2025.06.08
どんなに疲れていても、時差ボケなのか5時台には目が醒める。
今日は移動日なので荷物のパッキングをする。
8:00
朝食を食べに来たが、まだ準備が終わっていなかったので、天井を見ながら待つ。
お皿が天井に飾ってあったよ。
絵柄がどれも好み♪
準備出来たよ〜とスタッフに言われたので、取りに行く。
野菜はキュウリとトマトメイン。
昨日はなかったメニューもあり、何かと思ったらポテサラだった。
ヨーグルトはタワーにしがち。
この宿のポテトが昨日からお気に入り。
移動日でお昼ご飯抜きになると思うので、今日も朝からたくさん食べる。
朝食を食べ終え、宿をチェックアウト。
旧市街を抜け、表の通りに出てBoltで車を呼ぶ。
昨日の朝、チケットを買いに行ったバスターミナルへ向かう。
日曜の朝は交通量も少ないのでほぼノンストップでバスターミナルに着いた。
国内線はこっち的な看板↓
最初からこの階段が見つかっていたら、昨日迷子にならずに済んだのになぁ。
バス乗り場は3階。
本日のバスはこちら。
最新のバスではなさそう。
ちょっと古めのバス。
バスにバックパックを預け、トイレへ。
有料。
入ってすぐに門番みたいにいる婆さんにお金を払う。
外国人だと思ってぼりやがった。
まぁ、微々たるもんだから良いけどさぁ。
トイレ以外は特に用事もないので、バスに乗り込み出発を待つ。
9:45
定刻より5分早く出発。
満席になる事も多いと聞いていたけど、今日は半分以上、席が空いていた。
カスピ海沿いの道を走る。
そろそろカスピ海は見納め。
左に写ってる湖みたいなのがカスピ海。
12:30
トイレ&ランチ休憩らしい。
ドライバーに
「何分休憩するの?」
と聞いてみたけど、英語がさっぱりとのことで外にいる施設の客引きに聞きなとジェスチャーで示された。
とりあえず、バスを降りたら
「休憩時間は40分だよ。」
と教えてくれた。
お腹は空いていないので、とりあえず、トイレだけ行っておく。
有料かと思ったら、無料だった。
珍しい。
「レストランでご飯も食べれれるし、チャイやアイスもあるよ。」
と言われたけど、ずっと座っていただけで動いてないし、お腹も空いていないので、バスの周りをぷらぷら。
ぷらぷらしているのはうちらだけかと思ったら、他の乗客も食事をしないらしく、皆、バスの周りで待っている。
これまた意外。
今までの国だと、皆さん短時間にも関わらず、休憩時間にガッツリ食べるイメージだったけど、アゼルバイジャンはそうではないらしい。
たまたまなのか?
誰もランチしないので、早めの出発。
15:00
目的地のシェキの門を通過〜。
15:30
シェキのバスターミナルに到着。
バスを降りるなり、TAXI攻撃にあう。
TAXIは吹っかけてくるのが分かっているので、強い心で無視します。
シェキの街でもBoltは使えそうなので、バスターミナルを出たところで車を呼ぶ。
バスターミナルから宿までは2.1kmだけど、結構な傾斜の坂道に加え、所々、石畳だったりもするので、車に乗りたい。
車に乗って5分くらいで宿に着いた。
素敵な入り口の宿。
チェックインし、部屋に荷物を置く。
古い建物をリノベした宿。
入り口の椅子が可愛い♪
無駄に天井が高い。
部屋の壁が一部石造り。
バスルームも可愛い感じ。
入り口の椅子が好みのデザイン。
廊下の壁も煉瓦。
観光出来る時間が2時間くらいしかないので、急ぎましょう。
宿の前からBoltで車を呼ぼうとしたら、目の前に待機してた車だった。
すぐに乗り込み一番遠いシェキ・ハーン宮殿へ。
Şəki Xan Sarayı (The Palace of Shaki Khans)
チケットを買うまで一悶着あったが、何とか中へ。
タイミング悪く中国の団体旅行(しかも3組)に当たってしまい、大混雑。
列に並びながら写真を撮る。
団体の代表だけ並んでいる感じで、順番が来ると一気に団体様が横からなだれ込んでくるので、全然列が進まない。
目の前はほぼ中国人の団体様御一行。
待っている間、色んなポーズで写真を撮る中国人を眺める。
そんな中国人が面白かったのか、目の前にいたパキスタンの人たちはポーズをとる中国人の写真を撮る。
後ろに並んでいたアゼルバイジャンの学生が話しかけて来たので、しばしお話ししてみる。
1人だけ英語を話せる子がいて、他の子の通訳をしていた。
独学で英語を勉強しているらしい。
若いのにしっかりしていて凄いなぁと感心した。
シェキ・ハーン宮殿は18世紀に夏の離宮として建てられた宮殿。
2019年に、シェキの歴史地区と共に世界文化遺産に登録された。
内部は撮影禁止。
美しいヴェネツィアン・グラスで装飾された窓や扉が特徴。
内部の壁画やステンドグラスも凄く綺麗だった。
撮影可にしたら先に進めない人が多いんだろうなぁ。
外壁と同じくらい素敵だった。
入り口も見納め。
想定外に時間がかかってしまったので、他の場所を見学する時間が少なくなってしまった。
先を急ぐ。
歩いていたら建物の中から小学生くらいの子供たちに声をかけられた。
左側の建物が小学校。
子供達:「どこから来たの〜?」
私たち:「日本だよ。」
子供達:「おぉ〜、日本〜。お金〜、お金〜。」
いや、お金はあげないけどね。
きっとどの国の人にも同じこと言ってるね、子供達。
とりあえず、バイバ〜イって手を振って先を急ぐ。
Karvansaray
キャラバンサライとは、シルクロードを行き交う隊商が休憩や宿泊をするための施設。
中世の商人たちの重要な拠点だった。
アゼルバイジャンには複数のキャラバンサライが現存していて、シェキのものは最大規模らしい。
こちらは18世紀に建てられたもので、現在はホテルやレストラン、カフェなどの営業もしている。
入り口を入ると円形のホールになっている。
天井が高い。
天井
中に入ると沢山の部屋が中庭を囲んでいる。
アーチ型になっているもの一つ一つが部屋になっている。
2階へ。
当初、シェキの宿はここにしようかと思っていたが、沢山の人が訪れて落ち着かなそうだったので、ここにしなくて良かったかも。
部屋の扉。
半地下の部屋もあるっぽい。
キャラバンサライの外には土産物屋が立ち並ぶ。
シェキに来てから良く見かける編みぐるみ。
ターゲット層は子供なんだろうか?
誰も持っている人を見なかった。
土産物屋の看板が可愛い。
窓から中を覗く。
サフランがオシャレに売られていた。
色々、ツッコミ所のあるマネキン。
マネキンのインパクトで何屋さんか忘れた。
きっと髭が立派な人ほど偉いんだろうなと思う。主観。
Winter palace- House of Sheki Khan's
閉園が18時。
ギリギリに滑り込んだ。
冬の離宮と呼ばれる場所。
こちらも建物内部は撮影禁止。
シェキ・ハーン宮殿より規模は小さいが、中のステンドグラスは見応えがあった。
大半をシェキ・ハーン宮殿の列に並ぶ時間に費やしてしまったが、何とかギリギリ見たい所は見れた。
お腹も空いたので、宿併設のレストランで夕飯を食べる事に。
シェキワインで乾杯。
旦那ちゃんはドライ。
私はセミスイートを。
ボトルの3分の1くらい入ってるよ。
飲みやすいし、美味しい。
でも、たっぷり入れてくれたので、飲んでも減らない。
朝食以来、何も食べてなかったので、空腹はピーク。
まず運ばれて来たのは、シェキの伝統料理ピティ
壺の中に羊肉やひよこ豆、玉ねぎなどを入れてじっくり煮たもの。
まずは硬いパンをちぎってお皿の中へ。
壺に入っているスープをちぎったパンにかける。
壺に残った羊肉とひよこ豆や玉ねぎなどを潰す。
スープを吸ったパン。
潰し終わったら、先ほどのパンと一緒に食べる。
結構、がっつり潰すらしい。
スープがめちゃくちゃ美味しい〜♪
お肉も美味しいので、羊肉好きにはたまらん一品。
マンガルサラダ
アゼルバイジャン定番のサラダ。
トマト、ナス、玉ねぎ、パプリカなどを細かく刻んである。
サージ
浅い鍋の上で肉や野菜を焼いたもの。
牛肉と羊肉のMixにしてみた。
ナンも一緒に乗ってる。
どれも美味しかった。
お腹いっぱい。
宿併設なので、そのまま階段を登って部屋へ。
近いって良い。
何だか至る所に椅子やソファが置いてある宿です。
一つ一つに座りたがる人。
玉座的な椅子。
オシャレなソファ。
ソファは手を広げて座るものらしい。
気が済んだらしいので、食後のお散歩へ。
こんなに明るいけど、20時。
宿の前を流れる小川。
対岸から見る本日のお宿。
素敵な建物。
アゼルバイジャンの大統領、こんばんは。
シェキの街はのどかです。
少しだけフラフラして、スーパーで水とビールを買い、宿へ戻る。
日中、宿の中庭のレストランでずっと子供のパーティーをしていてかなり賑やかだったが、子供達が帰り静かになったのも束の間、今度は通常営業に。
普通に音楽を流してくれれば良いのだが、カラオケ付きなもんで(しかも、お世辞にも上手いとは言えない感じ)、賑やか通り越して
うるさいっ!!!!
オシャレな宿でまったり出来るかと思ったけど、全くまったり出来ず、耳栓をして寝る羽目に。
持って来て良かったよ、耳栓。
そんな中でも気にせず寝れる、旦那ちゃんが凄い。。。
































































