2017/11/02

→→→サンティアゴ・デ・クーバ①


2017.10.19


気が付いたら外が明るくなり始めていた。

街に入ったらしい。


約16時間


その大半を二人とも寝て過ごした。

結局、恐れていた冷凍車はそれほどでもなかった。

パーカーで耐えられるくらい。

きっと季節の問題もあると思う。

今は一番暑いピークを過ぎているので、そこまで冷やさなかったのかもしれない。

バスを降り、荷物を取って、バスターミナルの外へ。

宿やTAXI の客引きが待ち構えている。

前回のサンティアゴで寝起きに宿攻撃を受けて嫌な思いをした旦那はんは予めアニータに言って、宿の予約をして貰ってたので、うちらの名前を書いたカードを持っている人を探し、一緒にTAXI で宿に向かった。

TAXI の運転手のおっちゃんは街の事を色々説明しながら走ってくれた。


約10分後、Marlonの宿に到着。

インターホンを鳴らすと上から鍵が降ってきた。

キューバの人は降りずに鍵を落としてくる人が多い。

その鍵でドアを開け、3階へ。

TAXI のおっちゃんが宿まで荷物を運んでくれた。


ありがたい。


宿に着くと噂には聞いていたけど、だいぶ女性的なメンズが現れた。

サクッと説明してくれて、コーヒーをご馳走になった。

少し休憩をしてから、午前中なのにすでに暑い街を散策することに。

メイン通りはまだ時間が早いので人が少ない。











暑さで限界を迎え、ジュース休憩。


フラフラしてるとチャリンコTAXI のおっちゃんに


「観光しない?」


と声を掛けられる。

ちょっと迷ったけど、旦那はんが行きたがってた


「ラム工場とビール工場に行ってくれるなら乗る。」


と言うことで交渉。

話がまとまったところで、出発。

おっちゃんは汗だくでチャリンコをこぐ。


途中でおっちゃんの昼ご飯を買いに店に立ち寄る。

しばし待ち。


CUBA のモニュメントのところに寄ってくれた。



まだ午前中なのに、いい感じにCUBAの文字が熱くなってた。

座るとお尻が熱かった。。。


おっちゃんが旦那はんに


「チャリンコこいでみな。」


とバトンタッチ。

これなかなか難しいらしい。


おっちゃんが手を離すと変な方向に。。。


おっちゃんに軌道修正される。


ちょっとだけチャリンコ体験をして、再びおっちゃんにバトンタッチ。


おっちゃんは汗だくになりながら、ガンガン進む。


さて、ラム工場に向かいましょう。


「これは◯◯。これは◯◯。」


と行く途中にある建物の案内をしてくれる。




ラム工場に到着。


でも、ラム工場は現地の人でも入れないらしい。


企業秘密らしい。


土産物屋だけ見て終わり。



BACARDIの名残。

以前はキューバに工場があったが、今はプエルトリコに移ってる。

プエルトリコの工場はハリケーンの影響で行けなかった。

キューバは社会主義の国。

おっちゃんが途中で手帳を見せてきた。

肉や砂糖やパンなど家族の人数によって配給される。

それをこの手帳で管理しているらしい。




旦那はんもこれは初めてみたらしい。

キューバ人は意外と皆ヘルメットをかぶってた。


市場の様子



また少し寄り道したけど、ビール工場に向かいましょう。

ビール工場に到着。


やはり工場の中は現地の人でも入れないらしい。


こちらも企業秘密。


工場の前で写真を撮るだけで終了〜

空気の悪さと暑さで顔が二人とも死んでます。


どちらの工場見学も出来ず、旦那はんはガッカリ。。。

街に戻りましょう。


この建物は昔、娼婦宿だったらしい。


暑いし、空気も排ガスですこぶる悪いので、街の中心部に戻ることに。

TAXI のおっちゃんと別れ、ランチを食べにレストランへ。


線路の跡が残っている。






お目当のレストランが11時にはやっていると思ったが、店に着くと


「12時から」


と言われてしまった。。。

暑くて居場所もないので、カフェの様なところで休憩。

レストランが開くまで時間を潰す。

12時前にレストランへ移動。

扉は閉まっていたけど、やっているらしく中へ入れてくれた。



まだopenしたばかりなので、客はうちらだけ。

オススメを聞いたが、イマイチ惹かれなかったので、オススメとは違うものを頼む。

ビールとリモナーダで水分補給。


旦那はんは羊の煮込み。


私は鳥。


どちらも美味しかった。

食後は暑い中歩いて音楽を聴きに行く。


遠くに海が見える。


お目当の店に到着。


このお兄ちゃんの作るリモナーダが絶品。


ギターを持ったおっちゃんに声をかけられ、おっちゃんは酔っぱらいながら、何曲か弾きながら歌ってくれた。


15時から別の場所でも音楽を聴けると言うので、おっちゃんとお別れをして移動。

サンティアゴの陽射しは強すぎて、外を歩くのはしんどい。


途中、小学校の近くを通りかかったときに、女の子二人組に声を掛けられ、二人が摘んだ
フランジパニの花を貰った。


キューバにはまだ純粋なお子ちゃまがいる。

何だかほっこりした。


暑さの中、二軒目に到着。



なかなか人が集まらない中、待っていると、流しのおっちゃんに声をかけられた。

待ってても演奏をやる気配がないので、おっちゃんについていくとカフェに入り、歌い始
めた。

さらっとギターを弾きながら歌ってくれたけど、皆様レベルが高過ぎる。

数曲歌ったところで、他の客も入ってきて、ギャラリーが増える。

チップを渡し、次の場所へ。


16時から演奏をすると言うので、小さなミュージアムを見ながら待つ。

写真撮影は近日中のようなので、音楽とダンスを楽しむ。

参加型なので、手を引かれ連れていかれる。

最終的には観ていた客、全員が参加させられ、強制チップを払わされ終了。

まぁ、なかなか楽しめたのでヨシ。


一旦宿に戻り、シャワーを浴び、夕食。

Marlonのご飯は美味しいと聞いていたので楽しみ♪

部屋でゴロゴロしているとMarlonに呼ばれ、夕食。


キュウリとアボカドのサラダも付いている。


噂通り美味しいご飯。

二人とも完食。

ご馳走さまでした。

部屋で少し休憩をして、夜の演奏を聴くために20:30頃から出かける。

一見、治安の悪そうに見える街だが、治安は良いキューバ。


不思議


昼間の暑さが嘘のように気温が下がり、夜は過ごしやすい。

昼間、演奏を聴けなかった店へ。

すでにパラパラと客が集まっていた。

うちらもドリンクを頼んでいると演奏が始まった。



暫くすると隣に座っていたお姉さんに声をかけられる。


「どこから来たの?

ダンス教えてあげるよ。」


と。

演奏が聴きたいから、一度は断ったけど、座りながらもステップを教え始めたので、もう巻き込まれることに。


「あっちの広いところでやろう。」


と結局教わる流れに。

ちゃんとソンとかサルサとか説明しながら、周りの人も巻き込みながら教えてくれた。

あとからモヒートをおねだりされたけど、楽しかったのでヨシ。



ダンスの先生。


プロのダンサーと言っていたけど。。。

ほんとかなぁ?


店のバーテンのお兄ちゃんの誕生日とのことで、ビールをご馳走した。

45歳になったらしい。

年齢不詳


何だか分からないけど、現地の人とも交流し、音楽も楽しめたから良かった。

次の店に行くのに移動。


二軒目は昼にもチラッと行った店へ。

ちょうど一回目の演奏が終わったところだったらしく、しばし待ち。

30分くらい待っていると演奏が始まった。


一番前の真ん中の席で聴いているとお兄ちゃんに誘われ、踊れもしないのに引っ張りだされる。





さっきの店で教わったステップが役立ち、なかなか楽しめた。

もう少しスムーズに踊れるようになりたいなぁ。


どこかでサルサを習いたい。


深夜12時を回った頃、眠気も出てきたので、宿に戻ることに。

良い音楽を聴いて、踊ったりもしたので、疲れてそのまま二人ともすぐに寝てしまった。