2017/05/30

カサブランカ③→→→エッサウィラ①


2017.05.25


5:00 起床


今日は移動なので早起き。

パッキングして、6:00には宿を出る。

まだ街にはほとんど人がいない。


CTMのバスターミナルは宿から徒歩5分

バックパックを荷物のカウンターに預ける。

2人分9DH (¥100)

モロッコは荷物代は別料金。

荷物を預け、待合室の横のカフェでお茶。


全部で27DH (¥310)


6:40 アナウンスがあり、バスに乗り込む。

旦那はんがバスの写真を撮ろうとしたら、係りの人に注意された。


8:50


5分遅れで出発。


カサブランカ市内でもう一箇所CTMの営業所で客を拾う。


9:00 バスターミナルへ到着。


3分の2くらいの人が降りて行き、また同じくらいの人が乗り込んで来た。


11:00  


また1つ大きそうな街のバスターミナルに停まり、大半の人が降りて行った。


11:40 休憩

ドライバーのおっちゃんに何時までか聞くと、30分と教えてくれたので、うちらもミントティーを飲む。


13:30 


エッサウィラのCTMの会社の前で降りる。

目の前でTAXIに行かれてしまい、2.5kmの道を歩く。

エッサウィラ、おしゃれな街です。


海の方に出た。


ビーチにラクダもいた。


なんだか景色が湘南っぽい。

遠くに見えるのは江ノ島。。。ではない。


風は冷たいけど、欧米人は気にしないようで、海に入ってる。


門まで来ましたよ。

この丸はなんだろう?

通行可ってことか?


門をくぐり、メディナの中へ。

コロコロを引きながらテクテク。


モロッコで一番好きな街、エッサウィラ。

青い空に白と青の街。


目星をつけた宿に向かう途中におっちゃんに


いい宿がある。150DH。ホットシャワー出し、Wi-Fiも使えるよ。


と勝手に案内を始める。

たまたま向かう方向が一緒で、ついて行く形になってしまった。

どこまでも一緒だなぁ〜と思ったら、目星をつけていた宿に案内した。


あら、奇遇


とりあえず、荷物を置いて部屋を見てみてと言うことで2階へ。

リヤドなので、部屋は特に問題はない。

リヤドとは、モロッコでは “中庭のある家” のことで、旧市街(メディナ)にあることが多い。

規模の小さな宿泊施設なので、オーナーやスタッフとの距離が近い。

ちなみにリヤドはどの街でも泊まれるわけではなく、世界遺産の街(ここエッサウィラ)やマラケシュ、フェズに多い。

そんなリヤドに泊まってみる。

3泊450DH (¥5,200) のところ400DH (¥4,600)でいいとのこと。

元々、泊まろうと思っていた宿だったので、ここに決めた。

おっちゃんは


案内したし、宿代も安くなったんだから、俺にチップをよこせ。


と。


あ〜、言うと思った


宿代安くなってもチップ払ったらあんまり変わらないじゃん。

まぁ、そう言う隙間産業的な感じで小遣いを稼いでるんだろうなぁ〜、この人たちは。

チップを渡したら、速攻、彼は消えた。

荷物を置き、テラスへ上がってみる。

海が見える。



早速、街歩き。

3年半前の記憶を辿り、通ったタジン屋を探す。

通りに出た瞬間に記憶が戻ってくる。


そうそう、ここ曲がって〜


って、


あっさりタジン屋に行き着いた


でも、2軒並んでたのは覚えているけど、どちらの店か曖昧。

そちらの店も中に入らせてもらい、記憶を辿る。


う〜ん。。。どっちだろ?


と思いながら、テラスから降りると、


見覚えのあるおっちゃんがっ!!!!


いつもタジンを作ってたおっちゃんが買い物から帰って来たところだった。


そうそう、このおっちゃんの店!!!!


思い出せて良かった。

おっちゃんに旦那はん希望のタコのタジンがあるか聞くとあるとのこと。

ついでに魚のタジンもあるかどうか聞くと、そちらもあるとのこと。

どちらもお願いし、テラスへ。


あ〜、懐かしい。


待っている間に、タジンの写真を撮らせてもらった。

おっちゃんは旦那はんのタコのタジンを作っていた。


チキンのタジン


スイートタジン


スイートタジンはこの店で前回初めて食べて、絶賛したタジン。


2階で食事をしていたお兄ちゃんとも少し話をしたり、なんだかワクワク。



2階は少し内装が変わっていた。

テラスでカモメを眺めながら、タジンが出来上がるのを待つ。


タジンがきた♪


旦那はんはタコのタジン


50DH (¥570)


私は魚のタジン


40DH (¥460)


おっちゃんのタジンは安定の美味しさだった。

やっぱりここのタジン美味しい。


また明日くるね〜。


と言って、店を出た。

食後は街歩き。

土産物屋がいっぱい。


タジン鍋やお皿が可愛すぎる〜♪


バブーシュや革の靴がいっぱい。


エッサウィラの寄木細工の歴史は古く、古代ローマ時代から続いているらしい。


モロッコ南部はアルガンオイルも有名。

アルガンオイルの店もたくさんある。

アルガンオイルはアルガンの実を石などで割り、真ん中の核の部分を取り出して、石臼で挽いてペースト状にして作られる。


お店のおばちゃんに


やってみな。


と言われ、やってみることに。


結構、石臼が重い。


片手でやるんだよ。


と言われたけど、厳しい。。。

仕事とはいえ、簡単にやっているおばちゃん達が凄いと思った。

アルガンオイルはエッサウィラで買うつもりでいたので、色々試させてもらう。

日本では高くて買えない食用のアルガンオイルの試食もできてHappy~♪

本当に美味しい。

今日は偵察だけで、買わず、


「後日、また来るね。」


と言って店を出る。


再び、街歩き再開。

モロッコはこんな薄暗いトンネルのような迷路のような通路がたくさんある。


ドアにファティマの手


ファティマの手は、邪視から身を守るシンボル。

前回、エッサウィラで泊まった宿の入り口。


今はこの宿はやっていないから、今回は泊まれず。。。

エッサウィラは18世紀半ば以降、モロッコの文人や芸術家が集まる交流の場だったので、街にもARTギャラリーがたくさんある。


メインの通りへ来た。


民族衣装のおっちゃんが普通に街を歩いている。


ねずみ男見たい。

魚市場




生牡蠣やウニも売っていた。


買った食材を市場の中にあるレストランに持っていけば、料理してくれる。

メインの通りにあるオリーブ屋。


オリーブが綺麗に山積み。


メディナの外側にある、ローカルなカフェへ。

ここも以前来た時に毎日通っていた店。


ヨーグルトのフルーツパフェ


もちろんミントティーも。


1人20DH (¥230)


メディナの外側を散策していたら、変な頭の鶏に出会った。


再びメディナの中に戻る。

綺麗な青のドア。


白と青の街。


昔行った店にも行けたし、お腹も満たされたので、宿に戻る。


テラスに上がり、サンセットを見ようと思ったが、雲多めで、今日は見れず。



夕方、ハリラと呼ばれるスープの屋台が出ると言うので、探しに行ったが、見つからず。

フラフラ夜のお散歩。



小腹も空いたので、シーフードグラタンが食べれるお店があると言うので、そちらに行ってみることに。

店内は落ち着いた雰囲気。


お通しのオリーブ


この店には先ほど探しても見つからなかったお目当のスープがあったので、オーダー。

ハリラスープ


20DH (¥270)

細めのパスタやヒヨコ豆の入ったお腹に優しい感じのスープ。


ミントティーをかなり高い位置から注いでくれるお兄ちゃん。


これくらい泡立てて飲むらしい。


シーフードグラタン


35DH (¥400)

エビやイカ、貝がぎっしり詰まったグラタン。

チーズもたっぷりで美味しかった。


久しぶりに22:00過ぎまでご飯を食べていた。

お腹がいっぱい過ぎる。。。

宿に戻る途中に猫がミーティングしてた。


写真に写っていない猫もいるくらい、たくさんの猫が集まっていた。

エッサウィラは猫が多い街。

しかも、魚や肉などいいもの食べ過ぎてデブ猫ばっかり。


宿に戻っても少し夕食を消化するまでは眠れないと思って、睡魔と戦いながら共有スペースで無理やり起きていた。

日付が変わる前に旦那はんは限界を迎え、部屋に戻ってすぐに寝てしまった。