2017/03/31

アンタナナリボ⑦


2017.03.30


6:00 起床


アラームなしでも目が覚めた。

何気なくiPhoneを見ると


膨張している!!!!


しかも、かなり熱い。


横から見てみるとケースから飛び出すくらい盛り上がってる。。。

これからアフリカ大陸って時に


iPhone終了〜


このタイミングでかぁ〜

とりあえず、完全に終わる前にデーターのバックアップをしたり、朝からバタバタ。

市場に行こうと思ってたけど、熱々のiPhoneを置いて発火でもされたら大変なので、しばし見守る。

バックアップして、本体の熱も冷めてきたので、市場に行くことに。


治安は良くない


と聞いているので、最低限のお金を入れた財布をブラの中に入れ、出発。

ブラにお財布を入れて歩くのは、ボリビア以来かも。

ボリビアのラパスにいた時に、宿のおばちゃんに


危ないからお財布はブラの中に隠して。


と言われて以来、治安の悪いところは全部ブラの中。

現地のおばちゃんもブラやお腹からお財布を出しているのを見て以来、そのスタイル。


膨張iPhoneでも盗まれると色々と困るので、宿に置いて行く。

一応、久しぶりにコンデジを引っ張り出し、旦那はんに託す。



宿から徒歩10分


排ガスで煙がモクモクするトンネルを抜け、気分が悪くなりながらも市場に到着。


Pavillon Analakely 


  
混沌としてますなぁ〜


観光客の姿は皆無。

タナの街で観光客をほぼ見かけないけど、観光客はどこに行っているんだ?

いないのか?


現地の人しか見かけない。

天気も曇りなので、全体的にどんよりした雰囲気。


クッキーの量り売り。

気になったけど、お店の人がたまたま何処かに行ってたみたいで、買えず。


タナは坂や階段の多い街。


階段の両端にも店が並ぶ。


生鮮品コーナー


こういうところに来ると、地元の人がどんな食材を使っているかわかるから面白い。



エビの触覚長過ぎ。




治安があまり良くないと言われている市場まできたのには理由がある。


オーダーハンコを買うため


ハンコ屋を探すがなかなか見つからず。

階段で見かけるというが、階段がいっぱいあるので分からず。

探したけど、見つからないし、宿から一番近い階段で帰ろうとすると、その階段で


ハンコ屋を発見!!!!


って、その階段に何軒もハンコ屋があった。

すんなり宿から一番近い階段から来ればよかったと後悔。。。

どの店も階段にこんな感じのブースを出している。


店によってデザインが違うので、何軒か回り、気になる店にお願いする。

デザインが決まり、注文するとその場で作ってくれる。

まずは旦那はんのハンコ。


Ar20,000 (¥690) で作ってくれるらしい。


注文するとそのデザインをゴム版にを押し、彫り始める。


器用にカッターの刃先で彫っていく。


旦那はんと待っていると上の段から別のハンコ屋のお兄ちゃんにちょいちょいと手招きされた。

私だけ行ってみると、


イモト〜


と言ってデザインを見せられる。


ナンノコッチャ?


と思ってよく見てみると、、、


世界の果てまでイッテQ!の珍獣ハンターイモトワールドinマダガスカル・モーリシャスの回で、ここのブースでオーダーハンコを作っていたらしく、イッテQメンバーの似顔絵ハンコを作ったらしい。


イッテQメンバーの他にも千原せいじや狩野英孝の似顔絵スタンプもあった。

お兄ちゃんはそれを誇らしげに見せてきた。

他にもタクシーブルースのハンコやバオバブ、マダガスカルの動物のハンコを見せてきた。


デザインが可愛かったので、私のオーダーハンコはここのお店でお願いすることにした。


イモトのハンコを誇らしげに見せてきたお兄ちゃん。

台の上にはハンコがズラリ。


いろんなデザインがある。

時間がなければ、あるものを買うこともできるんだと思う。


私のオーダーハンコを彫るお兄ちゃん。

基本、営業する人と彫る人は別っぽい。


細かい文字でも下書きなしでどんどん彫っていく。


営業担当のお兄ちゃんはオーダー後もさらに私に営業活動。



一つで十分よ〜。


と軽くスルーし、階段に座り、下の段にいる旦那はんのブースを眺めたり。


彫り終わったハンコは営業のお兄ちゃんがボンドで木の台につけてくれる。


私のハンコが完成〜♪


バオバブとタクシーブルースとヤシの木にMAKI(ワオキツネザル)


マダガスカルに来た記念に名前とMADAGASCARの文字も入れてもらった。

営業のお兄ちゃんと彫り師のお兄ちゃん。


Ar15,000 (¥520)


私の方が早く出来上がり、再び旦那はんのブースへ。


私が


Ar15,000で作ってもらった〜


と話すとがっかりした旦那はんは値段交渉開始。

Ar18,000 (¥620) まで下げてくれたらしい。


そうこうしているうちに旦那はんのハンコも出来上がった。


旦那はんが似ていると言われるカメレオンとMAKI

そして、バオバブの木も。


こんな細かいデザインを数分で彫りあげるって凄い。

見ていて楽しかった。

最後に旦那はんのハンコ屋の営業のお兄ちゃんと彫り師のお兄ちゃんと一緒にパシャリ☆


二人とも話しているときは笑顔なのに、写真だと真顔。

真顔だと怖い。。。

笑顔はすごく可愛いのに。。。

写真を見せたら喜んで来れた♪


無事オーダーハンコを手にしたところで、足早に宿へ。


階段の上から市場を見下ろす。



一旦、宿に戻り、荷物を取り、再びお出かけ。

前回行って気に入ったKUDeTAへ。

OPENは11:00のはずだが、「12:00 OPEN」と言われ、仕方ないので、先にスーパーへ買い出しに行くことにした。

再び、12:00過ぎに訪れると、今回も一番乗りだった。

市場に行ったり、スーパーへ買い出しに行ったりして暑くなったので、旦那はんはビール。

私はモヒート。


今日はTAPASも頼んでみた。

Gourmanda


フォアグラのテリーヌ、ガーリックトースト、山羊のチーズ、ナスのマリネ、豚のテリーヌ、イカのマリネ

Ar17,000 (¥590)


旦那はんは

DUO OF FOIE GRAS : PAN-FRIED AND TERRINE


Ar29,800 (¥1,030)

前回食べたフォアグラが美味しかったので、今回もフォアグラ。

このお店のテリーヌ最高♪


PIECES OF ZEBU WITH FOIE GRAS SAUCE AND BACON,MASHED VEGETABLE 


Ar28,000 (¥970)

これも前回のセブ牛が美味しかったので、同じものをオーダーしたら、前回とは違う形で出て来た。

前回より美味しかった♪


TAPASを頼んでお腹いっぱいだったので、今日は食後のデザートは半分こ。



PASSION L


CRUNCHY CHOCO,MOUSSELINE,CARAMEL ROSEMARY CITRUS

Ar17,000 (¥590)


デザートも安定の美味しさ♪


二人合わせて Ar120,000 (¥4,160)

¥2,000ちょいでこれだけ食べれるマダガスカルのフレンンチ最高〜♪


今日も大満足で宿に戻る。

旦那はんはお昼寝。

私はiPhone膨張のおかげで、LINEを以前使っていたiPhoneに移行しようと悪戦苦闘。

またしてもiPhoneに振り回される。。。


午後の方が階段の景色が綺麗に見えるらしいとのことで、夕方、午前中に行った市場へ続く階段へ行ってみたが、曇りのせいか、そこまでの景色ではなかったので、数枚写真を撮って退散。


宿に戻り、シャワーを浴びたり、軽くパッキングしたり。

今日も宿飯。

旦那はんは日替わりメニューのセブ牛と豆の煮込み


Ar10,000 (¥350)

私も日替わりメニューのレンズ豆のカレー


Ar9,000 (¥310)

カレーだけど、ポテトがついて来た。

カレーはてっきり米だと思っていたけど、そう言えばレセプションのお兄ちゃんに希望聞かれたなぁ。

旦那はんだけ聞かれていると思ったので、ポテトと答えたけど。。。

どちらも美味しかったから良いや〜

宿周辺の治安があまり良くないので、宿飯があるのにはだいぶ助けられた。

しかも、ここの宿飯はかなりレベルが高い。

何を食べても美味しかった。

タナでの最後の晩餐は大満足で終了〜♪

夜はまったり次の街の移動方法を調べたり、その先の街のことを調べたり。

私は日付が変わる前には寝てしまった。

お昼寝をした旦那はんはその後もしばらく起きていたらしい。


そんなこんなでタナでのラストナイト終了〜。



アンダシベ②


2017.03.29


6:00 起床


ほとんど起きることなく、朝を迎える。

疲れが溜まっていたらしい。

部屋から見える景色。


朝から、インドリの声がする。


思わずテラスに出て、インドリの鳴き声を聞く。


インドリとは、マダガスカルの聖獣。

古来、“ご先祖様が姿を変えたもの”と信じられている。

マダガスカル東部にしかいない固有種。

原猿の中でもっとも大きい。

特徴的なのは声。

金管楽器のような大きな声で合唱する。


朝からインドリの声が聞けて幸せ〜♪



テラスに新種の猿発見!!!!


さて、遊んでいないで荷物をまとめて出発しましょう。

宿をチェックアウトし、


7:30


時間通り、出発。

宿から車で10分のところにある、


Antasibe-Mantadia National Park Reception


ペリネ特別保護区


ここでまずチケットを買う。

車を降りると早速ガイドと思われるおっちゃんが声をかけて来た。


ここの自然保護区内はガイドなしでは入れないので、ガイドは必要


園内の料金表を見ながら、金額の説明をされる。

入場料: Ar45,000/人 (¥1,560)

ガイド料: Ar80,000 (¥2,800)


チケットを買い、また車に乗り込む。

どうやら入り口はまた別らしい。

マダガスカルのこういう仕組みというか流れが全く分からず、毎回混乱する。

車で5分、ゲートから森の中へ。

入り口には巨大化した生姜が。


森の中は湿っている感じなので、キノコもたくさん生えている。


森に入って10分


ガイドのサンに


いろいろ探してくるから、ここで待ってて。


と森の中に放置される。

しばらくすると、サンが戻って来た。


あっちに大きなトカゲがいたから行こう。

猿はそのあと。


いや、トカゲより、猿が見たいよ、私は。。。

途中、大きな葉っぱの間から小さなカエルを見つけて、見せてくれた。

マダガスカルには312種類のカエルがいるらしいが、そのうち308種類はマダガスカル固有のものらしい。


こんな森の中を3時間徘徊することに。。。




この木に大きなトカゲがいる。


と言って、サンは木に登り始めた。


結局、トカゲはさらに木の上に逃げてしまい、捕まえられなかった。


しばらくすると、

カンムリシファカを発見!!!!


昨日と違って、かなり近いところにいる。



モフモフ♪


しかも、今日は仲間でいる。

これは親子らしい。



遊んでいるうちに地上に落ちた。

地上でもじゃれている。




座り方。。。

おっさん。。。


おっ!!!!

こっちを見た♪


しばらく、観察していると、どこかに飛んでいってしまった。

ここではバナナをあげたり、触ったりしてはいけないらしい。


昨日は何だったんだろう?


肩に乗ったりして来たけど、良かったのか?



しばらく先に進むと、今度はインドリがいるとの情報が。

ガイドさんたちの声のする方に向かうと、すでにたくさん人がいた。

木の上を見上げると、だいぶ高いところに


インドリ発見!!!!


逆光。。。

限界までズーム。


昨日見たクロシロエリマキキツネザルに似ているけど、少し違う。

顔の形はミッキーマウス。

誰かが


パンダスーツを着た5歳児


と言っていたけど、背中にファスナーありそう。。。







この日は4グループのインドリに会えた。

しかも、最後のインドリは軽く喧嘩もした。


これだけ多くのグループに会えるのも、インドリのファイトが見られるのもかなり珍しいことらしい。



今日はカメレオンに全く出会っていない。

まだ見ていない猿もいたけど、さすがに3時間森の中を彷徨って疲れたので、戻ることに。


帰る途中にカブトムシがいた。

見たことない色。


最後の20分くらい雨に降られたけど、雨が多い地域の割には雨に当たることもほとんどなかった。

ドライバーのおっちゃんと合流し、タナの街を目指す。

30分ほど走ると、街の手前で大渋滞。

というか、完全に停まっている。

皆、エンジンを切ってフラフラしている。

ドライバーのおっちゃんに何が起こったのか聞いても、よく分からず。



1時間経過


突然、周りがバタバタし始める。

ドライバーのおっちゃんも慌ただしくエンジンをかけ、やっと動き出す。

どうやら、近くの街でデモだか集会だか開かれていたようで、その影響で通行止になっていたっぽい。

その街を抜けるとそこからは快調〜

休むことなく、3時間半で宿に到着

チェックインし、旦那はんがシャワーを浴びると


シャワーの水が止まった。。。


レセプションに3回ほどクレームを言ったら、やっと出るようになった。


増築しすぎてわけ分かんなくなってるのか?この宿


朝と昼とご飯を食べれなかったので、宿で夕食を食べることに。

外で食べようとしたが、今日は祝日らしく、ほとんどシャッターが閉まっている。

街の雰囲気も良くないので、宿から出ないことにした。


Vanilla Zebu


Ar9000 (¥310)

バニラソースはやっぱり美味い♪

久々、プリン。


Ar4000 (¥140)

だいぶ硬めのプリンでした。

ベトナムのプリンの方が美味しい。



iPhoneの充電器が壊れ、シャワーの水が止まり、旦那はんは珍しく御機嫌斜め。

壁をバンバン、ベッドをバンバン、物に当たるだけ当たり、静かになったなぁと思ったら、21:30くらいには寝てた。


私は一人仕事かのように溜まったBlogを書いて、日付が変わることに眠りについた。