2018/12/24

ジャイプル ⑤→→→ジョードプル ①


2018.12.23


4:00 起床

今日は移動日なので、いつもより早起き。

荷物をまとめ、5:00前に宿をチェックアウトし、外へ。

若干、スラムっぽい感じのするエリアだったから、早朝の移動は少し心配だったけど、道も明るく、殆ど人がいなかったので、心配するほどではなかった。

無事、歩いて駅に到着。


荷物検査をし、駅構内へ。


ホームには既にたくさんの人が。



JAIPUR JCって言う駅。


うちらの乗る電車は4番ホーム。

階段を上り下りして、ホームに向かうとエレベーターを発見。

なんてこった。。。

まぁ、昨日荷物を送ったので、だいぶバックパックが軽くなってるから良いけどね。

ホームの奥の方に車両を発見。


ジャイプール⇄ジョードプル 


始発から終点なので、問題なし。

自分たちが乗る車両を探していると、バイクが置いてあった。


どうやらこれも積み込むらしい。


ホームにはロッカーもあった。

南京錠を持っていないと使えないタイプ。


C2


うちらの乗る車両を見付けた。


でも、まだ早いので電気はついていない。

ホームで寝ている人の姿もチラホラ。


寒いのでチャイを買うことに。


Rs5(¥8)


ホッとする〜


車両に電気がついたので、乗り込む。

席は指定。

席を探し、荷物を荷台に上げ、座る。


どの席もリクライニング倒し過ぎ。



6:00

定刻通りに出発。

インドの列車は何時間も遅れると聞いていたので、定刻通りの出発にビックリ。

始発駅だと送れないのか?

車内は暖房が効いていたので、出発して間も無く、2人とも寝落ち。


約1時間後

叩き起こされた。

車掌がチケットチェックに来た。

寝ぼけながら、チケットを渡す。

ボケボケの状態で窓の外を見ると、辺り一面塩田。

そこにまん丸の月がボンヤリ。

何とも幻想的な景色だった。


起こされ、目が覚めたので、昨日買っておいたお菓子を食べたり、本を読んだり、、、

そうこうしているうちにまた寝落ちした。


11:15

15分遅れでジョードプル駅に到着。

列車を降りると早速トゥクトゥク攻撃にあう。

あ〜、ウザイ。


「出口はこっちだ。」


と誘導する方向が、うちらの宿と反対方向のため、無視して進む。


ジョードプルはブルーシティーとも呼ばれている。

駅の屋根も青い。


ここから駅の外へ。


駅舎に描かれている絵。


駅から外に出るとまた別のトゥクトゥク攻撃にあう。

今日の宿は少し遠いので、乗るつもりだが、相場が分からない。

とりあえず、金額を聞くと


「RS150」


と。

この距離でそれは高いなと


「Rs100」


と言ってみると、あっさり離れていった。

2人目のおっちゃんはうちらのやりとりを見ていたようで、最初から


「Rs100」


と言って来たので、乗ることに。

オンボロトゥクトゥクに乗って出発。


「乗れ。」


と言った割には宿が分からないのか、違う宿の前に着いた。


「ここじゃない。」


と言うと、近くにいたお兄ちゃんに聞き始めた。

インドではこの手の事が多い。

とりあえず、乗れと言うが、分かっていないパターン。

おっちゃんは文字が読めないようで、字が読める人に聞いて通りの名前を読み上げてもらい判断している様子。

インドのおっちゃんドライバーは結構な確率で字が読めない。

2人くらいに聞き、ようやく宿の近くに。

宿の看板を見つけ、最後はトゥクトゥクが入れない細い道だったので、ここから歩くように言われた。

チェックインし、荷物を置き、すぐに街へ。

ブルーシティーと呼ばれる通り、青い家もチラホラ。


街並みがめっちゃ 青いということで、モロッコの青い街「シャウエン」とよく比較されて
て、


西のシャウエン東のジョードプル


と旅人の中では言われている。


街が青い理由は、壁に白蟻などの害虫駆除に効果のある化学塗料を塗ったら青色に変色してしまったからだそうです。

そして、その地区にはバラモンのカースト(神官)の人たちが多く住んでいたので、バラモンは青い家を建てるのが普通なんだと誤解されてどんどん広がっていったらしい。

ちなみに街はゴミだらけ、牛や犬のフンだらけ、乾燥地帯なので埃まみれ。

衛生環境は良くない。

旦那はんはアレルギー発症により、鼻水ズルズル。

私は出国前に花粉症対策で鼻の粘膜を焼いて来たのが良かったのか、そこまで鼻は辛くない。

でも、鼻の中は毎日真っ黒。。。

きっと鼻毛も伸びてそう。。。

チェンナイやジャイプルよりも汚い、ジョードプル 。



壁画の模様が可愛い♪




Clock Tower


この街はONE PIECEのアラバスタ編のモデルになってるらしい。

街の中心の時計塔が作中の時計塔と似ているとか。

私は全く詳しくないので、分からないけど、旦那はんは読んでいるので、聞いてみたらそうらしい。


Rs30払えば、時計塔の中にも入れるが、中にセクハラオヤジがいるらしいので、入らず。

時計の裏側が見えるらしい。

何人かのブログを読んだけど、抱きつかれている人もいるし、どの人もエロオヤジと書いているので、自ら飛び込まなくてもなぁと。

後ろにはメヘラーンガル城


ジョードプルがアラバスタの舞台と言われている理由の1つがこの遠くから見たメヘラーンガル砦がアラバスタの首都アルバーナにそっくりと言う事らしい。


さて、来たからにはやって頂きましょう。


上げている腕が逆だけど、まぁ、良いでしょう。

ルフィではなく、髪型がウソップ。

って、私は良く知らんのですが。


さて、写真も撮ったので、お目当のラッシー屋へ行きましょう。

朝からチャイとポテトチップスだけでお腹も空いているので。

時計塔からすぐ近くにあるお店。



色々売っているけど、現地の人もラッシーを頼んでるので、迷わずラッシー。


Rs35(¥55)

ジャイプルのラッシーより黄色味がかった感じ。

クリームが乗っている。

飲むと言うより、食べるに近い。

食感はなめらかプリンが近いかも。

甘みは強いけど、仄かに酸味もあって美味しい♪

糖分摂取して、少しお腹が満たされた。

宿に戻る途中に偶然、人気のオムレツ屋さんも見付けた。

卵山積み。



おっちゃんのオススメをオーダーし、暫し待つ。


横から作っている姿を眺める。



プラスチックの椅子に座って待っていると、旦那はんのすぐ横をロバが通った。


熱々のマサラバターチーズオムレツ


Rs60(¥95)

パンもトーストされてた。

これが噂通り美味しい。

ついでにチャイも頼んだが、チャイは向かいの店に外注しているらしく、別の人が運んできた。


Rs15(¥23)

たまたま通りかかった日本人と話ししながら食べた。

久しぶりに旦那はん以外の人の日本語を聞いた。

ドミに泊まらないせいか、日本人に遭遇しない。


一旦、旦那はんの一レフを取りに宿に戻る。


野良牛はどこにでもいる。

子牛もウロウロ。


カメラを取り、宿の外に出ると、女の子に声を掛けられる。


「写真撮っても良いよ〜。」


と。


最近良くある一緒に撮ってでもないし、撮ったらお金を要求されるやつ?


良く分からないけど、キメキメの顔をするので撮って、撮ったものを見せると満足した様子。


お金を要求する訳でもなく、ただ撮って欲しかっただけなのね。

色々考えちゃってごめんよ。


まだまだ良く分からないインド。

フレンドリーなのかうざいのか。

女の子たちとお別れをして、目指すはメヘラーンガル城。

土産物屋にちょっと気になる焼き物。


竹だらけ。



旦那はんの横を通るロバ。


青い家もチラホラ。










どうしてそこに?













青さはモロッコのシャウエンの方が上かなぁと。


完全なローカルエリアを抜け、最後は地元の子供達が入り口を教えてくれて、ようやく到着。

でも、これきっと裏口!?的な。。。




門のトゲトゲが痛々しい。


象の突進から守るためらしい。

人がいない。





登りきったところには人が沢山いた。

やはり裏口から来たようだ。


チケット売り場はあっちと教えられたので、その通りに進む。

インド人用と外国人用のカウンターは別。

インド人側のカウンターは大混雑。

外国人用のカウンターは1人も並んでおらず、すんなり買えた。

カメラの持ち込みは別途Rs100/人かかる。


カメラの許可証。


ここは入場料にオーディオガイド料も込みなので、チケットカウンターの隣に借りに行く。

デポジットとして、運転免許証などを預けるが、パスポート以外持ち合わせていないので、パスポートを預ける事に。

日本語もあるので、ガイドを聞きながらスタート。


まずは門から。

この門の赤丸の部分は砲弾が撃ち込まれた跡らしい。


Wikiさんによると、

1459年、マールワール王国の君主ジョーダーはマンドールから遷都し、5月12日に居城であるメヘラーンガル城の建設にかかった。

その後、城塞が建設されたのちも、敵襲の度に拡大されゆき、ジャスワント・シングの治世までそれは続いた。

1678年にジャスワント・シングが死亡すると、翌1679年に城はムガル帝国に接取されたが、1707年にアウラングゼーブの死によって返還された。

その後、18世紀にはマラーターの襲撃にさらされたが城は持ちこたえ、1818年に王国がイギリスの保護下に入ったのち、1947年まで藩王の居城であった。










楽器を奏でるおっちゃん達。




1843年に行なわれたマハラジャのマン・シンの葬儀の際にサティとして生きたまま一緒に火葬されたマン・シンの未亡人たちの手形。


なんだか切ない。。。










装飾が細かくて素敵。




象の上に乗せる台座のコーナー




ちょっとシュール。。。





こちらもどうなの?これ。。。



こちらは人が担いで運ぶカゴのコーナー。


女性用


中が見えないように布で覆われている。


持ち手の飾りがシュール。。。




インドのダメオヤジ。


単なるシーシャかと思ったら、昔はこれでアヘンを吸っていたらしい。


実演しているオヤジが本当にアヘン吸っているように見える奇跡。

戦に行く前や怪我をした時、出産後の痛みを和らげるためなどの目的で吸っていたそう。


さて、やっとメインの建物に入ります。


写真では細部が映らないけど、壁の細工が細かくて素敵なんです。



突如、ターバンの巻き方講座が始まった。


綺麗に広げる。


畳んで巻きやすい幅にする。


少しずつ回転させながら、巻いていく。



最後は残った布をしまって出来上がり。


旦那はん憧れのターバン。

帰国する時には巻いてそうな。。。


見学再開。

王を運ぶ箱。


ちゃんと木を刺すところがあった。

かなり重そう。。。

担ぐ人は大変だっただろうなぁ。


絵の展示もあった。


かなり細かいが、写真だと伝わらないのが残念。




煌びやかな部屋。


天井も金ピカ〜。



立ち入り禁止の螺旋階段。



遠くにウマイド バワン パレスが見える。




ブルーシティーが一望出来る。






外からは建物内を見ることが出来ないが、中からは外が見える不思議な作り。

風は通る窓。

一つ一つ窓の模様が違うらしい。





会を砕いた粉を練りこんでいるので白く光る壁らしい。


光が反射して大理石のような模様になるとの事。


ここは女性の憩いの場だった広場。







 

大砲が沢山置かれているエリアもあった。





ちょうど逆光の時間でブルーシティーが照らされ綺麗だった。


正門から帰ります。



そう言えば、ここにMr.4の愛銃 犬銃ラッスーのモデルじゃないかって言う銃が展示されているはずだが、見かけなかったなぁ。

ちなみにこんなの。


見てないから画像拾って来ただけ。

行きはかなり遠回りをしてしまったので、帰りはショートカットで戻ります。


こっちの方が青い家は多かったかも。





時計塔まで戻って来た。



時計塔の前には野良牛が陣取ってて動かない。


こんなに近付いても気にもしない牛。

頑張って歩いたので、またラッシーを飲んでから宿へ。

埃まみれの体をシャワーで流し、スッキリ。

ルーフトップレストランへ。

宿のテラスからの眺め。


先ほどまでいた城がライトアップされていて綺麗。

ここの宿のレストランは美味しいと評判なので楽しみ♪


Gatta Curry


太いパスタのような食感のものが入っていた。

カレーは美味しかった。


カシューナッツとチーズのカレー


少し辛めだけど、これは文句なしでめちゃくちゃ美味しかった。


Ker Sangri


砂漠の植物らしい。

豆の一種らしいけど、茎みたいなのは食感は芋がらか干瓢に近いかも。

初めて食べたけど、これは食感も面白くて好きかも。

食後にマサラチャイを飲みながら、城を眺める。

贅沢な時間だなぁ。