2018.01.27
今日は結婚記念日。
3周年だそうです。
もう?まだ?
どっちなんでしょうかね!?
あっという間な気がします。
去年の結婚記念日はミャンマーのバガンで旦那はんが食中毒で完全にダウンし、1人で宿のテラスでカップラーメンをすすっていた記憶が。。。
今年は旦那はんも調子は良さそうです。
7:30 起床
眠い。。。
でも、今日も予定がぎっしり詰まっているので、頑張って起きましょう。
宿を出て、朝ご飯を食べに。
注文は紙に書いて渡す系です。
冷やし中華なのか油そばなのか。
細麺と平打ち麺の組み合わせ。
タレは醤油ベース。
すりおろしニンニクが朝からガツンと。
う〜ん、、、不味くはないけど、言うほど美味しくもないと言うのが正直な感想。
2人とも次は行かないかなと言う意見で一致しました。
口の中がニンニク臭。
そのまま駅に向かいます。
各停に乗り、3つ先の駅で下車。
バスの時刻を見に行ったら、しばらく来なそうだったので、タクシーに乗る。
約15分で彩虹眷村に到着。
カラフル〜。
周渝民主演の映画「愛你一萬年」のロケ地として知られ、テレビ番組や雑誌でも数多く取り上げられている有名地。
“彩虹眷村”とは、「虹の村」と言う意味。
ここに絵を描き始めたのは、90歳を超えた黄永阜さん。
若いころ、国民党軍に志願し、台湾へとやってきました。
高雄、屏東で暮らした後、台中の春安社区の眷村に落ち着きました。
眷村は、そこに住む人々が平等、助け合いの精神で暮らす独特の文化があり、独身で年老いた老兵が多く、住宅も決して立派ではなく、若い人は、この眷村を嫌い、外の世界へと出て行った。
黄さんの暮らす眷村も同じく、住む人も減り、台中市の再開発区になり、まもなく取り壊されるという運命。
そんな再開発計画の話がでていた2008年のある日、黄さんは、突然、ペンキで家の前の灰色のコンクリート壁に絵を描き始めた。
家の前から隣の家の壁、路地へと、黄さんの絵の世界が広がり、評判をきいた人々がやってきてSNSに投稿。
すると彼らの中で、この眷村が再開発計画により、取り壊されると知ってからは、「虹の村を救おう」と、ネットで呼びかけ、台中市の市長へ大量のメールが届けられた。
芸術を愛する当時の台中市長であった胡志強さんは2010年9月に自らここを訪問。
黄さんの描いた絵で色彩豊かになった眷村に感動し、ここを再開発計画から外し、台中市の特徴ある公園として残そうと約束してくれたらしい。
この村のマスコット?
とにかく派手。
観光バスが何台も来るような観光スポットになったらしく、大量の中国人が。
人の多さにげんなり。。。
ここまで混んでいると思わなかった。
パーッと見たら15分で見終わってしまった。
帰りもタクシーかと思ったら、ちょうどバスが来たので、帰りはバスで駅まで向かう。
少し待つと電車も来たので、あっさり台中に戻って来れた。
駅の近くに旦那はんの行きたい店があると言うので、お腹は空いていないけど行くことに。
店先で大量生産される台中肉員(バーワン)。
台中肉員
肉員は特ににんにくの味が濃く、生地が軟らかいのが特徴です。
揚げているにもかかわらず、全く油っぽくなく、中の餡もぷりっとした食感。
お肉は八角の味がそれほど濃くないため、食べやすい。
秘伝の白いソースと醤油ダレが甘いながらも、さらに上にかけられたにんにくソースが全体の味を引きしめている。
台中と言ったらここ、宮原眼科。
元々こちらの建物は日本統治時代、「眼科」として使用されていたもの。
当時の建物の面影を残しつつ、耐震性などは問題ないよう大幅なリノベーションを経て現在の店舗の形になったらしい。
店内の雰囲気も素敵。
外には可愛いポスターも。
宮原眼科=宮原武熊医師=日本人=梅というイメージだそうで、お店のロゴも、病院の赤十字に白梅を重ねたものらしい。
アイスの種類は62種類。
お茶だけでも14種類。
チョコは%や産地が違うもので16種類もある。
他にもフルーツやヨーグルトベースのものもある。
種類が豊富すぎて迷う。。。
何とか3種類選びお会計。
会計が終わるとトッピング選び。
ハニーだけでも3種類。
チーズケーキ、パイナップルケーキ、白インゲン豆ケーキ、アーモンドクッキー、ピーナツジャム、バターラスクなど。
優柔不断な人はきっと終わるだろう。。。
アイスだから早く選ばないと溶けちゃう。
宮原眼科の処方箋
①生クリーム不使用
②乳化剤不使用
③安定剤不使用
④卵黄不使用
⑤色素不使用
⑥香料不使用
だから「發胖不用(太らない)」「擔心不用(心配不用)」んだそうです。
うちらの選んだアイスは東方美人、黒葉ライチ、レーズンマスカルポーネ。
トッピングは3種類無料で選べるので、ライチの蜂蜜、チーズケーキ、パイナップルケーキ。
こんなにてんこ盛りになりました。
一緒にタピオカミルクティーも勧められたので、一緒にオーダー。
そちらは別のカウンターでの受け取りというので、一度外に出て同じ並びにある「宮原珍奶」のカウンターへ。
店内の奥壁には、大きな茶缶が色分けされて並んでいる。
全部にお茶が入っているらしい。
お店の左側部分には、メニュー表や昭和初期のようなポスターも飾ってある。
宮原珍珠奶茶(タピオカ入りミルクティー)
宮原ブランドの紅茶で作り、タピオカの粒はかなり大きめなのが特徴。
アイスは素材の味がしっかりしていて、甘さ控えめ。
量は多めだったけど、ペロッと食べてしまった。
トッピングのお菓子も美味しかった。
ミルクティーもお茶の味が一番濃くて、甘さもちょうど良い。
色々レベル高し、宮原眼科。
次の目的地に行くには時間があったので、一旦宿に戻りまったり。
15:00
宿を出て、バス停に向かう。
徒歩5分ほどでバス停に到着。
バスに揺られること1時間半。
高美湿地に到着。
ここは“アジアのウユニ”と呼ばれる場所らしい。
うちら夫婦はそれぞれ前回の旅でボリビアのウユニ塩湖経験済みなので、お手並み拝見と行きましょう。
バスを降りると海が近いのもあり、強い風にやられる。
しかも、風が冷たいもんだから、思ったより寒い。
遠くに風車が回っているので、行ってみる。
観光バスも停まっていたけど、風車以外何もないので、写真を撮ってさっさと消えてしまうらしく、殆ど人がいない。
下から見上げた風車。
デカッ!!!!
湿地だけど、この辺には水は殆どない。
遠くにたくさん人が見えたので、そちらに移動します。
少しずつ晴れて来た。
途中にあった公園。
この湿地にいるカニらしい。
丘の上にもカニ。
こやつ意外と大きい。
ハサミに座れちゃう。
陽が沈む前にメインの場所に急がねば。
と言いながら、ムツゴロウに座る。
これ、私に似ているらしい。
最近、良くこんな顔をしているらしい、ワタクシ。
桟橋に到着。
結構、混んでる〜。
バスに乗っている時は雨もチラついていたのに、空気読んでる夕陽さん。
この一帯だけ天気が回復して来た。
まだ水が少なくてウユニ感出てない。
さらに奥に進むと少し水位が上がった。
海の近くで風が強いので、風波が立ってしまうので、面ツルにはならん。
ちょっと撮り方を変えてみる。
鏡張りっぽくなったぞ。
絶妙なタイミングで夕陽も顔を出した。
雲と空と夕陽が写り込む。
バッグが前にあることを忘れ写真を撮ったら、妊婦さんのようになった旦那はん。
向きを変えましょう。
晴れて良かった。
晴れ男&晴れ女の実力発揮!!!!
桟橋の先から湿地に降りられるらしく、桟橋の奥は混雑。
寒いし、帰りのバスの時間もあるので、クルッと向きを変え帰る。
振り返ると虹が。
バスの本数がないので急いでバス停へ向かう。
途中で完全に陽が沈んだ。
サンセットが見れて良かった。
でも、
ウユニではなかった。
綺麗だけどウユニは言い過ぎだと思うよ。
再びバスに乗り込み台中市内へ。
宿より少し手前のバス停で降りる。
素敵な建物。
タピオカミルクティー発祥の店
春水堂へ。
1983年創業。
春水堂のオーナーが来日した際、バーで男がシェーカーをふっているのを見て、当時台湾にはなかったので「おもしろい」と思い、台湾へ戻ってからアイスティーなどをシェィクし始めたんだそう。
これが、「泡沫紅茶」の始まり。
今でこそ台湾に「泡沫緑茶」とかシェイクされたアイスドリンクがたくさん出回っているけど、この「泡沫・・・」(泡立っているの意味)ドリンクもこのお店が発祥の地。
その後、タロ芋の粉や果物、いろんなものの組み合わせを試してみて、ついにタピオカミルクティーに行き着いたのが、1988年のこと。
めっちゃ泡立ってる。
手工水晶餃
モチモチの餃子。
麻香烏骨鷄麵線
ごま油風味の烏骨鶏のスープ麺。
下にキャベツもたっぷり。
クコの実のトッピングもよかった。
ハスの葉チマキ
エビや鶏肉、椎茸など具沢山。
どれも美味しゅうございました。
宿に戻る途中に食後のデザート。
カタカナで“ミツマメ”って書いてありますわ。
湯圓豆花
白玉入りの豆花
白玉がプリップリ。
花生豆花
茹でピーナツ入りの豆花
何も知らずに頼んだら温かい豆花だった。
ふらっと入ったけど、美味しい豆花の店だった。
さすがにお腹いっぱい。
夜は宿に戻ってまったり。