2017/10/16

サンホセ①


2017.10.12


保冷車は噂に聞いていたほどではなかった。

ダウンで乗り切れるくらいの温度だったので、旦那はんは隣でほぼ起きずに眠りつづけてた。

私はトイレ休憩などでバスが停まる度に目は覚ますものの、基本は寝ていた。

早朝、何やら武装したお兄ちゃんがバスに乗り込み、旦那はんを叩き起こし


「パスポートを見せろ。」


と言うもんだから、私も隣で準備したら、私はそのままスルーだった。

またしても旦那はんだけ。。。

適当にピックアップした人のパスポートだけチェックして、お兄ちゃんは降りて行った。

どうやら国境が近いらしい。


しばらくするとパナマの国境に到着。

皆降ろされ、荷物を持って、大きな部屋に入る。

真ん中の広いところに荷物を並べ、人は両端に並べられたテーブルの反対側へ。

しばらくすると警察犬がやって来て、荷物の匂いを嗅いで回るが、この警察犬やる気がなく、ドアの近くに行くとすぐに外に出たがる。

無理矢理戻され、また匂いを嗅ぐ。

その繰り返し。

どうやら帰りたいらしい。


警察犬が去ったあとは、荷物を開け、今度はおっちゃんにチェックして貰う。

それが終わるとやっと出国審査に進める。

うちらの入国のスタンプがあまりにも薄く、しばしイミグレの人が話し合い。


「心配ないよ。」


とイミグレのお兄ちゃんは言ってくれたけど、ちょっとドキドキしながら待つ。

結局、出国できたので、ヨシ。


一度荷物をバスに積み、歩いてコスタリカのイミグレに向かう。


「あっちだよ。」


と言われるけど、先が見えずどこだか分からない。

適当に真っ直ぐ進むと、それらしき建物があった。

同じバスの人たちが並んでいたので、一緒に並ぶ。

自分の番が回って来て、聞かれたことは職業だけ。

あっさりコスタリカに入国。

コスタリカでも荷物検査はあるので、またバスから荷物を降ろし、並んで順番待ち。

おっちゃんにサラッと中身をチェックされ、すんなり終了。

またバスに乗り込む。


イミグレで2時間くらい拘束された。

やっぱり大変、陸路での国境越え。

時間がかかるな〜

早朝はしんどいわ。。。


しばらく走るとご飯休憩。

殆ど寝ていたので、お腹は空かず、うちらは食べなかったけど、周りの人たちは朝からガッツリ食べていた。

バスに戻りまたひたすら寝続ける。


約14時間後


コスタリカの首都、サンホセのバス会社のオフィスに到着。

荷物を受け取り、TAXIに乗ろうとするもコスタリカの通貨を持っていない。

珍しくここに来る途中、両替が出来なかった。

ATMですら見つからず、どうしたもんかと思っていたら、バス会社のオフィスでWi-Fiが拾えることに気がついた。


こんな時のUber。


呼んだら、すぐに来てくれた。

TAXI攻撃も無視できるので良い。

こんなにUberが使えると思わなかった。


バス会社から宿まではそこまで距離がなかったので、あっさり到着。

宿にチェックインし、お腹が空いていたので、両替の仕方を聞いたり、近くで美味しいお店はないか聞いたりして、お出かけ。

コスタリカでは両替は銀行でやるらしい。

宿の近くの大手の銀行に向かい、両替。

宿の近くのレストランへ。


旦那はんはコスタリカの伝統的な料理。


豆と牛肉の煮込み。

元々、行く予定の国ではなかったので、コスタリカ料理の前情報がなかったけど、美味しい。

でも、お腹に溜まる。


私はどうしても野菜が食べたくてサラダを頼んだら、豪快な量で出て来た。



どちらも美味しかった。

量が多いけど。。。

お腹も満たされたので、近くのスーパーに水など必要なものを買いに行き、移動の疲れを癒すために、今夜は宿でゆっくり。

バスの中で寝続けたのに、体は疲れていたらしく、二人とも22時前には寝てしまった。