2017/06/09

→→→フェズ①


2017.06.07


2:00過ぎ


休憩のために停まったらしい。

眠すぎて、全く覚えてないけど。。。


6:00


Fés (フェズ) に到着。

ほとんど寝ていたので、夜行でも早かった気がする。

さすがに宿に行くには時間的に早すぎるので、明日のバスのチケットを買いに行くことに。

バス会社まで少し距離があるので、TAXIに乗ることに。


30DH (¥340)



旧市街のCTMに行きたかったのに、新市街のCTMの前で下ろされた。


違うと説明しても分かってもらえず、どのみちチケットは買わなきゃいけなかったので、ここで降りて、明日のチケットを買うことに。


フェズ→シェフシャウエン 75DH (¥850)


バス会社から旧市街は5km近くあるが、バス会社の前に停まっていたTAXIに旧市街までの金額を聞いたら


80DH


と。


シャウエンのバス代よりも高いじゃん!!!! ふっかけ過ぎだわ


と思ったので、TAXIは却下。

やることもないし、朝も早いので歩くことに。

マックの看板もアラビック。

読めない。。。


マックに行ったけど、10:00 OPEN らしく開いてなかった。


Dar el Makhzen (Palais Royal)


王宮の正門。

一般公開されていないので、中には入れません。


スバ門


フランセ通りをテクテク。


広場へ。

すでに暑い。。。


Bab Bou Jeloud (ブー・ジュルード門)


時間的に逆光。

メディナの入り口にあるフェズ最大の門。

1913年に建造されたものらしい。


まだ朝早いので、店は閉まっている。


8:00前に宿に到着。

宿ではちょうど朝食の準備をしているところだった。

必要な書類を書くと


朝ご飯食べる?


と。

昨日の夜も夜行バスで寝っぱなしで何も食べていなかったから、お腹は空いていたのでありがたい。

即答でお願いした。

素敵なリヤド。


ジャムやらパンやら色々運ばれてくる。


搾りたてのオレンジジュースも。


お腹が空いていたので、完食。

食後すぐに部屋にも案内され、荷物を置き、街歩きへ。

フェズは世界一複雑な迷路の街と言われているらしい。


なので、小道だらけ。

大きな道が分かってしまえば、そこまで迷うことはないけど、方向音痴だとやられそうな気はする。

所々、カラフルなところもある。


絨毯屋さんは他の土産物屋よりもOPENが早め。


小瓶がカラフルで可愛い♪


カラフルな通り。


メディナの中は車が入れない小道が多いので、ロバが荷物を運ぶ。


ちょっとお散歩。


Jardin de Bou Jeloud (ブー・ジュルード庭園)


綺麗に整備された庭園。

ラマダン中で水分も取れないからか、日陰で涼んでいる人が多かった。

奥に入ると池が。

カモの親子が気持ちよさそうに水面を泳いで行った。


新市街へ。


暑さでバテて、マックへ。


生クリームの盛り方が凄い。

ラマダン中なので、店内で食事をしているのは子供と観光客くらい。

あとは何も食べず、飲まずでただ涼んでいたり、勉強したりしているだけ。

Carrefourで買い物もしたので、再び旧市街へ戻る。

またブー・ジュルード庭園を通る。


ここには竹林もある。


ブーゲンビリアの花が綺麗。


ブー・ジュルード門が逆光ではなくなったので、またパシャリ☆


昼間は暑いので、通りにはあまり人が歩いていない。





フェズに来たので、タンネリに行くことに。

タンネリとは革なめし職人のスーク。

ここに近づくに従って独特の香りが。

そして、聞いてもいないのに


タンネリはこっちで見れるよ。


と声をかけられる。

彼らが案内してチップを貰おうとするのは知っているので、うちらはmaps.meを見ながら行ってるから、


場所はわかるから案内はいらないよ。


と言っても、


こっち、こっち。


と。

めんどくさいので


チップは払わないからね。


それでもいいよ。問題ない。


と言いながら、先を行く。

一本道なので、彼らの後をついて行く形になる。

とりあえず、1軒目に行くと、何も言わずにミントの葉を渡されて、おっちゃんに


上から観れる。良いからこっちだ。

と。


いやいや、とりあえず、見るのにいくらかかるの?


50DHだ。


相場より高いわ。


他に行くわ。じゃっ。


とミントの葉を返して、さよなら。


それならこっちにも他のタンネリあるから、こっち。


と先ほどの青年が案内しようとするので、


案内はいらんし、チップも払わないよ。


と言っても


OK!OK!そこはタダで観れるから。


と先へ。

別のタンネリが見れる場所に到着。

そこのおっちゃんにもミントの葉を渡され、強引にこっちだと連れて行かれそうになるので、


ここはタダって言ってるけど、本当?タダって言われたから、お金は払わないよ。


と確認し、階段を登ってテラスへ。


タダより怖いものはないし、基本、タンネリはタダで観れると思っていないので、必ず確認する。

前回の旅でタンネリを見に行った時もタダと言われ、法外な金額を請求されたから。

もちろんテラスでぶちギレておっちゃんとバトルしたことは言うまでもない。。。

そんな前例があるので、全く良い印象がないタンネリ。

旦那はんが見てみたいと言うので来てはみたけど、帰りにまた面倒なやり取りをしなきゃいけないかもと思うと正直気が重い。。。


テラスが近づくと臭いはさらに強烈に。

ミントの葉を最初に渡されるのは、この臭いで鼻がおかしくなるので、ミントの葉の匂いを嗅ぎながら見るため。

テラスからは革のなめしの工程がみれた。

動物の皮を石灰水に毛がついたまま漬け込む。

その後、鳩のフンのプールに漬け込むと鳩のフンに含まれるアンモニア等が皮を柔らかくするらしい。

この鳩のフンがタンネリが臭くなる理由らしい。

染色もここで行なっていて、天然の色素で染色するらしい。






写真も撮ったし、鼻もおバカになりそうなので、退散っ!!!!

おっちゃんは携帯で電話しながらもテラスの入り口でうちらのことを待っている。


あ〜、嫌な予感しかしない


階段を下りる途中、全てのフロアに革製品の土産物がある。

案の定、土産物屋を見て行けと言われる。

まぁ、タンネリ見せてくれたから、それくらいはするか〜、と見てみるが


欲しいものが何もない。


サクサク一番下まで降りて、入り口にいた別のおっちゃんに


シュクラン!!!! (ありがとう) 」


と言って、ミントの葉を捨てて建物を出る。

いつもならここで


案内したんだからお金を払え!!!!


と言われるとこだが、なぜか後追いされず、お金も請求されず。


あれっ!?!?!?


なんだか拍子抜け。


タンネリってタダで見れることってあるんだ!?


ちょっとびっくり。

入り口を出ると、先ほどうちらの前を歩いていた青年が待っていた。


次なる敵はこいつか。。。


案の定、


案内したんだから、チップを頂戴。


と。


君はチップはいらないって言ったし、私も何度も案内はいらないから、チップも払わないって言ったよね!?

君はそれでOKって言ったんだから、払わないよ。


静かに言ってるうちに消えれば良いものを懲りずに


チップ頂戴。


と言うもんだから、


だーかーらー、さっきも言ったよね!?

君がいらないって言ったんだから、払わない!!!! 分かった!?


とちょっと強めに言ってみたら、そこで引き下がった。


怒らせると怖いからね、オーラーを全開にしてみた


旦那はんはそれを知っているので、何も言わず。

アフリカ大陸に来て強くなったな自分。。。と思う。


無事、タンネリゾーンを通過し、真鍮スークへ。

特に欲しいものはないので、フラフラして終わり。


宿に戻り、少しだけ休憩。

宿のおっちゃんがサンセットポイントを教えてくれたので、サンセットを見るために、30分くらい山登り。


なぜだか中国人がいっぱいいた。

彼らに人気のスポットなのか!?



旧市街が一望できるポイント。



旧市街が一望できる方向と反対方向に夕陽は沈む。


ギリギリ間に合った。


サンセットも見たので、再び旧市街へ戻る。

お腹も空いたのでレストランへ行きましょう。

夕方の方がブー・ジュルード門の辺りも人が多い。


旦那はんが調べていたレストランが3軒連チャンで店が開いていなかった。

ラマダン中はダメだね。。。

しかも、スークの奥の方に行ってしまったので、現地の人に絡まれる結果に。

また勝手に案内しようとするので、


本当にいらない。ご飯も食べないし、宿に戻るから案内はいらない。


といくら言っても、どこまでも付いてくるので、しまいには何を言われても無言でズンズン歩いた。

無視し続けたら、そのうちいなくなった。

結局、観光客向けのレストランに行くことに。

ハリラスープはおまけでくれた。


旦那はんはラム肉のグリル


60DH (¥680)

私はミートボールと卵のタジン


40DH (¥450)


味はそこそこでした

次、モロッコに来るときはラマダンの時期は外したい。。。

レストランが悉くやっていない。。。

帰りに露天のフレッシュオレンジジュースを飲んで宿に。

ラマダン中はほとんど店が閉まっている。

宿の周りにも人がいない。


炎天下25km近く歩いたので、旦那はんは疲れすぎたのか、話している途中で寝た。。。