2018/12/08

キャンディ②


2018.12.07


6:00過ぎ 起床


昨夜、wi-fiが切れて何も出来ず、早寝したので、早めに目が覚めた。


8:30

時間通りに昨日約束したトゥクトゥクのドライバーのSanaがお迎えに来た。


Sana:「朝ごはんは食べた?」


私:「まだだよ。」


Sana:「じゃあ、まずは朝ごはんを食べに行こう。

勿論、リーズナブルなところだよ。」


早速、トゥクトゥクに乗り込みます。


出発〜っ!!!!


混んでるから、街を抜けてから朝ごはんねと言われていたので、暫し、走る。

スリランカでは日本の文化や風習など色々勉強するらしく、日本の事に詳しい。

スリランカには日本企業も沢山進出しているらしく、Sanaのお父さんもまだ現役でナショナルに勤めているとの事。

30分くらい走ったところで朝食。


古いショッピングモールに併設されたカフェ。

ショーケースに並んでいる物をオーダーするシステム。

旦那はんはサモサとチキンパイ。

私はサモサとアーモンドマフィン。


Sana曰く、スリランカ人は朝はミルクと砂糖たっぷりの紅茶を飲むらしいので、ミルクティーをオーダー。

ちなみに昼と夜はブラックティーを飲むらしい。

サモサは辛かったけど、どれも美味しかった。

カフェの外に出るとゴミ収集車。

日本と変わらない。


スリランカの街はどこに行ってもゴミが落ちていなくて綺麗。

ちょっと意外だったけど、街が綺麗なことは良い事だと思う。

よっぽど東京の方が汚い。


またトゥクトゥクに乗り込む。

暫くすると踏切で足止め。

電車が来た。


スリランカの電車はドアを開けっ放しで走るスタイル。

ドアから足を出して座っている人がいるくらい。

日本ではあり得ない光景。

タンザニアでも走行中はドアが閉まっていたような。。。

落ちる人はいないんでしょうね?きっと。


川を渡る。


道端にFor Saleのトゥクトゥク。


欲しい。。。


日本でもトゥクトゥクが普及すれば良いのに、、、と本気で思っている。

安全面とかで色々厳しいんだろうなぁ。

途中、ビューポイントに到着。


先客がっ!!!!


茶色い猿は悪い猿と聞いているので、あまり近づきたくはない。。。

でも、奴らの先にナイスビュー。


少し待っているといなくなったので、トゥクトゥクから出て写真を撮る。


スリランカは想像以上に山に囲まれている。




10:00過ぎ

Ellephant Villageに到着。


あれ?

うちらが調べていた所と違う気が。。。

maps.meで場所を確認するが、この辺りには何箇所もゾウの村があるとの事。

うちらが行こうとしていた所は象の孤児院で、そこは観光客が多く、象を遠目に見るしか出来ない。



「こっちは象に触れたり、乗ったりすることが出来るから、こっちの方が良い経験になる。」


と説得される。

旦那はんは昔、象に乗ったことがあるらしいが、私は触ったことも乗ったこともないので、乗ってみる事にした。

チケットカウンターに置いてあった象の歯。


波打ってる。


旦那はんの顔サイズ。


まずは象の博物館からスタート。


大きな象の剥製が置かれていた。

2011年に40歳で亡くなったらしい。

牙が立派。

耳は意外と小さめ。

さて、象に乗りますよ。

既にスタンバイOKな象さん。

ラージャ:25歳♂ 


鼻で挨拶される。

ビビりながらも鼻にタッチ。


鼻水たっぷりのラージャさん。

乗れと言われ乗ったけど、ただビニールシートをかけただけの象に乗る。

滑り落ちそうで怖いんですけど。。。

ちなみにこの後の為に旦那はんはTシャツを脱ぐように言われ、脱がされたので、上裸です。

やはり大きい。。。

そして高い。。。

高所恐怖症の私は色んな意味で腰が引けている。。。


さて、ジャングルのお散歩開始。


旦那しか写っていないショットは正しくタイの象つかいにしか見えない。


順調に進んでいます。


ラージャさん、進めと言われても言うことを聞かず。。。


何しているのかと思ったら、背骨に振動が。


う◯ちの真っ最中。


出来立てのう◯ちを確認。

出し切ったのか、また歩き始めるラージャさん。


下り坂に差し掛かる。

ストッパーも掴むところも何もないので、どんどん前にお尻が滑って行く。

怖い。。。

完全に怯える私。


川の横まで来ましたよ。


今度はお水を飲みまくるラージャさん。

結構、マイペース。



象使いのおっちゃんに棒を持たされ、ポーズをとらされる旦那はん。


岩場を進む。



川の中に入るよう言われたが、嫌がるラージャさん。

しかし、仕方なく入る事にしたらしい。


川の中をじゃぶじゃぶ進んで行く。


ラージャさんが止まりました。


グングン水を吸い上げてます。

もう嫌な予感しかしない。。。

すると


キターーーーーーーッ!!!!


象のシャワー。


しかも、2発。


まともに水を食らう旦那はん。

旦那はんを盾にする私。


Tシャツを予め脱いでおくように言われたのはこの為。

旦那はんはパンツまでビッショリ。。。


もっと浴びたいか?


と聞かれたが、流石に2発でごめんなさいした。


放心状態の旦那はん。

盾にしてすまぬ。。。


川から出て、今度は上り坂。


やっと戻って来た。

奥でお食事中の別の象もいた。



よく分からんポーズを強要される。


ラージャさんから降りた後はご褒美のバナナをあげる。


口の中に直接入れる。


ラージャさんにもっとくれとせがまれる。


ご褒美の後は触れ合いタイム。


鼻にぶら下がってみる。


振り回される。。。

ナデナデ。


写真を撮ろうとするとちゃんとポーズを決めてくる。


と思ったら、目が痒かったらしい。

鼻で目をグリグリ。


目の掻き方が半端ない。


旦那はんもぶら下がってみる。


目の前に口があるから


「なんか食べられそう。。。」


と。


階段の絵と同じポーズ。


気が済んだので、もう良いよと言ったら、そそくさと帰って行った。

象のお尻。


どこからか鶏が。


最初は孤児院に行けなくて残念と思ったけど、象と一緒に色々出来たので、結果、ここで良かったかも。

お次はSpice&Herbal Garden


少しだけ日本語が分かるガイドさんが一つずつ説明してくれる。

バニラ


先が茶色いのがバニラビーンズ。


アロエ


パイナップル


カルダモン


奥に青白い花が咲いているのがカルダモンらしい。


クローブの木はかなり大きかった。

逆光で撮れず。

実だけ。


胡椒




サフラン


サフランはスリランカでも高いらしい。


カカオ


スリランカでもカカオは採れるらしい。


マスタード


上を向いてなるのは知らなかった。


シナモン


ナツメグ


ナツメグの木


カメレオンを発見!!!!


ナチュラルハーブのマッサージを体験。

顔にクリームを塗られる旦那はん。


ここでも脱がされる。

肩や腕、背中のマッサージ。


私は頭皮のマッサージをされた。

不思議とどれもベタベタしない。

旅に出てから体がすこぶる調子良いので、全ての質問に該当せず、何も買わずに終了。

健康体。


お次はTea Factory


モーリシャスでもお茶の工場見学はしたが、この辺りはお茶も有名なので、また説明を聞く。

大きな機械がたくさん。


工場内は熱気が凄い。


不純物を分けている。


取り除かれた茎など。

これは肥料に。


茶葉。


茶葉の色を分けているところ。


茶葉の細かさで名前が違う。


それぞれ別々にパッキングされ出荷される。



茶葉の見本


一通り説明が終わるとテイスティングさせてくれる。


こちらのカップもNoritake。


せっかく来たので茶葉を買った。

Sanaもお土産で買っていた。

現地の人も買うくらいの会社なのね。


次はGems


宝石の博物館。

スリランカはダイヤモンドと金とエメラルド以外は殆ど採れる国。

特にサファイアとルビーが質も良い物が採れるらしい。

イギリスのチャールズ皇太子からダイアナ妃へ
そして、ウィリアム王子からキャサリン妃へと贈られた
英国王室継承のブルーサファイアもスリランカ産のものだとか。

ロイヤルブルーのサファイアのピアスを勧められたが、バックパッカーにはお高いです。

お姉さんは


「安い。」


と連呼してましたが、、、

いえ、買えませんて。


お次は坂をガンガン登り、行き着いた先は


ホワイト・ブッダ


トゥクトゥクにビーサンを置いていくよう言われる。

寺院内は基本裸足。

階段を登り、チケットを買う。


更に進むと真っ白な仏陀さんが目の前に。


デカイ。。。


階段を登りきった。


仏陀の裏側に階段があるので、ひたすら登る。

スリランカに来てから階段ばっかり登っているような。。。

宿からちょうど反対側に見える仏陀。

夜はライトアップされている。

ここから街が一望出来る。


キャンディ湖も見える。


仏陀の横顔。

クルッと一周しても対して時間はかからず。


お次は木彫りバティックを見に。

木彫りは全く興味がなかったので、ちらっと見てほぼスルー。

バティックはバリ島でも行ったけど、布好きとしては気になるところなので、行ってみる。

鑞付けの工程を見せてくれた。


表と裏、3回ほど蝋をつけて染めるらしい。

結構、手間のかかる染め方。


蝋で絵付けをしている様子。


こちらは染料のサンプル。

ドイツ製らしく高いのだとか。


こんな色に染まるらしい。


「やってみて」


とほぼ強制的に座らされる。


足の上に布とデニムを置かれ、溶かした蝋の入った器具を渡される。


こういう作業は嫌いじゃない。

むしろ好きなので、黙々と名前を書いていく。


2回目、3回目の蝋付けと周りの模様などはお姉さんが描くらしい。



最後に染料に浸し、水で洗い、お湯で蝋を落として、アイロンをかけて乾かしたら出来上がり。

意外とあっさり。


自分で工程が楽しめたのは良かった。

バリではこれはやらせてくれなかったから。

良い経験になりました。


最後にキャンディアンダンスを見に。


ショーは5時からだが、先に席を予約しに行くと言うので、KANDYAN CULTURAL CENTERへ。

既に前2列くらいは予約で埋まっていた。

まだ誰もいない舞台。


客席は2回席まであった。


スリランカ中部、キャンディを中心とする高地一帯で行われてきたダンスで、スリランカを代表する伝統芸能。

コホンバ神に祈願を込める「コホンバ・カンカーリヤ」という宗教儀礼を起源とし、もともとは悪霊祓いを目的に踊られていた舞踏らしい。

キャンディ王朝時代は、宮廷内で踊られていた「キャンディアンダンス」だが、その後、スリランカ各地の民族舞踊を組み込み、ショー的な要素を持ったプログラムとして踊られるようになったのが、現在の「キャンディアンダンス」。


席を予約したので、ショーの前に腹ごしらえ。

Sanaに近場の美味しいローカルレストランを教えて貰う。

そこまで送ってくれると言うので、連れて行って貰う。

そこは旦那はんが調べていた店だった。

Sanaとはここでお別れ。

今日一日色々連れて行ってくれてありがとうとお礼を言い、お金を渡し、バイバイ。

別れた後写真を撮り忘れた事に気づく。。。

ランチを抜いていたので、ガッツリ夕食。

フレッシュパイナップルジュース


食事が運ばれて来たが、やはり量は多め。。。


チキンとフライドエッグ、モルディブフィッシュ、パイナップルサラダ付きのビリヤニ


ココナッツロティ、ポルサンボル、ダルカレー


どれも美味しかった。


「美味しいか?」


と店のおっちゃんに聞かれたので、


「凄く美味しいよ。」


と答えたら、気分が良くなったのか、


「これはサービスだよ。」


と小皿に中華あんかけ的なものを持って来てくれた。

更にポルサンボルのお代わりもサービスだと言って持って来てくれた。

今日は完食。

しかし、お腹は激しくいっぱい。

美味しゅうございました。

食後は劇場を目指し、キャンディ湖のほとりを歩く。


途中、数人に


「キャンディアンダンスを見ないか?」


と声をかけられたが、


「既に予約している。」


と言うとなぁ〜んだ、残念。くらいのリアクションをされる。

しつこくないところが良い、スリランカ人。

チケットを買った時に4:40に入れると言われたが、少し早めの時間だったが中に入れた。

各国の言語で説明のシートがあ理、日本語もあったので貰ってきたが、直訳なのか、全く理解出来ず。。。



う〜ん、、、見て感じるか。


5:10

キャンディアンダンス、スタート。


リズムは分かりやすい。



皿回し的なものもある。







ファイヤーダンスもある。

腕を焼く2人。



あ〜ぁ、食べちゃったよ。。。





うん、、、まぁ、こんなもんだよね。

と言う感じでした。

1時間でダンスは終了。

外に出るとキャンディ湖の向こうに陽が沈むところだった。



昨日、行けなかったカフェでお茶をしようと街に行ったが、店は閉まっていた。

がっかりしていると露天商のおっちゃんに


「6時までだよ。明日は9時から開くよ。」


と言われた。

明日のその時間にはもうキャンディのいないのよ〜と思いながら、テクテク宿の方へ歩く。

どうしてもお茶して帰りたかったので、途中のカフェに寄る。

ミルクティーと旦那はんはエッグホッパーを食べ、宿に戻った。

対して動かなかったけど、空気が悪いせいで、少し動くだけでやたら疲れる、キャンディの街。