2017/02/06

チャイティーヨ①


2017.01.31


6:50


ヤンゴンの巨大バスターミナルに到着。

また極寒バスの中でも寝続けた。

バスを降り、荷物を受け取り、バスの乗務員のお姉さんに乗り継ぎバスの会社の場所を聞く。


ここを出て左に曲がって、3つ目のブロックを右手側


と教えてくれた。


バス会社を後にして、歩き始めると


TAXI!? TAXI!?


と声をかけて来るが、目的地を言うと、TAXIのおっちゃん達もあっちだよと教えてくれる。

優しいミャンマー人。

途中で1人のお兄ちゃんが付いて来いとグイグイ行ってしまう。

とりあえず、付いていくと、あっさりバス会社が見つかった。


次のバスは 6:15 に出るとのこと。




6:05


出発直前にバス会社に着いた。

お兄ちゃんにお礼を言おうとしたけど、お兄ちゃんは既にいなかった。

荷物を預け、バスに乗り込む。

8000Ks (¥680)


ほぼ時間通りに出発。

どんどん田舎道になって行く。

夜行バスで寝まくったのに、また寝る。

5,6時間かかると聞いていたけど、4時間で Kinpun の街に着いた


意外と早かった〜

BAGANからの移動と合わせると




14時間







着くなり明日のヤンゴンに戻るバスの予約をする。

今日は珍しく宿の予約をしていないので、自分たちで宿を探す。

とりあえず、バス停の目の前のホテルに行ってみる。

対応があまり良くなかったのと、調べていた金額よりも高かったので、却下。





あらかじめ調べておいた別の宿へ向かう。

部屋のレベルで金額が違うと言うので、すべての部屋を見せて貰う。

年明けから少し金額を上げているようだったけど、先ほどのホテルよりも部屋は良さそうな感じで、金額も少し安めだったので、2番目の宿に決めた。




チェックインして、荷物を置く。

少しだけ休んで、本日最大の目的地に向かう。

宿から徒歩1分もかからないくらいのところにある、トラックステーションに向かう。






バスステーション



ではなく、


トラックステーション





名前からして既におかしい。

話には聞いていたけど、やっぱりおかしい。

既に数台のトラックが停まっていて、その中の一台にめっちゃ人が詰め込まれてた。

うちらも空いているスペースに詰め込まれる。


トラックの荷台に細いベンチの様なものがあり、同じ並びに6人

それが7列



42人が揃うまで出発しない仕組みらしい




うちらで40人目。

あと2人。

私の隣に2人詰め込まれ、いざ出発。


気分はドナドナ


って、そんな可愛い物ではない。

このギュウギュウ状態で目指すは急勾配の山の上。




安全装置のないジェットコースターに乗る様なもん




狭い山道を全力で飛ばすドライバー。

最初は元気だった現地の人も徐々に下を向き始める。


どうやら車酔いらしい。


ギュウギュウ状態だから、背中に向かって吐くとかしないでね。。。


右に左に振られ、その度に物凄いGを感じながら、どんどん山道を進む。

3分の2くらい登ったところで停車。

ここでお金を払う。

1人 2000Ks (¥170)

対向車の兼ね合いもあるのか、暫く停車。




またジェットコースター再開。

端に座ったら吹っ飛ばされそう。

ギュウギュウでしんどいけど、真ん中で良かったのかもしれない…

そんな安全装置のないジェットコースターを40分近く乗り、山の上で降ろされる。



そこからは山頂まで30分くらい歩く。

こんなところをテクテクと。


土産物屋や屋台など、両端に色々店が現れる。

歩けない人はこんなものを使って運んで貰うらしい。


このマダムのように


年寄りと金を持ってそうな中国人のみが利用してる感じだった。


テクテク先に進むと、ツーリストのみお金を払うシステムらしく

1人6000Ks (¥506)

徴収され、通行証のようなカードを渡される。


ミャンマーで良く見かける狛犬みたいなものが現れた。


ここの階段から履物を脱ぐ。

お昼過ぎなので、石が熱い。


修行だ…



熱いのを我慢しながら、先に進むと、金ピカの門が見えて来た。


徐々に目的地も近付いて来た。


まだ豆粒。

だいぶジェットコースターで登って来てたらしい…


更に近付いて来た。





GOLDEN ROCK 


落ちそうで落ちない不思議な岩

男の人は近付けるが、女の人は宗教上の理由から、近付けない。


金箔を買って貼ることが出来るというので、早速、旦那はんが買いに行く。


こちらの建物で金箔は買える。


1500Ks (¥127)

金箔が何枚か入ってるらしい。

いざ旦那はんもGOLDEN ROCK へ。


ペタペタと貼っている。


ちなみに岩はしっとりしているらしい

旦那はんの感想がそれだった。


最後は何やらお祈りをしていた。


GOLDEN ROCK の入り口近くにはベルやゴールドリーフがかけられている。


皆、何かをお願いしているんだなぁ〜

こういうのは世界共通らしい。





旦那はんが金箔を貼り終えて戻って来た。

私は岩に触ることは出来ないので、もう少し近くで観れるスポットまで移動することに。


どんなバランスか分からないけど、これで落ちないのが本当に不思議。

とりあえず、GOLDEN ROCK をバックに飛んでみる。


旦那はんは犬と一緒に。


私も飛んでみる。

気が済んだので、戻りましょう。





少し上から見たGOLDEN ROCK 

太陽の光に照らされ、さらに金ピカ具合を増している。


ミャンマーに来たら見てみたかったものの一つ。
見ることが出来て満足。


帰る途中、まだ子供でしょ!?って言うくらいのお兄ちゃんたちが凄い重そうな荷物を運んでいた。


さて、帰りのトラックを待ちます。

行きは急いでたので、撮れなかったけど、外から見たらこんな感じ。


一台見送ったら、暫くトラックが来なかった。

次のトラックに乗ることに成功。

並ぶとかまずない。

来たトラックに人が群がり、一斉に登り始め、席に座る。

まさに


アスレチックを兼ねた椅子取りゲーム



帰りもギュウギュウ。


アッサリ42人集まったようで、すぐに出発。

相変わらず、安全装置のないジェットコースター


帰りは下り坂メインなので、行きほど飛ばすこともなく、怖さは和らいだけど、ジェットコースターに変わりはない。




何とか無事に下山。

トラックステーションに到着。

ヘロヘロになりながら、宿に戻る。

少し休憩をし、昨日の夜からバス移動しているので、ちゃんと食事もしていないので、ご飯を食べに行くことに。

連日カップラーメンで、さすがに発狂!!!!


お腹壊したとしても私は今日は普通のご飯食べる!!!!


旦那はんはバガンの食中毒のトラウマがあるので、すぐには返事を出せないでいる。


1人でもご飯食べに行く!!!!


と言ったら、


一緒に行くよ


と。

乗り気ではない様子だが、一緒に行くことに。

宿から出てすぐのレストラン。

宿と同じ名前なので、系列店なんだろうなぁ。

旦那はんはポークのカレー、私はチキンのカレーを頼む。


カレーを頼んだら、こんなに出て来た。

スープもセットらしいが、もう一つおまけで出してくれた。



スープ2つって新しい…


野菜もライスもセット。

これで1人 1500Ks (¥127)

この価格でこのボリューム。



久しぶりのミャンマービールも飲めて、旦那はんもご機嫌♪


瓶ビール 1本 2000Ks (¥170)

この後、ビールおかわりして、2人でお腹いっぱい食べたけど、それでも¥650にも満たない。

途中で少し日本語が話せるおじちゃんが


そっちに行っても良いか?


と言うので、3人でビールを飲みながら話をしたり、楽しい夕飯だった。


お腹いっぱいになり、少し街を見てから帰ることに。


都会よりかは田舎の方が落ち着く。


大きな木に夕日が当たって綺麗だった。


宿に戻り、泊まっているロッジの裏から、GOLDEN ROCK が遠くに見えた。


シャワーを浴び、激弱のWi-Fiと格闘するのも嫌なので、部屋でストレッチ。

旦那はんが昔より硬くなっているとショックを受けていた。

暫くストレッチしていたが、静かになったと思ったら、旦那はんは寝ていた。


まだ21時前…早い…


昨夜の夜行バスに始まり、バスを乗り継いで、しまいにはジェットコースターに乗ったから疲れが溜まっていたらしい。

私も今日は早めの就寝。