2017/11/27

カンクン②


2017.11.25


5:45 起床

連日の早起きでそろそろ体がしんどいです。

出かける準備をして、バスターミナルへ向かう。


7:00過ぎ

ADOのバスターミナル

チケットを買い、時間まで待つ。


7:35 出発


バスの車内はしびれる寒さだったけど、連日の早起きで眠さはピーク。

バスに乗るなり、2人とも爆睡。


乗車時間は3時間弱。

カンクンのあるキンタナ・ロー州ととユカタン州は1時間の時差があるので、


9:15

TIZIMÍN(ティシミン)到着


ここで乗り換えになるので、一旦バスを降り、再びチケットを買う。

特にこの街でやりたい事もないし、午前のバスは1本しかないので、乗り遅れる訳にはいかないので、そのままバスターミナル内で待機。


10:30 時間通りに出発


何もない真っ直ぐな道を無駄にバスは飛ばす。

1時間半くらいかかると聞いていたけど、12時前には Las Coloradas (ラス・コロラダス)到着。

村の終点までは行かず、村の入り口で下車。

バスを降りるとバイタクのお兄ちゃんたちに


「フラミンゴを観に行かない?」


と声をかけられるが、そちらには用事はないのでお断り。


この何もない村に来たのは、Lago Rosaと呼ばれるピンク・ラグーンを見るため。

バスを降りた所から、遠目に見ても何となくピンクなのが分かる。

肉眼では薄っすらピンクに見えたけど、写真だとイマイチ伝わらないかも。。。


遠くに見えるのはSalt Factoryと塩の山。

さらにテクテク歩いて行くと、

ピンクが濃くなって来たーーーーーっ!!!!


ハイ、ピンク・ラグーンです。


肉眼で見るともっとピンク。

ピンクラグーンとは、2016年からInstagramに投稿されたことがきっかけで大人気になった、カンクン周辺エリアの塩湖。

ピンク色の正体は、この湖にいる“スピルリナ”という微細藻類と“アルテミア”という小さな海老らしい。

この2つの生物には、カンタキサンチン、βカロチンという赤色色素が含まれていて、これらがが大量生息して、ピンクに見えるとのこと。

白い部分は塩の塊。


ちょっと触ってみる。


かなりシャリシャリ。

潮が固まってた。


表面がキラキラしてた。


もう少し場所を変えると、さらにピンクが増す。

しかも、風が殆どなかったので、鏡ばりになっていた。


空の青とラグーンのピンクのコントラストが綺麗すぎる♪


早速、撮影会。


ちょっと歩いてみましょう。


テクテク。


テクテクテクテク。


テクテクテクテクテクテク。


画面の端まで歩いたので、終了〜。


日差しは強くて暑いけど、気持ちいい〜♪



胸の矢印が目立つね、旦那はん。


旦那はんに続いて、私も撮影。


ピンク・ラグーンに近づいてみる。


入ると見せかけて、、、


微生物がいっぱいと思い出し、入らな〜い。


まだダニにやられて掻き壊したところが傷だらけなので、入るのは遠慮しましょう。


鏡ばり具合も最高ですな。

場所によってピンクの色の濃さが違う気がしたので、また少し移動してみる。



最初にいたところは、奥に空の青色が見えたけど、少し移動したら、ラグーン全体が真っピンクに。


ピンク・ラグーン、最高〜っ!!!!


加工なしでこの色がヤバイ。


午後になると少し風が出て来た。


髪がバッサバサ。


湖面が風波が立つようになり、鏡ばり終了〜。


そちらこちらで撮影会が開催されていた。


このお姉さんは何度もお色直しをし、お兄さんが撮り続けるという無限ループ。

きっとこの日1番のインスタ映えを狙っているのでしょう。

隣で旦那はんが


「こういう人の彼氏にはなれない。。。」


ボソッと呟いた。

確かにインスタの影響なのか、最近、色んなところでこういうカップルをよく見かけるようになった。

正直、写真を撮り続けるメンズは大変そうだなぁと思う。


反対側では本気のブライダルフォトの撮影をしていた。



最後に見かけた中国人御一行様は小物持参でやって来ていた。


やはりメンズたちがひたすら彼女の指示、撮れ高チェックをされながら、何度も撮り直しをしているようだった。


どの国の人たちもインスタ映えですかねぇ!?


最近はそんな人たちを “インスタ蠅 ”ともいうらしいけど、どうなんですかね?

キューバでWi-Fiがない生活をして、インスタ更新が途絶えてから、写真を溜めている私とは本気度が違います。

そんな訳で、うちらのピンク・ラグーン鑑賞会は終了。

村の中心部へ行ってみる。

何もない道。


完全、未舗装です。


村に数軒しかないレストランの一つでランチをすることに。


暑いので、とりあえず、ビールで乾杯。


オーダーをするとすぐに運ばれてくるお通し的なもの。


ここは海鮮の街ってことで、海老づくしのメニューで。


Camarón al moho de ajo


海老のガーリック炒め。


Ceviche de Camarón 


海老のセビーチェは最高♪

ちょっとライムが口内炎にしみるけど、美味しいので気にしない。


海鮮好きなうちらは大満足。

美味しかった〜。


ブログなどで調べた時に、帰りのバスは15:00しかないと書いてあったので、少し早めにバス乗り場に向かうことに。

14:30ちょうどにバス停に行ったけど、ランチに行く前に座っていたヨーロピアンがいなくなっている。


ちょっと嫌な予感。


案の定、近くの木陰に座っていたおっちゃんがうちらの隣に来て、


「最近、バスの時間が変わって、14:30に行ったばっかりだ。」


と。

ちょうどタッチの差で行ったばかりらしい。

そのおっちゃん曰く、


「15:00のバスがなくなり、次のバスは16:30。」


とのこと。

絶望的な気分になり、放心状態でいると、反対方向からバスがやって来た。

すかさずバスの運転手に聞きに行く。

やはり返事は先ほどのおっちゃんと同じ。

このバスが折り返し、16:30のバスになると。


16:30のバスだとカンクン行きのバスに間に合うか分からない。

でも、何もない村に他に交通手段はない。

しばらく、絶望的な気分でその場に立ち尽くす。


こういう時に、常に


なんとかなる。


とポジティブな旦那はんが、がっつりネガティブモードにシフトした私を励ましてくれるが、気分は重いまま。

気分転換に先ほどのラグーンを観に行くが、もう感動もせず。

ほとんどの人が利便が悪すぎるため、ツアーやレンタカーで来る。

それなので、この時間にはもう殆ど人もいなくなっていた。


あ〜、取り残された。。。


この村には宿泊施設もないので、泊まることも出来ない。

16:30のバスに乗る以外方法はないので、諦めて今度は海の方を観に行くことに。

さびれたビーチ。


漁船がたくさんあった。



海の色もあまり綺麗ではないので、テンションも上がらず。

仕方ないので、教会の中で休むことに。

旦那はんは眠いと言って、昼寝を始めた。

私はその間も何か通らないかなぁと通りを眺める。

やる事もないので、15:45頃バス停の近くの石に腰掛け、ポケ〜っとしているとTAXIが通りかかった。

そして、TAXIのおっちゃんに声をかけられた。


" Tizimín?"


と。


もしかして、ティシミンまで行ってくれるのか?


金額を聞くと、バスよりちょっとだけ高いくらいなので、乗ることに。

ティシミンからのカンクン行きのバスは16:30と17:30。


これなら17:30のバスに間に合う!!!!

乗り合いTAXIなので、途中で乗ったり降りたり。

それでも、余裕で16:50頃ティシミンのバスターミナルに到着。

チケットを買い、バスターミナル内で待つ。


バスを待つ間、もう一度時刻表を見てみると、17:30の後にはもうカンクン行きのバスはなかった。


16:30発のバスに乗っていたら間に合わなかっただろう。


そしたら、17:30以降のバスはないため、今日中にカンクンに戻るのは無理だったかもしれない。


危なかった。。。


捨てる神あれば拾う神あり


旦那はんのピンチの時に言う


どうにかなるよ〜


で本当に今までもどうにかなって来た。

うちらはそういう運はあるらしい。


カンクン行きのバスは定刻通り出発。


車内は帰りももれなく


冷凍車


寒くて眠れず。

寝たら凍死しそう。。。

それでも、旦那はんは隣で爆睡。


なぜだぁーーーーーーーっ!?


3時間ぴったりでカンクンのバスターミナルに戻って来た。

でも、時差が1時間あるため、カンクンの時刻は21:30。


昼しかご飯を食べていなかったし、明日の朝も早くてご飯が食べられないので、遅い時間だけど、夕飯を食べに行くことに。


タイミングを完全に間違ったらしく、お店は激混み。

宿のシャワーが23時までだから、早く帰りたい。

20分待ってやっと出来上がった。


Quesadilla de Camarón


海老のケサディージャ


昼にも海老を食べまくったのに、


夜も海老。


海老とチーズがたっぷり。

かなりのボリュームで1つでお腹いっぱいに。

急いで宿に戻り、ギリギリ23時までにシャワーを浴び終わる。

さすがに疲れがどっと出た。