2019/01/03

バラナシ④→→→ブッダガヤ①


2019.01.02


20:00過ぎくらいから寝ていたので、日付が変わった頃、目を覚ました。

同じくらいのタイミングで旦那はんが飛び起きてビックリ。

やはりまだ調子が悪く、ついにこの出番が来たらしい。


オムツ


※本人の名誉の為に画像は控えます。

はき心地はなかなか良いらしい。


「何十年ぶりだろう?」


と言いながら履いている姿はちょっと可愛い。

安心感が違うと言って再びそのまま寝た。



7:00 起床

今日は移動日なので、パッキングします。


8:00


まだ絶賛体調不良中の旦那はんを連れて宿を出る。


バラナシの宿がここで本当に良かった。

お粥を作って貰ったり、病院に付き添ってくれたり、本当にお世話になりました。


宿を出るとすぐにトゥクトゥク攻撃にあう。

駅まではおおよそRs300と聞いていたので、それ以上の金額を言ってくる人をバッサリ切り捨てながら歩く。

1人断るとまた次の人が、、、間髪入れずにやって来る。

こちらもRs300から上げる気は無いので、適当に交渉する。


「Rs300で良いよ。でも、パーキング代がRs50かかるからRs350欲しい。」


と言う人が多かったけど、


「駅に着いたら降りるだけだし、パーキングで君たちを待たせる訳じゃないし、何で貴方のパーキング代を払う必要があるの?」


と切り捨てる。

すると4,5人目で漸く


「Rs300で良いよ。」


と言うおっちゃんが出てきたので、お願いする事に。


派手派手な内装のトゥクトゥクに乗り込む。

最初はガンガン飛ばしていたのに、徐々にスピードがダウン。

ガンガーを渡った辺りで一度停まり、何やらチェック。


「プロブレム。」


と言われまたタラタラ走り出す。


オイオイ、どう言う事?


と思ったら、市場の近くにトゥクトゥクが溜まっている所があり、そこで乗り換えるよう言われた。

どうやら完全に壊れたらしい。


「次のドライバーにお金は渡してあるし、駅で降ろすように話してあるから。」


と言われ、乗り換える。

どうやら乗合トゥクトゥク に乗せられたが、うちらの荷物が多いので、運転席に3人乗るスタイルで駅方面に向かう。

暫く走るとドライバーのお兄ちゃんが


「ここを右に行くと駅だよ。」


と言って、降ろしてくれた。

通りを渡り、駅へ向かう。

フラフラになりながら歩く旦那はん。


意外と大きな駅でウェイティングリストの名前を電光掲示板で表示していた。


25分遅れと表示されていたので、時間を見計らってホームへ移動。

何だかインドっぽい光景。


まだ列車が来なそうだったので、ソルティー味のラッシーを飲む。


私はアリだと思ったけど、旦那はんはナシと。

フルーツ売りのおっちゃん。


25分遅れだった列車がなかなか来ないと思ったら、1時間半遅れに。

ホームでボ〜ッと待っていると鳩のバードミサイルを食らう。


最悪だ。。。


新年早々、運が付いた。


1時間半遅れの列車が、今度は2時間遅れに。

2時間遅れ、、、気がつくと3時間半遅れに。


タイムスケジュールの意味!!!!


タイムスケジュール通りに走れないなら、組直せ!!!!


待てども待てども列車は来ず。。。

終いには次の列車が先に来た。

その列車すら2時間遅れ。


バカじゃないの!?


日が陰り、待ちくたびれた頃、周りの人がゾロゾロ民族大移動を始めた。

よくよくアナウンスを聞くと、当初の2番線から1番線に変更になったらしい。

荷物を持って1番線に移動。


5時間遅れで列車が到着。


待ちくたびれた。。。

今回の席はいつもの2等車が取れず、3等車。

明らか人が多いし、うちらの席に座ってる人いるし。

そこは強気で


「うちらの席ここだから。」


とおばちゃんに退いてもらう。

勝手に座ってしれっとしている人の多い事。

目の前のおっちゃん達も明らか違う席かチケットを持っていないと思われる。

3人がけの所に4人座っている状態。

列車が走り出すと車掌が回ってきてチケットを確認する。

明らか違う席のおっちゃん達は何も言われず。

チケットすら見せない。


どう言う事?


相変わらず不思議がいっぱい。

走り出すもちょこちょこ意味不明に停まる列車。

昨日の夜から殆どの食べていないので、お腹は空く。

列車の中でスナックを買ったり、ヨーグルトを買ったり。


当初の予定では昼過ぎには着くはずだったのに、辺りは真っ暗。。。

暗くなると夜間料金とか言って、トゥクトゥクが意味不明に寝上がるから嫌だなぁと思いながら外の景色を眺める。

途中の駅でおっちゃん2人組は降りていった。

その代わり、女の子が1人座った。

ここの席ではなさそうだけど、大人しくしているから良いかと思ったら、話しかけられた。


「ガヤに行くの?」


何で知ってるんだ?と思いながらも


「そうだよ、ガヤで降りて、ブッダガヤまで行くんだよ。」


と。

英語があまり話せないようだったので、うちらの隣に座っていたカップルが通訳してくれた。


「彼女が君たちと一緒にブッダガヤまで行きたいって言ってるよ。」


と。

方向が一緒ならまぁ良いかと思い、一緒に行くことに。


8時間遅れでガヤ駅に到着。


8時間って成田からバンコクよりも遠いんですけど!!!!

どんだけ遅れるのよ!!!!


列車を降りるとホームから既にトゥクトゥク攻撃が始まる。

一緒にブッダガヤに向かう彼女に交渉は任せよう。

彼女も付いてくるトゥクトゥクは無視しているので、こちらも無視して付いていく。

彼女はブッダガヤに住んでいるフィアンセに会うらしい。

フィアンセの写真を見せてくれた。

てっきりフィアンセが迎えに来るのかと思いきや、トゥクトゥクには乗るようなので、交渉開始。


トゥクトゥク:「Rs300」


私:「いや、それは高い。Rs200じゃないと乗らない。」


と言うと彼女がRs200で交渉してくれた。

現地の方がいると交渉が早い。

あっさりまとまった。

3人で乗り込む。

道がガタガタで何度も跳ねる。

ドライバーは無駄に飛ばすタイプ。

途中、うちらのトゥクトゥクを追い越した車が接触しそうになり、3人でキレる。

彼女はブッダガヤの手前で降りて行った。

交渉してくれたからお金は良いやと思っていたけど、自分の分としてRs50払ってくれた。

普通に良い人だった。

そこからもガンガン飛ばし、ブッダガヤへ。


宿の名前も言っていないけど、どうするつもりだ?


と思ったら、街の入り口で降りるように言われた。

宿まではまだ1.3kmくらいある。


トゥクトゥク :「ここから先に行くならRs100追加で払って。」


私:「はぁ?何言ってんの?」


トゥクトゥク :「じゃあ、いくらなら良いんだ?」



あぁ、ウザイ。


これくらいの距離なら歩く。

君にはもう頼まない。

Rs200払って振り返りもせずに歩く。

他のトゥクトゥク が近付いてくるが、完全無視。

インドの中でもブッダガヤは観光地だから、ウザイ街と聞いているので、もう心を閉ざします。

無になります。


21:50

ようやく宿に到着。

チェックインを済ませる。

予約表にはチャックインは24:00までと書いてあったが、実際は22:00だったらしく、かなりギリギリで滑り込んだ。


危うく宿無しになる所だった。。。


荷ほどきをし、シャワーを浴びる。

電車の中で寝まくったので、日付が変わるくらいまで起きていた。


あ〜、疲れた。


もうインドの列車は嫌だーーーーーーーーーーっ!!!!


でも、まだチケットあるから乗るんだけど。。。

しかも、その電車もかなり遅れるらしい。

あ〜、先が思いやられる。。。