2018/12/25

ジョードプル ②


2018.12.24


8:00 起床

旦那はんは二度寝中。


9:30過ぎ

出かける準備をして、宿を出る。

昨日のオムレツ屋で朝ごはんと思ったけど、まだ開いていなかった。

ラッシー屋は開いていたので、まずは朝のラッシーを。


うん、美味しい。

店先で何か作っている。



カメラを構え見ているとポーズをキメるおっちゃん達。


ジョードプルの人はとにかく撮ってもらいたいらしい。

写真を撮ったら、出来立てのお菓子を一つくれた。


揚げたお菓子をシロップ漬けにしたもの。

美味しかったけど、激アマ


そして、箱売り


流石に買えませんな。

人をダメにするお菓子だわ。


旧市街を出てトゥクトゥクを探す。

すぐに見つかり、地図を見せながら交渉開始。


おっちゃん:「そこは空港の近くで、ここからは遠いからRs250だな。」

私:「いやいや、Rs200でしょ〜。」

おっちゃん:「Rs240」

私:「Rs220」

おっちゃん:「Rs230」

私:「Rs220!!!!」

おっちゃん:「Rs220で良いよ、もう。」

予想はRs300ってところだったので、


よし、乗りましょう。


すれ違う車に鶏がドナドナされてた。


約15分後

ウメイド・バワン・パレスに到着。


到着するなり、おっちゃんの営業トーク炸裂。


「ここで戻ってくるのを待って、時計塔まで一緒に戻るってのはどうだ?」

「駐車料金とウェイティング料金、帰りのRs220合わせて、Rs500でどうだ?」


と。

まぁ、徒歩で時計塔まで戻るのは厳しいし、ここで彼と別れて帰りのトゥクトゥクを交渉しても、足元見られて高く取られるのは目に見えている。

仕方ないので、帰りも彼にお願いすることに。

ナンバーと名前を写真に撮っておくように言われたので、彼も一緒に。


入り口でセキュリティーチェックを受け、チケットカウンターへ。

ここはインド人も外国人も同じカウンター。

インド人と一緒に列に並ぶ。

見えて来た。


Umaid Bhawan Palace(ウメイド・バワン宮殿)


トリップアドバイザーが毎年発表している、世界中の旅行者の口コミで選ぶ「トラベラーズチョイス」のそのベストホテル部門で見事2016年に世界1位となったのが、ここ“ウメイド・バワン・パレス”。

500年ほど前にマハラジャによって作られた建物。

今もこの建物の半分はマハラジャが住んでいて、残り半分がホテルとして宿泊可能。

運が良ければ、滞在中にマハラジャさんに会えるらしい。

そんな宮殿のミュージアムに行きます。


入り口はこちら。



ミュージアム内の内装も豪華。











ホテルエリアには入れないので、庭を挟んだ反対側から眺める。


本当に綺麗に対照的。

ちらっと予約サイトを見てみたら、年末は1泊16万くらいだった。

普段はもっとリーズナブルなので、頑張れば泊まれる金額です。

宮殿のメインゲートの前はヘリポート。

マハラジャさんやホテルの客はここから入る。


ゲートの前までなら一般の人も行けるとトゥクトゥクのおっちゃんが言うので、行ってみる。


「上手く撮ってやる。」


と言うので撮って貰った。


宮殿の下のエリアは高級住宅街。

本来なら一般人は入れないエリアらしいが、


「去年、ここで働いていたから中に入ることが出来る。」


と言うので、高級住宅街見学に。

セキュリティゲートを抜け、高級住宅街へ。

中にあるホテルのマネージャーが友達らしく、ホテルの前で暫し立ち話。

このエリアでトゥクトゥクを見かけなかったので、特別なのか、たまたまなのかは分からないけど、素敵な家を見れて良かった。

高級住宅街から街中に戻る。

その間にも


「他の観光地にもいかないか?」


と営業トークが始まるが、もう見たい所は見たし、荷物を送った後だからファクトリーにも興味がないので、全てお断り。


「うちにご飯を食べに来ないか?」


とまで言われたが、悪いおっちゃんではなさそうだけど、スリランカの教訓もあるので、それもお断りした。

再び時計塔まで戻って来た。

おっちゃんとお別れし、またラッシーを飲みに行く。

小腹が空いたので、昨日のオムレツ屋へ。


今日は甘いチーズオムレツにした。


安定の美味しさ。

チャイも頼み、ブランチ。

満たされたので、今度は歩いて次の観光スポットへ向かう。

道を野良牛と野良犬。


流石に見慣れた光景。

う◯ちとゴミを踏まないように気を付けながら歩く。


通せんぼ。


小道を抜けると広い通りに出た。


壁の絵が可愛い♪


写真を撮っていると、バイクのお兄ちゃんに声を掛けられた。

お兄ちゃん:「あれ?昨日、会ったよね?」


ん?どこかで見た顔。

どこだっけ?


あっ!!!! 思い出した。


昨日、駅から乗ったトゥクトゥクのおっちゃんが宿が分からずにその辺のにいちゃんに聞いた時に会った兄ちゃんだわ。

旦那はんは思い出せずにキョトンとしている。

宿はどうだ?とかジョードプルの次はどこに行くんだ?など色々聞かれ、暫し世間話をしてお別れ。


今度は子供達がクリケットをしているところに遭遇。

子供達が旦那はんに


「ボール投げて」


と。

言われるがままボールを投げる旦那はん。


「写真撮って〜。」


とここでも。

ジョードプルの子供達は人懐っこい。

撮った写真を見せると喜んでた。

道が分からなくなって立ち止まっていると、おっちゃんに


「どこに行くんだ?」


と聞かれ、親切に道を教えてくれた。

今日もだいぶ上ったなぁ。


看板を発見。

目指す先は右らしい。


ちらっと見えて来た。



外国人はRs50

なかなか高額紙幣を崩せないので、申し訳ないが、ここで崩すことに。

Rs2000紙幣を出すと


「もう少し小さい額のはないか?」


と聞かれたが、街中で崩すのが困難なので、


「No!」


とRs2000を出す。

すると


「今、お釣りがないから、残りは戻って来た時に渡す。」


といわれた。

それは困るなぁ、、、


「ここでお釣りを待つよ。」


と言うと、


「今日はずっとチケットカウンターは僕だから大丈夫だよ。」


と。

ちょっと心配だけど、目の前で先に貰った分のお釣りの写真を撮って証拠作り。


戻って来たらRs200返して貰わねば。

とりあえず、観光しましょう。

遠くに城塞が見える。


Jaswant Thada(ジャスワント・タダ)







白亜の大理石が美しい墓廟。

1899年にマハラジャのジャスワントスィン2世を偲んで建てられたと言われており、周囲には親族の廟がある。


昨日行ったメヘラーンガル城砦からも徒歩で15分くらい。




真っ白で光が反射して眩しい。




建物の裏側も素敵。




中にも入れる。


歴代のマハラジャの肖像画が飾ってあったが、同一人物に見えるのは何故だろう?


これでジョードプル で見たかったものは見たので、宿に戻ろう。

その前にさっき返して貰えなかったお釣りを取りに行かなきゃ。

再びチケットカウンターに行くと、おっちゃんはちゃんとRs200をスッと返してくれた。

アフリカだったらスルーだっただろうなぁ。

インド以外とちゃんとしてる。

変なところに関心。


宿に戻る途中、私を追い抜いて行った野良犬が、前を歩く旦那はんの手を


ペロッ


と舐めた。


うわっ!!!!


大声を出す旦那はん。

そして、野良犬2匹に道を塞がれ、ジリジリ犬が近づく。

すると、近くにいた現地の方が追い払ってくれた。


助かった〜。


狂犬病の予防接種はしているが、インドで噛まれるのはマズイ。

噛まれずに済んで良かった。



宿に戻る途中で朝のトゥクトゥクドライバーに遭遇する。


「どこ行くのー?」


と聞かれたので、


「その辺、お散歩。」


と答えてバイバイ。

午後は宿に戻りまったり過ごす。

テラスでお茶を飲み、ポケ〜ッと。


宿のテラスからの眺めは最高〜♪


猫に絡まれ、疲れたので、部屋に戻る。


16:00

お腹が空いて来たので、再びテラスへ。


Special Rajasthani Thali


野菜、ダル、チキンカレー、ロティ4枚、クミンライス、スイーツ


Chicken Masala


少し辛めのチキンカレー

どちらも絶品だった。

2人ともお腹いっぱい。

ちょうど食べ終わった頃にサンセット。

メヘラーンガル城の隣に夕陽が沈む。


空気が悪いので、霞みがかって夕陽が綺麗にまん丸に見えた。

一旦、シャワーを浴びるために部屋に戻る。

熱湯と水とコロコロ変わる水温と戦いながらシャワーを浴びる。

全てのパンツを洗濯に出してしまった旦那はんは着替えがなく、シャワーを浴びれず。。。

オーナーに


「洗濯は終わった?」


と聞くも


「ちょっと待って。あと10分。」


と言われ、30分待ってみたけど、音沙汰なし。


もう一度聞くと


「ちょっと湿ってるから、今、アイロンかけてるから、もうちょっと待って。」


と。

結局、1時間以上経ってから受け取った。

ようやくシャワーを浴びれた旦那はん。

しかし、何故だか水シャワーになったらしい。。。


犬に舐められたり、水シャワーになったり、踏んだり蹴ったり。

再びテラスへ上がり、旦那はんはビール、私はチャイを飲む。

今日もライトアップされた城は綺麗。


Xmasだからか、城の麓のあたりでは色んな色の光が見えた。

城の反対側にはフルムーン。


明日の朝、移動なので、部屋に戻り、身の回りのものを軽くパッキング。

ベッドでゴロゴロしながら過ごした。