2017.10.12
保冷車は噂に聞いていたほどではなかった。
ダウンで乗り切れるくらいの温度だったので、旦那はんは隣でほぼ起きずに眠りつづけてた。
私はトイレ休憩などでバスが停まる度に目は覚ますものの、基本は寝ていた。
早朝、何やら武装したお兄ちゃんがバスに乗り込み、旦那はんを叩き起こし
「パスポートを見せろ。」
と言うもんだから、私も隣で準備したら、私はそのままスルーだった。
適当にピックアップした人のパスポートだけチェックして、お兄ちゃんは降りて行った。
どうやら国境が近いらしい。
しばらくするとパナマの国境に到着。
皆降ろされ、荷物を持って、大きな部屋に入る。
真ん中の広いところに荷物を並べ、人は両端に並べられたテーブルの反対側へ。
しばらくすると警察犬がやって来て、荷物の匂いを嗅いで回るが、この警察犬やる気がなく、ドアの近くに行くとすぐに外に出たがる。
無理矢理戻され、また匂いを嗅ぐ。
その繰り返し。
どうやら帰りたいらしい。
警察犬が去ったあとは、荷物を開け、今度はおっちゃんにチェックして貰う。
それが終わるとやっと出国審査に進める。
うちらの入国のスタンプがあまりにも薄く、しばしイミグレの人が話し合い。
「心配ないよ。」
とイミグレのお兄ちゃんは言ってくれたけど、ちょっとドキドキしながら待つ。
結局、出国できたので、ヨシ。
一度荷物をバスに積み、歩いてコスタリカのイミグレに向かう。
「あっちだよ。」
と言われるけど、先が見えずどこだか分からない。
適当に真っ直ぐ進むと、それらしき建物があった。
同じバスの人たちが並んでいたので、一緒に並ぶ。
自分の番が回って来て、聞かれたことは職業だけ。
あっさりコスタリカに入国。
コスタリカでも荷物検査はあるので、またバスから荷物を降ろし、並んで順番待ち。
おっちゃんにサラッと中身をチェックされ、すんなり終了。
またバスに乗り込む。
イミグレで2時間くらい拘束された。
やっぱり大変、陸路での国境越え。
時間がかかるな〜
早朝はしんどいわ。。。
しばらく走るとご飯休憩。
殆ど寝ていたので、お腹は空かず、うちらは食べなかったけど、周りの人たちは朝からガッツリ食べていた。
バスに戻りまたひたすら寝続ける。
約14時間後
コスタリカの首都、サンホセのバス会社のオフィスに到着。
荷物を受け取り、TAXIに乗ろうとするもコスタリカの通貨を持っていない。
珍しくここに来る途中、両替が出来なかった。
ATMですら見つからず、どうしたもんかと思っていたら、バス会社のオフィスでWi-Fiが拾えることに気がついた。
こんな時のUber。
呼んだら、すぐに来てくれた。
TAXI攻撃も無視できるので良い。
こんなにUberが使えると思わなかった。
バス会社から宿まではそこまで距離がなかったので、あっさり到着。
宿にチェックインし、お腹が空いていたので、両替の仕方を聞いたり、近くで美味しいお店はないか聞いたりして、お出かけ。
コスタリカでは両替は銀行でやるらしい。
宿の近くの大手の銀行に向かい、両替。
宿の近くのレストランへ。
旦那はんはコスタリカの伝統的な料理。
豆と牛肉の煮込み。
元々、行く予定の国ではなかったので、コスタリカ料理の前情報がなかったけど、美味しい。
でも、お腹に溜まる。
私はどうしても野菜が食べたくてサラダを頼んだら、豪快な量で出て来た。
どちらも美味しかった。
量が多いけど。。。
お腹も満たされたので、近くのスーパーに水など必要なものを買いに行き、移動の疲れを癒すために、今夜は宿でゆっくり。
バスの中で寝続けたのに、体は疲れていたらしく、二人とも22時前には寝てしまった。