2018/05/13

豊島②→→→宇野①


2018.05.04


隣の部屋のお兄ちゃんの豪快なイビキで目を覚ます。

襖で仕切られているだけなので、イビキや話し声は筒抜け。

レンタサイクルの予約が8:30だったので、出かける準備をして出かける。


一番乗り〜

レンタサイクルに荷物を預け、港からSTART。


初めて電動チャリに乗る。

漕ぎ出しの軽さにビックリ。


チャリに乗り慣れてる旦那はんはスイスイ先へ。

少し山を登ると海が見えて来た。



スイスイ〜


立ち漕ぎしないで坂道を登れるって凄いなぁ〜。


VIVA☆電動チャリ


グイグイ坂を登り、景色は更に良い感じ〜♪



そうそう、うちらが求めているのはこう言う景色。



どんどん坂を登りますよ〜




棚田


菜の花が満開。


稲じゃなくて菜の花なので、小豆島とはまた雰囲気が違う。

菜の花の先に海。


天空のカーブ


海に吸い込まれそう。





豊島美術館


まだ開館まで時間があったので、先に他の作品を見に行くことに。

せっかく登った坂をガンガン下る。


唐櫃側の海が見えて来た。



スペインのイオベット&ポンズの作品

勝者はいないーマルチ・バスケットボール


ボードは豊島を模した形になっていて、実際にボールで遊ぶこともできる。

先にいた子供達が遊んでいた。


旦那はんもトライ。


私の一投目は、まさかの


ゴールに届かず。。。


マジか。。。


ドッジボール以外の球技は苦手です。

軽く汗をかくくらい遊んだ旦那はん。

そんな旦那はんを見ながら柿の種を食べる私。

そろそろ豊島美術館の開館時間になるので戻りましょう。


タイムスリップしたかのような唐櫃の街並み。



唐櫃のシンパク


道を軽く間違ったので、また港の方に戻って美術館を目指す。

美術館に着くと並んでいた人たちはいなかった。

GWだからか通常の開館時間より早く開けていたらしく、すんなり中に入れた。


椅子に座って海を眺めることも出来る。


海を見ながらまったりしたいところだけど、行列ができる前に先を急ぐ。





ぐるっと回るように林を抜けて作品へ。


途中、海が見えた。



作品の入り口。


入り口近くで係りの人の説明を聞き、いざ中へ。

ここから先は撮影禁止


HPによると、豊島美術館は、アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による作品。

休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その広大な敷地の一角に、水滴のような形をした建物が据えられた。

広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。

内部空間では、一日を通して「泉」が誕生する。

その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝える。



内部にいる間は足元に気をつけないと水溜りを踏むと言うトラップが。

水の動きをボーッと眺める。

寝ている人もいたりする。

長居できる空間。

でも、時間もないので出ます。




カフェ&ショップ


作品のミニチュアのような場所。

外観はこんな感じ。


ずっと行きたかった場所に行けて幸せ〜♪

外に出ると整理券を持っていない人は入れない状態になっていた。

うちらギリギリだったのかも。。。

危なかった。


以前来た時も気になった商店。


特にこの看板が。


切羽詰まってる。。。

ここでアイスを買った事はないけど。

チャリを置いて島歩き。





空の粒子


空に粒子が舞うかのように円形の彫刻をつなぎ合わせ、貯水タンクを囲んで設置。

前回の芸術祭では鉄扉やベンチを新たに加えた。

かつてのコミュニティの拠点に、にぎわいを取り戻すプロジェクト。






唐櫃の清水






とりあえず、飲んでみた。


普通に美味しい。

この泉は絶える事なく湧き出ているらしい。


天気も良いし、景色も最高。

気持ちが良い♪


ランチの予約の時間まで時間があったので、少しも先にある作品を観に行くことに。

レモンの木がたくさん。


軽くハイキング状態。

山の中を進むとやっと展示の看板を発見。


途中、何も無さすぎて少し不安になったわ。


ささやきの森


誰もいない森の中に入って行く。

旦那はんを探せ状態。


音は聞こえて来るけど、その音源が分からず、更に森の奥に進んで行く。

少し広くなったところに音の正体を発見。


風鈴


ちなみに400個くらいあるらしい。


風鈴がたくさんあるけど、森に溶け込んでて、写真では分からない状態。


始終二人しかいない状態。

ランチの予約の時間が迫ってきたので、森から脱出。

山を下る。



島キッチン

2年前の瀬戸芸で1日だけお世話になったとこ。

ひたすら皿洗いをしていた記憶が。。。


前菜


島キッチンセット


今日のメインはお魚。


野菜や魚介類は豊島産・香川県産にこだわり、その時期に採れる旬の食材を使用している。


キーマカレーセット


豊島のお母さんと丸ノ内ホテルのシェフとのコラボレーションで完成した、島キッチン特製のキーマカレー。


生産者が分かる。


お腹が満たされたので、次の目的地へ。

この木の感じが好き。


こっちに来てから、この黒い木の建物を良く見かける。

島キッチンから徒歩5分。


檸檬ホテルに到着。


ここは夫婦で瀬戸芸の時に受付をした作品。


ここへは作品を観に来たのではない。


レモンスカッシュを飲みに来た。



受付をした時にオーナーさんからご馳走になり、その時に移住の話も聞いた。

今回も話を聞こうかと思ったけど、何だか忙しそうだったので、遠慮した。

レモンスカッシュだけ飲んで終わり。
 
唐櫃方面の視察と言う名の観光が終わったので、家浦方面へ戻ります。

途中、通り雨~

急激に気温が下がる。


寒い。。。


雨宿りと言う名のおやつタイム。


いちご家


豊島産の苺をこれでもかって言うくらいたっぷり使った苺パフェ。

苺のソースも豊島産。

一度食べてみたかったんだよね、ここのパフェ。

たっぷり苺に大満足♪

食べてる最中に雨足が一気に強くなったけど、食べ終わる頃には小雨になった。

雨が弱くなったので、残りの観光を一気に済ませることにした。


イル・ヴェント



混んでいるかと思いきや、先に一組しかいなかった。

奥にカフェがあるので、お茶も出来るらしいが、落ち着かんだろ。。。


こう言うデザインは好き。



階段はドット。



2階へ上がる。


窓もドット。


ビビッドな色合いは好きだけど、落ち着かん。

ここでお茶はせずに退散。


すぐ近くにある

豊島横尾館



内部は撮影禁止


アーティスト・横尾忠則と、建築家・永山祐子による「豊島横尾館」は、豊島の玄関口となる港に面した家浦地区の、集落にある古い民家を改修してつくられた。

展示空間は、既存の建物の配置を生かして「母屋」「倉」「納屋」で構成され、平面作品11点を展示している。


少しチャリで移動し、やって来たのは


針工場







ここは平成を迎える手前で閉じられたメリヤス針の製造工場跡。

そこに設置されたのは、宇和島の造船所にて一度も使われずに約30年放置されていた、鯛網漁船の船体用の木型。

全長17mを超す船型は、切断することなく一隻丸ごと台船に載せられ、宇和島から瀬戸内海を渡って豊島へと運び込まれたらしい。

ちなみにここも内部は撮影禁止


また雨がチラついてきたので、港の方へ戻ります。


昨夜、食堂のお姉さんに


「ここに行ったら移住の話が聞けるかも」


と教えて貰った場所へ行ってみる。


てしまのまど



小腹が空いたと旦那はんはパンを。


豊島産の檸檬が練り込んであるパンが凄く美味しかった。

私は檸檬チーズケーキ



話を聞きたかったけど、何だか忙しそうだったので、お茶するだけして退散。

当初の予定より早いフェリーに乗れそうだったので、急いでチャリを返し、フェリー乗り場へ向かう。

チケットを買うとすぐに船がやって来た。



バイバイ、豊島〜。


移住の話はあまり聞けなかったけど、やっぱり景色や雰囲気は最高。

でも、住むとなるとちょっと色々と問題がありそうだなぁ。

フェリーの中で檸檬ケーキを食べながら、旦那はんとフェリーの中で色々感想を話し合う。


あっと言う間に岡山県の宇野港に到着。

確か港の近くに作品があったはずとテクテク移動。

あった。


宇野のチヌ



宇野港周辺の沿岸や児島湖で拾い集めたゴミ、漂流物を使ってチヌのオブジェを作成。

世界の各地から海を渡って瀬戸内に漂流した廃棄物が新たなフォルムとなり、アート作品として宇野港に展示されている。


近くでよく見てみると確かに全部ゴミ。





船底の記憶




船のスクリューに大日本帝国海軍の船で使われていたいかりや、ノルウェーの船のスクリュー、それに玉野市内で不用になった各種の鉄製品を組み合わせた作品。

ザッと作品を見て、寒さで退散。

宿へ向かう。

今日の宿も港からすぐ。

チェックインを済ませ、洗濯待ちをしている間に宿併設のカフェで地ビールを飲む。


行きたかった店が休みと言うので、近所の寿司屋で早めの夕飯。


池田屋


小エビのかき揚げ


上にぎり


白身魚の美味しさにビックリ。

地元のお魚は美味しゅうございます。

宿に戻り、隣のカフェで食後のデザート。



部屋までWi-Fiが届かず、何故だか電波も激弱だった。

疲れも少しずつたまって来たのか、旦那はんは21時には寝ていた。

私も次の日のルートなどざっくり来てて、早めの就寝。