夜便だけど、今回は空港の外のパーキングに停めたり、両替もしなきゃいけないので、昼過ぎに家を出発。
案の定、早く着き過ぎた。。。
無事、パーキングに車を預け、空港へ。
久しぶりの第2ターミナル。
とりあえず、フライトの確認。
あれ?
22:30→22:10に変更になってる。
まぁ、早まる分には良いか、暇だし。
時間を確認したので、大事なミッション
いざ、両替へ
今回はクレジットカードが使えない国なので、多めに米ドルへ両替する。
両替所のカウンターに折り紙が。
つくづく日本人は器用だなぁと思う。
色んな国の国旗モチーフの折り鶴も。
無事、両替も済み、小腹が空いたので、銀だこへ。
これから10日間は禁酒生活なので、飲み納め。
たこ焼きをレモンサワーで流し込む。
最高〜♪
空きっ腹にしみる〜
さて、小腹も満たされたので、チェックインカウンターへ向かいましょう。
前回の韓国出発時に保安検査が激混みだったので、早めにチェックイン。
ウェブチェックイン済だったので、サクッと荷物を預けるだけかと思ったら、
ワクチン接種証明書の提示
を求められる。
出発前に調べた時はワクチン接種証明は不要だったと思うがないと搭乗出来ないらしい。
スマホのアプリを消さずに放置してたので、あっさりクリア出来るかと思ったら
何故だか旦那ちゃんのアプリの名前の末尾にKの文字画追加表記されてるので、
「パスポートと同じにして欲しい」
と言われる。
そう言われましても、パスポートの写真を取り込んでるから、何故Kが末尾に追加されるのかこちらにも分からない。
グランドスタッフのお姉さんも上司に確認してくれたり、こちらも何度もパスポートを取り込み直したり。。。
その度に名前の末尾にKがついたり、今度は苗字の末尾にKがついたり
なんでなん?
10分くらい格闘した末、なぜだか突然、きちんと取り込めた。
単なるシステムエラー
何とか無事、ワクチン接種証明クリアしたと思ったら、今度は
「席が隣ではないが良いか?」
と。
これは旦那ちゃんが予約時にミスったので、
「もし隣に出来るならして欲しい。」
とお願いしたら、
「通路側の席だったら可能」
とのことで、変更してもらった。
もうねぇ〜、
ウェブチェックインの意味?
って言うくらい時間がかかったが、何とか荷物も預けて、チェックイン完了。
空いているように見えるが、空港に来るたびに旅行客は確実に増えていると思う。
さっさと保安検査場へ。
今回は拍子抜けするくらい空いてた。。。
こちらはすんなりクリア。
あとは搭乗まで待つのみ。
免税店でRayBanのサングラスで遊ぶ漢。
マレーシアで買ったサングラスがスリランカ初日に壊れてしまい、それからサングラスがない人。
丁重にお戻ししました。
フラフラと散策していると素敵な感じの葛飾北斎の絵を見つけた。
これはこれで好き♪
さて、ゲートへ向かいましょう。
今回はカタール航空とJALとランタム航空のコードシェアなので、ほぼ満席らしい。
お祈りしている人や床に寝そべる人、何だかフリーダム。
近くの席のおばちゃんが靴を脱ぎ、くつろぐ。
その異臭に若干の眩暈を覚えながらも、定刻通りに機内へ。
そして、速攻寝る。
最近の特技
席に座ったら離陸が分からないくらいすぐに寝る。
気が付いた時には雲の上。
機内食のサービスで目を覚ます。
旦那ちゃんは牛の生姜焼き。
私はCAさんが
「チキンの変わった料理です。」
と言う、謎料理をリクエスト。
※電気つけ忘れて謎料理がさらに怪しく。。。
チキンの上にライス、その上にレーズンと言うカタールの料理だった。
名前忘れちゃったけど、スパイス効いてて美味しかった。
カタール航空の機内食は熱々で美味しいわ。
食後に映画でも観ようかと思ったら、
私の席のモニターがいかれてる。。。
文字しか出ない奇跡
旦那ちゃんにも
奇跡の引きね
と言われた。。。
ちなみに旦那ちゃんのモニターは通常運転↓
さて、十数時間、どうやって過ごそうかしら?
寝るか。。。
そんな日に限って、寝付きは悪い。
浅い眠りで寝たり起きたりを繰り返し、また機内食のサービス。
チーズオムレツとチキンソーセージ
こちらもパンまで熱々提供で嬉しっ♪
カタール航空の機内食は美味しい。
そんなこんなで約12時間フライトは終了〜
ドーハ・ハマド国際空港に到着!!!!
トランジットの手荷物検査もあっさりクリアし、いざ、メインロビーにいる黄色のクマちゃんを目指します。
ハイ、来たーっ!!!!
猫背のクマちゃん。
ランプをかぶっている。
ウルス・フィッシャーって言うアーティストの作品らしい。
便数が多過ぎて、同じ時間に何便も飛んでいるので、なかなか自分達の乗る飛行機のゲートが表示されない。
やっと表示されたので、ゲートへ向かいます。
そちらこちらにアーティストの作品がある。
これは滑り台とかある作品で、子供達が遊んでいた。
明け方なのに元気だなぁ。
素敵な空港だわ〜
御来光を眺めながら移動する。
あまりに広過ぎて、モノレール?で移動。
中は広々快適♪
降りた先にもアート作品。
旦那ちゃんと比較すると大きさが分かるかも。
かなり大きいのね、どれも。
ゲートまでだいぶ移動しました。
まだ誰もいない。
ドーハの空港はWi-Fiサクサクなので、ギリギリまで旦那ちゃんは仕事をしていた。
バスも到着したので、乗り込みます。
早朝だけど、すでに暑いよ、ドーハ。
すぐに着くかと思いきや、15分くらいバスに揺られる。。。
無茶苦茶広いよ、この空港。。。
搭乗し、5分くらいで飛び立った。
ギリギリじゃん。
空港を離れ、
街が見えて来たーーーーっ!!!!
下にあるのはホテルか何かですかい?
3時間くらいのフライトだけど、機内食が出た。
フレンチトースト
ベジメニューを頼んだら、フレンチトーストだった。
美味しかったけど。
時間がないので、配膳し終わったら、すぐに回収。
なんて慌ただしいの!?
何だか逆に疲れた。。。
残りの時間は外を眺める。
と思ったら、お腹いっぱいで眠くなり、寝た。。。
着陸の振動でビックリして目を覚ました。
エマーム・ホメイニー国際空港に到着!!!!
イランの首都、テヘランにある国際空港です。
イラン初上陸!!!!
アライバルでもVISAは取れるが、時間がかかって足止めされた挙句、入国出来ないこともあると知り、前もって日本のイラン大使館でVIZAをとった。
海外旅行保険が必須と言われたが、クレジット付帯の保険が使えないと言うので、久しぶりにネットで保険も申し込み、ちゃんとプリントアウトも済ませ、書類を全て揃えて
いざイミグレへ。
うちらの前に4組くらいいる。
イラン人はサクサク入国し、誰もいなくなっている。
外国人専用のカウンターはなかなか進まないので、少し不安になる。
うちらの番が回って来たので、二人一緒にカウンターへ。
基本、パスポートは私から先に出すようにしている。
旦那ちゃんは別室送りの常習者なので、先にパスポートを出してもあまり良いことは無い。
私からパスポートを出し、
日本人ですよ〜、夫婦ですよ〜ってアピールをするとすんなり通過できる確率が高い。
日本人アピールが効いたのか、他の外国人入国者よりもサクッと入国出来た。
あれ?
必要って言ってた海外旅行保険がNoチェックだったけど。。。
まぁ、入国出来たから良いか。
まずは現金がないので、米ドルをイランリアルに両替する。
出発フロアへ向かい、両替所を探す。
あっさり見つかるも、うちらもあっさりタクシーの客引きに捕まる。
客引きのおっちゃん曰く
「両替所のレートより良いレートで両替してあげるよ。」
もうね、今まで色んな国で同じ手口で近づいてくる輩ばかりで若干この手の話はうんざり。
でも、おっちゃんの言ってるレートは確かに良い。
しかし、イランはただいまハイパーインフレ中なので、札束がエグイ量になるので、レートが良くても、札の枚数が合っている保証はない。
親切心で言ってるかもしれないけど、旅人の警戒心が勝ち、レートが悪くても仕方がないと、公式の両替所を選んだ。
って、言ってもそこまでレートは変わらないんだけどね。
ひとまず、両替。
札束が広辞苑レベルになるので、あらかじめ日本からジップロック持参したよ、私ったら。
準備が良すぎる自分を褒めたい。
両替が終わったら、今度はSIMカードを買いに到着ロビーのカウンターへ。
イランのWi-Fi事情や通信事情はよく無いと聞いていたので、今回は初めてSIMカードを買うことに。
お兄ちゃんに相談したら、20Gあれば間違い無いだろうと言われ、それぞれ20GのSIMカードを購入。
20Gで約¥1,000
安いな、イラン。
され、今度は街に移動するために空港タクシーのカウンターへ。
金額が明確で、前払いなのでこちらが安心。
カウンターに移動している間にもタクシーの客引きはついて来るが、もう、めんどくさくて無視を決め込む。
カウンターのお姉さんに市内の南バスターミナルまで行きたいと伝え、料金を支払う。
約1時間で¥1,300くらい。
安いな、タクシーも。
チケットを前払いで購入するといかついおっちゃんに案内されタクシーへ向かう。
荷物を乗せて出発。
道は思ったより空いていて、約40分くらいでバスターミナルへ到着。
南バスターミナル
バスターミナルに着いて秒でタクシー攻撃に遭う。
いや、今、タクシー降りたの見てたでしょ?
タクシー攻撃を振り切って、ターミナル内へ。
バスターミナル内は円形になっていて、ドーナツのようにカウンターに囲まれている。
ペルシャ語は全く読めず、どこだ?と立ち尽くしていると、近くのカウンターのおっちゃんに手招きされる。
おっちゃん①:「どこ行きたいの?」
私:「シーラーズに行きたい。」
おっちゃん①:「それなら2つ隣の窓口だ。」
おっちゃん②:「今日の14時発があるけど、それで良い?」
私:「夜行はないの?」
おっちゃん②:「あるよ。19時発ね。」
私:「じゃ、そっちが良い。」
おっちゃん②:「19時発シーラーズ行き2人で良いか?」
私:「それで。ありがとう。」
おっちゃん②:「じゃ、隣の窓口でお金払ってね。」
ハイパーインフレで何枚札を出せば良いのか分からずもたついていると、見かねた隣のお兄ちゃんが
「手伝おうか?」
と。
一緒にお金を数えて貰う。
その札束を窓口に出して、お釣りを貰う。
他の国ならすかさず手伝ったからとチップを要求されるが、この国はそれはない。
情報通り面倒見が良く優しいだけ。
お金を払い終わったら、先程のおっちゃん②から呼ばれ、チケットの確認。
おっちゃん②:「19時にNo.15のバスね。」
そう言って一枚の解読不可能なチケットを渡された。
ひとっつも読めんっ!!!!
さて、無事バスのチケットも手に入ったので、まずは水を買い作戦会議。
とりあえず、時間があるのでご飯を食べに行くことに。
バスターミナルから近いアゼルバイジャン料理の店に行くことに。
荷物もあるので、タクシーで。
イランにはSnappと言うUberみたいな独自のタクシーアプリが存在する。
SIMカードを買ったのはそれを利用したいのもあって。
予め行き先を入力し金額が確定するので、ボラれることはなくなる。
しかし、Snappで配車しようとするも上手く行かず。。。
諦めてタクシーを拾うことに。
交渉したら約¥100で行ってくれるらしいので、それでと乗り込む。
イランはタクシーが激安なので助かる。
一方通行が多くて遠回りになったが、無事目的地へ。
Azari Traditional Tea House
アゼルバイジャン料理がどんなんか分からず、店員さんに聞きながらオーダー。
人気No.1から3までをオーダー
オーダーしてすぐ、おかしなスピードで出された。
殆どの人が同じメニューを注文するので、ずっと作っているっぽい。
食べ方を聞き、いざ、実食。
ひき肉と茄子のペーストをパンに乗せヨーグルトやピクルスを少しかける。
美味しい♪
塩味の飲むヨーグルト
しかもピッチャーサイズしかない。
好き嫌いは別れる味だが、意外と料理とあってさっぱりするので、好き。
ケバブも来た。
油っぽい感じは全くなく焼き鳥だわ。
レモンでサッパリ。
食後にチャイ。
時間があるので、おかわりまでした。
チャイの後ろにあるのはシロップ漬けのお菓子。
歯が痛くあるくらい甘いかりんとうって感じだった。
お腹も満たされたので、お会計。
店の内装もおしゃれで可愛かった。
店を出て、今度こそとSnapp でタクシーを呼び、バスターミナルへ戻る。
暑さで軽い熱中症。
外気温37℃
湿度はないけど、暑いものは暑い。
水をがぶ飲みし、ソフトクリームを買う。
暑いのに何故か溶けないソフトクリーム。
売店のお兄ちゃん、ソフトクリームモリモリにしてくれた。
うとうとしながら、ただひたすらバスの時間を待つ。
待ってる間、数人に話しかけられるが
「ペルシャ語分からないよー」
と言っても容赦なく話しかけて来る。
途中から一人の女の子に話しかけられるも9割ペルシャ語。
日本は好き
貴方の顔は日本人ぽくない。
アッバース(イランの南にある街)にいそうな顔と。
いや、そこまで濃くないよ、私。
分からないながらも一生懸命会話していたら、途中からスマホの翻訳機能を思い出し、スマホ使いながら話すことに。
明るい感じの女の子だったのに、それを使った途端
結婚したいと思ってた彼氏との結婚を両親に反対されて、夜中に警察が介入する事態となり、彼氏は怪我をして入院した。
そんな彼氏と駆け落ちするために南のアッバースからテヘランへやって来た。
って、めっちゃディープな話でびっくりした。
それイランに入国したばかりの旅行者にする話で良いのか?
とりあえず、彼女を慰め、バスの時間が近付いて来たので、頑張れよーとお別れした。
翻訳機能恐るべし。
まさかのイランでしょっぱなドロドロした話を聞いたわ。
バスターミナルにある水飲み場でバスに乗る前に歯磨き。
バス乗り場へ向かうと沢山のバスが停まっていた。
オールペルシャ語表記のため、
もれなく行き先は読めない。
するとまた手招きをするおっちゃんが。
チケットを見せると
「僕の荷物を見ててね」
と言い残し、バスを探し始めた。
すぐにバスは見つかり、おっちゃんにお礼を言って荷物を預け乗り込む。
どうやらVIPバスだったらしい。
海外のバスに良くある触覚のあるバス。
行き先はきっと“シーラーズ”と書いてあるに違いない。
そう信じるしかない。
ドライバーに席に案内される。
ゆったり3列シート。
ほぼフラットになりそうなリクライニングシート。
シートも広く快適な予感。
出発前にサンドイッチやお菓子なのどの物売りも乗ってくるが、要らないと断る。
発車直前にお菓子と水が配られた。
お菓子の箱
中身
ココナッツクリームのウエハースとチョコパイ、ビスケットが入っていた。
満席御礼でほぼ定刻通りに出発。
エアコンの温度もちょうど良く、すぐさま寝た。
2時間爆睡した所で停車。
どうやら休憩らしい。
「ご飯を食べて来なー」
とドライバーさんに言われたが、昼たんまり食べたのでお腹はあまり空いてない。
人だかりに首を突っ込むとアイスが売っていた。
ウエハースにサンドされたアイスの種類が分からず眺めていると店員のおっちゃんが試食してみなとアイスをくれた。
でも、サンドよりカップが良かったので、同じアイスのカップをお願いした。
ピスタチオのアイスとサフランのアイス。
バスの前で食べているとおばちゃんに話しかけられた。
バスターミナルで話しかけてきたおばちゃんだった。
「私は隣の赤いバスよ」
的なことを言って来た。
一緒にいたおばちゃんに
「さっきテヘランのバスターミナルで一緒だったのよ。」
的なことを話していた。
大方、あっていると思う。
アイスを完食し、再び乗車。
また2人とも爆睡。