2017/11/25

プラヤ・デル・カルメン②


2017.11.23


5:45 起床


眠い。。。

ボケボケのまま準備をし、旦那はんを起こす。


6:15


まだ夜明け前で外は暗いけど、出発。


6:30


コレクティーボ乗り場へ到着。

満席になると出発するシステムだけど、出勤ラッシュなのか、すぐにいっぱいになり、乗って5分足らずで出発。


7:30


トゥルムの街に到着。

降りた場所の隣がTAXI乗り場だったので、間髪入れずにTAXI現る。

価格交渉をすると100ペソと。


「いやいや、ちょっと高いでしょ〜。」


と言うと価格表を出して来た。

そこには目的地まで80ペソと書いてあった。


やっぱり少しふっかけてたじゃん!!!!


結局、80ペソで目的地まで行ってくれることに。


最初から素直にそうしなさい。



7:40

Gran Cenote (グラン セノーテ) に到着。


まだ誰もいない。。。


どうやら1番乗り。


チケット売り場らしき建物に近付くと、チケット販売は8:10〜と書いてあった。


なぜだかマジックミラー。

とりあえず、ちょっと寒いけど、ここで待つことに。



ちなみに日本でもTVの影響で名前だけは少し知られているセノーテ。


セノーテとは、ユカタン半島の石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。

泉の下には大規模な鍾乳洞が水没している。


そもそも鍾乳洞は水面下に形成されないので、地上にあったもの。

氷河期の終わりに溶け出した氷の影響で海面が上がり、内部の地下水位が上昇し、洞窟系全体が水没してしまったらしい。

このような洞窟の天井の一部が崩落し、セノーテが出来上がったとのこと。

川のないユカタン半島の多くのセノーテは、まず第一に真水の供給源だった。

崇拝の対象となった多くのセノーテは、マヤの雨神チャクに捧げられていた。

雨乞いや豊作を願って生贄を捧げることもあったらしく、20世紀の初めの調査でセノーテの底から子供や女性の人骨や翡翠のビーズ、貝殻や石器なども発見されたらしい。




そんなこんなで一番乗りでチケット売り場に並んだうちらの後にも少しずつ人が並び始めた。


7:55


明らかツアーと思われるバンが数台入って来た。


ツアー客が増え始めるのは、もう少し遅い時間と聞いていたけど、思ったより早いなぁ〜。


なんて呑気にバンを眺めていると、降りて来たのは


ALL 日本人っ!!!!


ここはメキシコのはずなのに、、、

若干、違和感を覚える光景。


まぁ、うちらは一番目に並んでるし〜と思ったら、、、


お兄ちゃん、別のカウンターでチケットGETしやがった!!!!


しかも、


「じゃ、皆さん、後について来てくださいね〜。」


とゾロゾロと中へ入って行く。


えっ!? ちょっと待って!?


列に並んでいた皆が呆気にとられている。

うちらの後ろに並んでいたお兄ちゃんが隣のカウンターに行くと


「こっちはツアー専用。」


と言われていた。

全ての日本人ツアー客が入った後にうちらのチケットカウンターが開いた。


1番目に並んだ意味っ!!!!


チケットを手に中へ急ぐ。

ツアー客の皆さんはさすが日本人と言わんばかりにちゃんと並んでトイレに行ったり、着替えたり。

意外とのんびり。

その隙にうちらは着ていた服を脱ぎ捨て、水着になり、係りの人の指示通り極寒の中、水シャワーを浴びる。


そのままセノーテへダッシュ!!!!


まずは上からチラッとだけセノーテを見る。


まだ陽が差し込まないので、綺麗さが分からない。

階段を降り、水の近くまで来ると底が見えるくらい水が綺麗だった。


うわぁ〜、綺麗〜♪



数人、ツアー客の方が写真を撮っていたが、まだ誰も中には入っていない。

とりあえず、ビビりながらも足で水温チェック。


あれ!? 思ったより冷たくない。


よっぽどさっきの水シャワーの方が冷たかった。

寒さで震えながらも意を決してセノーテに


ダーイブッ!!!!


まずは旦那はんがセノーテの中に。


表面はそこまで冷たく感じなかったけど、中はガッツリ冷えているらしい。

淡水なので、止まっていると沈んでしまうので、泳ぐ旦那はん。


少し行くと岩があり、足がつくらしいが、寒くて震えていた。


そんな旦那はんを見て、なかなか中に入る決心がつかない私。

とりあえず、旦那はんにコンデジを託す。


旦那はんが潜って撮ったセノーテの水面下の写真。


少しずつ陽が差し込み始め、光のカーテンが見え始めた。



ツアー客の皆さんが着替えてゾロゾロとやって来たので、私もセノーテの中へ。


水は冷たく、泳げない私は


必死。


日焼け予防のためにメイクもしているので、顔を水面に付けるわけにもいかず、泳げないくせに変なところにも気を遣わなきゃいけないから、水中でジタバタ。

何とか足のつく岩のところまで自己流犬かきで向かう。


おぉっ!!!! 確かに綺麗!!!!


透明度がハンパない。

さらに陽が差し込み色んなところで光のカーテンが見え始めた。


そうそう、これこれ、見たかった景色♪


ブルーホールといい、セノーテといい、ここ最近、連チャンで綺麗な景色を見ているなぁ〜。

水底もキラキラしていて綺麗。



光のカーテンと旦那はんの共演。


全然足がつかないくらい深い。

動きを停止するとどんどん沈むので旦那はんも必死。

中途半端な瞬間を撮ってしまった。。。


でも、光の中にいる旦那はんを撮れたのでヨシ。

旦那はんと光のカーテンの撮影に夢中になっていたら、目の前をカメが通り、ビックリ。


水中にいるカメを撮ったけど、何だか合成写真のようになってしまった。


手を伸ばせば届く距離をすい〜っと泳いで行った。

セノーテの周りには木も生えている。


周りの欧米人の方達も撮影会。

お姉さんの背中がたくましい。


別の場所でも光のカーテンが見え始めた。



一度上がり、別の場所にも行ってみる。


怖いので岩の上に立つ。


洞窟の向こう側は浅いと言うので、怖いけど犬かきで向かいます。

ホント、死に物狂い。

泳いでいるのか溺れているのか分からないけど、進んでいるからヨシ。


何とか洞窟を抜ける。

確かにこっちは浅い。


底に足がつく。


洞窟の中からも写真を撮ってみる。


どこも透明度は高い。


最後の最後まで光のカーテンが観れた。


たくさん綺麗な景色も観れたし、何よりも震えが止まらないくらい寒い。

セノーテを堪能したので上がることにした。

セノーテの中は日本人ツアー客で芋洗状態。




着替えた後にもう一度写真だけを撮りに行くと、日本人ツアーで来ていたインストラクター兼ガイドのお姉さんに声をかけられた。


お姉さん曰く、今日はいつもより日本人が多いとのこと。


“世界の果てまでイッテQ”でデヴィ夫人がセノーテに来たのもあり、セノーテの地名度がその辺から上がり日本人ツアー客が増えているらしい。

少し立ち話をして、お姉さんとお別れ。

最後に写真を撮ってセノーテをあとに。



上からも1枚。


以前、旦那はんが来た時はバスが走っていたらしいけど、インストラクターのお姉さん情報だと、今はバスはないと言われ、次の目的地まで何で行こうかと思っていたら、TAXIが待機していたので、早速価格交渉。


ちょっと高いなぁ〜。


と渋っていると、TAXIおっちゃんがコレクティーボでの行き方を教えてくれた。

でも、金額的に2人だとTAXIで行ってもあまり大差がないので、仕方ないけどTAXIで行くことに。


10分くらいで次の目的地に到着。

やっぱりどこでもある、これ。


そして、これも。


でも、しっかり写真は撮ってしまう。

一応、観光客なので。


本日2つ目の観光。


Ruinas de Tulum (トゥルム遺跡)


観光客は今までで一番集まっていたんじゃないかってくらいいたけど、殆どの人がツアーのようで、チケット売り場はそこまで混んではいなかった。

早速、チケットを買って中に入りましょう。



Wikiさんによると

トゥルム遺跡は、マヤ文明末期に栄えた城塞都市の遺跡。

内陸にあるコバー遺跡のための主要な港として利用された。

マヤ人によって造られ居住された最後の都市の一つで、13から15世紀の間に繁栄し、スペイン人がメキシコを占領し始めた後も、およそ70年間を生き延びた。

スペインの移民によって持ち込まれた感染症が、終焉の原因とみられている。

トゥルムは、沿岸部で最も保存の良いマヤ遺跡の一つで、今日、観光客の人気を博している。



木々が生い茂っている道を進む。



少し広いスペースに出ると何だかカメラを持った人たちがザワザワしている。


ハナグマッ!!!!


何故だかこちらに近づいてくる。

結構凶暴らしいので後退り。。。


子連れだったらしい。


ちょこちょこ観光地で見かけるなぁ〜。

ハナグマを見に来たのではなく、遺跡を見に来たので、先に進みましょう。



La Casa del Cenote


天然の井戸セノーテがあり、都市に飲み水を提供していたらしい。


遠目に

Temple del Dias del Viento (風の神殿)


完全に逆光。


神殿の向こうにはカリブ海。











Arquitectura


暑さと人の多さに滅入って来た。。。


と思ったら、


カリブ海が見えた〜っ!!!!


遺跡の隣にカリブ海。

マヤの遺跡はジャングルの中にあるものが多いけど、ここは珍しくビーチの近くにある遺跡。


カリブ海×遺跡のコラボレーション


いや〜、それにしても綺麗な色♪


とりあえず、ビーチにおります。


さて、セノーテの次はカリブ海を満喫しましょう♪


崖の上には遺跡が見える。

最高のロケーション。


旦那はんは早速海の中へ。


私は浅瀬で写真係。



崖の上にも観光客がたくさん。

ツアーで来ている人は多分入れないので、指を咥えて見ている。


セルフィー族がたくさんいる。


他の国の人は本当にセルフィー好きだなぁと旅に出て思う。

何でもないようなところでもセルフィー。

友達や家族と一緒にいてもセルフィー。

景色が綺麗なところでは大量発生するセルフィー族。


砂浜にいるイグアナと一緒に日光浴をしていると旦那はんが戻って来た。


今日はあまり魚がいなかったらしい。

収穫がなくガッカリする旦那はん。


1時間近くビーチを満喫。

プラヤ・デル・カルメンみたいに人がたくさんビーチにいない分、海の色が綺麗。


さて、また遺跡見学に戻りましょう。



風の神殿が向こうに見える。

それよりも海が綺麗〜♪


横を見ると


イグアナッ!!!!



遺跡にもイグアナッ!!!!




El Castillo (中央神殿)


もう暑くて、ツアーの皆さんは大きな傘をさし始めた。

前が見えません。。。


セノーテからのカリブ海からの遺跡だったので、もうヘトヘトになり外に出ることに。

外に出ると笛の音が聞こえて来た。

音の方を見ると吊るされて、グルグル回されている人たちが。


これ何の罰ゲームですか?


スルーしましょう。


再びコレクティーボを拾う。

ちょうどうちらで満席になり、乗るなり出発。

ラッキー♪


プラヤ・デル・カルメンまで約45分、旦那はんはほぼほぼ爆睡だった。

朝からお菓子しか食べていなかったので、昨日の昼も夜も行った店へ駆け込む。

とりあえず、ビール。


今日はスープをくれた。


優しい味のスープで美味しかった。


Arrachera Norteña


Pastor


今日はPastorの仕込みが間に合わなかったらしく、帰る頃もまだ特大のPastorを焼いていた。



宿に戻り、シャワーを浴び、部屋でゴロゴロ。

セノーテで体を冷やし過ぎたらしく、珍しく私が腹痛で動けなくなった。

夜までゴロゴロ。


お腹はたいして空いていないけど、夕飯に出かけます。

丼のようなグラスでジュースが


これを飲んでさらにお腹が冷えるっていう。。。


Pastor


安定の美味しさです。


Fajitas de Arrachera


ハラミはどんな食べ方でも美味しい。

ジュースでお腹が再び冷え、腹痛で絶不調ですが、昨日の夜に街を散策しなかったので、チラッと見に行くことに。

暑い場所だけど、来月はクリスマスなのね。


全く実感がわきませんが。


夜の5th Aveは昼間以上に賑わってます。




お腹が冷えたので、とりあえずチョコラテ休憩。


ハート。

ちょっと味が薄かった。

昨日のアイスチョコラテの方が美味しかったかも。

お腹が温まったところで、もう一度街をふらふら徘徊。


レストランやBARは遅い時間ほど賑わうらしい。



生演奏の店もたくさんある。




普段、あまりギラギラしたところに行かないので、ちょっと疲れました。

またお腹も痛くなって来たので、宿に戻りましょう。


宿に戻るとお腹いっぱいの旦那はんはすぐに寝てしまった。


未消化のまま寝るのは良くないよ〜


と分かっているらしいけど、睡魔には勝てないようです。