2018/12/22

ジャイプル③


2018.12.21


ジャイプルの宿は気温が一桁でも薄い掛け布団のみなので、寒くて眠れず、3:00過ぎまで寝付けなかった。。。

そんな中、隣で旦那はんはスヤスヤ寝てたけど。

羨ましい。


8:00過ぎ

いつもより遅く起床。

旦那はんは既に起きていて、スマホを弄っていた。


9:30

ルーフトップレストランへ。

今日もパラタ。

旦那はんはポテト&オニオン。

私はチーズ&オニオン。


ハイシーズンで連泊出来ないので、今日は宿を移動するので、パッキング。

木型を買いまくったので、かなり重くなり丸々と太った私のコロコロ。

チェックアウトし、荷物を預ける。

今日は旧市街観光へ。

レセプションでオートリキシャをお願いすると、外に昨日のジュベルの姿が。

手を振るがそっけない。

昨日の今日でうちらの顔を忘れたのか?

分からないけど、案内されるがままにオートリキシャに向かうと昨日と違う。


あれ?何だか昨日と内装が違う。


「今日はどこに行く?

昨日はどこに行ったの?」


って聞かれるし、何だか話が噛み合わない。

こちらの反応に気が付いたのか、


「僕のトフィ。ジュベルは兄だよ。」


と。


!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


えっ!? 

ジュベルの兄弟!?

2人して困惑。


「ほら、あっちにジュベル。」


ジュベル兄さん現る。


DNAって凄い。


左:トフィ、右:ジュベル


ジュベルの方が話が早いと思ったのか、ドライバーチェンジ。

今日もジュベルと一緒にお出かけする事になった。

昨日、売り切れで間に合わなかったラッシー屋へ。


LASSIWALA


2軒隣に同じ名前の偽物がある。

同じ名前って凄いよなぁ。

喧嘩売ってるとしか思えん。

オートリキシャの中で飲む。


Rs30(¥48)


昨日の店のも美味しかったけど、こっちの方が断然旨い。

旦那はんも満足している様子。


素焼きの器は捨てずにこっそり袋に入れて持ち帰る。

(宿に戻ってから見てみたら、染み出してビショビショになっていたので、結局、捨てました。)


今日は旧市街観光。


「ここから中に入ってすぐの所にHAWA MAHALがあるよ。

この中で売っているものは高いし、質も悪いから気を付けて。

何かあったらいつでも連絡してね。」


とジュベル。

ジュベルとはここでお別れ。

良い人だった。

後から知ったけど、一回り以上も年下だった事にビックリ。。。


さて、言われた通りここから中へ入ります。


中へ入ると雰囲気が少し変わった。



HAWA MAHAL


チケットが必要と知らずに階段を上ったら、チケットを買うように言われ、戻る。

チケットカウンター分かりづらい。


Wikiさんによると、

1799年、この街を治めていたラージプートの王サワーイー・プラタープ・シングによって建てられた。

ハワー・マハルはシティ・パレスの一部で、ピンク色をした砂岩を外壁に用いた5階建ての建造物で、953の小窓が通りに面している。

この小窓から宮廷の女性たちが自らの姿を外から見られることなく、街の様子を見たり、祭を見て楽しむことができるようになっている。

また、この小窓を通して風(हवा ハワー)が循環することにより、暑いときでも涼しい状態に保たれるような構造となっており、これがこの宮殿の名前の由来ともなっている。


早速、中へ潜入。


ちょうど学生の団体さんと一緒のタイミングで入ってしまったらしい。。。


門の形や色が綺麗。


人がいると思ったら人形だった。

妙にリアル。。。


ステンドグラスが花。


ちょうど日が入る時間帯で床にも光が写っている。



立ち入り禁止のところを堂々と歩くおっちゃん。


窓によってステンドグラスの形が違う。




意外と中が広く、昨日と同様、階段を上ったり下りたり、グルグル歩く。





窓の細工が均一で凄い。

天井も綺麗。


窓。


穴から外の景色を眺める。


どこの壁にも小窓がついている。



この小窓から外の景色を眺めていたんだろうなぁ、昔の人たちは。






一番高い所まで上る。






遠くには昨日行ったアンベール城とジャイガル城が見える。




どんどん観光しますよ〜。


JANTAR MANTAR


Wikiさんによると、

インド・ムガル帝国時代の18世紀前半にジャイプル藩王国のジャイ・シング2世がインド北部の5か所に建設した大型の日時計および天体観測施設である。

その内、ジャイプルにあるジャンタル・マンタルが一番大型で、2010年に世界遺産になっている。



ウンナターンシャ・ヤントラ


惑星や星の位置を測るための観測儀で、24時間測る事が出来るらしい。


ダクシノー・ヴリッティ・ヤントラ


太陽の高度を計って赤緯と1日の長さを知るための観測儀。








ナリ・ヴァラヤ・ヤントラ


二つの傾いた円で太陽の位置を測定するための観測儀。

裏側には上向きに傾いた同じような円盤がある。





サムラート・ヤントラ


時間・天頂距離・子午線などを測定する機器。

高さが27.4mもあって、日時計としてだと2秒単位で時間を計測できるらしい。





この白い部分にかかる影で計測しているらしい。




ラーシ・ヴァラヤ・ヤントラ


12体からなる観測儀。

それぞれが12の各星座に向かって配置されていて、占星家に利用されたらしい。




自分の星座を探します。

乙女座



旦那はんは射手座。




ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ


他の天体観測儀で測定した結果を補足するための物。






ラグ・サムラート・ヤントラ


これは日時計で、20秒単位の計測が出来るらしい。


チャクラ・ヤントラ


子午線通過時間や惑星・星の位置を測定するもの。



ラーム・ヤントラ


同じものが2個並んでいて、太陽・月・星の高度と方位を観測するもの。


中央の鉄棒の影で計測するらしい。


昔のインド人、凄いなぁ。

どうやってこんな正確にわかったんだろう?


さて、どんどん観光しますよ〜

CITY PALACE


旧藩王の宮殿。

現在も一部が王族の住居となっているが、多くの建物が博物館として公開されている。


ムバラク・マハル


19世紀末にイギリスの建築家の設計によって建てられた迎賓館であるが、現在は代々の王族が使用した豪華な衣装をはじめとする布地・衣装博物館となっている。









ディワニ・カース


豪華な吹き抜けの建物で、かつて貴賓謁見の間として使われた。

ここには1902年に作られたほぼ等身大の銀製の壺が置かれている。

これは当時の藩王がイギリス訪問に際して作らせたもので、壺にガンジス川の水を満たし旅行中も日々沐浴したとされ、ギネスブックに「世界で一番大きな銀製品」として登録されている。










ピタム・ニワス・チョウク







一通り、旧市街観光終了〜

ずっと歩いていたので、少し休憩する事に。

一番始めに行ったハワー・マハルが良く見えるカフェへ。


反対車線から見たハワー・マハル。


お茶をしながら眺める。


マサラティー


旦那はんも。


ピンクで可愛いなぁ。


さて、宿に戻りましょう。

旧市街のバザールを見ながら戻る事に。










昨日も通った道に出た。



服を着たヤギ。


牛も現る。


もう周りの人達は気にしていない様子。




夕陽に照らされてより一層ピンクになった門。

ラッシーが飲みたくなったので、帰りも寄る。

昨日は夕方は売切れてたけど、今日は間に合った。


地元の人も観光客もたくさん買いに来る。


飲み終わったカップはドラム缶の中へ捨てる。


美味しかった〜♪


お花屋さん


映画館


映画館の隣にはマック。


TAKE AWAYのカウンターは外に。


宿の方にフラフラ歩いて行くと、お洒落なチャイスタンドを発見。


観光客がここで買うのが珍しいのか、客なのか、店の関係者なのか分からないが、そこにいたおっちゃんがわざわざオーダーしてくれた。


「これに座って待ってな。」


と椅子まで持って来てくれた。

オーダーしてから作ってくれるらしい。






Rs15(¥24)


安っ!!!!

出来立ては熱く、舌を火傷した。。。

でも、美味しかった。

色々、親切にしてくれたおっちゃん達に


「どこから来たんだ?」

「美味しいか?」

「facebookをやっているか?」

「やっているならこの店のページがあるから、後で見てみな。」


など色々話してくれた。

北インド、特に観光地は騙す奴が多かったりして、嫌な思いをすることが多いと聞いていたが、今のところ良い人ばかりに当たり、嫌な思いをしていない。


どっちが本当のインドなんだろうか?


インドは“飴と鞭”と聞いたが、これは飴なのか?

これから鞭が来るのか?


マハーバリプラム当たりから楽しくなって来たインド。

今後、どうなることやら?

結局、5km近く歩いて宿に戻った。

預かって貰っていた荷物を受け取り、Uberで別の宿に移動。

最終日、電車の時間が早かったので、駅近の宿にしたが、なかなかカオスなエリアに来た感じ。

チェックインし、荷物を置いて、水を買いに行くついでに駅の方へ散歩に出かけようとすると、ホテルお抱えのオートリキシャのドライバーに


「どこに行くんだ?」


「この辺りは薬をやっている奴もいるから気をつけろ。」


と忠告される。

何度も言われたから、やはり感じた通り、少し危ないエリアなのかも。

とりあえず、水を買いに。

ついでに見つけた酒屋で旦那はんはインドで初ビール。

宗教柄、お酒を堂々と飲めないので、お酒は手に入りづらい。

久しぶりのビールにウキウキの旦那はん。

宿に戻り、この宿にもあるルーフトップレストランへ。

今日は近くで大きなイベントがあるらしい。

レーザービームを放つエリアが見えた。

音楽もガンガンかかっている。


昨日、ブルーポッタリーで買った栓抜きの出番がこんなに早いとは。。。


もうすぐ満月。

空気が悪いので、ガスって見える。


オーダーしたものと違うものが出て来た。


トマトとオニオンとピーナッツの炒め物


マサラティー


タンドリーチキン


お肉が凄くジューシーで美味しかった。

日本だとパサついてる店が多い気がするけど、やはり本場は違うのかも。


チャパティ


今までで一番美味しいチャパティ。


マサラパパド


上に乗ってたオニオンとトマトが物凄く辛かった。。。

夕方に飲んだチャイで舌を火傷していたので、舌が痛い。。。

どれも少し塩気が強かったが、美味しかった。

部屋に戻り、シャワーを浴びる。

使っている間にどんどん水温が下がっていくシャワー。

最後には鳥肌。。。

水シャワーよりはマシだけど、しんどい。。。

夜にカレーを食べなかったので、今夜は胃の調子が良い。

お腹が膨れすぎてなくて楽。

旦那はんは疲れたと言って、早々に寝てしまった。