので、Wi-Fi助かる〜って思ってたのに、VPN入れてないから、結局、何の役にも立たず。
中国めんどくさい。。。
バタバタしたけど、何とか出発フロアにやって来た。
烏魯木斉行きも時間通り飛びそう。
瀋陽は中国だと“沈阳”らしい。
到着時に機内から見た空港が変わった形だなぁと思ったら、中は少し湾曲した感じだった。
久しぶりに観る、チェーン店の漢字表記にちょっとテンションが上がる。
テンションが上がっても、買うわけではない。
STARBUCKS COFFEE→星巴克咖啡
McDonald→麦当劳
SUBWAY→ 赛百味
自国の言葉で書いてあるのを見るのが好き。
ローカルな店が好きなので、たまたま見つけたお茶の店へ。
漢字のメニューでも何となく意味は分かるけど、どれにしようか迷っていたら、英語メニューをくれた。
旦那ちゃんは仙草ゼリー入りのミルクティー。
私はマンゴージャスミンティーとやらをオーダー。
ミルクティーは間違いなく美味しい。
マンゴージャスミンティーはマンゴーの味が少し薄い上にそこに沈んでいるジャスミンティーのゼリーが苦い…と言うかかなり渋い。
あまりお好みではなく、旦那ちゃんにキラーパス。
旦那ちゃんが飲み干してくれました。
烏魯木斉行きの機体は先程と同じ大きさのもの。
空港のフリーWi-Fiを繋げてみるも規制があるので、基本、中国系のアプリ以外は開けない。
何も出来ないので、搭乗時間まで飛んでいく他の機体を眺めながら過ごす。
今回は国内線になるので、周りは中国の人ばかり。
他の国の人はほぼ見当たらない。
瀋陽で乗り換える人がそもそもいない。
搭乗すると窓の外はちらほら雨模様。
遠くで稲妻が見えた。
荒れそうだなぁと思っていたが、定刻前に出発。
暫く滑走路を走っていたが、他の機体と違う方向から飛び立った。
どうやら稲妻の雲を避けてる様子。
ほぼ揺れずに上空へ。
成田からのフライトでほぼ寝ていたので、取り込んでいた電子書籍などを読みながら時間を潰す。
機内食は今回は国内線になるので、国際線よりかは質素な感じに。
私はブレずにチキン。
旦那ちゃんは魚をチョイスしたら、白身魚の甘酢あんだった。
パックに入ってる大根の漬物は酸味がある福神漬みたいな感じ。
デザートは昔懐かしいシロップ漬けのフルーツの缶詰の味がした。
マフィンはモソモソで一口で口の中の水分が全て奪われる代物。
旦那ちゃんは無事トランジット出来てホッとしたのか、ビールを飲み始めたよ。
ぬるかったらしい。
残念。
動いていないので、お腹もたいして空いていない為、完食できず。
食べた後はもれなく寝る。
夜眠れなくなるから起きていたかったけど、約5時間のフライト。
到着する頃は真夜中なので、睡魔には勝てず、寝ては起きてを繰り返す。
日付が変わる頃、予定の時刻より少し早くウルムチ地窩堡国際空港に到着した。