2019/01/10

コルカタ④


2019.01.09


7:00 起床

目が覚めると既に旦那はんも起きてスマホを見ていた。

夜中から明け方にかけて3時間くらい眠れなかったらしい。


8:30 朝食

今日は移動日なので、宿でダラダラしながらパッキング。


11:00 チェックアウト

荷物を預け、チャイとラッシーを飲みに行く。

ラッシー屋のお兄ちゃんもおっちゃんも寡黙な感じ。

写真を撮って良いか聞くと、首をかしげた。

インド人のYESは首をかしげる。

パッと見、一瞬YESなのかNOなのか分からない。


ゴリゴリ木の棒で混ぜる。


表面張力か!?って言うくらい並々注いでくれた。


安定の美味しさ。

店の外に出ると練乳の匂いがする物をこねていた。


ブクブク。


甘い匂いが漂っていた。

水分取り過ぎて、お腹がチャポチャポ。

宿方面に戻る。

宿の近くをトラムが走っていた。


この前、失神カレーを食べに行った帰りに通った道に手芸関係の露店があったのを思い出し、行ってみる。

金キラのテープに心は踊ったが、私の求めるテイストと違ったので、買わず。

収穫なしと思ったら、近くにマダムの集う生地屋を発見。

地元のマダム達が集まる店は良い店なはず。


お兄ちゃんに金額を聞くと1m Rs110(¥170)と。


よし、買いましょう。


生地を選ぶ。

4種類、全て4mずつお買い上げ。


イケメン兄ちゃんが慣れた手付きでどんどん測って行く。

ちゃんと4mだよと見せながら確認して切って行く。


日暮里のお兄ちゃんよりも仕事が早い。


1m Rs110と言っていたのに、1m Rs100にしてくれた。

16mでRs1600(¥2,500弱)で買えた。

今回は生地をずっと買っていなかったけど、


最後の最後に買っちゃった♪


やっぱり買っちゃった。


一体、荷物は何キロになっているんだろ?


1回ジャイプルで荷物10kgほど送ったんだけどなぁ。

無事、飛行機に乗れますように。

戦利品を抱え、初日に行ったベンガル料理の店へ。


PABDA/CHINGRI THALI,CHINGRI PATURI,CHITOL MUITHYA


魚のつみれカレーのような物と海老のカレー、マスタードと海老のバナナ葉包み焼き


ミックスベジタブルカレー

ビーツ、トマト、ほうれん草、グリンピースなど色々な野菜のカレー。

重いけど美味しかった。


ベンガル料理はこれでイナフッ!!!!


美味しゅうございました。

美味しかったけど、やはり北インドのカレーはどれも重い。

毎日食べるのはしんどいわぁ〜。


食後、ラッシーが冷た過ぎたのか、軽くお腹が痛くなったが、すぐに復活。

移動の時間まで宿でゆっくり過ごす。


18:00

まだフライトの時間には早いが、時間が遅く慣ればなるほど、Uberの値段が上がってしまうので、空港に向かうことにした。

帰宅ラッシュなのか、いつもなのか分からないけど、道も混んでいたので、早めに出て良かったのかなと。


旦那はんにはいつも慎重過ぎると言われるけど、私は石橋を叩き壊すタイプなので、早め早めの行動じゃないと不安。


うちらは全然急いでいないが、ドライバーはかなりの攻めの運転。

前の車を容赦なく煽りまくる。


いや、マジで急いでいないから、安全運転でお願いしたい。


クラクションを鳴らしまくり、パッシングしまくり、前の車を追い抜きまくり、バスに挟まれて死ぬんじゃないかって言う運転を繰り返しながらも、無事、空港に到着。

チェンナイの空港もそうだったけど、インドの空港は中に入るのにチェックが厳しい。

チケットがあれば中には入れるだろうと入り口に向かうも、先に私がPDFを見せると


「ここはドメスティックの入り口だから、インターナショナルは4から入ってね。」


と。

次に旦那はんが見せると


「ドメスティックはここだけど、明日の朝のフライト?

それだと0:00を超えないと中には入れないよ。」


どっちも入れないじゃん!!!!


「私のフライトの時間まで一緒に居たいから、中に入れて欲しいんだけど。」


と話すと、


「それなら3Cの入り口から入るとウェイティングルームになってるから、そこで待ちな。」


と教えてくれた。

3Cの入り口に向かう。

中にベンチがあったので、座る。

暫く話していると旦那はんの横にわざわざおっちゃんが座った。


おっちゃん:「明日のフライト?それなら近くにホテルとかあるから連れて行ってあげようか?」

旦那はん:「いや、必要ないから。」


旦那はんの返事を聞いて、おっちゃんはフラッと居なくなった。


親切なのか?


それとも、騙そうとしているのか?


イマイチよく分からないけど、ホテルに行くなら空港に来た意味ないし。

暫くすると、居なくなったはずのおっちゃんがまた舞い戻ってきた。

今度は別のおっちゃんの隣に座り何やら話している。

そのおっちゃんの元もすぐに立ち去った。

空港なのに手ぶらなのも気になる。

何者か良く分からないけど、気をつけるに越したことはない。


コルカタの空港でしばしお別れする旦那はんと今回の旅について反省会。

ツラかったけど、やっぱり楽しかったから、1ヶ月ちょっとの時間はあっと言う間だったなぁ。

旦那はんはこれから1人勉強も兼ねてインドの南側を約1ヶ月かけて回る予定。

久しぶりの一人旅になるから、お腹の調子とか色々気になる事はあるけど、頑張って来〜いと励ます。


20:30

お別れの時。

この国でハグをしてお別れするのはちょっと難易度が高いので、友達のようにブンブン握手をしてお別れ。

ウェイティングルームを出て、1人インターナショナルの入り口へ向かう。


既に寂しい。


ウェイティングルームの隣に入り口があるので、中へ入り、旦那はんとドア越しに挨拶をして中へ。


やはり寂しい。



でも、帰国するだけなのだから、頑張ろう。

とりあえず、ベンチに座り、カウンターが開くのを待つ。


G10


と表示されたカウンターに向かうも、カウンターの画面は中華系の航空会社。

並んでいる人の顔を見ても明らか中国人。

意味が分からず、電光掲示板を見るもやはりそこにはG10の表示。

空港職員らしき人も近くにいないので、聞けず、そのまま並んでいると、自分の番が来た。


「ここタイ航空で良いの?これバンコク行き?」


と聞くと、


「バンコク行きはあっちよ。」


と。


最後の最後まで振り回され続けるインド。


もはや怒る気力もない。

指さされたカウンターに急いで向かう。

タイ航空のカウンターも並んでいたが、“インターネットチェックイン”のカウンターを見つけたので、


「今朝、ウェブチェックインを済ませたんだけど。」


と近くにいた職員に言うと、そちらに並ぶよう言われた。

一気に一番前へ。

ちゃんとウェブチェックインしておいて良かった。


石橋を叩き壊すタイプで良かったとこう言う時は思う。


心配していた預け入れの荷物も20kg強だったので、問題なし。

荷物を預け、荷物の受け取りは成田で大丈夫と確認し、イミグレへ。

イミグレでなぜか色々質問をされる。


「インドはどうだった?楽しかった?」

「インドはどこに行ったの?」


って、


完全に世間話じゃん!!!!


一通り感想を述べ、その後も軽く足止めを食らうが、無事、出国。

ラウンジで水分補給をし、ブログを書く。

ボーディングタイムが近づいて来たので、ゲートへ向かう。

既に待ちきれないインド人の行列が。

でも、列の一番前のボードには51~と書いてある。

近くの人の話を聞いていると、


「俺は40だ。」

「俺は50だ。」


など、明らかにその番号より前の人も混ざっている。


いやいや、書いてある通りに並ぼうよ。


色々、守れないインド人。


「レディーファーストだ、君は前に行きな。」


と列の最前列に並ばされる。

そのまま搭乗。

機内に乗り込むと、久しぶりに聞く


「サワディーカァ〜」


の声。

あ〜、やっぱりタイ、落ち着くわ〜。

しかし、乗客はインド人だらけなので、ちっとも落ち着かない。


なぜ、すぐに席に座れんのじゃ!?


なぜ、ウロウロするんだ!!!!


大人しく座ってなさい!!!!


キャビンアテンダント達に呆れられても、注意されても気にすることのない、そのメンタルの強さ。

さすがです。

隣のインド人カップルは席に着くなり、寝始めたので良かった。

定刻通り、0:20に機体は動き始めた。

さて、いよいよ帰国です。