2017.04.27
ちょうど日付が変わる頃、Anaseさんの車で駅を出る。
道は真っ暗。
街までは車で10分くらいらしい。
この時間にここを歩くのはさすがにデンジャラスと言われた。
まぁ、怖すぎて歩けないけど。。。
「アルーシャに行くならダルエスサラームからバスに乗れば良いのに。」
と言われたが、このまま電車に乗り続けたらいつ終点のダルエスサラームに着くか分からないし、最初からンベヤでバスに乗り換えるつもりだったから、その先のチケットは買っていなかった。
と言われたが、このまま電車に乗り続けたらいつ終点のダルエスサラームに着くか分からないし、最初からンベヤでバスに乗り換えるつもりだったから、その先のチケットは買っていなかった。
車の中でもAnaseさんは色んな話をしてくれた。
約10分後
バスターミナルに到着。
バス会社は開いていた。
Anaseさんがアルーシャ行きのバス会社をその辺のバス会社の人に聞いてくれて、2社あることが判明。
そのうちの1社はうちらも社名を聞いたことがあったので、そちらに行ってもらうことにした。
バス会社まで一緒に来てくれて、価格などを聞いてくれる。
アルーシャまで
Tsh56,000 (¥2,800)/人
価格はこんなものなので、それで了承。
座席も指定なので、決めていざ支払いをしようかと思ったら、電車の中でUS$10しか両替してないことに気付く。
この時間にATMが開いていたら、行きたいと伝えると、
「開いてるから、今から行こう。」
とチケットは一旦保留にし、お金をおろしたら戻って来ると伝え、ATMに行くことに。
0:30
こんな時間まで付き合ってもらって本当に申し訳ない。。。
真っ暗で人っ子一人いない街のATM。
フツーなら100%お金をおろすのをためらう状況。
フツーなら100%お金をおろすのをためらう状況。
ATMで限度額までお金をおろしたら、貨幣価値の低いタンザニア・シリングは札束になって出てきた。
マダガスカルみたいだ。。。
お金を手に再びバス会社に戻る。
支払いを済ませ、チケットを入手。
Anaseさんはバス会社の人に近くの安宿を聞いてくれた。
バスターミナルの目の前の宿が安いと言うので、行ってみることに。
バス会社の人まで一緒について来てくれた。
「ここから見える場所だし、歩いて行ける距離だから大丈夫。」
と言ったら、Anaseさんも一緒に来てくれるとのこと。
と言ったら、Anaseさんも一緒に来てくれるとのこと。
ホント、どこまで親切なんだ!?
「部屋が気に入らなければ、また別な宿に行こう。」
とまで言ってくれた。
とまで言ってくれた。
宿のスタッフ、バス会社のスタッフ、Anaseさんとうちら5人で部屋を確認することに。
シャワー付きの部屋と無しの部屋を見せてもらったけど、シャワーは外のお湯を汲んできて浴びる形と言われ、時間も遅いし、逆に身体が冷えて風邪ひきそうだから、バス・トイレは共同で良いと伝えた。
Tsh15,000 (¥740)
一部屋の金額。
安っ!!!!
朝も早いし、横になれるだけありがたい。
部屋も決まったので、車から荷物を降ろし、Anaseさんとお別れ。
「旅を楽しんでね。」
と握手をして、手を振りながら、彼は颯爽と去って行った。
神っ!!!!!!
タンザニアは強盗の話や騙す人が多いとか治安が悪いなどマイナスイメージばかりだったから、最初から神降臨にイメージが変わった。
どの国にも良い人はいる。
アフリカはその振り幅が大きい。
チェックインを済ませ、部屋に入ると 深夜1:00 を回っていた。
4:40 には起きなきゃいけないので、アラームをかけ、電車の中で充電出来なかった分、必要なものを充電し、着替えもせず、2人してベッドに倒れ込んだ。
4:40 起床
荷物は殆ど広げていないので、ほぼパッキングは終わっている。
5:00 過ぎ
バスターミナルに向かうとひっきりなしに客引きが近づいて来る。
「チケットは持っている。」
と言うと、
「バスは向こうだ!!!!」
と勝手に荷物を運ぼうとするが、今までの経験上、取られて良いことはないので、コロコロは渡さず、死守。
別の会社に連れていかれ、荷物代として Tsh10,000 (¥500)/個要求されるが、夜中に一度バス会社に来ていたので、ここは違うバス会社だし、ルサカ同様、騙してるだけだと思ったので、無視して、自分たちのバス会社へ荷物を取られそうになりながらもコロコロを引きづりながら向かう。
案の定、バス会社に行くとスタッフの人がバスまで連れて行ってくれて、荷物代を取られることもなく、荷物をバスに積み込んでくれた。
そのまま外にいると外野がうるさいので、早々にバスに乗り込む。
物売りたちはバスの中までやって来るけど、無視。
6:05
ほぼ定刻通りに出発。
出発し、少し緊張の糸が緩んだので、2人とも寝始めた。
途中、目を覚ますと、景色はザンビアの時とはだいぶ変わっていた。
だいぶ幹の太いバオバブ。
途中、目を覚ますと、景色はザンビアの時とはだいぶ変わっていた。
途中、何度か停車するたびに物売りの人たちに囲まれる。
だいぶ田舎にやって来たようだ。
牛なども道にたくさんいる。
バオバブの木もある。
だいぶ幹の太いバオバブ。
マダガスカルのバオバブとは種類が違うようで、少しずんぐりむっくりしてる。
道が悪く、時々お尻が浮くくらい飛んだり、荷物が荷台から降って来て、私の頭を直撃したりして、目を覚ます。
ムチウチになるかと思った。。。
目を覚ますと通路にもバケツを椅子代わりに座る人までいたり、ゴキブリもいたり、バスの中もカオス。
走り始めて4時間後
タンザニアの休憩時間は短くて、容赦無く置いて行くと聞いたので、とりあえず、トイレだけはいかなきゃと、急ぐ。
周りの人は色々買っていたが、買う気になれず、バスに戻ると、ドライバーがクラクションを鳴らしまくり、出発を知らせる。
前の席のおっちゃんとかいないけど、走り出している。
おっちゃんも戻って来たので、一応、全員揃っているのかもしれないけど、噂通り、タンザニアのバスの休憩時間は短い。
数時間後
先ほど降って来た荷物の影響で首が回らなくなる。
動かすと激痛が走る。
リアルにムチウチ。
2回目の休憩後、今度は寝ているところに
左肩にダンボールの包み紙直撃!!!!
左肩にダンボールの包み紙直撃!!!!
もぅ、なんなん?
何で私だけ食うん?
何の罰ゲーム?
相変わらず、首は痛くて回らないし、良いこと一つもなしっ!!!!
22:00
ンベヤを出発し、16時間後
Arusha (アルーシャ) のバスターミナルに到着。
バスを降りるなりTAXI攻撃。
イライラピークなもんで、汚い言葉を吐きながら蹴散らすが、向こうもめげない。
付いて来る。
旦那はんが無になってしまったので、私一人ギャーギャー喚いてるから目立つ。
TAXIには絶対乗りたくないっ!!!!
一台だけ停まってたトゥクトゥクに真っしぐら。
トゥクトゥクのお兄ちゃんは何で俺?みたいな感じだけど、TAXIに乗って強盗にあいたくはないので、トゥクトゥク一択で。
お兄ちゃんに宿の名前を告げるも分かってもらえず、その辺のTAXIのおっちゃん達に聞きまくる。
その間もTAXI攻撃を受けるがTAXIに乗る気はない。
金額を聞くと Tsh10,000 (¥500) と言われたので、それは高いから嫌だと降りようとすると、別のTAXIのおっちゃんに
「いくらなら良いんだ?」
と言われたので、
「Tsh2,000~3,000なら乗る。」
と答えると、
「じゃあ、Tsh4,000でどうだ?」
と言われたので、深夜料金とTAXIではなくこのままトゥクトゥクで行きたいのもあって、その金額で行ってもらう事にした。
少し高めになったけど、夜のTAXIは何が何でも乗りたくないので、致し方なし。
トゥクトゥクに乗って5分で宿に到着。
到着時間が読めなかったので、今回は予約してなかったけど、無事泊まれる事に。
疲れてるので、とりあえず2泊でお願いした。
チェックインを済ませ、部屋に入り、まずは
3日ぶりのシャワー。
3日ぶりのシャワー。
電車移動と長距離バスの移動で浴びれなかった。
シャワーを浴びなかった日数はこの旅1番。
疲れてたけど、シャワーを浴びたら少し生き返った気がした。
チェックインをした時には気づかなかったけど、宿に食堂があるらしく、そこでビールも買えるらしい。
丸2日まともな食事をしてないけど、ビールは美味しく感じる。
丸3日の移動は本当に疲れた。。。
2人ともぐったり。
1:00
今夜もベッドに倒れ込んだ。