2019/07/22

ワディ・ムサ③→→→(アブダビ)→→→成田


2019.07.16


5:30 起床

朝ご飯の前に大方パッキングを終え、6:30にレストランへ。

既に朝からペトラに行く人たちが沢山いた。

まったり朝ご飯を食べていたら、タクシーの予約時間まであまり時間がない事に気付き、焦る。


7:45

チェックアウトし、ロビーでタクシーを待つ。


8:00

予約した時間通りにタクシーが到着。

色々気にかけてくれるドライバーで、珍しく良い人に当たった。

空港まではタクシーで3時間。

私は最初の30分くらいしか記憶なし。。。

連日の早起きと運動で疲れが溜まっていたのだろう。

旦那はんは機内で寝れない方がツライと思って頑張って起きてたみたいだけど。

旦那はんがスマホのGPSで現在地を確認していると、ドライバーのおっちゃんが


「wi-fiあるよ。」


とパスワードを教えてくれたらしい。

最近はタクシーにもwi-fiがあるらしい。

昔の旅からは考えられないくらい進歩したなぁと。

私は寝ていたので、wi-fiとか全くいらなかったけど。


11:00すぎ

予定より早くアンマン空港に到着。

最初から最後まで良いドライバーだった。

手をブンブン振っておっちゃんとお別れし、空港の中へ。

天井が面白い形。


コスタリカ以来の


パスポートコントロールが丸見えの空港。


珍しい。


早く着いたので、まだカウンターは開いていない。

空いているベンチを見つけ、wi-fiを拾ってダラダラ過ごす。

アンマン空港はwi-fi時間制限がないのが嬉しい♪

充電のスタンドもそっちこっちにある。


驚いた事に充電したスマホを置きっぱにして何処かに行く現地民が多い。


それだけ治安が良いのね、ヨルダンは。

他の国なら秒で無くなる。


11:45

エティハド航空のカウンター前で職員の人が準備し始めたので、並んでみる。

待っている間にウェブチェックインを済ませる。

カウンターのオープンと同時にチェックインし、荷物を預ける。

サクッとイミグレを通過し、出国。

今回のイミグレはどこもあっさりで拍子抜け。

心配していた旦那はんのイスラエル入国ですら、思ったよりスムーズだったし。

残ったお金でランチ。


シュワルマ、ホンモス(フムス)、ファラフェルラップ


好きな物を最後まで食べる。

美味しゅうございました♪

コインも残さず、きっちりディナールを使い切り


ヨルダンに未練なし!!!!


無一文になったので、早めにゲートへ向かう。

今回は乗客が少ないのか、まさかの4社のコードシェア便。

それでもゲート前は空いていた。


14:00

ボーディングタイム


14:40

予定より5分早く出発。

クルッと旋回し、アンマンの街を見ながら空へ。



バイバイ、ヨルダン。

前情報、ほぼ無しで来ちゃったけど、楽しかったよ〜。

でも、用事がないからもう行かないけどね。


アブダビまでは2時間半のフライト。

離陸直後から二人とも爆睡。

途中、スナックを配り始めたところで目が覚めた。

アンマン空港でランチも済ませ、機内でもほぼ寝ていたので、お腹は殆ど空いていないが、少しだけ食べる。

旦那はんは二つのサンドイッチのうち、手付かずの方を持ち帰ると。


まさか、そのサンドイッチが後々に悲劇を生むとは、この時はまだ知らず。。。



あっと言う前にアブダビ付近。


THE・砂漠


ポツポツ建物が見えてきた。

空港が近づくにつれて、どんどん建物が増えていく。



18:30

アブダビ空港に到着。


アンマンとアブダビは時差1時間。

二人とも殆ど寝たまま移動。

セキュリティーチェックを通過し、空港内へ。

今回のトランジットは行きと違い、3時間弱。

とりあえず、ラウンジへ。

ここのラウンジは行きのトランジットでも行ったところ。

ご飯が美味しかったので、旦那はんはガッツリ食事。

全くお腹が空いていなかった私はフレッシュジュースを飲みつつ、メイクを落としたり、ブログを書いたり。

今回はあっと言う間に時間になったので、ゲートへ向かう。


既に長蛇の列。


何事かと思ったら、日本から各地へ飛んだツアーの団体客数組が既に並んでいる様子。

皆さんの土産物の袋でどこに行ったか分かるから面白い。

ツアー客は皆綺麗な格好をしているなぁ。


うちらは、、、


旅のスタイルは如何に目立たないかが重要だと思っているので、日本にいる時より断然地味な格好をしている。

そのせいか毎回空港では日本人だと思われない。

だから、きっと旦那はんは偽造パスポートと疑われる。


団体さん達がいなくなった後、ようやく並び機内へ。

成田行きの機内は見える限り満席。


22:00

定刻通りアブダビ空港を出発。

旦那はんは離陸と同時に寝ていた。

私は朝のタクシーの中からずっと寝ていたので、あまり眠くないので、映画を見て過ごす。

途中、機内食のサービスがあったが、寝ているだけなので、私は断り、寝た。

後ろのスペイン人のおばちゃんが椅子を叩くは動かすはで寝ては起こされを繰り返し、あまり熟睡できず。。。



2019.07.17


気が付いたら窓の外が明るくなっていた。

二度目の機内食。

ランチ以来、ちゃんと食べていなかったので、今度は食べようかなぁと。


CA:「チキンとベジどっちが良い?」

私:「ベジで。」


ガサゴソ、ガサゴソ、、、、


CA:「チキンしかないわ。」

私:「ベジないの?じゃあ、チキンで良いです。」


一択なら聞かないでおくれ。


行きのフライトの機内食よりかは美味しかった。

でも、お腹が空いていないので、完食ならず。

機内食を配り始めたところで、気流の悪いところを通過した為、サービスが一旦中止。

その影響で、食べ終わって片付けしたらすぐに着陸態勢。

忙しい。


13:00

予定通り、成田空港に到着。


ただいまぁ〜


どんどん入国の手順が簡素化され、並ばずに入国できるのが嬉しい。

荷物を取りに。

待っている間にアブダビ空港で買ったデーツを旦那はんから受け取ろうとすると、


ないっ!!!!


確かに旦那はんのトートバックに入れたのに。。。

その代わり、トートバックの中には見覚えのあるものが。


そう、

クッソ高いデーツを捨て、サンドイッチを残す奇跡っ!!!!


オイッ!!!!


キレるのはパレスチナの時だけで充分っ!!!!


パニクる旦那はん。

最終的には


「もう死にたい。。。」


とまで口にしている。


いや、それくらいで死なないでくれよ。


そんな光景を不憫に思ったのか、隣で荷物待ちしていたおばちゃんに


「空港職員かエティハドの人に言えば、きっと中に入れてもらえると思いますよ。」


と。

確かに中に入れるとは思う。

いや、キレてるポイントはそこだけじゃないんよ、おばちゃん。


帰国した途端、気が緩みすぎなんじゃっ!!!!


家に帰るまでが遠足なんじゃっ!!!!


よりによって大好物のデーツを捨てるなんてっ!!!!


旦那はんにとっても食べ物、しかも行きのトランジットから欲しい、欲しいと言っていたデーツ、しかも、ピスタチオを挟んであるやつ、そしてそれがバックパッカーの感覚にしてはクッソ高いてことで、危機を感じ、速攻、消えて行った。

とりあえず、教えてくれたおばちゃんにお礼を言って、私は荷物待ち。


暫くすると旦那はんが戻ってきた。

手にはデーツが。

無事、回収して来たらしい。

荷物もピックアップし、漸く外へ。


そんなこんなで今回も無事帰国しました。



今回の旅に出る前に、国名を聞いて、


危なくないの?とか大丈夫?


と言われ、色んな人から心配されましたが、行ってみると治安が良かったり、人々がフレンドリーだったり、思いの外、発展していたり、、、

想像していた以上に楽しめました。

気にしていた、世界一厳しいイミグレもすんなり!?通過出来たし。

パレスチナではキレまくってたけど、それ以外で騙されたり、ボラれたりなどもなく、好印象。

見たかったの物も見れたので大満足です♪

でも、短期のため、スケジュール詰め込みまくりでさすがに体はしんどかった。。。

旦那はんは次の旅先を既に決めている様子だけど、私は温泉にでも行きたい。。。






2019/07/21

ワディ・ムサ②


2019.07.15


6:00 起床

6:45

朝ご飯を食べにレストランへ。

ビュッフェスタイル。


パンの種類も豊富。


結局、他のものでお腹いっぱいになってしまい、一つも食べれなかったけど。。。


茹でたそら豆が入っていて、お好みでオリーブオイルやスパイスをトッピング。


右のおっちゃんはオムレツ担当。

左のおっちゃんはワッフル担当。


朝からガッツリ。


今日も沢山歩くだろうからしっかり食べますよ。


8:00過ぎ

気合いを入れて宿を出る。

朝のシークは空いている。

馬の糞を掃除するおじさんが待機しているだけ。


ハイ、誰もいない。


昨日は太陽が真上にあったので、逃げ場がなかったが、午前中は日陰だらけ。


日陰は寒いくらい。

まだアンマンからの日帰りツアー客や団体客もいない時間帯なので、遺跡の中は静か。


岩の模様も素敵。


周りの岩が大き過ぎて、旦那はんが小さく見える。


昨日も今日も

エル・ハズネ


午前中は日陰が多く、暗めな感じ。

上からの景色を見るため、右手奥の方から登る。


朝からロッククライミング。


途中にロバがいた。

少し高くなった。


現地の人が勝手に作ったビューポイント。

1JD(¥150)でお茶付きらしい。


とりあえず、お邪魔しま〜す。


おぉっ!!!!

上から見る景色もいい感じ。


旦那はんも一緒に撮ってみたが、日陰が多く、写真はイマイチ。


もう少し日が昇らないと映えないね。

料金込み込みのシャーイを頂きながら、エル・ハズネを眺める。


登って来た道を戻ります。


階段じゃないし、滑るし、勿論、手すりなんか無い岩を下りる。

高所恐怖症の私には


拷問以外の何物でも無い。


日本ならまず行かせて貰えないような道が海外では当たり前のようにある。

今日は更に上からエル・ハズネを眺めるため、先を急がねば。


客待ちのキャメルタクシー



ローマ劇場


この時間は真正面から太陽が当たっているので、眩しいくらい。

さて、今日も元気にトレッキングスタート。


アーン(壺)の墓


宮殿の墓



坂道と階段をひたすら登り続ける。


登っても登ってもまだまだ階段は続く。。。


階段が綺麗な分、昨日のエド・ディルよりかはマシかもしれない。


何だか今日は動悸がする。。。


日陰で水分を取りながら休憩。

また階段を登る。


だいぶ高い所まで登って来た。



片道3.5kmでしかも階段、もしくは岩登り。

昨日と言い、今日と言い、


何の罰ゲーム?


最後は看板すらなくなり、合っているのかどうかも分からないような道なき道を進み、ようやく小屋が見えて来た。

きっとここがビューポイント。

中に入り、端まで行くと


見えたーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!


眼下にエル・ハズネ。

だいぶ上まで登ったなぁ。


旦那はんとエル・ハズネ。


柵も何も無いからだ〜いぶ怖いのよ、これ。

フリーズ状態。


写真を撮り終わると産まれたての子鹿の如く四つん這いで小屋の中へ。

汗だくなのでおっちゃんから微妙な温度のスプライトを買う。


エル・ハズネを眺めながら。


誰?このビューポイント見つけちゃった人。

凄いけど、マジでしんどかった。。。

アラフォーにはキツイよ。。。


クールダウンし、来た道を戻る。

途中、すれ違う人に


「あと10分だから頑張って〜。」


と声をかけながら下山。

お目当のビューポイントがあとどれくらいかサッパリ分からず進んでいた時に上から降りて来た人が


「あと15分くらいだから頑張って。」


って教えてくれたのが励みになったので、同じくすれ違う人には教えてみた。

ドンキータクシーで登る人の姿も。


お姉さんがちょっと重かったみたいで、言う事を聞かないロバ。


ロバもしんどいよね。。。

まだ半分も下りきっていない。




だいぶ下りて来たところにあった土産物屋の近くを通ったら、


「ダァーーーーーッ」


と言って近寄って来たかわい子ちゃん♪


人懐っこい子で飴ちゃんあげたらママに見せに行ってた。


ポテンシャル高ぇ〜。

中東のお子ちゃまは目鼻立ちくっきりで子供なのに完成されてる。

将来、美人さんね♪


更に来た道を戻ろうとしたら、お子ちゃまのママに


「あっちに教会があるよ。」


と言われたので、行ってみる事に。


えっ!?

この橋渡るの?


旦那はんはサクサク渡ってしまった。。。


いや〜、怖い。。。


対岸で旦那はんが


「下を見るんだっ!!!!」


ワタクシ、高所恐怖症だって言うのっ!!!!

お気はたしか?


ビビりながらも何とか無事、橋も渡り切り、先へ。


ペトラ教会


5世紀末頃に建設されたが、6世紀に火災と地震によって倒壊したらしい。


側廊のモザイクも素敵。




大神殿が見渡せる。


神殿の柱跡



さて、大方、見たかった所は見れたので、休憩。


旦那はんは念願のPETRA BEER


これは本物のビール。

キンキンに冷えたお水が美味しかった。

さて、戻りますかね。

戻る途中の土産物屋のサンドボトルコレクション。


アンマンで見たものとはまた少し違う。




エル・ハズネまで戻って来た。


朝は人がまばらだったけど、昼過ぎは混雑。


上から見ても下から見ても大迫力。

シークを通って帰ります。


今日はサクッと戻ってくるつもりが、まさかの昨日より長い6時間の滞在。

休憩を入れたにしても、5時間くらいは歩きっぱなし。

疲れた。。。

今日もモーベンピックでアイス。


最高〜♪


ホテルに戻りシャワーを浴び、夕飯までゴロゴロ。

今日は夜も予定があるので、18:30ピッタリにレストランへ。

フレッシュミントとフレッシュオレンジジュース


昨日のディナーでもずっとうちらと話をしていたお兄ちゃんが


「写真を撮ってあげるよ。」


と言うのでお願いしたら、


めっちゃ満面の笑みでセルフィーをしてた。



オイ、コラ。


お茶目なお兄ちゃん♪

この後、お客さんが殺到し、忙しくなって大変そうだったけど、うちらのテーブルに来ると明るく愚痴をこぼして去って行った。

夜のイベントがあると同じ時間に集中しちゃうから大変そう。


Sweet corn Soup


Taboolah Salad


玉ねぎ、トマト、パセリのサラダ


Greek Salad


Kofteh Kabab


Chicken Kabsah


Um ail


パンプディングみたいな感じ。

ここのはシナモンがガッツリかかってて美味しかった。

今日もスペシャルコーヒーを飲んでディナー終了。

部屋に戻り、出かける準備。


20:10

Petra By Nightへ向かいます。


Petra By Nightは月・水・金のみのイベント。

これを見る為に当初の日程と少し変えたくらい。

チケットは昨日、ホテルのフロントで購入済み。

エントランスでこのチケットだけの販売はないらしい。

エントランスは20:30に開くと言うので、宿を出ます。

やはり近くに泊まっていて良かった。


オープン前のゲートには既に行列が。

しかし、すぐにゲートが開いて、人がどんどん中へ吸い込まれて行く。

エル・ハズネまで片道30分、ロウソクと月明かりに照らされた道を歩く。

既に昨日、今日と歩いている道なので、何となくは分かるが、馬の糞までは見えない。。。

ある意味怖い。


思ったより広い間隔に置かれているロウソク。


風で火が消えないように紙のカバーが付けられている。


閉園後、2時間でこれを全部置くのは凄いわぁ。


うちらは歩くスピードが速かったのか、どんどん追い抜き、遂には前に誰もいなくなった。

まだまだ先にはロウソクの灯りが。


エル・ハズネに到着。

係員に案内されるがまま、ゴザのような敷物に順番に座り、その時を待つ。


エル・ハズネの前がギャラリーで埋め尽くされた頃、英語でアナウンスが。

どうやらこの空間で音楽を堪能してくれと言う事らしい。

途中、熱々のシャーイが配られた。

シャーイを飲みながら、演奏を聴く。

写真では撮れなかったが、岩の間から覗く星空も凄く綺麗だった。

早起きして、炎天下の中トレッキングをし、お腹いっぱいディナーを食べた後にまた散歩状態からのイマココ。


途中から睡魔が。。。


と思ったら、30分くらいで終わった。

演奏が終わったと思ったら、エル・ハズネのライトアップが始まった。


綺麗だけど、ちょっと不気味。。。







次々に色が変わる。

遺跡に座って写真を撮る人が続出したが、そんな至近距離で何が撮れるんだろう?とちょっと疑問。




ある程度、ライトアップを楽しんだので、エル・ハズネともお別れ。


来た道を戻る。

食後に良い運動だった。

丸2日+夜とペトラ遺跡を満喫した。

また汗をかいたので、シャワーを浴び、さすがに疲れたので二人とも気絶状態で就寝。