2018/12/22

ジャイプル ②


2018.12.20


6:30 起床

すでに旦那はんは起きてスマホで調べ物をしていた。

旅中は私より起きるのが早い旦那はん。

今朝は気温が一桁まで下がっていて、寒くてなかなかベッドから出れず、8:00くらいまでゴロゴロしてしまった。

ルーフトップレストランで朝食。


外はまだ一桁の気温の為、ブランケットを貰う。

マサラティーパラタ


チャパティの生地を使って作る薄焼きパンのようなもの。

旦那はんはチーズとオニオン、私はカリフラワー入りを食べた。

見た目と違い、結構、お腹がいっぱいになる。

食後に共有スペースへ。


室内だけどブランコがある。


ペイントやクッションなど、イチイチおしゃれ。


今日はオートリキシャをチャーターし、1日観光。

ドライバーのジュベルと一緒に。


「運転席に乗ってみる?」


と言われ、乗ってみた。


インドでは運転する自信はないけど。。。


さて、


出発〜!!!!


今朝も絶好調に混雑しているジャイプル 市街。


バイクの数が多過ぎる。。。


ジャイプールはインドのラジャスタン州の州都で、かつてこの地域を支配した有力氏族が 1727 年に建設した旧市街は、その特徴的な建物の色から「ピンクシティ」と呼ばれている。

旧市街の入り口。


野良豚。


野良牛。


ミルク缶?を運ぶおっちゃん。


旧市街から出る。


道端に象がいた。


バスを倒すおつもり?


反対車線にはラクダ。


徐々に建物が見えて来た。


アンベール城


2013年、「ラージャスターンの丘陵城塞群」として世界文化遺産に登録された。

鳩だらけゾーン。



大きな薄いおせんべいのような物を売る人。


階段を上る。



象タクシー



次から次にどんどん来る。


門を潜り、更に階段を上る。


広場に出た。



まだまだ階段を上る。




登りきった所に入場ゲートがある。

しかし、チケットカウンターはない。

チケットカウンターは広場にあるらしく、せっかく登って来た階段を降り、また広場へ。

チケットはすんなり買えた。

また階段を上り、中へ。


中の広場も大きい。



先ほどの下の広場を眺める。









テラスからの景色。


下には象タクシーが。



絵になる人たち。


座ったらお尻がヒンヤリ。。。


奥に行ってみる。


装飾がどれも素敵。



中庭。



こちらはキラキラの装飾が施されている。





天井までもがキラキラ。



建物の中は迷路のようになっている。


細い通路が沢山張り巡らせてある。



グルグル登ったり、降りたり。

出口を探す。


出口は意外と地味。

外に出るとまた象のタクシー。


1kmくらい先にあるジャイガル城を目指す。


途中、リスが沢山いた。


石畳の坂道をビーサンで必死に上る。

人がいないので不安になるが、道は合っているので、とにかく前へ進む。

入り口に着く頃にはかなり暑くなっていた。

先ほどのアンベール城と違い、人が全くいない。

少し不安になる。





こちらもいくつもの通路があり、迷路のよう。


アンベール城が右下に。


だいぶ登ったなぁ。

城壁が万里の長城のようになっている。

万里の長城は2人とも行ったことないけど。。。


中庭は立ち入り禁止のよう。

綺麗に手入れされている。



結構高いので、怖いが先へ行ってみる。


正面から見た中庭。




人形劇でもやるのか?


良く分からないのでスルー。


少し離れた所に大きな大砲があると言うので行ってみる。



これしかなかったので、見たらすぐに退散。

来た道を戻る。



象は一体何頭いるんだ?


象の糞がいたる所に。


軽い気持ちで歩いていたけど、2時間半歩き続けていた。

流石にビーサンではキツかった。


アンベール城を後にし、私がツアーに組み込んで貰った場所へ向かう。

約10分くらいの所にある、


anokhi museum

昨日は宿から徒歩圏内にあるカフェと本店に行ったが、今日は博物館へ。

中に入ると他に観光客がいないのか、シンっとしていた。


ボードゲームかと思ったら、木型だった。



ショップの店員さんが暇そうにスマホをいじっていた。


館内は特に撮影禁止ではない様子だが、殆どがガラス張りのショーケースに入っているので、反射して撮れず。。。


最上階で木型を掘る実演をしていた。


全部手で彫っているのに、同じ形。


こんな器具を使って彫っていく。


火でも起こすのか?


おっちゃんはこの道40年。

迷いなく彫っていく。


丸く彫った後は、細い器具に持ち替え、木でガンガン叩きながら彫っていく。



あっという間に一つ彫ってしまった。


この器具はお父さんが使っていた物らしい。


職人の掌。

かなり硬くなっていた。


先ほど彫った物を一つ切り離す。


綺麗に削っていく。


ヤスリをかける。


表面も綺麗にしたら出来上がり。


あっという間に木型が出来た。


しかも、プレゼントしてくれた。


木型好きとしてはかなり嬉しい♪

ちなみにこの木型は3日で出来るらしい。


こちらは10日。


細か過ぎる。。。

こちらは4つのパーツを使って色分け。


4色使ってこんな模様が出来る。


お次はプリント。

3つの木型を使って模様を作る。


インクはこんなの。


おっちゃんが迷いなくスタンプしていく。


2色目を重ねる。


やってごらんと言うので、旦那はんが挑戦。


私もやってみる。


ドンドンと2回叩くと言われたが、これがズレる。。。

おっちゃん、ごめんよ。

ズレたよ。。。

3色使うと花と葉の模様が出来る。


ブロックプリント、作るの大変だわ。。。

ジュベルに


「ここは高いから買い物しちゃダメだよ。」


と言われていたけど、欲しいものは買う。

昨日はなかった木型を3個ほどお買い上げ〜。

満足♪


オートリキシャに乗り込む。

すぐ近くにある階段井戸で降ろされた。

緑色の水が下に少し溜まっているだけなので、綺麗な階段状の井戸が見える。


お見事だけど、どうしてこの形なんだ?


遠くにアンベール城も見える。


もっと大きな井戸は別の村にあるが、とりあえず、見れて良かった。


ジャルマハル


ヒンディー語で「水の宮殿」という意味のジャルマハルはマン・サガール湖の中央に浮かぶ。

水上から見えているのはほんの一部で、実際は5階建でそのほとんどは水の中にあるらしい。

18世紀にジャイプールの王サワーイ プラタップ シンによってに建てられたジャルマハルは宮殿という名前がついているが宮殿として使われたことはなく、王族の夏の保養地として王族がカモ狩りする時に使用していたという。

ジャルマハルは何世代にも渡って改築され、屋上にある庭園は後のマハラジャ(王様)によって作られ、そして現在の姿に至る。


手前はゴミだらけなのが残念。

その辺はやはりインド。



もう一軒、ブロックプリントの工房へ行くことに。


作っている過程を見学。


指で角を合わせながら、迷うことなく押していく。






インクは無造作に置かれていた。


木型も色々。


ファブリックエリア。


テンションが上がる。

シャツやチュニック、スカートは2時間で作って、宿に届けてくれるらしいので、うちらもオーダーメイドで作ることに。

まずは旦那はん用のパンツの採寸。


こんな形で、ポケットは二つなど、こちらの要望に応えてくれる。

私もワンピをオーダー。

襟の形や開き具合、袖の長さや丈など、その場で決めてた。

その後、大気汚染と防寒対策用に旦那はんはストールも購入。

会計を済ませると今度はカーペットの説明。


「見るだけでも良いから。」


と言われたけど、オーダーメイドしているので、完全にカモネギ状態なんだろうなぁ。

私は以前トルコでキリムの作り方を見ていたから知っていたけど、旦那はんは見たことがないと言うので、見るだけと付き合うことに。


デザイン画。


おばちゃんがハイスピードで編んでいく。


勿論、説明の後に一通りカーペットを見せられたが、要らないものは要らないので、


「カーペットは要りません。」


とお断り。


日本の狭い借家のどこに敷くって言うんだい?


工房を出ると16:00を回っていた。


「次はどこに行く?」

とヤル気満々のジュベル。

歩き疲れたのとオーダーメイドで気力も消耗したので、


「とりあえず、ラッシー屋に行って、その後、宿に戻りたいんだけど。」


と告げる。

バイク修理屋が立ち並ぶ、激狭な道をガンガン進む。


ぶつかりそうでぶつからない。


お目当のラッシー屋に到着。

しかし、売り切れとの事で、隣のラッシー屋のラッシーを注文。


素焼きのカップに入ってる。


かなり美味しかった。

売り切れた店のはもっと美味しいらしいので、気になるところ。

飲み終わったカップはそのままゴミ箱へ。

何だか勿体無い気もするけど、これがインドスタイル。

今度、持ち帰ろうかなぁ。


さて、もう宿へ帰ろうと思ったら、


「ジャイプル は宝石も有名で、買わなくても良いから工房に行こう。」


と言われる。

宿に戻ってもレストランが開くまで時間あるから、行ってみるかと行くことに。

またしても、カモネギ状態。

着いた先は豪邸に見えるが、外には社名が書かれていた。

中に入ると従業員のチャリンコがずらっと並べられていた。

工房の中は若いメンズだらけ。


それぞれも仕事を黙々とやっている。






オーナーさんから工程を説明され、工房内のショップに連れて行かれる。

まぁ、買いませんけど。

欲しい人からしてみたら、安い金額だとは思うが、要らないものは要らないのです。


「どれも素敵だけど、買いません。」


とお断りし、やっと宿へ。

宿の前でジュベルと記念撮影。


「明日もツアーどう?」


って言われたけど、


「明日のことは明日考えるよ。」


と言って、お別れ。

ジャイプル は観光地なので、もっとゴリゴリ来るかと思ったけど、ハッキリ断ればそこまでしつこくなかったので、良かった。


本日の戦利品。

Anokhiで買った木型。


クリーニングがまだ帰って来ないので、着替えがなくシャワーも浴びれず、夕飯までも時間があったので、再びお出かけ。

徒歩圏内にあるショップへ。

昨日も行ったSoma shopの近くの店へ。

1軒目は写真を撮り忘れたが、2人とも特に欲しい物がなく店を出る。

2軒目。


こちらのデザインは私好みのが多く、店員もしつこくなかったので、ゆっくり物色。

気になった服を試着し、サクッとお買い上げ。

すぐ近くにあったので、こちらにもふらっと。



可愛いけど、割れ物は増やしたくないので、我慢と思ったら、レジ横にあった栓抜きを旦那はんがお買い上げ。

これにて本日のショッピングは終了〜。


いや〜、今日も買ったなぁ。


ちょうど帰宅ラッシュの時間にぶつかったのか、道は混雑。

排ガスと埃まみれになりながら宿に戻る。

宿に戻るとレストランがオープンしていたので、向かう。


カシューナッツとカッテージチーズのカレー


ほうれん草とマッシュルームのカレー


チャパティ


どれも美味しゅうございました。

北インドのカレーは食べている途中でズドンっとお腹が重くなる感じがする。

美味しいけど、やはり重い。


食後にレセプションに寄り、クリーニングを引き取る。

やっとシャワーを浴びるが、昨日より水温が低い。

ギリギリ浴びれるくらい。

シャワーを浴び終わったくらいにレセプションから電話が。


「服屋が来ていると。」


ただ届けてくれた服を取りに行くだけかと思ったら、試着をして、チェックした方がいいみたいなので、濡れた髪のままレセプションへ。

トイレで試着。


ぴったり。


凄いなオーダーメイド。

旦那はんも問題ないようだったので、届けてくれたお兄ちゃんにお礼を言って部屋へ戻る。

流石に観光し、ショッピングしまくったので疲れた。