2017/10/15

パナマシティ④


2017.10.11


昨夜、宿のオーナーさん以外のスタッフとはバイバイしたのに、その後に延泊が決定したので、朝、朝食を食べるのにキッチンに行ったら、スタッフの二人にびっくりされた。


「えっ!? 何で!? どうして!?」


と。

そりゃ〜、びっくりするよね。

お別れの挨拶したのに、いるんだもん。

奥の部屋に寝ていたので、いることに気付かなかったらしい。

旦那はんが事情を説明したら、二人に笑われた。


今夜こそコスタリカに向かうよ。


奥の部屋はWi-Fiが届かないので、朝食を食べながらメールのチェック。

昨夜、保険会社にお願いしておいた病院に関してのメールが来ていた。

必要な書類を送り、受診予定時間を告げ、手配をして貰う。

すぐに返信があり、午後に受診できることになった。

シャワーを浴び、パッキングをして、荷物を預ける。

日本語対応の病院ではないため、必要な単語を調べておく。

Uberで車を呼び、向かう先はパナマシティの国立病院のER

何だか凄いところを手配してくれた。

病院の受付に向かうと


「ここはやっていない。」


と言われた。


あれ?予約しているはずなんだけど。。。


旦那はんが色々話してくれて、結局、ERの受付は別のとことにあると判明。

反対側に回ると、人影が。

ERの方には患者さんが他にもいた。

受付に向かうと片言で名前を言われた。

やっぱり話はちゃんといっていた様子。

パスポートを提出し、電話番号など、聞かれたことに答え、待合スペースで待つことに。

しばらくするとナースに名前を呼ばれた。

向かうと血圧を測ったり、既往歴やアレルギーなど質問に答える。

一通り問診が終わると再び受付に。

ここで書類にサインするとリストバンドを付けられる。

今度は別のナースに別の部屋に連れて行かれた。

何だか流れ作業。

カーテンで仕切られた個室に案内される。

Dr.が来るまでしばし待ち。

ベッドでぐったり。


まるで病人。


いや、病人。



よく見るとリストバンドにDr.の名前も書いてあった。


しばらくするとDr.がやって来て、再び症状を聞かれる。

予め調べておいた単語が役に立った。

Dr.は今の私の状況を理解してくれたようで、とりあえず、今すぐ痛みを抑えるのに鎮痛剤を持って来るのと、検査をするのに採血をすると言って部屋から出て行った。

しばらくすると別の人が薬を持って来てくれた。

舌下錠の鎮痛剤は初めて服用した。

効きの早さにびっくり。

痛みがあっという間に引いた。

改めて薬って凄いと思った。

またしばらくすると採血のお兄さんがやっていた。

海外に来てこんなに早い段階で採血とかする羽目になるとは。。。

と思いつつ、ブスッと針を刺され、シリンジ2本分の血を抜かれた。

結果が出るまでしばし待ち。

思いの外、早く採血の結果が出た。

やはり白血球の数は増えていたし、炎症を示す値も基準値の10倍以上だった。


原因はマイコプラズマによるもの。


日本で検査した時は検出されなかったけど、その後に感染したっぽい。

原因がわかったので、抗生物質と鎮痛剤を5日分処方して貰えることになった。

後、副鼻腔炎ってことで鼻洗浄のスプレーも一緒に処方された。

Dr.に動画を見せられ、使い方のレクチャーを受けた。

コスタリカにいる間に症状が悪化するようであれば、パナマシティに戻って来た時に受診するようにと専門医の名刺も貰った。

しばらく、プールはダメ、ダイビングもダメ、高い場所も気をつけてと。


数日後にまたフライトが控えてるんですが。。。


もう、あの痛みは味わいたくない。。。

軽くトラウマになっている。

薬局で抗生剤が買えず困っていたので、処方箋を書いて貰えて一安心。

病院はキャッシュレスなので、明細書だけ貰って終了。



処方箋を持って、病院内の薬局へ。

機械が導入されているらしく、処方箋を入力した段階で、モニターに機械が動いている映像が映し出される。

最終的に薬局内にコロンと薬が落ちて来る仕組み。


なんてハイテクなんだ!?


パナマの薬局、すげぇ〜っ!!!!


一応、こんな機械使ってますと宣伝してた。


薬の説明は全部薬袋に貼ってあるシールに書いてあるので、基本説明はなし。

その前にDr.に説明を受けたから、それで終わりなのかもしれない。

パナマでの薬剤師の仕事って、、、

お会計だけして終わり。




本日の戦利品。


・鼻洗浄のスプレー

・アジスロマイシン

・ランソプラゾール

・鎮痛剤


これで治ってくれーっ!!!!


切実。

ラベルを良く見ると、名字が


"SAKURAJI"


になっていた。。。

まぁ、良いか。。。



宿に戻り、インスタントラーメンを食べる。

宿のオーナーさんがチョコレートアイスをたらふくくれた。

お腹がいっぱい。


今日こそは夜行バスに乗るぞ〜


っと意気込むがまだ時間が早いので、宿でダラダラと過ごす。

宿のニャンコさんともお別れ。


気持ちそうに寝てるな〜と撮ったら起きました。


美人さん。

今日は早めに車を呼びます。

さすがに2日バスを逃すわけには行かない。

車が来たところで、宿のスタッフとお別れ。

オーナーさんも駆けつけてくれて、最後に皆で宿の前で記念撮影。


ちょっと暗くて分かりにくいけど、皆すごく良い人でした。


ありがと〜♪


今日のUberのドライバーさんは女性。

昨日はやっぱり大変だったみたいで、15分の道のりに1時間50分かかったらしい。

うちらがあのままバスターミナルに向かっても、確実に間に合わなかったな〜。

諦めて正解だったかも。

おかげで病院受診できたし、結果、良かったのかもしれない。


今日は街も静かですんなりバスターミナルに来れた。

旦那はんは小腹が空いたとのことで、フードコートへ。

見事にフライドチキンとハンバーガーの店ばっかり。


初めて見たお店で買ってみることに。

フライドチキンとポテト


私はまだあまり体調が良くなかったので、夕食は抜くことに。

バスは出発時間の1時間前にはスタンバイ。


冷凍車と聞いていたので、マスクとダウンで完全防備。

目しか出しません。

完全に怪しい人だけど、そんなことは御構い無し。


あとは覚悟を決めて寝るだけ。

バスはほぼ満席で、定刻通り23:55にバスターミナルを出発した。

それと同時に二人とも就寝。