2017.03.15
6:30 起床
今日はTAXIをチャーターして出かける予定なので、7:00きっかりに朝ご飯。
毎日少しだけ朝食の内容が変わる。
9:00に宿の前でピックアップしてくれるというので、8:50に宿の前で待つ。
宿の前には真っ直ぐな道がある。
誰もいない。
今、宿泊している宿。
テラスで洗濯も干せる〜♪
9:00ちょうどにTAXIは現れた。
島だけど、意外と時間にきっちりしているモーリシャス。
ドライバーさんはうちらを空港でピックアップしてくれた人と同じ人だった。
彼の名前はエルビス。
空港から宿に向かうときは少ししか話せなかったけど、片言の英語は話せるらしい。
エルビスに今日行きたいところのリストを渡して、出発〜っ!!!!
街を抜け、空港方面に向かうと一面、さとうきび畑が広がっている。
青い空に緑のサトウキビが映える。
エルビスは小さな村に入るたびに村の名前を教えてくれる。
大きな工事しているところは、空港までの道を作っているところとか、ここはマーケットとか、これはバナナ、これはパイナップルとか、何かを見つけるたびに色々教えてくれる。
下手なガイドよりもよっぽど色々教えてくれる。
うちらのリストにはなかったけど、
「Tea Factoryがあるけど、試飲もできるけど寄る?」
と言われ、面白そうなので寄って貰うことに。
BOIS CHERI
Museum + Factory + Tea Tasting Rs500 (¥1,600)
まずは博物館の見学。
昔使っていた機械の展示があったり、
お茶の製造工程を記したものが掲示されていたり、
最初のパッキングの機械も展示されていた。
ざっと博物館の見学が終わると、数人集まった時点で今度は工場見学が始まる。
工場内にはお茶の香りが充満している。
摘み取られたお茶の葉が上から運ばれて来る。
袋に入ったお茶の葉をベルトコンベアにあける。
細かくした葉は綺麗に均し、乾燥させる。
最初の葉に比べると紅茶っぽくなってきた。
ここでも均し、一気にオーブンで乾燥させる。
お姉さんが物を見せながら一つ一つ説明してくれる。
お茶の葉がどんどん細かくなっていく。
モーリシャスの特産品のバニラティーのバニラは粉末にして混ぜるらしい。
粉末のバニラも一人ずつ手渡してくれた。
写真撮り忘れた。。。
パッケージの機械。
パックされたお茶はおばちゃんの手によって箱詰めされる。
こちらはtea bagの機械。
箱詰めしているところ。
箱詰めされたtea bagをフィルムコーティングしているところ。
意外と人の手でやっているんだな〜と思った。
工場見学が終わり、TAXIに乗ってテイスティングの場所へ向かう。
池の向こう側に見える施設まで移動する。
お茶畑と池の見えるテラスでテイスティング。
全部で10種類。
NATURAL BLACK TEA
VANILLA FLAVOUR
COCONUT FLAVOUR
COCONUT & VANILLA FLAVOUR
CARAMEL FLAVOUR
EXOTIC FRUITS FLAVOUR
SPICE FLAVOUR
EARL GREY
NATURAL GREEN TEA
ROOIBOS
ビスケットも付いてきて、好きなお茶を飲みながら、景色を見てポケ〜っと。
お茶の葉をオイル漬けにしたようなものをバゲットにのせたものを貰った。
初めて食べたけど美味しかった。
作れそうな気がするから、帰国したら作ってみようかと思う。
セレブ達に混ざった貧乏パッカー二人組はここぞとばかりに紅茶を飲みまくる。
結果、やっぱりバニラティーが一番好き♪
ご馳走様でした。
パーキングに向かうとTAXIにエルビスがいない!!!!
キョロキョロしているとどこからかエルビスがやってきた。
手には何やら持っている。
どうやらフルーツを摘んでいたらしい。
名前は忘れたけど、甘酸っぱくて、中に少し硬い種が何個かある。
アセロラみたいなもんかな?
エルビス曰く、涼しい場所にしかないもので、モーリシャスではこの辺にしか自生していないらしい。
ビタミンCが豊富とのこと。
木はこんなの。
こんな感じでなっている。
エルビスが
「もっと食べて良いよ〜。」
というので、味が気に入った私は一人でパクパク食べていた。
旦那はんには少し酸味が強かったらしい。
ヤシの木とお茶畑のコラボレーション。
なかなか見られない組み合わせ。
外にもたくさんお茶畑が広がっていた。
途中、
「ここはインド人がたくさん集まる場所で写真だけでも撮ってきたら?」
とエルビスが言うので、中に入ってみることに。
Grand Bassin
中には池があり、そのほとりにたくさんカラフルな像が建っていた。
旦那はんが珍しく猫を撮っていたので、何かと思ったら
「今、そこの池で猫が魚を取って、こっちに来たんだよー。
びっくりしたから思わず撮ってみた。」
って。
確かに猫の口には魚が。
しかも、ピチピチッてまだ動いていた。
「こっち見てんじゃないよ〜。」
って言われてる感じ。
一通り見たので、TAXIに戻る。
まっすぐな道。
少し進むと先ほどの池の向こう側に小さく見えた像が見えて来た。
シヴァさんらしい。
かなり大きい。
ヒンドゥー教はほんといろんな像があるなぁ〜
「ここの滝は駐車場から徒歩1、2分だから行ってみる?」
と言われ、寄ってみることに。
Alexandra Falls
Viewpointまで整備された遊歩道を進む。
意外と高くまで登って来ていたらしい。
うっすら細い滝が見えた。
小雨がちらついて来たので退散。
Gorges Viewpoint
また少し晴れ間が。
こちらにも滝が。
晴れたお陰で遠くの山も見えた。
Rhumerie de Chamarel
旦那はんが今日一番楽しみにしていたラム工場。
モーリシャスはサトウキビがたくさん取れるので、ラムも有名。
工場見学とラムの試飲付き Rs370 (¥1,200)
会社の看板の山の形はこの山の形らしい。
ラム工場見学というので楽しみにしていたけど、機械が置いてあるだけで、実際には動いていなかった。
展示してあるだけだった。
あとはDVDを観るだけだったので、少し物足りなかった。
その代わり、試飲は充実していた。
ラムの瓶がずらり。
試飲用は冷やしてあった。
全種類飲んで見た結果、最初に飲んだCLASSICにブラウンシュガーとレモンを入れたものが一番美味しかった。
モーリシャスのラムは甘くないので、甘いのが好きな私はこれが一番お気に入り。
リキュールはココナッツとコーヒーが美味しかった。
ここで帰国するなら買って帰るけど、これからまだ旅が続くので我慢。
私の荷物はすでに20kg。
無理だ。。。
こちらはお高いやつ。
こちらは勿論試飲用ではないけど。
ジャムやハニーの試食もあった。
パイナップルとラムのジャムが美味しかった。
空きっ腹にラムを試飲したので、気持ち良くTAXIに戻る。
戻る途中、いろんな色のハイビスカスが咲いていて綺麗だった。
次の場所はTAXIに乗ったままEntrance Feeを払う。
モーリシャスでコーヒーがあるのはここChamarelだけってことでコーヒーの木が生えていた。
Entranceから車で5分くらい進むと
Chamarel Waterfalls
今日見た中で一番の迫力だった。
滝はオマケ。
見たかったのはその先にある
7 Coloured Earth-Chamarel
“7色の大地”
と呼ばれる場所がある。
んっ??
あれっ??
なんとなく色が違うかも。
7色かどうかはさておき、ここの一角だけ確かに土の色は違う。
ここの土は混ぜても時間が経つとまた7層に分かれるらしい。
掘っても掘っても同じ色の土が出てくるらしい。
天気や光の具合によって様々な色に見えるみたいなので、もっと7色に近い日もあるんだろうなぁ〜
写真より肉眼の方が綺麗に見えた気がする。
敷地内にはなぜだかゾウガメもいる。
ご飯タイムだったのか一生懸命葉っぱを食べていた。
モーリシャスでコーヒーがあるのはここだけというので、ここのCafeで七色の大地を見ながらコーヒーブレイク。
7色に見えないこともないのか!?
次の目的地に向かう途中、島の西側の海が見えるViewpointでパシャリ。
また雲が出て来たので、海の色はイマイチ。。。
遠くに Le Morne Brabant (ル・モーン・ブラバン) が見える。
山を下り、Le Morne Brabantが見える地点まで来た。
山というよりかは崖。
ル・モーン山は、19世紀に逃亡した奴隷(マルーン)の隠れ場所として使われた。
モーリシャスで奴隷制度が廃止された時に、警官隊がル・モーン山に趣き、君たちは自由になったと呼びかけたが、警官隊の来訪理由を誤解した奴隷たちは、飛び降りて亡くなった。
2008年に「自由を求めた奴隷たちの戦いのシンボル」として評価され、世界遺産に登録された。
ル・モーン山の反対側にはビーチが広がる。
曇りで色がイマイチ。。。
少しだけ晴れて来た。
ル・モーン山も綺麗に見えた。
Le Morne Cross
一通り観光は終了〜
海を見ながらドライブ。
絶景ポイント
Maconde
高いところから見ているのに、海底が見えてしまうくらいの透明度。
ちょうど登って来た夫婦が撮ってくれるというので、お願いした。
旦那はんも撮ってあげた。
モーリシャスの海は綺麗すぎる。
ここで終わりかと思ったら、もう一箇所寄ってくれた。
Gris Gris
ここは珍しく波のあるビーチ。
波があっても海の色は綺麗。
ちょうどアイス屋さんがいたので、エルビスも一緒にアイスタイム。
買って数秒で溶ける。。。
さて帰るよ〜と思ったら、先ほどの雨で虹が。
エルビスに車を停めて貰って外に出ると、綺麗に弧を描いていた。
ボリビアのウユニ塩湖で見た虹以来かもしれない、初めと終わりを見たのは。
さとうきび畑と虹。
「宿まで送るよ。」
と言ってくれた。
歩いて帰る気満々だったから、ビックリ。
水もまとめ買いするつもりだったのでありがたかった。
宿の前でエルビスとお別れ。
エルビスのおかげで知らなかったところにも行けたし、楽しい1日だった。
今日もスーパーで買った食材で夕飯作り。
昨日よりも豪華になりました♪
モーリシャス、満喫♪