2017/03/23

アンタナナリボ③→ムルンダバ①


2017.03.22


4:00 起床


今日は移動日なので早起き。

日焼けによる身体の痒みと痛みと今日の移動に対する不安で、夜中に何度も起きた。


完全に寝不足。。。


宿をチェックアウトして、ロビーで待つ。

昨日のうちに頼んでおいたTAXIが、時間通り5:45に迎えに来た。

日中の街中の渋滞はヤバイが、朝の街は全く渋滞していなかった。


6:00 到着


6:15の集合時間より少し早めに着いた。

予め予約はしてあるので、チェックインする。

本日乗るタクシーブルースはこちら。


旦那はんのバックパックと私のコロコロが荷台に載せられる。


お兄ちゃんたち、細い身体なのにホイホイ重い荷物を持ち脚立を軽く登って行く。


ここの会社は荷物をシートで包んでくれるので、荷物が汚れない。

他の会社はむき出しなので、着く頃には埃まみれになるらしい。


うん、それは嫌だ


荷物を積んだのを見届けて、隣のパン屋へ。

マダガスカルではどこでも手作りヨーグルトが売っているので、今日も頂く。


Ar700 (¥24)


旦那はんはクロワッサンとチーズパイとマドレーヌ。


私はレーズンパン


Ar1500 (¥51)


マドレーヌも買った。


Ar400 (¥14)


元フランス領なだけあって、パンは美味しい。

マドレーヌは口の水分を全部持っていかれたけど…

それでも、マダガスカルの田舎のトイレ事情が怖過ぎて、水分は取らず。


私の戦い(水分制限)は朝から始まっている



6:50


車のエンジンがかかり、待合室にいた人たちが動き出したので、うちらもタクシーブルースに乗り込む。


Cotisseのタクシーブルースは従来のタクシーブルースとは異なり、一人一席確保

席も通常よりかは広めで、足元に荷物も置けた。

モニターも付いていて、Wi-Fiもあるらしい。

モニターから流れる画像、音楽のセレクトはドライバーさん次第。

時間が長いので、ヘビロテ。

Wi-Fiはパスワードが分からず、最後まで使わなかった。


他社のタクシーブルースは満席にならないと出発しないけど、ここの会社は席が空いてても出発する。

しかも、


時間通りに



7:00


定刻に出発。

優秀な会社です。

Corisseを出発すると、外はカオス。

他のタクシーブルースの会社がバタバタと荷物を積み込んだり、路上の屋台でご飯を食べてる人がいたり。


Cotisseにいた時間は、ほんの1時間くらいなのに、街はすでに大渋滞。

車が動いていない。

街を抜ける頃には寝不足の私は既にお休みモード。

目を覚ましたら、目の前の景色は変わっていた。


私が爆睡している間、クネクネの田舎道をありえないくらいの速度で走行していたらしい。

アジアでもそうだったけど、私は


怖いから見ない


そういう時、私は


寝続ける



旦那はんはほとんど眠れず、恐怖に耐えながら外の景色を眺めていたらしい。




ちょいちょい街がある。。

プスプスという人力車も路上で待っている。



途中、皆様はトイレ&タバコ休憩。

と言っても、山道に適当に車を停め、メンズは立ちション。

私の他に2人いた女性も見えるところでしゃがみ始め用を足していた。



マダガスカルのトイレ事情 その①


お尻丸出しでどこでもトイレ


皆さん、気にしていない様子だけど、あまり見かけないアジア人がお尻丸出しだと明らかに注目度抜群。


もはや、公開処刑


嫁入り前ではないけど、そこまでの羞恥プレーは望まないので、やはりここは水分制限続行でトイレはスルー。

軽くマダガスカルのトイレ事情を知ったところで、また皆様、車に乗り込み出発。

5分も走らずに給油休憩。

また皆さん降車。

そして、手にはそれぞれお菓子や飲み物を持って戻って来る。

またしばらく走り、街で2人ほど乗せ、途中の街で後から乗った2人は降りて行った。

タクシーブルースは相変わらず山を攻める。

途中、2度ほど正面衝突しかけ、本気で死ぬかもと思ってみたり。

現地の皆様のリアクションはいたって冷静なので、そんなことは日常茶飯事なのだろう。


日中の走行で山賊には会わないかもしれないけど、それと同程度のスリルは味わえた気がする


ドライバーのお兄ちゃん、飛ばし過ぎ。


タナの街を出て、約5時間


13時前


お昼休憩。

メニューはあるが、フランス語。

私は他の人が食べていたメニューを指差し、


あれと同じものちょーだい。


と。

すると食堂のママは


牛と鶏とあるけど、どっちが良い?


と言うので、旦那はんは牛。


私は鶏でお願いした。


米の量。。。


あきらかおかしいだろ。。。


美味しかったけど、食べきれず。

Ar5000 (¥170)



食べ終わり外に出ると大きな木があった。

トラベラーズツリー


旅人の木

とも呼ばれる。

中に雨水をたくさん溜めていて、木に穴を開けると水が勢いよく出てくるらしい。




何もない田舎道にポツンとある食堂。


食堂のトイレならまだマシか!?


と思い、勇気を出して行ってみる。



マダガスカルのトイレ事情 その②


日本の和式トイレに近い感じ。

レンガが並べてあるので、そこに足を置く。

一応、丸い穴は空いている。


ドアの鍵始まらないので、いつ開くかドキドキ。

電気はないので、扉を閉めると暗い。

広告が一枚置いてあったので、それを千切って拭くらしい。


夜なら100%入らないかと


昼間なのでギリギリ入れるレベル。

さて、また水分制限しましょう




皆さんの食事も終わったところで、再び出発。

相変わらず、攻めの運転なので、怖いから速攻寝る。

寝てはムチウチになりそうなくらいの急ブレーキで起こされる。

そんなのを繰り返す。


景色はとてものどか。





道端に牛はたくさにる。

ドライバーさんも牛にぶつかるのは嫌なようで、牛の近くでは必ず減速した。


川で水浴びや洗濯をする子供たち。

川の色は真っ茶色。




16時過ぎ


また再びトイレ休憩と言う名の路駐



私は断固拒否


停まると風も止まるので、車内が熱くなるから、外には出る。

遠くに雨雲。


また再び乗り込み、出発。

下手なジェットコースターよりもスリルが味わえるので、怖いからまた目を閉じる。

旦那はんは相変わらず眠れないようで、窓の外の景色を見ていたらしい。







サンセット


山の向こう側に陽が沈むらしい




ハイ、沈んだ。


暗くなると道が見えないので、ジェットコースターのスリルはさらにグレードアップ。



19:15


15時間の予定が


12時間15分で着くという快挙



快挙なのか?



めちゃくちゃ飛ばしてて、死ぬかと思ったけど。。。


バス会社の前にバスが停まり、降りると1人の男性から英語で


ムルンダバへようこそ。


と声をかけられた。

お決まりのフレーズ

宿は決まっているのか?TAXIは使う?


と聞かれたので、


すぐそこのモスクの横の宿に行くから、近いからTAXIは使わず歩いて行くから、大丈夫。


と答える。


そこなら近いし歩いて行けるよ。
私の家も近いから、そこまで一緒に行ってあげる。
もちろんお金はいらないよ。


と。



んっ???


この流れ、なんか知ってる。


タクシーブルースを降りると英語で話しかけて来る。


色んな人のBlogで見かけるソニと言うガイドじゃないのか?

旦那はんにもその事を伝えてみると、


旦那はんもきっとそうだと思う

と。

暗いから顔を見てもよく分からないけど、歩き方で彼だと確定。

足が悪いらしいとの情報もあったので。


ソニ現る


多少、警戒。

今回はbookingで予約できなかったので、久しぶりの飛び込み。

夜だし、タクシーブルースの会社から近いところと目星をつけておいた宿へ向かう。

ソニと思われる男性も付いて来る。

ほぼ満室だけど、空いている部屋もあると言うので、部屋を見せてもらうことに。

ぼちぼちな感じだったので、疲れてるし、夜にフラフラするのも嫌なので、この宿に決めた。

宿の手続きをする間もソニと思われる男性も一緒にいる。

手続きが終わった頃、ソニと思われる男性が



私の仕事はガイド。
明日の朝8時に宿に来るから、その時にこの街でやりたいことなど相談しよう。


と。


うちらがほかの旅行代理店に行く前に手を打つ作戦ですな。


今日これから話をしよう。


と言われたら、疲れてるし100%お断りしたけど、明日ならまぁ、良いかと、明日の朝に約束し、今日は帰って貰った。


ソニに関しては賛否両論ある


色んな人のBlogに登場する彼。

良かったと言う人もいれば、お金の事で警察沙汰になるくらいのトラブルがあった人もいる。

フランス語ガイドばかりの所で、英語が話せる人は貴重

でも、お金にだらし無い感じも見受けられる。

だいたい被害にあってる人はガイドの料金を前払いしている人。


頼むか頼まないかは、自己責任


ムルンダバに来る前から、頼むか頼まないからどうする?と旦那はんと相談ささてだけど、やっぱり向こうから現れたので、とりあえず、話だけ聞こうと。

もし、ツアーをお願いするにしても、絶対に前払いはしないって事で2人の意見は一致

あとは彼のツアーに行った人のBlogを読み漁り、大方の金額を決めた。

うちらの設定する金額を超えるようならば、他を当たろう。



とりあえず、部屋に入り、軽く小腹も空いていたので、宿で売っていたアイスを食べることに。

ムルンダバの街は安全と言われたけど、知らない街を着いて早々、夜に出歩くのはリスキーなので、今夜はアイスで我慢。


Ar500 (¥17)

シャワーは久々の水シャワー

しかも、途中で止まりそうな水圧。

浴びられるだけマシ。

軽く停電してみたり、久しぶりに田舎に来た感じを味わう。

旦那はんはタクシーブルースの中で眠れず、疲れがたまっていたので、早めの就寝。

タクシーブルースの中でほぼ寝ていた私は寝付けず、ウダウダ。