2018.12.04
昨夜早く寝たので、今朝は4時過ぎに目が覚めた。
そこまでの早起きは必要ないので、ベッドでゴロゴロ。
5:45
スマホのアラームが鳴ったので、起き上がる。
出かける準備をする。
6:25
部屋を出て、宿からシギリヤロックをチェックする。
う〜ん。。。
ガスってて、何も見えない。。。
まぁ、晴れるだろうと期待して、とりあえず、向かう。
宿からメインロードまではこんな小道。
昨夜降った雨で所々に水たまりが出来ていた。
メインロードを歩いていると、
猿っ!!!!
と思ったら、今度は上にも猿が。
先を行くと今度は
牛っ!!!!
こぶのある牛もいた。
お食事中なのね。
更に進むと外国人用のゲートが見えて来た。
まだまだ何もない道を進みます。
歩いているのはうちらくらい。
途中、標識を発見。
野良ゾウに注意
遭遇しなかったけど、夜に歩いているらしい。
宿から徒歩25分くらいでチケットオフィスに到着。
数人待っている人がいたけど、列の一番最初に並べた。
ちなみに、古都シーギリヤは、1982年、世界遺産(文化遺産)に登録された場所。
7:00
オフィスのオープンと同時にチケットを買う。
遅くなると団体客が来て混み始めると聞いているので、サクサク目指しましょう。
庭も手入れが行き届いていて綺麗。
暫く歩くと目の前にシギリヤロックが
見えないっ!!!!
まだガスってる。。。
もう少し行っても、やはり見えない。
カメラを向けたらなぜかポージングするお犬さま。
スリランカはどこに行っても犬がいっぱいいる。
近づいてくることはあるが、吠えたり噛んだりはして来ない。
さて、全く姿は見えないが、先を急ぎましょう。
苔生す感じがいとをかし。
ここからはエグい階段登りが待っている。
とりあえず、岩の間を抜けます。
かなり大きな岩。
旦那はんが小さく見える。
階段をヒーヒー言いながら登って行くと、少しだけシギリヤロックが見えて来た。
入り口近くに親子のワンちゃん。
ゲートまで来ると少しだけ霧が晴れて来て、下が見えるようになって来た。
だいぶ登ったなぁ。
ゲートを通ってすぐに螺旋階段があったが、
「先に進むように」
言われた。そして、
「後で、同じ道を戻ってくるように」
と。
螺旋階段の先に何かがあるはずだけど、言われるがまま先を目指す。
後になって、言われた意味が分かったけど、この時は後ろ髪を引かれる思いで先を目指した。
ツルツルの壁が暫く続く。
前に誰もいなくなり、少し不安になったが見たかったものが目の前に。
Lion's Paw
ライオンの足の部分だけ。
昔は頭部もあったらしい。
足だけでもこの大きさ。
かなりの迫力。
誰もいないので写真取り放題。
気が済んだら、この後ろの階段を登ります。
これが高所恐怖症の私には辛過ぎた。。。
何度も心が折れそうになった。
メンズ達が良く
「ち◯こがキュンとする。」
ってのが分からなくもないって思える。
って、女ですけどね、一応。
ガッチリ手すりに掴まりながら、震えそうになる足で老婆のように一段ずつ登る。
お陰で登り切った時には掌が真っ茶色になり、鉄臭かった。
やっとの思いで登り切った。。。
ちなみに、ここまでの全ての階段の数は1000段を超えるらしい。
まだ頂上は霧がかっている。
一番上。
な〜んでこんな所に王宮を作っちゃったかなぁ。
Wikiさんによると
シンハラ王朝の5世紀、王の息子カッサパ1世は、王の甥であり軍司令官でもあったミガラの支援を得てクーデターを起こし、477年には父親から王権を奪取する。
しかし平民出身の母親を持つカッサパ王は、王族出身の母を持つ弟モッガラーナに王位を奪還されることを恐れ、長らく首都であったアヌラーダプラを離れ、より安全なシーギリヤへと遷都した。
カッサパが在位にあった477年から495年の間、シーギリヤは複雑な市街と防衛機能を併せ持つ都として発展し、即位から7年後にはシーギリヤロックの頂上に王宮が完成する。
一方、兄カッサパからの難を逃れていたモッガラーナは、亡命先の南インドから軍隊を引き連れ兄に戦いを仕掛ける。
当初はカッサパ王が優勢であったものの後に劣勢に転じ、観念した王は喉を掻き切り自害、495年、シーギリヤは陥落する。
そんな感じらしい。
暫くボーッと待っていると霧が少し晴れた。
またすぐに隠れてしまった。
その繰り返し。
貯水池かと思ったら、Bath Poolらしい。
DANGEROUS
まぁ、そうでしょうね。
柵も何もないですもん。
でも、絶景なんですわ。
だいぶ霧が晴れたので、テクテク散策。
気が済んだので、元来た道を下りますよ。
そう、キュンとする道です。
霧が晴れたせいで下が良く見える事。。。
何の罰ゲームですか?
もうね、気分は
I can fly!!!!
怖くて手すりから手を離すことは出来ないので、飛べませんけどね。
すれ違う人に頑張れ〜と声援を送ってみたり、余裕なふりをしてみるけど、やはり高いところは怖いのです。
何とかライオンの足まで降りて来た。。。
随分と立派な御御足で。
登って来た時は霧で見えにくかったWater Gardenも綺麗に見える。
Mirror Wallまで戻って来た。
この壁の反対側には足場が!!!!
いやいや、怖すぎるだろ。。。
今朝、登れなかった螺旋階段を登る。
螺旋階段の上にはシギリヤ・レディと呼ばれるフレスコの女性像が描かれている。
当初は500体ともいわれたが、風化が進み現在は18体だけが残っているらしい。
2016年1月から撮影禁止になってしまったらしいので、撮影は出来ず。
シギリヤロックの頂上が大混雑する前に、先に登れとの配慮で、ここは後回しにされたらしい。
最後の最後に分かった。
さて、下山するかな。
って、猿はやはりどこにでも出没する。
下りる方が早い。
あっという間に下りれた。
朝一は見れなかった全景がようやく見れた。
シギリヤロックと一緒に。
日が差して来た。
まさしく天空の城だった。
ペルーのマチュピチュっぽくもあるし、周りがジャングルな感じはグアテマラのティカル遺跡に通づるものもある。
朝から結構ハードな運動だったけど、見れて良かった。
庭の蓮の花も戻って来たら咲いていた。
朝一は飛ばしたビューポイントからの眺め。
来たついでにと博物館も見て行くことに。
ここは日本が贈与したものらしい。
博物館を一通り散策。
出たところにピンクの蓮の花が咲いていた。
また来た道をテクテク歩きながら戻る。
10:00前
宿に到着。
朝食をいただく。
テラスからの眺め。
今朝は見えなかったシギリヤロックが今度はちゃんと見えた。
渾身のズーム。
朝食
甘い味付けのココナッツをクレープで巻いたもの。
美味しゅうございました。
水田とシギリヤロックの眺めは最高〜♪
朝食後、パッキングして、チェックアウト。
今日のルートや行き方を確認していると、オーナーさんに声をかけられた。
オーナー:「今日はこれからどうするの?」
旦那はん:「ダンブッラの寺院に寄ってから、次のホテルに向かうつもり。」
一度宿に荷物を置いてから、ダンブッラに向かう方が良いと言われたが、ダンブッラ経由でホテルに行けないかトゥクトゥクと交渉してくれた。
オーナー:「Rs2,500でダンブッラ経由でホテルに行ってくれるらしいよ。寺院でのウェイティングも込みで。」
旦那はんの下調べ情報によると、シギリヤからホテルまではRs1,500。
ホテルからダンブッラまで安くて片道Rs1,000。
往復して、さらにウェイティング代も入れると提示された金額は妥当。
どうしたもんかと旦那はんと作戦会議をしているとオーナーさんが
「仮に僕がドライバーをするならいくら払う?」
と。
昨日宿の前に停まっていた車はプリウスだったよなぁ〜。
宿のオーナーなら変なことはしないはず。
宿の口コミに色々書かれるのは彼にとっても嫌なはず。
でも、トゥクトゥクと変わらん金額だと無理だろうから、ここはダメ元で
「じゃ、Rs3,000でどう?」
と言ってみたら、即OKしてくれた。
A/C付きのしかもTOYOTAのプリウスですよ。
うちらが寺院にいる間に荷物番もしてくれて、ホテルまでも送ってくれるならありがたい。
知らんトゥクトゥクよりかは全然良い。
決まったら即準備。
待っている間に蓮の花を見つけ写真を撮ってみたりする。
さて、乗り込みましたよ。
シートは革張りですよ〜
あれ?
完全に日本語ですが?
設定しましょうか?
オーナーも日本語だからと色々気になっていたらしく、乗ったついでに代わりにみてあげた。
さて、出発。
快適ですよ〜♪
トゥクトゥクと違い、昨日より早くダンブッラの街に到着。
まずは見たかったこちらへ。
オーナーは出口の駐車場で待っていてくれると言うので、ここで一先ずバイバイ。
Rock Temple
チケットオフィスはこちら。
この寺院も山の上にあると言うので、また鬼の階段上り。
景色は最高です。
石窟寺院へ到着。
汗だくです。
まずは靴を脱ぎ、預ける。
中に入ります。
Wikiさんによると、
1991年にUNESCOの世界遺産に登録された石窟寺院である。
スリランカにおいて、最も保存状態がよい石窟寺院として知られている。
黄金寺院の周辺には、確認されているだけで80以上の洞窟がある。
黄金寺院において重要な寺院は5つであり、そのそれぞれに聖像や絵画がある。
これらの聖像や絵画は、釈迦とその生涯に関連したものである。
153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られている。
壁画の面積は2,100平方メートルに達し、絵画には、釈迦が最初に説教を行ったマーラへの説教も含まれている。
さて、地面も暑いので、中に入りましょう。
いちいち可愛い。
涅槃像がドーーーーーーーーーンッ!!!!
近すぎて収まりきらない。
天井にも壁画。
顔に近づいたら、照明の加減がちょっとしたホラーに。
足の裏の方にも像が。
足の方から涅槃像を撮ってみた。
真っ白なパゴタ。
廊下が長い。
こちらの部屋は大きく、天井画も凄い。
色んな部屋に入ってみたが、同じ感じなので、ちょっと飽きてしまった。
さて、帰りましょう。
来た道と別の道を下ると金ピカの像が見えて来た。
何だか凄いな。。。
正面から見るとこんな感じ。
向かいには金ピカパゴタ。
さて、見たい物が見れたので、ホテルに向かいましょう。
この寺院からさほど遠くはないと言うが、どんどん田舎道に入って行く。
看板はあるが、本当にこの先にあるのか?って言うくらい、何もない道。
途中、イグアナが呑気に歩いていた。
未舗装の道を行くこと数十分。
やっと今日のホテルに到着。
荷物を降ろし、オーナーさんに挨拶をする。
するとポーターさんがやって来て、荷物を運んでくれた。
案内をしてくれた女性が花をくれた。
冷たいおしぼりを頂き、ウェルカムドリンクを頂く。
旦那はんはミックスジュース。
私はウォーターアップルのジュース。
喉が渇いていたので、ほぼ一気飲み。
暫くは待つと支払いは別の部屋でと言われ、移動。
こちらのオフィスで支払い。
部屋の準備ができるまで10分待って欲しいと言うので、しばし外の景色を眺めながら待つ。
部屋に案内された。
今日のお宿は
HERITANCE Kandalama
キューバ、中国に続き、久々の★★★★★
森と一体化したジェフリー・バワの建築したホテル。
数あるバワ建築の中でも最高傑作と言われるのがこのホテル。
ダンブッラウィングにあるお部屋はこんな感じ。
シャワールームから外が丸見えでございます。
と言っても、人から見られることはないでしょう。
見られるとしてもその辺にいる猿くらい。
森と一体化しているだけあって、周りは木々が沢山。
とりあえず、朝から鬼の階段登りをして汗だくになった体を綺麗にしたい。
まずはシャワーを浴びる。
その後、5つ星ホテルだと言うのに洗濯を始める。
バックパッカーの宿命です。
スミマセン。
一通りやりたいことが済んだので、ホテルの散策へ。
端から端までは1km弱と言う長さらしい。
カンダラマ湖も綺麗に見える。
岩もそのまま取り入れているらしい。
クリスマス仕様。
インフィニティプール
インフィニティプールを取り入れたのはバワが最初らしい。
その後、バワに影響を受けたアマンリゾート創始者のエイドリアン・ゼッカが取り入れて、世界的に流行ったとか。
大きなツリー
木製のピアノ
このホテルの象徴とも言えるフクロウのオブジェ。
バワの椅子。
旦那はんが座ってみる。
机の先に見える景色はシギリヤロック。
上の階にあるラウンジに潜入。
先ほど見えたツリーの上部がこんな所に。
かなり大きい。
ゾウのオブジェ
ラウンジにも岩。
上の階から見るインフィニティプール。
シギリアウィング側の景色。
このホテルには3つプールがある。
猿はどこにでもいる。
カンダラマ湖。
サンセット間近の空の色はとても綺麗。
遠くにシギリヤロック。
一旦、部屋に戻りティータイム。
シンハラ語のアルファベットの書かれたマグカップ。
どうしても欲しくて先ほど同じものを買ってしまった。
裏にホテルのロゴが入ってて、しかもこれ日本のNORITAKEのもの。
売店のお姉さんに言われ、裏を見たら本当に書いてあった。
日本を代表する高級陶磁器ブランド「ノリタケ」。
その製品の約9割を作っている工場は、なんとスリランカにあるらしい。
世界トップレベルのブランドとして名をとどろかせており、日本で生産していると思っていた方も多いでしょう。
しかし、本ブランドを展開するノリタケ・カンパニーリミテッド株式会社では、40年以上前にスリランカに工場を作り、今では世界に出回る製品のほとんどをここで作っているらしい。
今日調べるまで知らなかった。
そんなこんなでお買い上げしましたよ。
シンハラ語可愛いんだもん♪
お茶をしていたら、そろそろサンセットの時間だと外へ出る。
ちょうど沈む一歩手前。
綺麗な夕陽でした。
その後は部屋でしばしまったり。
19:30
ディナーのためにレストランへ。
オススメのカクテルがあると言われたので、お願いした。
元バーテンダーの旦那はんの目の前でシェーカーを振るお兄ちゃん。
スリランカ産のお酒を使ったカクテル。
パイナップルジュースとの相性は良く、美味しかった。
ディナーはブッフェスタイルなので、まずは偵察。
サラダの種類も豊富。
デザートは見るだけでテンションが上がる。
南国フルーツ大好き♪
スリランカカレーコーナーがヤバイ!!!!
種類が豊富すぎて。。。
どれもこれも美味しそう。
まずはサラダを作って貰う。
お肉やシーフードのBBQもある。
色々食べまくってお腹がいっぱい。
流石にどれを食べても美味しかった。
スリランカカレーはやっぱり良い。
お腹が満たされたので、部屋に戻る。
ツリーがライトアップされている。
BARの前もボトルのツリーがライトアップ。
エントランスもキャンドルが幻想的。
“今年の目標は健康的に痩せること”
と言っていたのが数日前。。。
良いのか?