2017/11/28

カンクン③


2017.11.26


5:00 起床

連日の早起きで目が開かない。。。


6:15にピックアップと言われていたので、さすがに早朝なので宿のインターホン押されたら他の人に迷惑かと思い、少し早めに宿の外に出る。

外はまだ夜明け前で暗い。


6:30

まだピックアップされず。

7:00

さすがに遅くない!? とドライバーに電話をかけるも繋がらず。。。

7:15


言われた時間から1時間経ってますけどーーーーーーーーっ!!!!


再びドライバーの携帯に電話すると、今度は繋がった。

電波が悪いのか、会話が途切れ途切れ。

もう一度かけると外から声がする。


あれっ!? 今、着いた感じ?


来たなら良いか。

バンに乗り込む。

連れて来られた場所はホテルゾーンのショッピングモールのようなところ。

中に入るとクリスマスモード全開。

暑い場所だとやっぱり実感は沸かないけど、あと1ヶ月でクリスマスね。


2階でチェックインを済ませ、リストバンドを付けられる。


スペイン語と英語のツアーがあるので、どちらか選べる。

うちらはスペ語のツアーを選択。

係りの人に何度も


「このツアーだとスペ語オンリーだからね。」


と念を押された。

確かにアジア人がスペ語の方にいると不思議だよね。

ニュアンススペ語の私はほぼほぼスペ語が分からないので、旦那はんに通訳して貰いましょう。

さて、バスに乗り込みますよ〜。


THE 観光バス!!!!



久しぶりにこんな大きなバスでの観光。

席は満席。


8:15 出発

バスの中ではガイドさんが色々説明してくれます。

これは新・世界七不思議の説明。


中国:万里の長城

インド:タージマハル

イタリア:ローマのコロッセオ

ヨルダン:古代都市遺跡群ペトラ

ブラジル:リオ・デ・ジャネイロのコルコバードのキリスト像

ペルー:インカ帝国遺跡マチュ・ピチュ

メキシコ:マヤ遺跡チチェン・イッツァ



今度はマヤ・カレンダー


複雑過ぎて分かりません。

マヤの数字


色んな話を聞き、その後、朝早かったので爆睡し、そうこうしているうちに最初の目的地に到着。


セノーテがあると聞いて来たが、その前に色々見せられる。

こちらの女性はトルティージャを作っているらしく、皆さん貰って食べていたけど、うちらは厚い皮のトルティージャはあまり好きではないので、遠慮。


こちらはマヤの儀式!?


右側のおっちゃんがセノーテの水と葉っぱを持っていて、左のおっちゃんが炭を持っていた。


マヤ語で説明されても全く分からないのでスルー。

水の葉をつけ、頭や顔、体にかけて回っていた。


お清めみたいな感じですかね!?


その後、土産もゾーンへ。

10分間時間を与えられるが、うちらは特に買いたいものはないので、完全に冷やかし状態。


マヤ・カレンダーも売っている。


土産物ゾーンを抜けると、今度はマヤのテキーラ試飲会。


セノーテまでの道のりが近くて遠い。。。

これがあるので、ツアーはあまり好きではありません。

でも、今回はツアーと自力で行く金額が変わらなかったので、ツアーにしました。


全部のエリアを抜け、やっとセノーテの入り口が見えて来た。


入り口にいた係りのお兄ちゃんにセノーテに入るか聞かれ、


「見るだけ。」


と答えたら、行ってヨシと言うので、中へ。

セノーテに入る人はシャワーを浴びてから入らなきゃいけないらしい。

そこはどこも一緒。



ここは洞窟タイプのセノーテ。

中に入ると結構広い。


こんな上からでも水底が見えるくらいの透明度。

階段を降りましょう。


ベトナム以来の鍾乳洞にテンションも上がる。


飛び込み台とかあるから、実は凄く深いんだろうけど、水底が見えちゃう。


透明度、ハンパない。


洞窟なので、本当は暗いけど、ライトアップされているので見える。



グランセノーテも良いけど、こっちも良い。




天井の鍾乳洞もいい感じ♪


ツアー客の3分の1くらいはセノーテの中で泳いでいたけど、日が当たらないので、水は冷たい。

グランセノーテで体が冷え過ぎて、珍しく腹痛になったので、今回は上から眺めるだけ。


皆、元気だなぁ〜。

足だけ浸かってみたけど、結構、冷たかった。


洞窟が抜けて、空が見えるところもある。


セノーテの後は少し早いけどランチ。

ビュッフェスタイルのランチ。

思ったより野菜が豊富だったので、2人とも野菜を食べまくり。


大好きなチラキレスもあったので、炭水化物はそれくらい。


周りのラティーノたちはほぼ炭水化物。

それを凄いスピードで食べて、おかわりもしていた。

食文化の違いを少しだけ感じました。

フルーツもてんこ盛り♪


パイナップルとメロンは甘くて美味しかった。

野菜とフルーツをお腹いっぱい食べられたので、大満足。

でも、皆食べるのが早過ぎて、


「あと5分」


と急かされる。

バスに乗るとマヤのリキュールの試飲が始まった。


「これを飲めば、マヤ語が話せるようになる。」


と言っていた。

アニスのリキュール。

スペインのマヨルカ島で買ったものと同じだった。


誰かバスの中で買うのか?


と思ったら、ボトルが配られ始めた。

良く見ると、先ほどのセノーテのゲートの前でグループごとに撮った写真がラベルとして貼られていた。

うちらのも回って来た。


商売っ気が凄いなぁ。

もちろん、そこそこ良いお値段したので買いませんけどね。


ランチとテキーラとリキュールの試飲でまた睡魔に襲われ、爆睡。

ガイドさんのアナウンスで目がさめる。


Valladlid に到着したらしい。

20分だけ観光する時間が与えられたので、バスを降りて観光。

教会と街並みをちょろっと見る。





カラフルな建物。


土産物屋の店先にフォトスペース。


可愛いドクロもいた。


特にやることもないので、バスの近くから離れず。

そのままバスに乗り込み、やっと本日のメインへ移動。

やって来ました、本日のメインイベント。


Chichén Itzá  (チチェン・イッツァ)



1988年に世界遺産に登録されたメキシコのマヤ文明の遺跡。


ガイドさんからチケットを受け取り、いざ中へ。

土産物屋が立ち並ぶ通りを抜けると、すぐに開けた場所に。

一番有名なピラミッドが


どーーーーーーーーーんっ!!!!


カスティーヨ


Wikiさんによると

マヤの最高神ククルカン(羽のあるヘビの姿の神。ケツァルコアトルのマヤ語名)を祀るピラミッド。


基底55.3m四方、高さ24m(頂上の神殿部は6m)。通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が設置されている。

つまりピラミッドの側面の階段は、4面×91段=364段

最上部の神殿の1段を足して、365段。


また、1面の階層9段は階段で分断されているので、合計18段となり、これらはマヤ暦の1年(18ヶ月5日)を表す。このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれる。


北面の階段の最下層にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(ヘビが身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれる。



ガイドさんに春分の日と秋分の日の写真を見せられたが、カオスなくらい人が集まっていた。

見てみたいけど、この日には来れん。。。


そんな北面に移動します。



階段の最下層にククルカンの頭部があった。




カスティーヨの内部には初期のトルテカ=マヤ方式のピラミッドが内蔵されており、この神殿にはジャガーをかたどった玉座や生贄の心臓を太陽に捧げたチャクモール像が置かれている。

この像の目にはめ込まれた翡翠は中国製らしい。

ちなみにこのピラミッドの前で手を叩くと、ピラミッドに反響し、機械音のようなエレクトリックな音が聞こえる。

例えるのが難しい音。

この音はククルカンの鳴き声とかケツァルの鳴き声とか諸説あるらしいけど、不思議な音。

ちょっとびっくりした。


これを計算で作り上げるマヤ人、恐るべし。



お次は球技場に移動します。


こちらも観光客だらけ。



あとでもう一度行ったら、人が全然いなかった。



球技場はほとんどのマヤ遺跡に存在するが、チチェン・イッツァのものは特に大きい。

マヤの球技は2つのチームに分かれ、ゴムで作られた非常に重いボールを腰で打って相手側のコートに入れる。

試合が白熱するほど雨が降り豊作になると信じられていた。勝敗で生贄になる者が決まったとされるが、買った側が生贄になったとも負けた側が生贄になったとも言われており、これは現在でもはっきりしていない。

頑張った上に生贄とか意味が分からなすぎるよ、マヤ人。

生贄大好き、マヤ人。


この球技場は、真ん中で大声で叫ぶと、その声が反響する仕組みになっている。
色々、計算し尽くされ作られているマヤ遺跡。


とりあえず、ここで一通り説明が終わったので、1時間の自由行動。

皆さん、ここでガイドさんに教わったトリックアート写真を撮っていた。


うちらは普通に記念撮影して終わり。




ツォンパントリ

髑髏の台座








セノーテ(聖なる泉)


雨が降らない時や豊作を願う時に、神の予言を伺うために、財宝や生贄の人間が投げ込まれたという。スペイン征服時のスペイン人の記録によれば、吉兆を占うために、定められた日に女性を放り込んだとしている。また、この記録によれば、この女性は後に泉から引き上げられ、吉兆を語ったとされている。後にアメリカの探検家エドワード・トンプソンがこの泉にもぐり、人骨やたくさんの財宝を発見した。


調査の為に、内部をかなり荒く掘り起こしため、水が濁り透明度は皆無。緑色に濁っていた。

調査の指揮を執っていた人の身に立て続けに不幸が起こったといういわく付きのセノーテらしい。



戦士の神殿



千本柱の神殿とも呼ばれているらしい。

この神殿の上部には、神の使者「チャックモール」が鎮座していて、生きたまま取り出された生贄の心臓を捧げるための台座だったらしい。


怖すぎる、マヤ人。。。


最後に正面からカスティーヨを見て帰りましょう。


やっぱりこの景色は圧巻。

さて、出発時刻に遅れないように戻りましょう。

バスに戻るとすでに半分くらいの人が戻って来ていた。

皆さん、優秀。

でもやっぱり遅れる人もいて、出発予定時刻より遅れて出発。

帰りも皆さんお疲れのようで、ほとんどの人が寝ていた。


19:00過ぎ

カンクンの街に入ったところで、セントロ方面の人だけバスからバンに乗り換えた。

宿を1軒ずつ回り、20:00前に宿に戻った。

宿に荷物を置き、夕食を食べる為に出かける。

昨夜にも行ったケサディージャ専門店へ。

久しぶりに甘いものも食べたくなり、レアチーズケーキもオーダー。


我慢できずに、ケサディージャが出来る前に食べきってしまった。

激甘かと思ったら、意外と甘さ控えめで美味しかった。

ご飯の前にデザート終了。


今日は昨日食べた海老のケサディージャが売り切れでなかったので、旦那はんは

Nopale


サボテンはやっぱり美味しい。

私はChicharron


豚肉のケサディージャも美味しかった。

どちらもチーズたっぷり。

だいぶお腹いっぱいになったけど、近くの公園に行き、Esquiteを食べることに。 


何軒かトウモロコシの屋台はあったが、ここが一番混んでいたので、ここで買うことに。

トウモロコシのオブジェが目印。

カップいっぱいにトウモロコシ。


オアハカで毎日食べていたエローテと違って、カップ入りのエスキーテを頼んでみた。

マヨネーズと粉チーズだけだったので、辛味がなくて少し物足りなかったけど、トウモロコシは歯ごたえがあって良かった。

色んな屋台が出ていたけど、どこも賑わっていた。



さすがに連日の早起きと観光でお疲れ気味。

シャワーを浴びて、旦那はんは宿でもブレずにビール。

珍しく大きないびきをかいて旦那はんは寝てしまった。

私はバスの中で寝たり起きたりで、完全に寝るタイミングを失ったので、なかなか眠れず。。。