2019.01.07
6:30 起床
昨夜、移動疲れから早めに寝てしまったので、朝も早く目が覚めた。
コルカタは宿が高いのに宿の評価がすこぶる低い所ばかり。
なので、バラナシに続き、日本人宿にお世話になる事にした。
ここは珍しく朝食込み。
スープが優しい味。
ジャムはビックリするくらい真っ赤な着色料たっぷりのMixフルーツだったので、一口でギブ。
チャイはが付いているのも嬉しい♪
正月休みが終わったせいか、宿には学生さんや短期旅行者の人がいなくなり、旅人ばかりなので、話が面白い人が多い。
皆さん、色んな経験積んでるなぁと。
話をしているうちに11:00を回っていた。
支度をして、出掛ける。
昨日、旦那はんが調べてくれた西ベンガル州のテキスタイルの店へ。
ローカルバスに乗る。
「ここで降りたいんだけど。」
と車掌のお兄ちゃんに伝えると、降りる直前に車掌さんやドライバーさん、周りのお客さん3人から
「次だよ!!!!」
と教えられた。
なんて親切なんだ、インド人。
今までの人たちは何だったんだ!?と思わされる。
きっとインド人の印象を悪くしているのは、トゥクトゥクドライバーと詐欺師たちなんだろうなぁ。
あいつらは敵だ。
皆さんの協力のおかげで、無事バスを降り、店を目指す。
意外とあっさり見つかった。
Weavers STUDIO
お店は2階らしい。
階段途中に早速テキスタイル。
店内に入るとマサラチャイを振舞われた。
飲みながら周りを見ると、インド伝統の織物、ブロックプリント、刺繍、パッチワークなどなどハイセンスなものが売られていた。
素敵な分だけ、インドでは見た事ない金額にビックリした。
さすがに高すぎたので、買い物スイッチは入らず。
良い物をたくさん見て目の保養にはなった。
店を出てショッピングモールを目指す。
途中にブッダガヤのマハーボーディ寺院みたいな形の建物があった。
中に入れる時間では無かったので、道路からチラ見しただけでスルー。
どうしてこうなった?
って言う街路樹。
Quest Mall
インドなのにおしゃれな建物。
GUCCIなんかも入ってる。
セキリュティチェックを抜け、中に入ると
ここはインドなのか?
って言う店内。
噴水の後ろにはなぜだか YOKU MOKU
いや、マジで食べたいよそれ。
でも、お高いんでしょ?
近づけません。。。
用事があるのは地下のスーパーだけど、とりあえず、ぐるっと他のフロアも回ってみようか〜と軽い気持ちで上のフロアにも行ったのがいけなかった。。。
キャーーーーーッ!!!!
可愛い服だらけ♪
さっき高くて手も足も出なかったけど、何と色んなブランドの服がここでは
絶賛SALE中。
いきなり買い物スイッチON!!!!
服を手に取ると
「マダ〜ム、お探しのサイズは?」
と店員さんが一緒に探してくれるし、試着をすれば
「マダ〜ム、サイズはどう?」
と常にマダ〜ム、マダ〜ム攻撃。
でも、値段も割引率もちゃんと書いてあるので、今までの観光地みたいに買えっ!!!! 買えっ!!!! と言われる訳でもないので、気楽にゆっくりお買い物を楽しめる。
結局、気になる服を試着しまくり、帰国直前だからと3着お買い上げ〜。
今回のスリランカとインドで一体何着服を買ったんだろう?
暫く服は買えんな。
茨城の田舎で派手な格好をしている人がいたら、それはきっと私だ。
もしくは旦那はんのどちらかだ。
旦那はんの服も見たけど、イマイチだったので、旦那はんは今日はお買い物出来ず。
残念。
予定より大幅に時間を押して、やっとスーパーへ。
全てのカートにタブレット搭載。
ここはインドだよね?
お茶コーナーも充実。
気持ち良いくらい綺麗に並べてある。
昨日買ったお菓子もずらっと。
美味しかったので、また買った。
コルカタ地域限定のスパイスを買ったり、買い忘れた物を調達したり、スーパーはやはり楽しい♪
クルフィのアイスを見つけたので、買った。
店の外で食べる。
美味しかったけど、練乳。
時間がなくなってきたので、急いでお目当のローカル食堂へ。
まだ開いていた。
店先にあるタンドールを覗く旦那はん。
ロティの元。
タンドール焼く。
焼き立てロティ。
宿で聞いていたオススメをオーダー。
時間が遅くなると売り切れちゃうらしいけど、まだ残っていたらしい。
ライスはこの量で1人前。
うちらはシェアしますけどね。
Chicken Korma
手前の丸っこいのはゆで卵。
大きなお肉が2つゴロッと入ってた。
Chicken Bharta
ほぐした鶏肉と細かくした卵が絶妙な混ざり加減で美味しかった。
Tandoori Roti
焼き立てで熱々。
“失神カレー”
と呼ばれているカレー。
失神するほど美味しいかららしい。
確かに美味しかったけど、北のこってりカレーに飽きていたうちらは失神するほどではなかったかな。
北インド最初に食べていたら失神したのかな?
食べている途中で店のシャッターが閉まった。
本日の営業は終了らしい。
ギリギリ食べられて良かった。
客がいても御構い無しにシャッターを閉める店。
やはりインドなんでもありだな。
ちょっと裏通りは混沌としているので、日が陰る前に宿に戻りましょう。
ちょっと早足で歩く。
途中、
"Hello!!"
と笑顔で声を掛けてくる人もチラホラ。
混沌としているけど、友好的なのかもしれない。
今までの地域は声を掛けてくるやつはロクでもなかったので、少し警戒していたが、コルカタは少し違うのかもしれない。
前回までいたブッダガヤは一番貧しい週だったからか、声を掛けてくるのは大体物乞いだったし。
こるからでは、笑顔で挨拶して、手を振ってくるくらい。
インドは地域によって全然人の感じが違う。
でも、油断は禁物と足早に歩いていると、ちょっと気になる景色があったので、写真を撮る。
するとおっちゃん達に声を掛けられた。
怒られたりするのかと思ったら、
"Photo!! Photo!!"
どうやら俺たちも撮れって事らしい。
撮れ!! 撮れ!! と言う割にはカメラを向けると真顔になるインド人。
でも、撮った写真を見せると笑顔でイイね〜みたいなリアクション。
チャイ屋のお兄ちゃんも照れていたのに、いざカメラを向けると真顔。
写真を見せると笑顔。
もう、どっちなの!?
とりあえず、撮られるの大好き、インド人。
写真を撮って立ち去ろうとしたら、
"Chai!! Chai!!"
せっかく来たんだから飲んでけよって事かと思ったら、チャイ屋のお兄ちゃんが既に2つ素焼きのカップに入れておっちゃんに渡していた。
おっちゃんに渡されたので、チャイブレイク。
おっちゃん達に混ざってチャイを飲む。
お金を払おうとしたら、
"No,money!! No,money!!"
と。
おっちゃん達にチャイをご馳走になってしまった。
写真を撮った事で気を良くしたらしい。
お礼を言って、また歩き出す。
チャイ屋での出来事を見ていたのか、お菓子を買いに来ていた少年に撮ってと言われたので撮るとやはり真顔。
近くにいた子供達も一緒に撮ってと言うので、また撮る。
何枚も何枚も撮って、撮ってと。
何なら向かいのお店のおっちゃんにも撮ってと。
もう何なん!?
カメラ一つで一気に人気者になった気分。
子供達もずっと付いて来て、撮って、撮ってと。
また1人見つけると
「この子も一緒に撮って。」
と。
もう、エンドレス。
子供達は気が済んだのか
「バイバ〜イ!!!!」
と言って走り去って行った。
子供達から解放されたと思ったら、今度はお兄ちゃん達に
「俺たちも撮って。」
と。
もう、無限ループ。
お金を取られる訳でもなく、ただただ写真を撮れと。
インド人、面白いなぁ。
やっと無限ループから解放されたので、再び歩き出す。
無限ループゾーンから宿は意外と近かった。
宿でシャワーを浴び、共有スペースでまったり。
旦那はんは今年初のビールを解禁。
ビールが飲めるまでに体が復活して良かった。