2017.11.25
5:45 起床
連日の早起きでそろそろ体がしんどいです。
出かける準備をして、バスターミナルへ向かう。
7:00過ぎ
ADOのバスターミナル
チケットを買い、時間まで待つ。
7:35 出発
バスの車内はしびれる寒さだったけど、連日の早起きで眠さはピーク。
バスに乗るなり、2人とも爆睡。
乗車時間は3時間弱。
カンクンのあるキンタナ・ロー州ととユカタン州は1時間の時差があるので、
9:15
TIZIMÍN(ティシミン)到着
ここで乗り換えになるので、一旦バスを降り、再びチケットを買う。
特にこの街でやりたい事もないし、午前のバスは1本しかないので、乗り遅れる訳にはいかないので、そのままバスターミナル内で待機。
10:30 時間通りに出発
何もない真っ直ぐな道を無駄にバスは飛ばす。
1時間半くらいかかると聞いていたけど、12時前には Las Coloradas (ラス・コロラダス)到着。
村の終点までは行かず、村の入り口で下車。
バスを降りるとバイタクのお兄ちゃんたちに
「フラミンゴを観に行かない?」
と声をかけられるが、そちらには用事はないのでお断り。
この何もない村に来たのは、Lago Rosaと呼ばれるピンク・ラグーンを見るため。
バスを降りた所から、遠目に見ても何となくピンクなのが分かる。
肉眼では薄っすらピンクに見えたけど、写真だとイマイチ伝わらないかも。。。
遠くに見えるのはSalt Factoryと塩の山。
さらにテクテク歩いて行くと、
ピンクが濃くなって来たーーーーーっ!!!!
ハイ、ピンク・ラグーンです。
肉眼で見るともっとピンク。
ピンクラグーンとは、2016年からInstagramに投稿されたことがきっかけで大人気になった、カンクン周辺エリアの塩湖。
ピンク色の正体は、この湖にいる“スピルリナ”という微細藻類と“アルテミア”という小さな海老らしい。
この2つの生物には、カンタキサンチン、βカロチンという赤色色素が含まれていて、これらがが大量生息して、ピンクに見えるとのこと。
白い部分は塩の塊。
ちょっと触ってみる。
かなりシャリシャリ。
潮が固まってた。
表面がキラキラしてた。
しかも、風が殆どなかったので、鏡ばりになっていた。
空の青とラグーンのピンクのコントラストが綺麗すぎる♪
早速、撮影会。
ちょっと歩いてみましょう。
テクテク。
テクテクテクテク。
テクテクテクテクテクテク。
画面の端まで歩いたので、終了〜。
日差しは強くて暑いけど、気持ちいい〜♪
胸の矢印が目立つね、旦那はん。
旦那はんに続いて、私も撮影。
ピンク・ラグーンに近づいてみる。
入ると見せかけて、、、
微生物がいっぱいと思い出し、入らな〜い。
まだダニにやられて掻き壊したところが傷だらけなので、入るのは遠慮しましょう。
鏡ばり具合も最高ですな。
場所によってピンクの色の濃さが違う気がしたので、また少し移動してみる。
最初にいたところは、奥に空の青色が見えたけど、少し移動したら、ラグーン全体が真っピンクに。
ピンク・ラグーン、最高〜っ!!!!
加工なしでこの色がヤバイ。
午後になると少し風が出て来た。
髪がバッサバサ。
湖面が風波が立つようになり、鏡ばり終了〜。
そちらこちらで撮影会が開催されていた。
このお姉さんは何度もお色直しをし、お兄さんが撮り続けるという無限ループ。
きっとこの日1番のインスタ映えを狙っているのでしょう。
隣で旦那はんが
「こういう人の彼氏にはなれない。。。」
ボソッと呟いた。
確かにインスタの影響なのか、最近、色んなところでこういうカップルをよく見かけるようになった。
正直、写真を撮り続けるメンズは大変そうだなぁと思う。
反対側では本気のブライダルフォトの撮影をしていた。
最後に見かけた中国人御一行様は小物持参でやって来ていた。
やはりメンズたちがひたすら彼女の指示、撮れ高チェックをされながら、何度も撮り直しをしているようだった。
どの国の人たちもインスタ映えですかねぇ!?
最近はそんな人たちを “インスタ蠅 ”ともいうらしいけど、どうなんですかね?
キューバでWi-Fiがない生活をして、インスタ更新が途絶えてから、写真を溜めている私とは本気度が違います。
そんな訳で、うちらのピンク・ラグーン鑑賞会は終了。
村の中心部へ行ってみる。
何もない道。
完全、未舗装です。
村に数軒しかないレストランの一つでランチをすることに。
暑いので、とりあえず、ビールで乾杯。
オーダーをするとすぐに運ばれてくるお通し的なもの。
ここは海鮮の街ってことで、海老づくしのメニューで。
Camarón al moho de ajo
海老のガーリック炒め。
Ceviche de Camarón
海老のセビーチェは最高♪
ちょっとライムが口内炎にしみるけど、美味しいので気にしない。
海鮮好きなうちらは大満足。
美味しかった〜。
ブログなどで調べた時に、帰りのバスは15:00しかないと書いてあったので、少し早めにバス乗り場に向かうことに。
14:30ちょうどにバス停に行ったけど、ランチに行く前に座っていたヨーロピアンがいなくなっている。
ちょっと嫌な予感。
案の定、近くの木陰に座っていたおっちゃんがうちらの隣に来て、
「最近、バスの時間が変わって、14:30に行ったばっかりだ。」
と。
ちょうどタッチの差で行ったばかりらしい。
そのおっちゃん曰く、
「15:00のバスがなくなり、次のバスは16:30。」
とのこと。
絶望的な気分になり、放心状態でいると、反対方向からバスがやって来た。
すかさずバスの運転手に聞きに行く。
やはり返事は先ほどのおっちゃんと同じ。
このバスが折り返し、16:30のバスになると。
16:30のバスだとカンクン行きのバスに間に合うか分からない。
でも、何もない村に他に交通手段はない。
しばらく、絶望的な気分でその場に立ち尽くす。
こういう時に、常に
なんとかなる。
とポジティブな旦那はんが、がっつりネガティブモードにシフトした私を励ましてくれるが、気分は重いまま。
気分転換に先ほどのラグーンを観に行くが、もう感動もせず。
ほとんどの人が利便が悪すぎるため、ツアーやレンタカーで来る。
それなので、この時間にはもう殆ど人もいなくなっていた。
あ〜、取り残された。。。
この村には宿泊施設もないので、泊まることも出来ない。
16:30のバスに乗る以外方法はないので、諦めて今度は海の方を観に行くことに。
さびれたビーチ。
漁船がたくさんあった。
海の色もあまり綺麗ではないので、テンションも上がらず。
仕方ないので、教会の中で休むことに。
旦那はんは眠いと言って、昼寝を始めた。
私はその間も何か通らないかなぁと通りを眺める。
やる事もないので、15:45頃バス停の近くの石に腰掛け、ポケ〜っとしているとTAXIが通りかかった。
そして、TAXIのおっちゃんに声をかけられた。
" Tizimín?"
と。
もしかして、ティシミンまで行ってくれるのか?
金額を聞くと、バスよりちょっとだけ高いくらいなので、乗ることに。
ティシミンからのカンクン行きのバスは16:30と17:30。
これなら17:30のバスに間に合う!!!!
乗り合いTAXIなので、途中で乗ったり降りたり。
それでも、余裕で16:50頃ティシミンのバスターミナルに到着。
チケットを買い、バスターミナル内で待つ。
バスを待つ間、もう一度時刻表を見てみると、17:30の後にはもうカンクン行きのバスはなかった。
16:30発のバスに乗っていたら間に合わなかっただろう。
そしたら、17:30以降のバスはないため、今日中にカンクンに戻るのは無理だったかもしれない。
危なかった。。。
捨てる神あれば拾う神あり
旦那はんのピンチの時に言う
どうにかなるよ〜
で本当に今までもどうにかなって来た。
うちらはそういう運はあるらしい。
カンクン行きのバスは定刻通り出発。
車内は帰りももれなく
冷凍車
寒くて眠れず。
寝たら凍死しそう。。。
それでも、旦那はんは隣で爆睡。
なぜだぁーーーーーーーっ!?
3時間ぴったりでカンクンのバスターミナルに戻って来た。
でも、時差が1時間あるため、カンクンの時刻は21:30。
昼しかご飯を食べていなかったし、明日の朝も早くてご飯が食べられないので、遅い時間だけど、夕飯を食べに行くことに。
タイミングを完全に間違ったらしく、お店は激混み。
宿のシャワーが23時までだから、早く帰りたい。
20分待ってやっと出来上がった。
Quesadilla de Camarón
海老のケサディージャ
昼にも海老を食べまくったのに、
夜も海老。
海老とチーズがたっぷり。
かなりのボリュームで1つでお腹いっぱいに。
急いで宿に戻り、ギリギリ23時までにシャワーを浴び終わる。
さすがに疲れがどっと出た。