2017/04/03

セーシェル→ケープタウン①


2017.04.01


フロアに2人だけ。

その状況は変わらず。

旦那はんは寝てしまったので、私もベンチに横になることに。

なんとなくウトウトしていると、日付が変わった真夜中に1階から壁でも壊すかのような大音響が響き渡る。

実際にフライトがない夜中に工事をしていたんだと思う。

物凄い音に全く眠れず。。。

2階はどこかへ続くルートなのか、夜中でも人の往来はあった。


5:00


ほとんど眠れないまま朝を迎える。

2階フロアからの景色。

滑走路の先は海。

普段は綺麗な海♪と思うところだけど、気分が全く優れないので、そんな感情すら湧かない。。。


9:20のフライトなので、3時間前の6:20に昨日パスポートを没収された場所へ行ってみる。


ハイ、見事にまだ誰も来ていな〜い


仕方ないので、唯一、空港係員のいた手荷物チェックのカウンターへ行ってみる。

事情を説明し、airport duty manager を呼んでもらおうと思ったが、結局昨日の場所へ連れて行かれる。

朝でボケボケの頭では英語もろくに話せず、たどたどしく説明。


誰かがここへパスポートを持って来てくれるから、ここで待ってて。


と言われ、外へ出される。



1時間後



音沙汰なし。

何も起こらず。。。

再び、聞きに行くも


ここで待ってて。


と返事は変わらず。



2時間後



音沙汰なし。


ここで待てと言われたので、昨日からメンタル崩壊した私は、そのまま待つ。

旦那はんが空港内を行ったり来たり。

いろんな人に聞いてみるも、返事は変わらず。


一体、いつになったらうちらのパスポートは返してくれるの?


パスポートがないから、boarding passも勿論ない。

昨日、タナの空港でセーシェルでピックアップしろと言われた荷物もピックアップできていない状況。

要するに、


何もしていない。


旦那はんの努力もむなしく、フライトまで1時間を切る


だが、状況は変わらず。。。



フライト20分前



客室乗務員も機内に移動し始めたのが見える。

乗客も並び始めた。


さすがに旦那はんも


いいから話を聞け!!!!


と無理矢理、話を聞いてもらい、空港職員、やっと事の重大さに気付く。


9:20発のヨハネスブルグ行きに乗るのに、今の段階で、うちらはパスポートも返されていないし、チケットも持っていない。

昨日、取り出せなかった荷物もどこにあるか分からない。


やっと一人のお姉さんが動いてくれて、チケット発券&パスポートを返却されたのが、


フライト5分前


ずっと別の場所で一人で待っていたネガティブ全開の私は、もうアフリカ大陸上陸を諦めて頭の中は帰国することしか考えてなかった。


絶賛メンタル崩壊中。。。


パスポートとチケットを持って現れた旦那はんを見て、年甲斐もなくポロポロと泣いてしまった。


セーシェル航空もセーシェル諸島も大嫌いだーーーーっ!!!!


バカヤローーーーーーーッ!!!!



機内に乗り込むと安堵と寝不足から、離陸前から気絶するように寝た。

定刻より30分遅れのフライトだったらしい。

気が付いたら、朝食と言われた。

朝からずっしりチキンパイ。


昨日から水すら口にできなかったので、食べ物より水分の方が欲しかった。

朝ご飯を食べるとまた寝た。


約6時間後


9カ国目


南アフリカ共和国


に到着。


とりあえず、目的地のケープタウンではなく、トランジットのヨハネスブルグ


国内線とはいえ、トランジットまでの時間が2時間切っているので急ぐ。

心配していた入国審査はあっさり終了。

南アのアウトのチケットさえあれば何とかなるらしい。

心配していた荷物は無事受け取ることが出来た。

だが、付けていた南京錠は壊されて無くなっていた。。。


やっぱり悪名高きセーシェル航空、大っ嫌いだ!!!!


私の鍵を返せっ!!!!


コロコロしながら大股で歩く。

無事、チェックインし、荷物を預けたので、私は恒例のラウンジチェックへ。

旦那はんはGATE前でお留守番。


やっと昨日からの怒涛のトランジット劇も最終章。


旦那はんにラウンジからお土産のビールを渡す。


旦那はんは搭乗前に飲み切った


さすがです。。。


無事、ヨハネスブルグ→ケープタウン行きのフライトに搭乗。

定刻通りのフライト。


前の座席のポケットに入っていた雑誌の表紙が旦那はんに似ているハシビロコウ


できれば野生のハシビロコウを見てみたい。

願いは叶うだろうか?

私は2度目のアフリカ大陸。

旦那はんは初アフリカ大陸。


意外と低空飛行。


チキンのピザが配られた。


昨日から行ったり来たりで、時差も何度も変わり、変な時間に食事しているから、たいしてお腹が空いていなかったけど、完食。


窓が傷だらけ。


約2時間後


ケープタウンの街が見えて来た。



機体を降りてからはバスで移動。


無事、荷物も受け取ることが出来た。

空港からCityまではバスで向かう。

R90 (¥750)


久しぶりの先進国。

何もかもが整っていて、スムーズ。

マダガスカルから来たから、尚更そう思う。

バスの乗り継ぎもスムーズ。

バス停から宿まで徒歩3分

日没直後くらいだったので、足早に宿へ向かう。

日没後に慣れていない都市を大きな荷物を持って歩くのは危険。



無事、宿に到着し、チェックインを済ませ、部屋に。


南アの物価の高さにビビリ、この旅初のドミトリー


数年ぶりのドミで何からしたらいいか分からず、二人してテンパる。

今日は6ベッドのMIXドミトリー。

とりあえず、昨日、空港泊でシャワーを浴びられなかったので、シャワーを浴び、宿併設のレストラン&BARへ。

とりあえず、BEER。


心身共に疲れていたので、珍しく私もガッツリビールを飲むことに。


昨日からの長い移動が無事!?終わり、二人ともどっと疲れが出たので、早めに部屋に退散。

旦那はんは22時前には寝てしまった。

私も日付が変わる前には力尽きた。